鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ(ラノベ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』とは『小説家になろう』にて作者たままるによる日本のライトノベル、およびそれを原作とした『電撃コミックスNEXT』にて連載されているコミカライズ作品。魔法や魔力が存在し、獣人、エルフ、ドワーフ等様々な異種族やドラゴン等の怪物が混在する異世界が舞台。異世界転生したエイゾウ・タンヤが伝説の金属を用いた超越した武器を生み出す鍛冶屋として異種族の仲間と共にスローライフを送っていくハートフルファンタジー。

新市街の自由市で衛兵として働いている所で出会った人間。年齢不明。当初はエイゾウの店でナイフ等を購入し、知り合いの衛兵にもエイゾウの店を紹介していたお得意様であった。エイムール家の騒乱で、自由市の辺りも含めた領地を治めるエイムール伯爵の3男で長男と次男が亡くなり、現当主となった。次男カレルを一刀両断する等、剣の腕も確かである。

ディアナ・レオナ・エイムール

CV:明坂聡美(ボイスドラマ)
エイムール現当主マリウスの実妹。年齢不明。エイムール騒乱の中で賊に襲われている所を助けたことがきっかけで出会った。令嬢だがお転婆で剣の腕前もあり、剣技場の薔薇と呼ばれていた。エイゾウに手合わせを望み、負けたことで弟子となる。エイムール騒乱後はマリウスからディアナを宜しくと、半ば強引にエイゾウに押しつける形であったが、本人はその生活を望んでいた。

リディ・ローズウォール

CV:千本木彩花(ボイスドラマ)
カミロの紹介により、砕けたミスリルの剣の修復依頼をするためにエイゾウの元へやってきた女性。種族はエルフ。年齢不詳。魔法や魔力の知識が深く、黒の森からエイゾウの所まで身かくしの魔法を使って1人で移動してきた。エイゾウ自身が作るナイフ等に纏う輝く何かの存在が魔力だと教えた。リケに魔力の流れを教える様子も見られている。魔物討伐のきっかけでエイゾウ宅に一緒に住むこととなる。

アンネマリー・クリスティーン・ヴィースナー

通称「アンネ」。帝国の第七皇女。年齢不詳。母親が巨人族のハーフで、そのため2m近い長身。タレ目で雰囲気がぽわんとしているのが特徴。目的は皇帝用の剣の製作だったが、「本人が1人で来る」というのが特注品製作の条件と断られたため、自分用の両手剣を依頼した。工房に来た時、ヘレンの奪われたショートソード2本を持参していて、それを目にしたヘレンが斬りかかりかけたが、エイゾウが制止した。武器製作の依頼は“ついで”で、真の目的はヘレンの剣を作れる腕前を持つエイゾウを帝国に招聘する(帝国領内に移住させる)ことだった。エイゾウには当然ながら断られ、目的を果たせず帰国しようとしたが、黒の森を出ようとしたところで帝国伯爵と手を結んだ王国の男爵の手の者の襲撃を受ける。エイゾウ達の助太刀で撃退した。後日、非公式会談が伯爵家にて行われ、帝国伯爵と王国の男爵が潰されるまで身を隠すことになり、エイゾウ宅での同居が決まる。

主人公達と共に生きる仲間達

クルル

走竜。エイゾウがカミロに荷車の牽引用として馬を発注したところ、カミロ所に1頭だけ残っていた走竜を進められエイゾウが買い取った。ドラゴンの末裔で雑食だが、魔力も食べる。没落貴族から格安で買い取っていたが、街だと土地に魔力がないため餌代が嵩まっていた。また、行商に行く度に養うだけの金銭を持っていると思われ、賊に襲われやすくなる事を懸念していたカミロが、週に数回しか来ない事やそこそこ腕が立つエイゾウならと話を持ちかけた。

ルーシー

森狼の仔。群を追われた子連れ狼が、共にさまよっている所で大黒熊に母狼は襲われてしまった。ちょうどエイゾウ一家がピクニックからの帰り道で大黒熊を撃退し子供狼を保護した。性別は雌で名づけ親はリディ。クルルと同様に賢く、人間の言葉を理解できる。クルルと同じく、ディアナのお気に入りとなる。

ハヤテ

カレンが連れて来た伝書竜。メス。鳩より賢く強いためフクロウなどの猛禽類に狙われ難く、十分な任務にも耐える。以前、カミロに緊急時の連絡手段の事を話していた事もきっかけ。カミロの店に常駐しているアラシとペア。ルーシーと同様に可愛がられている。朝は水汲みに同行するが、クルルの背に乗っているだけで、水を運んだりはしない。夜はクルルの小屋で一緒に寝る。

マリベル

炎の精霊。初めての冬の始まりの頃、ヘレンのアポイタカラ製のショートソードを工房で調整している時に火床から出現した。工房で純粋な魔力を使ってた事と毎朝、家族揃って神棚に礼拝していたから生まれた精霊。人形のような少女の姿だが燃えている。1枚のワンピースを身にまとっている。ふだんは熱くない。夜はクルルの小屋で一緒に寝る。出現の数日後、リュイサから理由は告げず「しばらく、私に預けてほしい。それが、マリベルにもエイゾウ一家のためにもなる」と言われ、マリベル自身が望んだこともあり、春が来る頃まで工房を離れた。

黒の森の住人

リュイサ

黒の森の主で、樹木精霊(ドライアド)。「大地の竜」の一部。妖精族の長ジゼルの紹介で現れ、邪鬼(トロール)を退治してほしいとエイゾウに依頼しに来る。その他種族で対応するよりも、黒の森の中で最強戦力がここにあるからだと語る。意外と気さくなご近所のお姉さん的な口調が特徴(初めて現れた時は荘重に装っていた)。エイゾウが転生者である経緯を知っている。

ジゼル

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@elio03281

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