ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)のネタバレ解説・考察まとめ

『ROBOTICS;NOTES(ロボティクス・ノーツ)』とは5pd.から発売された「拡張科学アドベンチャーゲーム」であり、ゲームを原作としたアニメ作品でもある。
前作『STEINS;GATE』の世界を舞台に、格ゲーに熱中する主人公の「八汐海翔」とロボットをこよなく愛するヒロインの「瀬乃宮あき穂」の2人が所属する「ロボ部」を中心にしたストーリーとその裏で蠢く陰謀に立ち向かっていく作品であり、ロボット、ネット、近未来科学、少年少女の夢と青春をテーマに描いたSFエンターテイメントである。

行舟 愛理(ゆきふね あいり)

CV:釘宮理恵

AIアイリ及びゲジ姉の姿のモデルになった少女。重い病気のせいで普通の生活ができず、親は愛理の看病が原因で夫婦関係が悪化した家庭崩壊してしまう。
君島コウとは種子島に引っ越してきたときに出会い。彼に食事を届けたりする内に親交を持つようになる。君島コウから居ル夫。のプロトタイプをプレゼントしてもらったりしていた。後に父親が蒸発したことで精神的に病んでしまった母親を自分の重圧から解放するために君島コウに相談し、コールドスリープマシンを使って病気を治せる技術が確立するまで眠る事を提案され、愛理はそれを承諾して眠りについた。

本編ではアイリルートの終盤にコールドスリープマシンで眠っているところを海翔に発見され、警察に保護される。その後、意識を取り戻したが君島コウに操られて海翔達の前に立ちはだかるが、海翔達に助けられた。その後は君島コウを止めようとするロボ部に協力する。

『ROBOTICS;NOTES』のアイテム

ポケコン

スマートタブレットの形をした携帯端末であり、正式名称は「フォンドロイド」と呼ばれている。世間的な愛称として「ポケコン」と呼ばれることの方が多い。
現代の携帯やスマートフォンに取って代わって普及しており、本編でもプレイヤーが自由にポケコンを操作することで物語を進めることになる。

機能としては、通話、インターネット、メール、ゲームといった一般的なアプリだけではなく、AR(拡張現実)を利用することで現実世界に貼り付けられたジオタグなどの利用などにも使われている。
さらに音声のみで通話やメール作成もでき、完全防水加工も徹底されており、水に浸かっても壊れることがない。

居ル夫。

日本企業「しあわせ4U」が開発したARアプリであり、世界中で使用されている。20億人以上の利用者がいる人気のアプリである。
ポケコンのカメラから移されている映像をリアルタイムでデータベースを更新するで、高解像度のストリートビューを可能にしている。映し出される映像には誰でも自由にジオタグを貼り付けることができ、撮影した画像に関連データを貼り付けることで説明文を表示したり、画面越しの映像を合成することであたかも撮影している対象が合成した姿に見せるなどができる。

キルバラ

オンライン対応FPSロボット格闘アクションゲーム『機動バトラーガンヴャレルキルバラッドON-LINE』の略。2017年にリリースされ、販売価格315円。
全国で5万人近くのプレイヤーが存在する人気ゲーム。海翔がはまっているゲームであり、その実力はランキング5位の実力を持つほど。

制作者のフラウは母親の制作したロボットアニメのガンヴァレルを人々から忘れさせないために作った。

ガンつく1

あき穂の姉であるみさ希が発足させたプロジェクト「ガンつくプロジェクト」にて造られている全高8メートルのロボットであり、正式名称「ガンヴァレルをつくろうプロジェクト試作1号機」。

本編開始当初はあき穂の手によって制作されており、話が進むにつれて完成にこじつける。機能としては上半身に搭載されたコックピットにある装置を操作して動かすことができるが、歩く以外のことしかできず、歩行速度もかなり遅い。
また、安全面に対しては絶望的であり、装甲が薄くもし転倒すればパイロットはよくて重傷、最悪は死亡するほどに危険なシロモノである。
実際、テスト運転兼お披露目会当日もパイロット担当の海翔は乗るのを嫌がっており、動かしたときも必死だった。

ガンつく2

あき穂達、今のロボ部だかろこそできるロボットを作ってみるという考えのもと、発案された試作2号機。設計担当は昴。組み立ては昴とあき穂とJAXAの協力のもと行われ、完成した。駆動システム担当はフラウ。操縦は海翔と淳和が担当。
1号機とは異なり、細身で無機質で装飾はなく、必要なパーツのみで構築されている。その外見は1号機のようなアニメのようなロボットというよりは作業用ロボットに見える。
なお、胸元にはスポンサーのスペースアメ社の名前のついたロゴと頭部に当たる部分にはガンヴァレルの顔が貼り付けられている。もっとも、この顔に関してはあき穂の提案で、昴は最後まで反対していた。

フラウの開発した駆動システムのおかげでキルバラと同じコマンド入力による操作方法で動かすことができ、乗り込む必要はない。
レーザ光送電装置により電力を供給し、動かすことが可能。デザインはドクの趣味で銃のような外見をしている。また、レーザーはかなり危険な代物であり、人に向ければ死んでしまうほどの威力を持っている。ガンつく2のパラボラアンテナから外れたら自動で停止するに安全装置が付けられている。

駆動モーターにはモノポールモーターを使用しており、機動力もガンつく1に比べものにならないほどに向上している。また、フラウの開発したARアプリのおかげで居ル夫。を通してみるとその姿はガンヴァレルの姿に見ることができる。

起動テストの最中に事故により昴を下敷きにして倒れてしまい。それでも、海翔とあき穂の手によって万博に出展させることに成功する。が、万博会場で暴れるSUMERAGIを止めようとあき穂の操作のもと立ち向かうが、あき穂の操作技術では満足に動かすことができずに胴体を切断されて破壊されてしまった。

モノポール

仮想の素粒子として存在する物質とされていたが、君島コウが開発したEGIシステムによって精製することに成功した。扁平な形をしており、内部では渦を巻いている。モノポール周辺には細かい微粒子があり、触れると放電が起きる。

本編ではガンつく2のモーターの部品として活用され、高性能の新型モーターを完成させることに成功する。

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