シュガシュガルーン(漫画・アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『シュガシュガルーン』とは安野モヨコが2003年から2007年まで『なかよし』で掲載した少女漫画、それを原作としたアニメ。次期女王候補である魔女のショコラ=メイユールとバニラ=ミューは、女王試験の為にお菓子でできた魔界から人間界へやってきた。どちらが女王にふさわしいか、気持ちを結晶化した人間のハートをめぐって勝負を繰り広げる。やがて対立するオグルとの戦いで魔界がピンチになってしまう。ライバルで親友である2人の友情や恋の行き先をファンタジーに描いた。第29回、講談社漫画賞児童部門を受賞した作品。

CV:花村怜美
人間界のショコラの女友達。大きい屋敷に住んでいる。父は画家で、母は小説家。オカルト好きで、宇宙マニア。

石田マユ(いしだ まゆ)

CV:樹元オリエ
人間界のショコラの女友達。大人しい性格のお姫様タイプ。ショコラのおかげで、森田と両想いになった。リボン集めが得意で、リボンのカチューシャをしている。

ナナコ=ウォルシュ

CV:伊瀬茉莉也
ショコラとバニラのクラスメイトの女子。優しくて明るい性格。家族と仲が良い。

沢村桃子(さわむら ももこ)

CV:大谷美貴
ショコラとバニラのクラスメイトの女子。同じクラスメイトのタイジのことが好き。

オグル

ピエール

CV:小西遼生
萌黄学園の中等部生徒会長をしている。美しい容姿とクールな性格から女子生徒みんなの憧れの存在だが、正体はショコラたちと敵対する闇の魔法使いオグルである。小さい頃にオグルの怪物に誘拐され、オグルの一員になった。やがて、オグルの王子として人間界に送り込まれ、人間界にいるオグル達を束ねる存在になる。最初はショコラからハートを奪って殺そうとするが、彼女を知っていくうちにお互いに惹かれていく。にんじんが苦手でショコラのハートを狙うために、咳き込みながら食べる場面がある。魔界にある美しい絵「氷雪の貴公子」に描かれる伝説の魔法使いグラースに似ているが血縁者ではない。

闇の大公・グラース(やみのたいこう ぐらーす)

CV:小西遼生
6人の魔女たちとともにこの世界を創った、偉大な魔法使い。6人の魔女たちの夫であり、シナモンの夫である。見た目は、ピエールに似た容姿をしている。魔界の王だったが、その残虐な思想から王国を追放された。グラースは王国を追放された恨みから、ピエールの身体に乗り移りロワイヨームを襲撃する。アニメではグラースの正体は語られていないが、単行本『シュガシュガルーン』7巻では、グラースがショコラの父と判明する。

セルヌノス

ピエールと一緒に暮らす黒猫。正体は、ショコラの母であるシナモン=メイユール。

その他

デューク

CV:八十田勇一
ショコラの使い魔のシマシマ模様のカエル。年齢は人間でいうと30歳、カエルにされる前は優秀な魔法使いだった。だらしがなく頼りにならない性格でショコラと言い合いになることもある。身長はタバコの箱の高さと同じで語尾に「ケロ」を付けて話す。ルーン28「危ない! 水族館デート」では、ショコラのハートが奪われるシーンで、ピエールが「貴方は」とデュークの正体を知り、ショコラのハートが奪われる危機を回避した。デュークの正体は優れた魔法使いで知られるポワーヴル=メイユールだ。アニメではデュークの正体は深く語られないが、シナモンの弟でありショコラの叔父にあたる。

ブランカ

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