呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ
『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、日本の漫画家・芥見下々の描くダークファンタジーバトル漫画。2018年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。”呪い”というネガティブでディープなテーマを持ちながら、王道である熱いバトルや個性豊かなキャラクターなどが支持を得て人気を集めている。緻密に練り上げられたストーリーには伏線や謎が散りばめられており、作中で既に回収された伏線もあるが、未だ謎として残っているものも多々ある。
「4人のうち1人が死亡か1人以外全員死亡か」という作者の発言
『呪術廻戦 公式ファンブック』のQ&Aコーナーで、作者の芥見下々は「虎杖、伏黒、釘崎、五条で1人死ぬか1人以外全員死ぬか」とコメントしている。渋谷事変にて釘崎野薔薇が特級呪霊・真人との戦闘で死亡、死滅回遊編にて伏黒恵が両面宿儺に身体を乗っ取られて死亡、死滅回遊にて五条悟が両面宿儺との戦闘で死亡したため、「1人以外全員死ぬか」が虎杖が1人だけ生き残るという形で確定した。しかし釘崎と伏黒の死亡についてはやや曖昧であり、今後復活の展開も考察されている。
『呪術廻戦』の未回収の伏線・謎
虎杖悠仁について
播磨の術師との関係
両面宿儺やその付き人の裏梅(うらうめ)によると、虎杖悠仁の容姿は過去播磨にいた人間と似ているとのこと。この播磨の人間が誰で、両面宿儺とどのような関係だったか、伏線は未回収状態である。
両親の行方
物語開始時点で、虎杖の両親はおらず、祖父の倭助だけが家族だった。倭助は虎杖の両親について何か伝えようとしていたが、虎杖は「興味ない」と一蹴している。その後、物語が進むと虎杖の母親は羂索で父親は宿儺の双子の片割れの生まれ変わりだと判明する。
父親の仁は香織が死んだ後に、後妻として香織本人の肉体を奪った羂索と再婚している。仁が「香織が生き返ったことに疑問を持たなかったこと」やその後の行方は不明のままだ。
乙骨憂太について
先祖が菅原か藤原か
特級術師である乙骨憂太(おっこつ ゆうた)は、膨大な呪力を持っている。呪術高専1年生の担任である五条悟によると、乙骨の祖先は菅原道真であるとのこと。菅原道真の日本三大怨霊の1人であり、呪術界のエリート家系「御三家」の1つ・五条家の祖先であると言われている。
しかし、死滅回遊編で登場した過去の術師・烏鷲亨子(うろ たかこ)は、乙骨の雰囲気や考え方から乙骨のことを「藤原」と呼んだ。
乙骨の祖先が菅原なのか藤原なのかは謎のままである。
パンダについて
内包する魂の消滅後の変容
パンダは呪術高専東京校の学長・夜蛾正道(やが まさみち)が作り出した突然変異呪骸である。本来呪骸が自我を持つことはなく、成長することはない。夜蛾は呪骸の中に3つの魂を入れて互いを観測させ合うことで自我を持つ呪骸・パンダを実現させた。しかし死滅回遊編でパンダは泳者(プレイヤー)の鹿紫雲一(かしも はじめ)との戦いで兄・ゴリラと姉・トリケラトプスの魂を失ってしまっている。3つの魂を同居させ互いに観測させ合うことで自我を保っていたのであれば、魂が1つになってしまうと不都合が起きるのではないか。今後パンダに何か変異が起きるのではないかと考えられる。
三輪霞について
スカウト理由が”髪”であるワケ
呪術高専京都校の2年生・三輪霞(みわ かすみ)は、中学1年生の時にアルバイト先でシン・陰流の最高師範にスカウトされ、呪術界へと入った。『呪術廻戦 公式ファンブック』には、三輪がスカウトされた理由は”髪”であると記載されていた。三輪の髪の毛は水色であり、地毛であることがわかっている。読者の間では、この水色の髪は呪術的に何か重要な意味を持つのではないかと考察されているが真意は不明。
仙台コロニーに現れた理由(闇堕ち説)
死滅回遊編に突入し、特級術師である乙骨憂太(おっこつ ゆうた)の仙台結界(コロニー)での活躍が終わった頃。三輪霞が仙台結界を歩く姿が描かれている。その時に漂っていた不穏な空気から、「三輪闇堕ち説」が浮上した。三輪が仙台結界にいたことが謎のまま、死滅回遊編は進み、五条悟と両面宿儺の決戦前に何事もなかったかのように再登場。渋谷事変での戦いで”今後二度と刀を振らない”という”縛り”を自らに課していたことも判明した。これにより読者の間では、闇堕ち説から三輪はただ連絡係として仙台結界に来ていたのではないかという話に変わる。しかしシン・陰流の継承者で刀を武器として呪霊と戦うスタイルの三輪が刀を二度と振れないというのは戦力外通知もいいところである。戦う術を失った三輪が危険を犯してまで仙台結界に来たという点が腑に落ちず、未だ「三輪霞闇堕ち説」は残っている。
五条悟について
決戦前に”やっておきたいこと”
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目次 - Contents
- 『呪術廻戦』の概要
- 伏線・謎について
- 『呪術廻戦』の回収済みの伏線・謎
- 虎杖悠仁について
- 人間離れした身体能力などを持つ理由
- 両面宿儺の術式の習得
- 伏黒恵について
- 術式「十種影法術」の式神
- 両面宿儺に乗っ取られた後の生死
- 釘崎野薔薇について
- 渋谷事変以降の生死
- パンダについて
- 内包される魂の姿
- 五条悟について
- 一人称が「僕」である理由
- 五条が教師をしている理由
- 夜蛾正道について
- 一級から特級に昇格した理由
- 東堂葵について
- 術師としての再起の可能性
- 九十九由基について
- 魂の研究記録
- 髙羽史彦について
- 羂索との戦闘後の生死
- 禪院直哉について
- 死後の活躍
- 天元について
- 裏切り者説
- 伏黒津美紀について
- 昏睡していた理由
- 両面宿儺について
- 伏黒恵に執着する理由
- 羂索について
- 「私の意志は受け継がれる」という発言の真意
- その他
- 「4人のうち1人が死亡か1人以外全員死亡か」という作者の発言
- 『呪術廻戦』の未回収の伏線・謎
- 虎杖悠仁について
- 播磨の術師との関係
- 両親の行方
- 乙骨憂太について
- 先祖が菅原か藤原か
- パンダについて
- 内包する魂の消滅後の変容
- 三輪霞について
- スカウト理由が”髪”であるワケ
- 仙台コロニーに現れた理由(闇堕ち説)
- 五条悟について
- 決戦前に”やっておきたいこと”
- 夜蛾正道について
- パンダの内包する魂との関係
- 庵歌姫について
- 顔の傷ができた理由
- 九十九由基について
- ラルゥとの関係
- 両面宿儺について
- 術式の詳細
- 人生を変える2度の機会
- 羂索について
- 所持している術式の数
- 天使について
- 天使のルーツ
- その他
- 呪術界上層部の内通者
- 単行本の扉絵
- 2024年内に『呪術廻戦』完結
- OP&EDで描かれた伏線の考察