1日外出録ハンチョウ(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『1日外出録ハンチョウ 』とは原作・萩原天晴、漫画・上原求、新井和也、協力・福本伸行による漫画。福本の代表作『賭博破戒録カイジ』の主人公とチンチロ博奕で合間見えるハンチョウこと大槻太郎(おおつきたろう)を主人公としたスピンオフ作品である。消費者金融を主とする帝愛グループは多くの劣悪債務者を地下強制労働施設に収容する。そこで勤労意欲を促す最高価勤労奨励オプションが“1日外出券”である。この作品は“1日外出券”を頻繁に購入する大槻が限られた1日をいかに謳歌するかが描かれているギャグ漫画である。
『1日外出録ハンチョウ』の概要
『1日外出録ハンチョウ 』とは原作・萩原天晴、漫画・上原求、新井和也、協力・福本伸行による漫画。福本の代表作『賭博破戒録カイジ』の主人公とチンチロ博奕で合間見える、地下強制労働施設E班班長“ハンチョウ”こと大槻太郎(おおつきたろう)を主人公としたスピンオフ作品である。他のスピンオフ作品に『中間管理職トネガワ』と『上京生活録イチジョウ』があり、本作は『中間管理職トネガワ』に続く第2弾。
帝愛グループは消費者金融を主な事業とする日本最大の企業集団である。劣悪債務者が集う帝愛地下強制労働施設で、主人公の大槻はE班班長を務めている。班長の物品販売を行える特権に加え、更に大槻にはチンチロ賭博の開帳が許されていた。絶妙に消費者心理を捉えた物販と巧妙に仕組んだチンチロ賭博のイカサマで、大槻は地下独自通貨ペリカ(1ペリカ=0.1円)をぼろ儲け。そのペリカを元手に大槻は地下勤労奨励オプション最高価値の“1日外出券”を頻繁に購入。解放された地上で1日を謳歌する。
『1日外出録ハンチョウ』は、この限られた1日をいかに謳歌するかが主に描かれている、ギャグ漫画である。基本的に1話完結だが、過ごした時間をループする回など複数話になる時もある。話の流れには一定のパターンがある。しかし、グルメ、観光旅行だけでなく、スポーツ、流行を捉えたライフハック、実在するお店の紹介やPR目的無しの大手企業の紹介、その時代を反映した流行ものや幽体離脱により1日を楽しむエピソードまで、作者の奔放振りを窺わせる内容となっている。日常生活を豊かにするヒントやその時代の流行、それぞれの世代の懐古などもあり、様々の年代の読者に向けられている。『スラムダンク』や『ドラゴンボール』、『君の名は』や『24』など世界的大ヒット作品やタイムリーにヒットしている作品へのオマージュなども多く盛り込まれている。『週間ヤングマガジン』の2017年4・5合併号からの連載。キャッチコピーは「カイジの飯テロスピンオフ作品」。
『1日外出録ハンチョウ』のあらすじ・ストーリー
昼間から飲めないサラリーマンを肴にする大槻
帝愛グループは消費者金融を主な事業とする日本最大の企業集団である。劣悪債務者が集う帝愛地下強制労働施設で、主人公の大槻太郎(おおつきたろう)はE班班長を務めている。班長の物品販売を行える特権に加え、更に大槻にはチンチロ賭博の開帳が許されていた。絶妙に消費者心理を捉えた物販と巧妙に仕組んだチンチロ賭博のイカサマで、大槻は地下独自通貨ペリカ(1ペリカ=0.1円)をぼろ儲け。そのペリカを元手に大槻は地下勤労奨励オプション最高価値の“1日外出券”を頻繁に購入。解放された地上で1日を謳歌する。
この日、まずスーツを新調した大槻だったがドレスコードのある店に寄るわけではなかった。なんと大槻はそのままどこにでもある立ち食い蕎麦屋に立ち寄るのであった。大槻はすぐに蕎麦を注文せず生ビールと単品の天ぷらなどを注文する。この時監視役の黒服は、「なるほど、悪魔的っ⋯!肴にしているんだっ⋯!飲みたくても飲めない⋯サラリーマンへの優越感をっ⋯!」と察した。大槻の最大の肴は昼間からビールを飲みたくても飲めないサラリーマン達だったのだ。昼間から飲めないサラリーマンを肴にする大槻は、そもそも、劣悪債務者である。更に1日外出券と1日を謳歌するための元手は他の仲間から巻き上げたペリカではあるのだが、大槻に罪悪感はない。
1回休んで6進む大槻
この日ボードゲームカフェを大槻の側近の1人、沼川拓也(ぬまかわたくや)と満喫するはずだった大槻。鼻と喉の間がムズムズするなど、大槻は風邪を引く兆候を感じた。とりあえず一旦別れようと沼川に告げる。心配する沼川をよそに大槻は余裕の笑みを浮かべる。
明日のボードゲームに間に合わせるため、とはいうものの、風邪引き始めの大槻の対策は徹底したものだった。まず近くのスーパーに向かい、ネギ、卵、豚肉など、続いてドンキで着替えやのど飴などを購入する。そして辿り着くは1泊から宿泊可能なデイリーマンション。ホテルと違い、キッチン、流し、キッチン道具がしっかりと揃っているからだ。まず熱を測り、予想通りの体温を確認すると早速調理に取り掛かる。大槻の長ネギと生姜たっぷりのつみれ鍋を完成させ早速食す。食欲が湧かないかもと思うも杞憂。一口入れるだけでどんどん溢れ出す。そこへ心配した宮本が自家製梅干しぶら下げやってくる。ここで卵酒でかけつけ1杯。その後マスクを装着した大槻は宮本と丸めた新聞紙をバケツに沢山差し込んだ即席加湿器制作を制作する。それで部屋を加湿しつつ今度は布団で身体を密閉させ就寝。翌朝、額には大量の汗をかいており、おでこに手を当てるだけで36.4°Cと熱が下がっていることが分かった。これだけで大槻は終わらない。入浴後新しい服に着替え、昨晩の残りの鍋で卵雑炊をつくる。更に散歩に行くと見せかけてのベッドイン。布団はもちろん身体を密閉させる形である。
体内に忍び込んだ病原菌に容赦しない大槻の、1回休んで6進む自己管理術だ。大槻はスキップをして沼川の元へ駆けつけるのだった。
大人の男4人でダラダラ過ごす24時間
商店街巡りするはずだった大槻一行はあまりの寒さのため急遽予定変更とある賃貸アパートに向かった。四半世紀ぶりに地下から解放された元劣悪債務者の木村正一(きむらせいいち)の賃貸アパートである。楽しい場所に楽しい仲間と来ているはずが、寒すぎてそうでなくなる、そういうときは気の置けない仲間の元でダラダラするに限る。という考えが大槻にはあった。
6帖という決して広くない部屋ではあるのだが、そこで過ごす時間は非常に充実した時間となる。中に猫がいる炬燵は雀卓となり、腹を空かせてはピザを注文する。ピザを受け取った沼川は雪が降っていることに気付く。カーテンを開け、しんしんと降り積もった雪を見ると今度は無性にアイスクリームが食べたくなる。誰が買いに行くかジャンケンで決めようとはするものの、結局皆で買い出しに。帰ってきてからも木村はモノポリーを取り出す。
大槻達は限られた空間でも心置きなく遊びを満喫する。
キャンプが楽しみすぎて寝付けない大槻
明日のキャンプを早朝から楽しむため、遅くに1日外出をスタートさせた大槻と沼川、そして、もう1人の側近、細かいことを気にしない性格の石和薫(いさわかおる)ら3人。解放後はすぐにいつもの格安ビジネスホテルへ行き、明日は早いからと早く寝ることに。皆結局22時過ぎには部就寝するが、じっくり眠るためホットミルクまで飲んだ大槻は中々寝付けない。目をつむってもマシュマロを焼いている絵が浮かんでしまうなど、遠足前の小学生のように、ワクワクが止まらない。沼川も大槻同様眠れずに焦っていた。それを察知済の大槻はここでも悪戯心がわく。偽りの寝息を立て「自分はもう眠ったぞ」という無意味なアピールをする悪癖が出てしまう。真っ先に眠る石和独自のガゴゴの中にクピーという寝息がする。眠れてないのは大槻だけとなった。ここまでくると大槻は焦りだす。脳内にディスカウントショップドン・キホーテのテーマ曲がループするも、なんとか眠る一歩手前まで行く。しかし石和の寝ぼけて壁を殴打した音で目覚めた時点で諦め、立て直しのためコンビニへむかう。買ってきた食料を平らげ、快眠のためのツボ押ししながらの半身浴。深夜3時、沼川がトイレに起きると苦戦の末ようやく眠りにつくことのできた大槻の姿があった。
理解されぬ行動を小馬鹿にされ拗ねる沼川
大槻一行が楽しくとんかつ定食を食べている時、沼川が付け合わせのキャベツを味噌汁に浸けて食す。その様子を見て驚く大槻。更に石和の小馬鹿にするような物言いが沼川を拗ねさせる。その後どの店に行こうと沼川は乗る気にならない。終いにはハンガーストライキにまででる。更にゴミとして捨てようとする石和のソースのついた袋を横取りし、自身のポケットに入れるなど自暴自棄になる。「見くびってはいけない…30超えた大人が拗ねた時の…面倒臭さを…!」というナレーション通り、沼川のいじけ具合は相当なものであった。
翌日も不機嫌なままの沼川。この時点、沼川の状態は、自身の不機嫌の始末、振り上げた拳の落としどころを見失っていた状態であった。こう見た大槻は、ならばと沼川をなだめようとする。しかし、ここで「いやいや班長…!多分みそ汁のことですよ…!こいつが怒っている原因って…!」という石和の発言が沼川の機嫌を逆なでする。沼川の振り上げた拳は更に高くなってしまう。これを解決してくれたのは意外なものであった。黒服にもかかわらず大槻達と仲間のように行動を共にする宮本一(みやもとはじめ)の見かねての涙だ。帰りの送迎車に乗る前いつも服用する睡眠薬を催促する沼川。そんな自暴自棄の沼川に宮本は「いい加減にしろよ…?お前…ねえだろって言ってんだ…!こんな悲しい…終わり方はよ…!」と涙する。地下で苦労している姿を知っている宮本ならではの涙だったのだ。沼川は心を改め、ハンガーストライキも解除した。
地下強制労働施設での漫画談義
大槻は無類の漫画好きである。しかし、漫画好きが昂じ地下落ちした山口(やまぐち)との初対面で、今までの自称漫画好きとの微妙なずれゆえに身構えてしまう。しかし山口が大槻同様生粋の漫画好きであることが判明すると話題が尽きなくなる。盛り上がる2人にやがてC、A、Bの各班班長にスピーカー越しの黒服宮本まで交ざる。皆こぞって漫画が大好きなのだ。少女漫画も話題に上がったり、漫画クイズや漫画のシーンを実演するなど大盛り上がり。
宴もたけなわ、終わりが見え始めると最後に出版不況の話題となる。ここで大槻は「利益を上げなきゃならんからといって…比較的安定して売れやすい…安易なスピンオフ作品に走りがち…」と指摘。だが大槻は「これからもマンガ業界全体が盛り上がり…そして…より面白いマンガが世に出てくることを…!切に…切に願うばかりである…!」と締め、その場は熱風に包まれるのだった。
音楽ファンにも分からない沼川が歌う曲
ふるさと納税の返礼品として佐賀牛がたくさん届いたという木村の報を受け、木村宅に焼肉パーティーに向かおうとするいつもの大槻一行。途中立ち寄った店舗のBGMが分からない石和に大槻は「確かにあるよなそういう…メロディーはわかるのになんの曲か思い出せないこと…!」と言い、沼川にそういうことがあるかと尋ねる。沼川には15年も前から気になっていた洋楽のナンバーがあった。学生時代にバンドを組み、洋楽にも精通している大槻は沼川に「メロディーだけでもいいから歌ってみろ」という。沼川は「ラ」ではなく「テ」で歌い始め、「テンテンテンテーン」と徐々に盛り上がり、やがて店中に響き渡る。しかし、大槻にその曲が何なのかはわからなかった。
木村宅でも1500枚もの洋楽レコードを集めていた木村に、この曲が何なのか聞く。沼川本日数えて9回目の熱唱。しかし結局木村でもわからず終いだった。
この沼川が口ずさんだ曲は、この回の終わりに、QRコード読み取ると配信されるようになっていた。更に、曲名分かった人は#ハンチョウ鼻歌をつけてツイート、というSNSを利用した回であった。
理外の強行旧東海道歩き旅
「おいお前ら…悪いことは言わねえから…やめとけってマジで…」と心配する2児のシングルファーザーの黒服牧田(まきた)をよそに、大槻と石和は旧東海道歩き旅を断行する。共に幕末ファンである大槻と石和は、幕末の志士たちに思いを馳せ、日本橋から出発する。しかし出発し向かうは逆方向であった。このようにグダグダ感漂う中ではあったが初日、結局横浜シティまでたどり着く。しかしそこまできて結局スイッチが切れる。横浜の大学出身の牧田が知っている餃子の旨い店で飲んでしまったのがきっかけだ。当然ゴールの箱根には辿り着けず終い。
翌日足がバキバキで残り時間を山下公園で寝そべって過ごすことになる。
頼りならない石和がかっこ良く見えてしまう大槻
この日大槻達一行は木村の運転で熱海に海釣りへ。海釣りの経験者の石和が、普段見せない、大活躍をする。釣り竿をレンタルし防波堤に向かうと自然と石和のレクチャーが始まる。石和の教え方は上手く3人初心者がいる中大量の釣果。「石和にモノを教わる日がくるとは…」と心でつぶやく大槻は、石和がかっこ良く写るギャップ効果に見舞われていた。
その後の岩盤浴。「地下で我々を困らせる岩盤もあれば…こうして…優しく癒してくれる岩盤もある…うんダメっすよねやっぱ!ひとくくりにしちゃあ!」と突如語り始める石和に、先のかっこよさはなかった。
大槻にも無くはない女子な部分
「リコッタパンケーキが食べたい…!」と、突如大槻の脳内に響く声。
舞台は大槻の食事を決める脳内グルメ首脳会談に移る。会場ではそれぞれの各国代表大槻が大槻の昼食をめぐり喧々囂々。その中で大槻の女子の部分であり、先の声の主・女子大槻が、お茶を運んでいた。だが彼女は喧々囂々の会場に入る勇気がない。そこへ見兼ねた、もっぱら首脳会談でハンバーガーばかり勧める、アメリカ大槻(あめりかおおつき)が「あんた元々…りぼん大槻だろ…?」と尋ねる。大槻が幼い頃、女性漫画雑誌『りぼん』を他人の目を盗んで読み、生まれたのが女子大槻ことりぼん大槻(りぼんおおつき)だったのだ。「オレは…脳内(ここ)にいる大槻に…意味なく生まれてきた大槻なんて…1人もいないと思っている…」とアメリカ大槻は、堂々としていればいい!という意味で女子大槻に伝える。女子大槻は会場へ走る。
舞台は現実に。「リコッタ…!リコッタパンケーキが…た…食べたい…」と、大槻は恥ずかし気に主張した。これに沼川と石和、一瞬ためらったかのように思えたが、何のことはなく同意。男には誰にも女子な部分があるのだ。
なんちゃって燻りキャンパー宮本
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目次 - Contents
- 『1日外出録ハンチョウ』の概要
- 『1日外出録ハンチョウ』のあらすじ・ストーリー
- 昼間から飲めないサラリーマンを肴にする大槻
- 1回休んで6進む大槻
- 大人の男4人でダラダラ過ごす24時間
- キャンプが楽しみすぎて寝付けない大槻
- 理解されぬ行動を小馬鹿にされ拗ねる沼川
- 地下強制労働施設での漫画談義
- 音楽ファンにも分からない沼川が歌う曲
- 理外の強行旧東海道歩き旅
- 頼りならない石和がかっこ良く見えてしまう大槻
- 大槻にも無くはない女子な部分
- なんちゃって燻りキャンパー宮本
- パフェを食べに行くだけで街が輝いて見える沼川
- その日の勝ちが確定した大槻の時間の使い方
- 過酷なワンオペバイトをする後輩へ沼川からのアドバイス
- 料理の付け合わせに異様にこだわる大槻
- お花見会場へ徒歩で1時間以上かけて向かう大槻一行
- 揚げなすを無性に食べたくなる大槻
- 『1日外出録ハンチョウ』の登場人物・キャラクター
- 主要人物
- 大槻太郎(おおつきたろう)
- 沼川拓也(ぬまかわたくや)
- 石和薫(いさわかおる)
- 宮本一(みやもとはじめ)
- 木村正一(きむらせいいち)
- 班長
- 小田切(おだぎり)
- 板井(いたい)
- 岩田(いわた)
- 瀬戸内(せとうち)
- 黒服
- 牧田(まきた)
- 柳内(やなうち)
- 川井(かわい)
- 菅(すが)
- 黒服牧田の子供達
- 牧田俊哉(まきたとしや)
- 牧田弘樹(まきたひろき)
- 沼川の周辺人物
- 沼川大生(ぬまかわたいせい)
- 黒木明(くろきあきら)
- 山本まさし(やまもとまさし)
- その他地下労働者
- 食の好みが大槻とシンクロする青年
- 森口(もりぐち)
- 今村(いまむら)
- 福田(ふくだ)
- 松尾(まつお)
- 倉本海(くらもとかい)
- 白石准(しらいしじゅん)
- 島田(しまだ)
- 奥田(おくだ)
- 山木(やまき)
- 吉田(よしだ)
- 高越(たかこし)
- 相田さとし(あいださとし)
- 佐藤(さとう)
- 田中太(たなかふとし)
- 川野悟(かわのさとる)
- 井田たかし(いだたかし)
- 丸川壮一(まるかわそういち)
- 東野拓也(ひがしのたくや)
- 中根健一(なかねけんいち)
- 有川鉄也(ありかわてつや)
- 四月一日修(わたぬきおさむ)
- 田原歳彦(たはらとしひこ)
- 半田(はんだ)
- 地上で出会った人物
- 小料理みゆきの女将
- 山岡博(やまおかひろし)
- 中華料理大刻屋の親父
- 大判焼き屋の女性店員
- 尾原(おばら)
- 野崎(のざき)
- ヤコブ(やこぶ)
- 吾妻学(あがつままなぶ)
- 帝愛幹部等
- 兵藤和尊(ひょうどうかずたか)
- 利根川幸雄(とねがわゆきお)
- 黒崎義裕(くろさきよしひろ)
- 一条聖也(いちじょうせいや)
- 特別読み切り「ハンチョウVSイチジョウ」の人物
- ぶっタク
- なんこつ爺
- ナメック
- 回想上に出てくる人物等
- 陽子ちゃん(ようこちゃん)
- 大槻のおふくろ
- 大槻の親父
- 石沼(いさぬま)
- 大槻孝則(おおつきたかのり)
- バッカス/コロ
- 『1日外出録ハンチョウ』の用語
- 帝愛地下勤労奨励オプションの用語
- 1日外出券
- 1日個室券
- 大槻太郎に関する用語
- 大槻の蛤御門
- 邪神
- 大槻EYE
- 大槻EAR&NOSE
- 各国脳内大槻によるグルメ首脳会談
- 大槻脳内大中華喰台祭
- 大槻行きつけ認定喫茶店
- 地下強制労働施設で興されるイベント等の用語
- 柿放題
- 柿ピーアンリミテッド
- 地下映画館
- 地下ネタバレ合戦
- 地下九州交流会
- 地下無差別級甘い物世界一選手権
- 自家製プラネタリウムTENTAI1号
- 班長麻雀
- 地下恒例怪談会
- 地上で興されるイベント等の用語
- ブルボンドラフト会議
- 白米お米No.1決定戦
- 夏のホラー映画みんなで観まくろうの会
- 自家製プラネタリウムTENTAI1号
- しっぽりパジャマパーティー
- 作中登場する料理
- ザワカレー
- 煮干し定食
- きゅうり定食
- 湯でもやし定食
- 大根おろし定食
- バナナ定食
- 長ネギ定食
- ゴマ定食
- 大葉定食
- お米定食
- ゆめぺりか
- 作中に登場する場所
- 小料理みゆき
- ホテル木村
- ねりまえん
- 帝愛側のサービス等の用語
- ミキサー
- 黒服朗読によるゆく年くる年
- 班長用個室
- 地下強制労働施設D班班長小野寺の作品
- アングラモンスターズカードゲーム
- 地底機竜の目覚め(アングラモンスターズカードゲーム第2段ブースターパック)
- Dr.ゴースト
- その他
- 宮本ダム
- Tカード
- 恋フォルダ
- DDT(どじょう童貞)
- イワオ
- 負のバトン
- 1日休日録ミヤモト
- 『1日外出録ハンチョウ』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 大槻太郎「へたっぴ…!せっかくだから高いものを頼むのは…初心者にありがち…1日外出での…典型的ミステイク…」
- 木村正一「お前らそんな悪いことしてたら…もらえなくなるぞ!Tカード…!」
- 大槻太郎「いいか沼川…そのパサパサの飯があるからこそ…今日の感動があったんじゃないか…!」
- 大槻太郎「ファミレス…なんか今ワシちょうどいいかもファミレス」
- 大槻太郎「違うっ…!この4人が楽しいからこそ…進むべきなんだろうがっ…!」
- 大槻太郎「…なぁ沼川…これ…ワシだけかもわからんが…大人になると…なんとなく…つかみづらくならんか…?メロンパンを食べるタイミング…!」
- 大槻太郎「日常的な…毎日の中の「当たり前」の幸せを失うこと…それによるダメージ…喪失感は…食うぞ…!お前を…!」
- ナレーション「実は大槻…犬に対しては軽くS…!」
- 大槻太郎「土壌鍋ってないんだよ…!我々の日常の動線に…!」
- 大槻太郎「ワシは水(ホイミ)をかまさず…かき氷(ベホマ)がいい…!」
- 大槻太郎「糖質オフダイエットをこれ見よがしにやっている人は…数多くいますが…なんのことはない…彼らの真意はただ…運動という最優先の努力を避けているだけで…!」
- 大槻太郎「もし今ほったらかしにて…地下でそんなことになったら…あの…歯科医師免許すら持たぬ…担当医という名のただの債務者…田沼さんによる…麻酔なしの抜歯をすることになるんだぞ…!?」
- 小料理みゆきの女将「結婚って…焦ってするものじゃなくて…出会って…いっしょにいたいと思える人ができるのが先…その後初めて出てくる選択肢の一つが…結婚じゃないですかねえ…?」
- 佐藤「でも…想像してみて欲しいんです…!「オールベンを所有している人生」と…「オールベンを所有していない人生」を…!」
- 大槻太郎「ただ…こんなこと言っても…信じてもらえないかもしれませんが…才能持ち合わせず…夢半ばで諦めた側の人間からすると…その孤独や苦しみさえ…味わってみたかったな…と思いますがね…」
- 大槻太郎「ワシが思うに…こういう作り置き…一度に数種類料理する時は…半ば無計画で動き出したほうが…上手くいく…!」
- ナレーション「そう…大槻は今受け取ってしまった…!現代社会のストレス…怒りや憎しみ…鬱屈や厭悪が凝縮された…負のバトンを…!」
- 『1日外出録ハンチョウ』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 『上京生活録イチジョウ』第6話と『中間管理職トネガワ』第1話の試し読みは電子版第1巻のみ
- 実在するお店一覧
- 金の助(第3巻17話)
- わぐりや(第5巻32話)
- スタミナ苑(第7巻49話)
- 悟空の気持ち(第7巻49話)
- 酒処TRio(第8巻63話)
- Honey cafe(第10巻77話)
- お好み焼き 千(第11巻82話)
- 新宿サカノフルーツパーラー(第12巻92話)
- 地下パフェバーパフェリア(第12巻92話)