鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ(ラノベ・漫画)のネタバレ解説・考察まとめ

『鍛冶屋ではじめる異世界スローライフ』とは『小説家になろう』にて作者たままるによる日本のライトノベル、およびそれを原作とした『電撃コミックスNEXT』にて連載されているコミカライズ作品。魔法や魔力が存在し、獣人、エルフ、ドワーフ等様々な異種族やドラゴン等の怪物が混在する異世界が舞台。異世界転生したエイゾウ・タンヤが伝説の金属を用いた超越した武器を生み出す鍛冶屋として異種族の仲間と共にスローライフを送っていくハートフルファンタジー。

魔界の住人

ニルダ

魔族の女性。街道で行き交う人を足止めし、太った猫のマークがある剣を作った鍛冶屋を探しているという、盗賊のようでそうではない謎の行動をしていた。魔族領近くでヘレンとの対戦によって剣が壊され、ヘレンよりエイゾウの工房の存在を聞いて探していた。目的は特注で剣を作ってもらうことだった。特注品の日本刀スタイル「但箭 英造」の銘がある長剣をエイゾウに作ってもらって、ヘレンの剣には銘がないと聞き、目を輝かせて喜びを見せた。魔法があまり得意ではなく、エイゾウ工房を訪れた時には「人除けの魔法」に少し悩まされた。

その他の住人

ドン・ドルゴ

伝説の鍛冶師。600年前に魔族と他種族の間の大戦の際に、ドワーフが神から力を授かって魔族と戦う勇者にオリハルコン製の巨大な剣(長さ2m、幅60cm)を打ったという伝説がある。実際に会ったというマリベルの話によると、巨人族の女性で美人だったという。

大地の竜

はるか大昔に眠りについた、巨大なドラゴン。この世界の大地を構成し、大地の竜の上でこの世界は成り立つと信じられている。この世界の神々はその後にやってきた移住者であり、世界の管理人に近い存在とされている。樹木精霊(ドライアド)リュイサがその一部である。

黒の森の動物達

森狼

狼の中では賢く、通常は群れを作って生活している。無闇に強い相手を襲うようなことはない。ルーシーも種族は森狼だが魔物化している。

樹鹿(ツリーディア)

大型の鹿で角が樹の枝のような形をしていて、これで灌木に擬態する。成長するとかなり大きくなり、サーミャが狩りで仕留めている。肉は美味でエイゾウ一家の主要なたんぱく源となっている。

角鹿

通常の角を持つ鹿。気性が荒く、樹鹿より危険。弱い魔物も倒してしまう。

リス

体毛が緑色で、樹上では木の葉に紛れる保護色になっている。前の世界のエゾリスに近いような体色をしている。

草兎

草のような耳が特徴。これにより草むらに擬態して身を隠し、天敵をやり過ごす。

木葉鳥(このはどり)

羽が樹木の葉のような鳥。羽をむしる下処理が面倒で肉は少ないが美味で、エイゾウ一家ではごちそうの1つ。

樹鹿と並ぶ大型獣で、これもエイゾウ一家の主要なたんぱく源。動きが速いので仕留めるのは困難だが、サーミャの弓の腕とエイゾウ作の鋭い矢じりの効果で、確実に仕留められている。毛皮には苔か藻のようなものがついていて、全体に緑色。これで、森の下草に紛れる。

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