天羽月彦(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ
天羽月彦(あもう つきひこ)とは、SFバトル漫画『ワールドトリガー』の登場人物。異世界である近界(ネイバーフッド)からの侵略者・近界民(ネイバー)から世界を守るための組織・界境防衛組織「ボーダー」に所属する戦闘員である。「ボーダー」に数人しかいないS級ランクの戦闘員であり、通常のトリガーよりも強力な力を持つ黒トリガーを所有している。さらに副作用(サイドエフェクト)と呼ばれる超感覚も持ち、対象者の実力で色で判別することが可能。第二次大規模侵攻では1人で広大な範囲の防衛を任されていた。
天羽月彦の関連人物・キャラクター
迅悠一(じん ゆういち)
CV:中村悠一、増田俊樹(VOMIC版)
舞台俳優:高橋健介
界境防衛組織「ボーダー」玉狛支部に所属する戦闘員。登場時は黒トリガー(ブラックトリガー)「風刃(ふうじん)」を所持していたため、天羽と同じS級隊員だったが、「風刃」を手放したためノーマルトリガーを使用する普通の戦闘員に戻った。A級フリー隊員である。相手の少し先の未来が視えるという「未来視」の副作用(サイドエフェクト)を持っており、その能力を駆使して事態がイイ方向に進むように暗躍している。
黒トリガー持ち、サイドエフェクト持ちとという点が天羽と共通しており、天羽からも一目置かれている。
迅悠一(ワールドトリガー)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
迅悠一(じん ゆういち)とは、『ワールドトリガー』の登場人物であり、本作の主人公の一人である。自らを「実力派エリート」と名乗るその実力は本物。黒トリガー「風刃」の最初の所有者であり、ボーダー内に数人しかいないとされているS級隊員であった。「未来予知」というサイドエフェクトによって目の前の人間の未来を見ることができる。「風刃」を本部に返還したため隊に所属しないA級隊員として活動している。「ぼんち揚げ」が大好物で、部屋に箱で常備しているほど。
若村麓郎(わかむら ろくろう)
CV:赤羽根健治
界境防衛組織「ボーダー」本部所属の正隊員。B級香取隊に所属する銃手(ガンナー)である。リムレスのメガネをかけているのが特徴。生真面目な性格で努力家だが、その努力が実力になかなか結びつかず苦労をしている。天才肌の隊長である香取葉子(かとり ようこ)とは性格が真逆であるため衝突することも多々。
年齢は天羽の1つ上。天羽とは接点もなさそうだが、天羽からは「麓郎さん」と呼ばれておりやや親しげ。また天羽は若村の義理堅いところを評価している。ただその一方で「義理を果たしたから結果が伴わなくてもよい」と思っていそうだと辛口の評価もしている。
一条雪丸(いちじょう ゆきまる)
界境防衛組織「ボーダー」本部所属の正隊員。A級片桐隊に所属する攻撃手(アタッカー)である。攻撃手上位にランクインする実力者。好戦的な性格をしたバトルジャンキーであり、天羽に何度も戦いを挑んでいる内に仲良くなったというエピソードがある。
梅咲鉄弥(うめさき てつや)
天羽が持つ黒トリガー(ブラックトリガー)を生み出した人物。「ボーダー」の前身となる組織、所謂「旧ボーダー」に所属していた男性で、5年前にあった近界(ネイバーフッド)の国・アリステラを守るために戦った際に命を落としたという。天羽と直接関係があるかは不明。
天羽月彦の名言・名セリフ/名シーン・名場面
大規模侵攻で見せた圧倒的な実力
近界(ネイバーフッド)の軍事国家”神の国”アフトクラトルがこちら側の世界に攻めてきた・第二次大規模侵攻の際、界境防衛組織「ボーダー」の隊員達は部隊ごとに定められた場所を守っていた。天羽が任されたのは本部基地の北西地区。そして途中で現れた迅に西地区のトリオン兵の殲滅も頼まれ、1人で2地区のトリオン兵を片付けた。TVアニメでは地面を覆い尽くすほどのたくさんのトリオン兵が描かれており、天羽の並外れた実力がよくわかる場面となっていた。
天羽月彦の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
天羽なりの人間関係の構築
黒トリガー(ブラックトリガー)を持つ圧倒的な実力者である天羽は、S級隊員でチームを組んでいない。それにダウナー系な雰囲気もあり、作中では素行不良とまで言われているので、「ボーダー」内ではあまり他者との交友がないのではと思われていた。
しかしA級片桐隊の攻撃手(アタッカー)である一条雪丸(いちじょう ゆきまる)とは戦闘を経て仲良くなっているというエピソードがあり、遠征選抜試験では一条と一緒のブースで審査に当たっていた。また審査の中で1つ年上の若村のことを「麓郎さん」と呼ぶ場面も。これには驚かされた読者も多かったようで、年上に対する一定の経緯を持ち合わせていることが窺えた。
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