ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』とは5pd.から発売された「拡張科学アドベンチャーゲーム」であり、ゲームを原作としたアニメ作品でもある。
前作『STEINS;GATE』の世界を舞台に、格ゲーに熱中する主人公の「八汐海翔」とロボットをこよなく愛するヒロインの「瀬乃宮あき穂」の2人が所属する「ロボ部」を中心にしたストーリーとその裏で蠢く陰謀に立ち向かっていく作品であり、ロボット、ネット、近未来科学、少年少女の夢と青春をテーマに描いたSFエンターテイメントである。

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ドクの倉庫に封印されていたロボットの1つ。元々は子供用を楽しませるためにドクが作ったロボットであったが、幼い淳和が間違って倉庫に置いてあった与四郎くんの下敷きになってからは配線を切断されて倉庫の中においてままであった。

淳和ルートにてあき穂に修理されて再び動くようになった。また、淳和もドクとの和解のためと少しずつでもロボットの恐怖症を克服するために協力し、与四郎に新しい声を吹き込んだ。

その他

モノポール

HUG

仮想の素粒子として存在する物質とされていたが、君島コウが開発したEGIシステムによって精製することに成功した。扁平な形をしており、内部では渦を巻いている。モノポール周辺には細かい微粒子があり、触れると放電が起きる。

本編ではガンつく2のモーターの部品として活用され、高性能の新型モーターを完成させることに成功する。

足が不自由の人でも健常者と同じように歩行することが可能になる。
太陽嵐の影響で世界中のHUGが暴走事故が発生しており、シナリオが進行する毎に世間ではHUGの批判が多くなっていった。
本編では瑞榎が使用しており、終盤に暴走したことで瑞榎は崖から転落死する結果になった。この暴走はあまりにもタイミングがよすぎることから君島コウによって操作された事による人為的な暴走であった。

スコール

宮城県都城市の南日本酪農共同が販売しているヨーグルト風味の炭酸飲料。熱帯雨林の大雨の「スコール」からではなく、デンマーク語で乾杯を意味する「スコール」から名付けられている。
舞台ある種子島ではポピュラーな飲み物であり、ヒロインのあき穂が頻繁に飲んでいる愛用品でもある。
なお、2015年までは缶のみの販売であったが、2016年からはペットボトルでの販売も開始している。本編では主にペットボトルタイプが登場。

『ROBOTICS;NOTES』の用語

AR

Augemented Rralityの略で拡張現実とも呼ばれる。現実に対して、デジタル情報を表示する技術のことであり、カメラなどの映像にバーチャルな画像や文字、アニメーションなどをリアルタイムで配置、配信する機能のこと。
本編においてはポケコンに搭載されている「居ル夫。」がそれに該当する。

エレファントマウス症候群

エレファントマウス症候群
海翔とあき穂が患っている障害。「あねもね号集団失神事件」に巻き込まれた海翔とあき穂のみが患った後遺症である。なぜ2人のみに発症したのか原因不明であり、治療法も不明な難病である。

極度の疲労状態や興奮状態に陥ることで発作を起こし。
海翔の場合は周囲の動きが遅く感じる「スローモー」、あき穂は周囲の動きが速く感じる「ファスト・フォワード」と呼ばれる発作を起こすようになってしまった。

本編では海翔は何度かスローモーを利用することで困難を乗り切っている。があくまで発作であるため都合良く使えなかったが、終盤に意図的にスローモーを発動させる装置を開発することに成功する。
その代償に装置を使用した場合は肉体に負担がかかってしまう。

君島レポート

本作のストーリーに大きく関わってくる重要アイテム。作成者は君島コウ。
種子島のあちこちに隠されている君島コウが世界への警鐘のために残した告発文である。居ル夫。を使うことで発見するとことができ、隠されている場所にはPCなどの電源マークが表示される。全部で7つ存在し、本編では海翔が偶然にも廃墟の郷土資料館にてNo.1の君島レポートを発見する。
No.2以降はレポートを取得するには特定の条件をクリアしないとレポートが開示できないようになっている。レポートには「モノポール」のことや「太陽嵐の襲来に関する予言」についてのことや「イルミナティ」「300人委員会」についても記載されている。

実際は君島コウと300人委員会が仕組んだ罠であり、作成者は君島コウに洗脳されたみさ希が種子島のあちこちに仕掛けた。レポート内容自体1~5までには嘘はないが、それ以降の内容は陰謀を達成させるための作り話であり、その内容も彼ら自身が実際に行うための自作自演であった。
さらに、No.7には文章はなく今までのNo.1~No.6のレポートを全世界に拡散させるプログラムが仕込まれている。

15年クラッシュ

2015年に発生した大規模太陽嵐によって世界中のコンピュータや電子機器が故障したことで起こった世界中が大混乱に陥った事件のこと。
この影響で種子島からでもオーロラが観測されるようになり、世界各地でも猛暑や吹雪などの異常気象が発生したりなどした。

本来300人委員会によるプロジェクト・アトゥムはこの年に実行を予定されていたが、あねもね号集団失神事件において君島コウが死亡したことで中止となる。だが、ネットワーク内で生き延びた君島コウはみさ希を支配洗脳することで本編の2019年にプロジェクト・アトゥムを完遂のために暗躍を開始することになる。

また、伊禮瑞榎は2015年クラッシュが原因でバイク事故を起こしてしまい脊髄付随になっている。

emisi
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@emisi

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