鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ(ラノベ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』とは『小説家になろう』にて作者たままるによる日本のライトノベル、およびそれを原作とした『電撃コミックスNEXT』にて連載されているコミカライズ作品。魔法や魔力が存在し、獣人、エルフ、ドワーフ等様々な異種族やドラゴン等の怪物が混在する異世界が舞台。異世界転生したエイゾウ・タンヤが伝説の金属を用いた超越した武器を生み出す鍛冶屋として異種族の仲間と共にスローライフを送っていくハートフルファンタジー。
リディの依頼
扉のノックの音を聞いてエイゾウは玄関に向かい、扉を開けるとそこには綺麗な耳の長い女性のエルフが立っていた。リディと名乗り、こちらで作製した真銀(ミスリル)のレイピアを見て魔力の扱いに長けていると感じ、エイゾウに砕けたミスリル製の剣の修復をお願いしたく、魔法を使ってここまで会いに来たと話す。リディがこの家の周辺の魔力について話すと、エイゾウは魔力という言葉に優遇(チート)の力の一端を感じ、エイムール家で思うような剣が出来なかった事に納得するのであった。
砕けた剣の修復に入るが、つなげる段階にてリディに「魔力の流れが見えてますね」と問われ、剣が輝く現象が魔力だとエイゾウは初めて気づくのであった。少しずつ砕けた剣をつないだが、魔力の流れが分断されていることに気づいたエイゾウは打ち直しを決意しリディに提案するのであった。リディに許可をもらい剣を打ち直すにつれ、ミスリルが徐々に硬度や魔力量が上がる事を不思議に思い、エイゾウは金槌で剣に打ち込む度に魔力を込めていることに気づくのであった。剣の壊れた経緯を聞き、決して壊れない剣にするという想いを乗せて打ち込んだ剣は完成した。依頼を受ける度にエイゾウ自身のチートが少しずつ明らかになっていくのであった。
『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』の登場人物・キャラクター
主人公
エイゾウ・タンヤ/但箭 英造(たんや えいぞう)
元ブラック企業の40代サラリーマン。路上で猫「世界を見張るもの(ウォッチドッグ)」を助けようとトラックの前に飛び出し事故死してしまう。ウォッチドッグによって異世界に転生した地球人。サラリーマン一筋の人生であり、物作りの趣味に割く時間も無く過ごしてきたため、2度目の人生はそれを生きる糧にと選んだのが鍛冶屋であった。転生後肉体は30代まで戻る。異世界ではウォッチドッグより与えられた優遇(チート)の能力によって規格外の武具等を生み出していく。但箭 英造は事故死する前の名前で、転生後はエイゾウ・タンヤと名乗る。
主要人物
世界を見張るもの(ウォッチドッグ)
交互の世界に悪影響を与えないために平行世界を渡り歩く監視者。エイゾウの元の世界では猫の肉体を借りて存在していた。人種、年齢等正体不明。エイゾウが猫を助けようとしてトラックに引かれてしまい、死んでしまったことがきっかけで出会う。エイゾウを異世界へ転生させる事が出来る力が見られている。
サーミャ
CV:小松未可子(ボイスドラマ)
エイゾウが黒の森にて助けた獣人。種族は虎の獣人。女性。年齢は5歳だが、人間に換算すると25歳程度。出会いは大黒熊に襲われて瀕死の重傷を負って倒れている所を助けたことがきっかけで出会う。黒の森の北と西をねぐらとしていた。動植物に詳しく、弓を使った狩りが得意である。出会った当初はエイゾウに黒の森の動植物の知識を教えていた。エイゾウの仕事も手伝い、バリ取りや鋳型作製の仕事であればこなしてしまう。エイゾウには好意を抱いている。
リケ
CV:内田彩(ボイスドラマ)
自由市で出会った女性。種族はドワーフ。一流の鍛冶屋を目指し、故郷の工房から旅立ち、英造の工房へ弟子入りをする。年齢不詳、身長は低いが、手足はがっちりして力も人間より強い。大工の仕事もこなし、鍛冶に関しては英造より将来的には高級モデルが作れるようになると言われていた。また、簡単な料理もでき、エイゾウ家の中ではサーミャのお姉さん的な存在で、エイゾウに恋愛感情を抱くサーミャに対して良く気遣いする事が見られている。
カミロ
当初は行商人としてエイゾウと商品をやりとりしていた人間。年齢不明。新市街で店を構える事をきっかけに英造と直接取引契約を結んでいる。英造に無償で馬車を提供する等、良い商売相手を見つける商人として先見の明を持っている。エイゾウとは商売の間柄だけでない存在。
ヘレン
歴戦の女傭兵。額の右側から左頬にかけて顔の中央に大きな刀傷の痕があるのが特徴。両手に1本ずつショートソードを持つ二刀流。戦闘能力は高くエイゾウのチート能力を使っても、何とかしのげる剣さばきであり、「雷剣」の二つ名で知られている傭兵。豪快な性格で、声も大きい。1人称は「アタイ」。実は侯爵の庶子であった。帝国へのヘレン救出後からエイゾウの所で一緒に生活する事となる。エイゾウに好意を抱いている。
マリウス・アルバート・エイムール
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目次 - Contents
- 『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』 の概要
- 『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』のあらすじ・ストーリー
- 異世界生活での出会い
- 初めての鍛冶仕事
- 鍛冶屋として商売を始めよう
- 家族の形
- リケとの出会い
- 行商人カミロとの出会い
- 初めての特注品依頼
- 因縁の大黒熊
- エイムール家の騒乱
- 真銀(ミスリル)による鍛造
- リディの依頼
- 『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- エイゾウ・タンヤ/但箭 英造(たんや えいぞう)
- 主要人物
- 世界を見張るもの(ウォッチドッグ)
- サーミャ
- リケ
- カミロ
- ヘレン
- マリウス・アルバート・エイムール
- ディアナ・レオナ・エイムール
- リディ・ローズウォール
- アンネマリー・クリスティーン・ヴィースナー
- 主人公達と共に生きる仲間達
- クルル
- ルーシー
- ハヤテ
- マリベル
- 黒の森の住人
- リュイサ
- ジゼル
- リージャ
- ディーピカ
- 妖精の鍛冶屋
- ラティファ
- カミロの店の住人
- 番頭さん
- 丁稚さん
- フランツ
- アラシ
- ツジカゼ
- 街の住人
- キールステッド男爵
- 衛兵
- 強もてのオッさん
- エイムール伯爵家
- ジュリー・デランジェール・エイムール
- カレル・エイムール
- 先代エイムール伯爵
- リオン・エイムール
- ボーマン
- マティス
- カテリナ
- マイカゼ
- 都の住人
- グレゴール・ヴィルヘルム・メンツェル
- フレデリカ・シュルター
- ルロイ・マクマホン
- サンドロ
- マーティンとボリス
- カレン・カタギリ
- ペトラ
- アネット
- ルイ・アレクサンドレ・アントワーヌ・ド・ヴァロア
- 帝国の住人
- アレクセイ・サフィン・アンドレエフ・ヴィースナー
- 北方の住人
- カンザブロウ・カタギリ
- ケンザブロウ・カタブチ
- 魔界の住人
- ニルダ
- その他の住人
- ドン・ドルゴ
- 大地の竜
- 黒の森の動物達
- 森狼
- 樹鹿(ツリーディア)
- 角鹿
- リス
- 草兎
- 木葉鳥(このはどり)
- 猪
- 狸
- 虎
- 大黒熊
- 『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』の用語
- 優遇(チート)
- 種族
- 獣人
- ドワーフ
- エルフ
- 魔族
- 精霊
- 妖精
- 自由市
- カミロの店
- 露店
- 鉱物
- 青生生魂(アポイタカラ)
- 真銀(ミスリル)
- 日緋色金(ヒヒイロカネ)
- メギスチウム
- アダマンタイト
- オリハルコン
- 武器
- ナイフ
- ショートソード
- ロングソード
- エイムール家宝の剣
- ハルバード
- ミスリルレイピア
- リディが修復依頼のために持ってきたミスリルの剣
- 薄氷(うすごおり)
- オリハルコンのナイフ
- 魔法
- 工房の道具
- 魔法の竈(かまど)
- 雌型
- 『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- エイゾウ・タンヤ「こんな魔法みたいな切れ味、求めていないぞ。危なすぎる」
- エイゾウ・タンヤ「ああ、売り物にもできないし、弟子入りして家族になったからな」
- 『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 必聴価値のボイスドラマ