ヒックとドラゴン2(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ヒックとドラゴン2』とは、イギリスの児童作家クレシッダ・コーウェル原作『ヒックとドラゴン』をドリームワークスがアニメ化した3D映画。前作の『ヒックとドラゴン』に続く2作目にあたる。
前作から5年後のバーク島を舞台に、相棒のトゥースとの絆が試される中、ヒックはドラゴンの秘密を知り成長していく。
2015年ゴールデングローブ賞のアニメ作品賞受賞、前作を超え世界37ヵ国で大ヒットを記録したが、日本では劇場未公開だった。2019年には、続編の『ヒックとドラゴン聖地への冒険』が公開された。

CV:ケイト・ブランシェット、日本語吹き替え:深見梨加

ヒックの母親。今まで死んだと聞かされてきたが、実はヒックが赤ちゃんの頃ドラゴンにさらわれて行方不明になっており、20年もの間、ドラゴンライダーとしてドラゴン達を助け保護していた。自身の経験から得た知識が豊富なため、ドラゴンに関する秘密をたくさん知っている。ヒックのドラゴンと通じ合える力は母親譲り。

ドラゴ・ブラッドフィスト

CV:ジャイモン・フンスー、日本語吹き替え:不明

ボスドラゴンである巨大な黒のワイルダー・ビーストという種類のドラゴンを操り、世界を支配しようとしている。本人曰く、幼い頃ドラゴンに村を焼かれ両親を殺されたため、ドラゴンを憎んでおり、ドラゴンを征服するためにはドラゴンが必要だという。

エレット

CV:キット・ハリントン、日本語吹き替え:小松史法

ドラゴン軍団のリーダーのドラゴンハンター。ドラゴ・ブラッドフィストに納めるドラゴンを狩っている。本人曰く、エレットの息子エレットとのこと。ラフに一目ぼれされ、ことあるごとに迫られるが、まったく取り合わない。

ドラゴン

ナイトフューリー

前作でヒックが相棒にしたドラゴンで名前はトゥース。彼が、ナイトフューリーの最後の生き残りと言われている。今作で、ヒックと同じ20歳だということが分かった。飛行速度は音速よりも早いと言われるほど最速で、口から吐く青い炎は強力なプラズマ。ドラゴンの中で最も高い知能を持つ。また、失くした左の尾翼に人口翼の固定機能が追加され、少しの間ならヒックなしでも自力で飛べるようになった。ヴァルカにおしえてもらったことで、背中の時を左右に分割でき小回りが利くようになったため、それまでの飛行訓練で失敗していた、ドラゴンの棘を避けながら上昇することに成功した。

ダブル・ジップ

ダブル・ジップ(左)/デッドリー・デンジャー(左から2番目)/ナイトフューリー(中央)/グロンクル(右)/モンスター・ナイトメア(右上)

双子の男女ラフとタフの相棒で、名前はバフ(右頭)ベルチ(左頭)。バフが可燃ガスを吐き、タフがこれに火花を散らし点火し、大爆発を起こす。それぞれの頭に意志があり、けんかをすることもある。

デッドリー・デンジャー

アスティの相棒で名前はストームフライ。尻尾にある棘を打ち出すことができ、マグネシウム100%の炎は鉄を一瞬で溶かすことができる。短気で凶暴な性質で鳥のような見た目をしている。

グロンクル

フィッシュの相棒で名前はミートラグ。丸いフォルムで、全身に瘤があり、小さな翼を持つ。防御力に優れ、燃える岩石の塊を吐く。翼の羽ばたきが早く、方向転換や急停止が得意でのんびりとした性質。

モンスター・ナイトメア

スノットの相棒で名前はフックファング。赤と黒の模様で蛇のような首と尾が特徴。炎の成分にガソリンが含まれており、短気で怒りっぽく、全身を炎に包み攻撃することができる。

ワイルダー・ビースト

白のワイルダー・ビースト

巨大なドラゴンで、ドラゴンの王。冷気を吐き氷を張ったり、他のドラゴンを意志の力で支配したりすることができる。ドラゴ・ブラッドフィストが操る個体は黒く、ヴァルカ達の主である個体は白い。黒い個体は、攻撃のために氷を吐くのに対し、白い個体はドラゴン達を守るため氷の巣を作った。

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