Mass Effect 3(ゲーム)のネタバレ解説・考察まとめ

『Mass Effect 3』とは、「BioWare」開発のアクションロールプレイングゲームで、『Mass Effect』シリーズの1つ。舞台は2186年の天の川銀河。機械生命体リーパーの侵略に晒される銀河系を守る為、人類最強の兵士・シェパード少佐が立ち上がる。多くの仲間達と協力して歩む壮大な物語は、本作最大の見所。
Game Informerのゲームオブザイヤーなど、複数の年末アワードの受賞暦があり、評価は高い。尚、続編として『Mass Effect: Andromeda』が発売されている。

『Mass Effect 3』に登場するAIのEDI。

独立した意思決定を行う人工知能のことを指す。学習を重ねていくことでアップデートすることが可能。『Mass Effect 3』にはEDI、ゲス、リーパー、カタリストなどのAIが登場した。

VI

シェパードのVI。

VIはバーチャルインテリジェンスの略で、施設の案内からデータ管理、戦闘中の戦略選択など多岐に渡り対応しているユーザー支援プログラム。AIが自己認識・自己学習をしている一方で、VIはプログラムの範囲内のみで対応している。

カタリスト

カタリストの画像。

クルーシブル稼働の鍵となるパーツ。正体は巨大な宇宙ステーションで、マスリレイネットワークの中枢でもあるシタデル。後に真の正体はリヴァイアサンが創造したAI(人工知能)であることが判明。
カタリストは一つの個体ではなくリーパーの意識の集合体。リヴァイアサンによって、有機生命体と機械生命体の紛争解決の手段を模索する為に設計された。カタリストは有機生命体の進化のサイクルを繰り返し、遺伝情報を保存することが有機生命体を救うことに繋がると判断。有機生命体はリーパーとして生まれ変わり、カタリストの出したサイクルは10億年近く続いていた。

ビーコン

ビーコンの画像。

プロセアンが情報を送る為に使用していた通信デバイス。情報を瞬時に銀河中に送れる反面、他種族が使用するにはプロセアン用に暗号化された内容を解読しなければならない。

ボルト

ボルトとは、アンドロメダ銀河に点在するレムナントの大規模地下施設のことを指す。最深部には惑星のテラフォーミングを行う装置があり、環境維持の為に施設は常に稼働状態にする必要がある。オフラインの時間が長くなると以前より環境が悪化するのが欠点。

兵器

ジェノファージ

モーディンによってジェノファージ免疫薬が散布されている場面。

対クローガン用に開発されたウイルス兵器。領土拡大の野心を持つクローガンが周辺惑星に侵攻したので、彼らを阻止する為にサラリアンとトゥーリアンによって開発された。ジェノファージ散布後のクローガンの出生率は99.9%まで低下し、滅亡に向かっている。

クルーシブル

クルーシブルの画像。

プロセアン以前の古代エイリアンが開発した対リーパー決戦兵器。リーパーに対抗する唯一の手段ということで、急ピッチで建造が進められている。稼働にはカタリストというパーツが必要だが、設計図発見時点ではカタリストの詳細は不明だった。

戦争

ファーストコンタクト戦争

ファーストコンタクト戦時の場面。

宇宙進出後に人類が初めて経験した星間戦争。2149年に人類はプロセアンの巨大建造物「マスリレイ」を発見。マスリレイが銀河を航行する技術であることを知り、急速な勢力拡大に向けてリレイ起動を試みたが、トゥーリアン艦隊に発見される。
シタデル評議会は過去に勃発したラクナイ戦争の教訓から、行先不明のリレイは使用禁止にしていた。ラクナイ戦争とはシタデル全域・全種族を脅かした、ラクナイと呼ばれる知的昆虫型種族との戦争のことを指す。探求者達が未知の星系に繋がるリレイを開いてしまったことが、ラクナイ戦争勃発の原因となった。
マスリレイ起動の阻止に動くトゥーリアン艦隊は連合軍を攻撃し、連合軍も反撃に動いた為戦争状態に突入。人類対トゥーリアンの戦争は激しさを増していくが、最終的にはシタデル評議会の介入により戦争は終結した。

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