鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ(ラノベ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』とは『小説家になろう』にて作者たままるによる日本のライトノベル、およびそれを原作とした『電撃コミックスNEXT』にて連載されているコミカライズ作品。魔法や魔力が存在し、獣人、エルフ、ドワーフ等様々な異種族やドラゴン等の怪物が混在する異世界が舞台。異世界転生したエイゾウ・タンヤが伝説の金属を用いた超越した武器を生み出す鍛冶屋として異種族の仲間と共にスローライフを送っていくハートフルファンタジー。

フレデリカ・シュルター

ふだんは税関連の事務を務めている若い女性。魔物討伐で、補給隊付き文官としてエイゾウたちに同行した。リスみたいで小動物感を思わせる印象。

ルロイ・マクマホン

街の衛兵としてマリウスの後を継いで門番を担当していたが、魔物討伐でマリウスの副官になる。エイゾウとは衛兵時代からの知り合いで、気さくに話す仲である。

サンドロ

魔族討伐の時に知り合った料理人。都で“金色牙の猪亭”という大きな食堂を営む店主。料理の腕前は卓越しており、美味い飯を素早く提供するので、食堂は人気を博している。声が大きく豪快な人物で、周囲からは「おやっさん」と呼ばれ親しまれている。

マーティンとボリス

サンドロの部下たちの見習い料理人。サンドロとともに魔物討伐に参加、補給隊でエイゾウと知り合った。マーティンの方が長身で、料理の腕も上。ボリスは背が低いが体つきはがっちりとしている。

カレン・カタギリ

北方の諸国連合出身の、リザードマンの女性。年齢不詳。本人の話では、彼女の祖先は由緒ある騎士クラス(旗本)の家柄で領主からも重用される家系の生まれ。カタギリ家も婚姻者があちこちにいるため、生まれてくる女性は政略結婚の材料とされていた。しかし、家宝の刀を偶然目にし、憧れを抱いてしまい鍛冶師を目指す事になったカレンは父親の知人の鍛冶師の元に内緒で通って腕を磨いていた。その事が父親にバレて大目玉をくらい、その鍛冶師を斬るまでに発展したが、家宝に匹敵する刀を造りたいという思いを訴え、父から「北方以外の場所で自分の目にかなう物を造るなら」という条件で許しを得る。そんな折にカミロの店の者がエイゾウからの依頼で味噌やコメの買い付けに来ていたのを知り、事情を話して王国で刀を打てる鍛冶師がエイゾウだと解った。実際に工房の製品を見て気に入り、王国のカミロの店までやって来た。この事情を聞いたエイゾウは、家族の視線にさらされながらも「しばらくの滞在」という条件で受け入れた。伝書鳩ならぬ伝書竜を2匹(ハヤテとアラシ)連れて来ており、工房とカミロの店の間での連絡手段として提供された。

ペトラ

都にあるエイムール家の鍛冶工房で働いている女性。年齢不明。カレンの知り合い。力仕事の鍛冶をやっているだけあって、がっしりした体格。マリウスが襲撃される暗殺未遂事件が2回起きたが、指輪の災厄除けのおかげらしかった。貴重な指輪に注目が向くのを防ぐべく、カモフラージュとしてマリウスが身につける物の製作を依頼されたエイゾウは鎖帷子を作ることにしたが、黒の森のエイゾウ工房にも襲撃があり得ることを危惧したマリウスとカミロにより街に急遽用意された鍛冶場で製作することになり、その手伝いに呼ばれた。

アネット

王家直属の密偵。マリウスの結婚式の舞踏会で突然エイゾウをダンスに誘い、ディアナの後押しもあり「顔つなぎ」をした。

ルイ・アレクサンドレ・アントワーヌ・ド・ヴァロア

現国王の末弟で、公爵位を持つ。エイムール伯爵邸での、帝国との会談に臨席していた。

帝国の住人

アレクセイ・サフィン・アンドレエフ・ヴィースナー

帝国皇帝。その地位を感じさせないフットワークの軽さで、使者でも構わない交渉のために自ら王国にやって来ていた。エイゾウと対面した時、挨拶するために膝をつこうとしたが、皇帝は手振りで遮った。種族を気にしない性格で、皇妃にはリザードマン、ドワーフ等様々な種族の女性を迎え、多くのハーフの皇子・皇女をもうけた。

北方の住人

カンザブロウ・カタギリ

カレンの伯父で、リザードマン。年齢不詳。カレンより聞いていた前情報に反して腰が低く、フットワークは軽い。カミロの店までやって来てエイゾウと面会し、カレンをエイゾウ工房に行かせた理由(エイゾウの工房の技術を身につける事と身元を探る目的)を正直に認め、改めてカレンの弟子入りをエイゾウに依頼する。

ケンザブロウ・カタブチ

カンザブロウについてきたリザードマン。カタギリ家のお付きの者。年齢不詳。

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