コーヒートーク エピソード2(Coffee Talk Ep. 2)のネタバレ解説・考察まとめ

『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』とは、2023年に発売されたノベル&シュミレーションゲームで、『コーヒートーク』の続編タイトル。舞台はアメリカのシアトルにある、夜のみ営業するカフェ・コーヒートーク。プレイヤーは店主となり、店を訪れる客が望むドリンクを淹れる。店には人間以外にも多様な種族のキャラクターが訪れ、彼らと会話したりドリンク提供によって交流することで、キャラクターそれぞれのストーリーの結末を見届けることができる。

今日は店にレイチェルと、悲しい顔のリオナが来店した。リオナは席につくなり涙をこぼし、店主が暖かい飲み物で心を落ち着かせ、彼女の言葉を待つ。
リオナは最近、自分の目標に向けての取り組み方ややり方を反省したという。レイチェルやルーカスは、地位を勝ち取るためにリスクを恐れず行動していたのに、自分はSNSは苦手・自分の実力で勝負したいなどのいくつかの理由を並べて、現状を変えるために必死になっていなかったと反省したのだ。そして、自分の人生の目標自体も間違っているんじゃないかと思い始めたのだと言う。
泣き続けるリオナに、レイチェルが優しくリオナはなぜオペラ歌手を目指したのかを尋ねる。リオナがオペラ歌手を目指した理由は、以前オペラ歌手として舞台に上がったバンシー族がいて、彼女の楽しげで軽やかな歌声を聞いて、バンシー族でもこんなふうに歌っていいんだと衝撃を受けたからだった。そこでリオナは、自分がオペラ歌手になることで、バンシー族という偏見に縛られた鎖から解き放たれたいと、自分がオペラ歌手を目指している真の原動力を思い出した。
泣き止んだリオナへレイチェルは、視野を広げるためにもルーカスの新番組に出演してみたらどうかと提案する。店主にも背中を押されたリオナがルーカスにメールを送ると、彼からはすぐ喜びの返事が返ってきた。リオナはまず一歩踏み出せたことに、肩の力を抜き、3人は夜深くまで共に過ごしたのだった。

結婚式の二次会

今日はルアとベイリースの結婚式だ。カフェ・コーヒートークの店内は彼らの2次会の準備が済んでおり、店主は今か今かと待ち構えていると、主役の2人・ルアとベイリースと、結婚式に参列したハイドとガラが店にやってきた。いつもより着飾った4人に、店主は結婚パーティーにふさわしい温かい飲み物を振る舞う。2人の結婚式は、満足のいくものだったようだ。主役の2人に、店主、ハイド、ガラはそれぞれお祝いの言葉を贈ると、ルアとベイリースは感極まったように目を潤ませ、皆で幸せな2人にと乾杯する。

ひとしきり雑談を楽しんだ後、ルアがハイドに今日撮った写真を見せてほしいとせがむ。フィルムカメラの写真は現像する必要があるため、ハイドはポラロイドで写した1枚を手渡す。それは2人がこちら振り向き、幸せそうに笑っている最高に完璧な1枚だった。2人は大喜びし、ハイドに撮影を引き受けてくれたお礼を言う。
ハイドは、今後もウェディングフォトグラファーを続けることを決めたようだ。すでに次の撮影予約が入っていて、彼はしばらくシアトルに留まると言う。またルアとベイリースは式を振り返り、式の準備を通して2人が幸せなのが1番大切だと結論を出せたことが、一番の収穫だと話してくれた。

雨がしとしと降り続く中、店内では家族と過ごすような、穏やかな空気が流れる。まるで自分の家のようにくつろぐ4人だったが、雨があがり夜もふけて来た頃、パーティーはお開きとなった。

フレイヤの来店

今夜は店で、ジョルジが店主にパンク魔事件の結末を話していた。
犯人を見つけた翌日、ジョルジは彼らに会いに行った。そこで彼らに、このまま犯行をつづけるとあの場所は危険だと判断され、全く別の街に作り替えられてしまう可能性があることを説明した。犯人たちは、大切な友人の痕跡である枯れ木を撤去した怒りをきっかけに、世間が事故のことを忘れずに語り続いていってくれたらと思って、犯行におよんだだけだったのだ。犯人たちは深く反省し、もう犯行は辞めると誓ってくれたそうだ。そしてジョルジも、あの場所を残すためにも、今回の事件を大ごとにしないよう動いているという。

そこへ、リオナと待ち合わせするルーカスが来店する。2人はここ数日真剣に話し合いを重ね、協力して番組の形を作り始めたそうだ。近々ルーカスのチームにも、新番組の企画をプレゼンするつもりらしい。そこへリオナがやって来て、2人は初めて会った時には想像できないくらい穏やかに相談しながら、一緒に店を出て行った。

仕事の呼び出しをくらったジョルジが、店を出ようと腰を浮かした瞬間、常連客・フレイヤが来店する。彼女は世界中の旅に出ていて、しばらく店に来れなかったのだ。ジョルジは、久しぶりに会えたフレイヤに名残惜しそうに挨拶し、店主にちゃんと話すよう念を押して帰って行った。
店主がジョルジが言ったことについて尋ねると、フレイヤはライター仲間たちと引っ越すこと、そのためしばらく店には来れないことを白状する。彼女らが過ごす予定のライターハウスはシアトルから離れていて、そこで数ヶ月ほど過ごしたあとまた旅を続けようと思っているらしい。フレイヤが自分がいなかった間、この店に何があったか聞かせてほしいと催促したため、店主はここ2週間起きたそれぞれの客の様子や事件を、フレイヤに語ったのだった。

『コーヒートーク エピソード2:ハイビスカス&バタフライ』のゲームシステム

ストーリーを楽しむ

客にリクエストされた飲み物を淹れる

本作はたくさんの結末が用意されている選択形式のノベルゲームで、プレイヤーの行動選択によって物語が進んでいく。
プレイヤーがカフェに来店する客のリクエストどおりの飲み物を提供するか否かで、ストーリーが分岐していく。
客との会話やSNSなどから彼らの情報を集め、彼らの求める温かい一杯を淹れることが重要となる。

Tomodachill(トモダチル)で情報を集める

Tomodachill内のStoriesを見ている様子

メニュー画面のTomodachil(トモダチル)では、来店したキャラクターのプロフィールやSNSを閲覧できる。
Tomodachil内の“友だち”では、キャラクターの誕生日・趣味・好きなものなどのキャラクター情報が閲覧できる。情報は店主がそのキャラクターと親密になるほど増え、また記載内容はストーリー進行によって変化する。
またTomodachil内の“Stories(ストーリーズ)”では、キャラクターたちのSNS情報が閲覧できる。キャラクターの意見や出来事をリアルタイムで確認でき、ドリンク材料のヒントとなる情報も見つけられる。

Brewpad(ブリューパッド)でレシピを確認する

メニュー画面のBrewpad(ブリューパッド)では、今までストーリー内で作成したドリンクのレシピを閲覧できる。
レシピにはメイン材料・サブ材料が記載されていて、レシピを確認することでドリンク作りの参考にできる。
一度も作成していないドリンクのレシピは掲載されないため、材料を組み合わせて新たなレシピを増やす必要がある。

The Evening Whispers(ザイブニングウィスパーズ)で新聞コラムを閲覧する

メニュー画面のThe Evening Whispers(ザイブニングウィスパー)では、フレイヤが執筆した新聞コラムを閲覧できる。
閲覧できるのはフレイヤが勤めていたイブニング・ウィスパー社の新聞コラムで、これまで彼女が執筆したコラムをじっくりと読んで楽しめる。
コラムには、シアトルの現状への皮肉やSFチックな内容ものなど、あらゆる分野の記事が掲載されていてゲームの世界観をより楽しめる。

ドリンク作りを楽しむ

基本のドリンク作り

リオナ(左)から注文されたドリンクを作る様子

ドリンク作りは本作の目玉の1つで、数多くのドリンク作って楽しめる。
ドリンクは「ベース」「メイン材料」「サブ材料」の3つの材料で構成され、それぞれを組み合わせることで様々な種類のドリンクが出来上がる。
ベースは、前作に引き続きコーヒー・抹茶・紅茶・ココア・ミルクと、本作で追加されたバタフライピー・ハイビスカスティーの全7種類。
メイン材料とサブ材料には、ショウガ・ミント・レモン・はちみつ・シナモンの5種類が使用でき、本作ではベースの紅茶・ミルクも使用できる。
同じ3つの材料を使用しても、「ベース」「メイン材料」「サブ材料」のどこに当てはめるかによって完成が変わるため、組み合わせは無限になる。
様々な組み合わせを試して秘密のレシピを見つけ、人々の心を動かしてやまない、最高の一杯を提供しよう。

フリーサーブ

本編とは別に、ドリンク作りだけを制限なく自由に楽しめるモード。
本編内で使用するドリンクのレシピを増やしたり、ドリンク作りだけを集中して楽しむこともできる。

チャレンジモード

本編とは別に、制限時間内で客の注文に次々と応えていくモード。
次々に現れるキャラクターのリクエストを受け、彼らが満足するドリンクを提供すると次へ進める。
いかに早くドリンクを提供するか、自身のドリンク作成スキルの腕試しを楽しめる。

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