呪術廻戦の回収済み・未回収の伏線・謎まとめ

『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、日本の漫画家・芥見下々の描くダークファンタジーバトル漫画。2018年に『週刊少年ジャンプ』にて連載が開始された。”呪い”というネガティブでディープなテーマを持ちながら、王道である熱いバトルや個性豊かなキャラクターなどが支持を得て人気を集めている。緻密に練り上げられたストーリーには伏線や謎が散りばめられており、作中で既に回収された伏線もあるが、未だ謎として残っているものも多々ある。

羂索との戦闘後の生死

「死滅回遊」の泳者(プレイヤー)の1人である髙羽史彦(たかば ふみひこ)は、羂索と戦うのに相性の良い術式「超人(コメディアン)」を持っていた。自身がウケると思ったイメージを具現化するこの術式は”現代最強の術師”五条悟にも匹敵すると言われている(本人はよくわかっていない)。

髙羽は羂索との戦いの末、死に装束をまとって満足そうな顔で地面に横たわっている。これがただの演出なのか、それとも本当に死んでしまったのかは不明である。
その後、生きていることが判明。相方とネタの打ち合わせをする様子が描かれた。相方の顔は描写されていないが、羂索によく似た髪型をしている。

禪院直哉について

死後の活躍

呪術界のエリート「御三家」の1つである禪院家。その第26代当主・禪院直毘人(ぜんいん なおびと)の息子である禪院直哉は、控えに言って性格が最悪であった。自身が優秀な故に傲慢であり、男尊女卑の考え方が強い。そんな直哉は、禪院家で呪術高専東京校2年の禪院真希(ぜんいん まき)との戦いで重症を負い、その後真希の母親によって背後から刺され死亡する。その死に方から、インターネット上では、「禪院直哉が呪霊となって再登場する」という考察が流れていた。術師が死後呪いに転じることを防ぐためには、呪力を持って殺さなければならない。しかし直哉は真希の母親によって普通の料理包丁のような刃物で刺されて死亡した。その描写から死後呪いに転じる可能性が高いと考察されていたのだ。そして死滅回遊編に入り、鹿児島結界(コロニー)にて再登場。イモムシのようなおぞましい呪霊の姿で現れ、真希や加茂憲紀(かも のりとし)と戦ったが、再び真希に破れた。

天元について

裏切り者説

日本の呪術界の要である天元(てんげん)は、名前だけは『呪術廻戦』が始まって早々に名前が登場していた。本格的に物語に関わり始めたのは、死滅回遊編。主人公の虎杖悠仁達が、「死滅回遊」の終わらせ方や特級呪物「獄門彊(ごくもんきょう)」に封印された五条悟(ごじょう さとる)を復活させる方法などを聞くために天元の元を訪れた際に初めて登場した。この際、天元はあまりに多くの情報を所持していたため、伏黒恵などに天元と「死滅回遊」を起こした羂索が手を組んでいるのではと疑われていた。しかし天元は羂索との本格的な戦闘に加わり、最終的に羂索の「呪霊操術」に取り込まれて使役されてしまう。それによって天元が虎杖達を裏切っている説は消えた。

伏黒津美紀について

昏睡していた理由

伏黒恵の義理の姉である伏黒津美紀は、ある時急に倒れて昏睡状態に陥っていた。何者かに呪われているらしいことはわかっていたが、誰に、いつ、何のために呪われてしまったかは不明だった。
起首雷同編で、伏黒がいた中学校の卒業生らが相次いで不審死を遂げる事件が発生する。調査を進めていくと、死亡した人々は学生時代に八十八橋(やそはちばし)へ肝試しに行っていたことが判明した。そして津美紀もまた友達と八十八橋へ肝試しに行っていたことがわかる。伏黒達は八十八橋の特級呪霊を倒し、津美紀にかかっている呪いを解いた。しかしそれでも津美紀は目を覚まさなかった。

その後「死滅回遊」が始まる。「死滅回遊」では、呪詛師・羂索に目をつけられた人間1,000人が無理やり呪術に目覚めさせられ、殺し合いを強制された。元々術式を所持していて脳のデザインが非術師のものだった現代人と、羂索が今まで契約してきた術師の呪物を与えられた過去の術師の2種類が「死滅回遊」に参加することになる。中には羂索が接触した時にその呪力に当てられて昏睡状態に陥ったものもいた。津美紀もその1人であったため、長らく昏睡状態に陥っていたのである。羂索が「死滅回遊」の開始を宣言したことにより津美紀は目覚めたが、過去の術師・万(よろず)の受肉体となってしまったため、津美紀の自我は消えてしまったものと思われる。

両面宿儺について

伏黒恵に執着する理由

両面宿儺は、英集少年院で伏黒恵と直接対決してから、伏黒に執着をしていた。渋谷事変の際も伏黒に死なれては困ると助ける場面がある。何故両面宿儺が伏黒に執着しているのかは長らく謎のままであり、読者の間では両面宿儺が伏黒の術式「十種影法術」を使って完全復活を果たそうとしているという考察があった。「十種影法術」の元ネタは「十種神宝(とくさのかんだから)」という『先代旧事本紀』に登場する宝物だと考えられており、この「十種神宝」を全て使って祝詞を唱えると病気治癒、死者蘇生などの効力が発揮されるという。このことから伏黒恵の「十種影法術」には死者蘇生の効力があり、それによって両面宿儺は完全復活を遂げようとしているのではないかと考えられてきた。

しかし死滅回遊編も佳境に入ってきたところで、両面宿儺が伏黒恵に固執していた理由が判明。両面宿儺は自身の魂を虎杖悠仁の指に宿して引きちぎると、それを伏黒恵に食べさせて、身体を乗っ取ることに成功した。両面宿儺が伏黒恵を生かしてきたのは、自身の器として利用するためだった。その後読者は、この伏黒恵の身体を乗っ取った両面宿儺を「伏黒宿儺」と呼んでいる。

羂索について

「私の意志は受け継がれる」という発言の真意

新宿で両面宿儺が五条悟と戦っている傍ら、髙羽史彦と乙骨憂太が羂索の首をはねて殺害に成功した。その際羂索は「私の意志は受け継がれる」という意味深な発言をしている。他の誰かの身体を乗っ取って計画を進めていくということも考えられたが、後に羂索が「死滅回遊」のルールに「天元による人類との超重複同化の発動権限は伏黒恵(両面宿儺に乗っ取られているため実質両面宿儺)が持つこととする」というものを追加したことが発覚する。これによって羂索の意志が両面宿儺に受け継がれたとも考えられる。

その他

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「五条悟 vs. ミゲル」とは、強大な呪霊と化した幼馴染に憑かれた少年の成長と活躍を描いた『呪術廻戦 0(東京都立呪術高等専門学校)』で繰り広げられた戦いの1つ。ぽっと出の外人キャラクターが“最強の術師”を相手にひたすら圧倒されて振り回されるという内容だが、五条の恐るべき実力が明らかになるに従い注目度が劇的に上がっていった。 「術師の楽園を作る」と語る夏油傑を気に入ったミゲルは、彼のために教え子たちの下へと急ぐ五条の足止めを買って出る。“最強の術師”を相手に、ミゲルの決死の奮闘が始まる。

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呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

呪術廻戦名勝負「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」戦のネタバレ解説・考察まとめ

「虎杖悠仁・伏黒恵・釘崎野薔薇 vs. 特級仮想怨霊 vs. 両面宿儺」とは、巨大な陰謀に立ち向かう呪術師たちの活躍を描く『呪術廻戦』で繰り広げられた戦いの1つ。物語の序盤で主人公の虎杖たちが直面した絶体絶命の窮地であり、事前に「3人の内の1人が死亡」という説明があったことで緊迫感ある展開となった。 少年院に強力な呪霊が発生し、緊急事態として虎杖ら3人が生存者の避難誘導を命じられる。虎杖は「いざとなれば自分の内の宿儺の力を使おう」と安易に考えていたが、事態は連鎖的加速的に悪化していく。

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呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

呪術廻戦の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『呪術廻戦』とは、若き呪術師たちの戦いと成長の日々を描いた、芥見下々による漫画作品。 最強最悪の呪霊両面宿儺をその身に宿してしまった高校生虎杖悠仁。両面宿儺の力を御するため、虎杖は呪術師を目指して呪術高等専門学校に通い始める。 作品の人気が高まるに従い、個々のキャラクターへの注目の度合いも上がっていき、彼らが発した心揺さぶるセリフに惹かれる読者も増えていった。呪いという人間の感情に直結するものを扱うため、時に生々しく、時に華々しく、時に人間の弱さを残酷に突きつける名言が数多く登場する。

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呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ

呪術廻戦の歴代OP・ED主題歌・挿入歌・サウンドトラックまとめ

『呪術廻戦』(じゅじゅつかいせん)とは、芥見下々によるダークファンタジーバトル漫画、およびそれを原作としたアニメ作品。この記事では、『呪術廻戦』を彩るオープニング・エンディング主題歌、挿入歌、そして本作の前日譚である『呪術廻戦0 東京都立呪術高等専門学校』を原作とする劇場アニメ『劇場版 呪術廻戦 0』の主題歌を紹介していく。

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呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

呪術廻戦の御三家・禪院家まとめ

禪院家(ぜんいんけ)とは、『週刊少年ジャンプ』の人気漫画『呪術廻戦』に登場する呪術界のエリート家系・御三家の一つである。術式至上主義であり、術式を持たない者は血族であっても落伍者として蔑まれる。また男尊女卑の思想も強く残っており、長く続くがゆえに古き因習に囚われている。 『呪術廻戦』では禪院家出身のキャラクターが多く登場するが、人間性を疑いたくなるような人物も多く、読者の中では「禪院家は『クズ』の集団」という認知が進んでいる。

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乙骨憂太(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

乙骨憂太(呪術廻戦)の徹底解説・考察まとめ

乙骨憂太(おっこつ ゆうた)は、『呪術廻戦』の登場人物で、現代最強の術師五条悟に特に期待されている若手呪術師にして、国内に四人しかいない特級術師の一人である。 ごく普通の少年だったが、幼馴染の祈本里香の死後、彼女の霊に取り憑かれる。やがて里香は国家規模の破壊すらもたらしかねない強大な呪霊と成り果て、これを御する術を学ぶために東京都立呪術高等専門学校に転入。呪術の世界と関わっていく中で、その秘めた才能を開花させていく。 『呪術廻戦』本編では、主人公虎杖悠仁の一学年上の生徒という立場。

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