LION/ライオン 〜25年目のただいま〜(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』とは2016年に公開されたドラマ映画で、アメリカ合衆国、オーストラリア、イギリスの3国が共同して作成した。サルー・ブライアリーのノンフィクション本が原作となっている。5歳の少年サルーが家族と離れ離れになり、オーストラリアに養子として迎えられる。そして大学生になったサルーがGoogle Earthを使って故郷を探し出す物語である。家族愛が描かれた感動の物語である。

日本語吹替:田中敦子
ジョンの妻で、サルーとマントッシュを養子として迎え入れる。とても心優しい性格で、たくさんの愛を持ってサルーとマントッシュを育てる。
14歳の頃に「茶色の肌の子供を養子にもらい裕福な暮らしをする」という夢を見た事をきっかけにサルーを養子にもらう決意をする。

ジョン・ブライアリー(演:デヴィット・ウェンナム)

日本語吹替:吉富英治
スーの旦那で、サルーとマントッシュを養子として迎え入れる。

マントッシュ・ブライアリー(演:ディヴィアン・ラドワ)

サルーの弟としてブライアリー夫妻に養子として迎えられる。幼い頃に実の両親から酷い虐待を受けてから、心を閉ざしている。
家族を避けて暮らしており、サルーとも折が合わなかったが、最後は和解する。

インドの家族

カムラ・ムンシ(演:プリヤンカ・ボース)

サルーの母親で、女手一つで子供3人を育てた。心優しい性格で、働き者である。サルーが迷子になり、25年後に再会した時は白髪姿になっていた。

グドゥ・カーン(演:アビシェーク・バラト)

サルーの実の兄。家族思いの優しい性格で、サルーのことをとても可愛がっていた。
サルーに仕事を探しに行くと言って列車に向かった後、列車に轢かれて死んでしまう。

シェキラ

サルーの妹。サルーが行方不明になってからもインドで母親とずっと暮らしていた。サルーがインドに帰ってきた時には共に涙を流して喜んだ。

その他

ミセス・スード(演:ディープティ・ナバル)

人権活動家の女性。孤児院にいるサルーと面会しカルタッカで新聞広告に出した事、家族には会えない事、オーストラリアに養子として行く事を伝える。

ヌーレ(演:タニシュタ・チャテルジー)

迷子のサルーに優しく近づき、自宅に招きラマと共謀して誘拐しようとする。

ラマ(演:ナワーズッディーン・シッディーキー)

matsurin6
matsurin6
@matsurin6

Related Articles関連記事

Sia(シーア)の徹底解説まとめ

Sia(シーア)の徹底解説まとめ

Sia(シーア)とはオーストラリア出身のシンガーソングライター。顔を隠して歌う”覆面シンガー"で2014年リリースのアルバム『1000 Forms of Fear』が世界中で大ヒットして、同アルバム収録の「Chandelier」はYouTubeの再生回数は約23億回を誇るなど一躍トップアーティストになった。大物アーティストらに楽曲提供しヒット曲を連発させており、楽曲提供者としての評価も高い。音楽活動以外にもチャリティ活動、映画監督などマルチな活躍を見せている。

Read Article

スラムドッグ$ミリオネア(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

スラムドッグ$ミリオネア(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『スラムドッグ$ミリオネア』とは、2008年製作のイギリス映画。インド人外交官ヴィカス・スワラップの小説『ぼくと1ルピーの神様』をダニー・ボイル監督で映画化。インドでオール・ロケーションされた社会派エンタテインメント。第81回アカデミー賞では作品賞を含む8部門を受賞した。日本でもお馴染みのTVのクイズ番組に出場し、史上最高額まであと1問と迫った青年。彼のスラムで育った過酷にして波瀾万丈の生い立ちを、クイズ番組に巧みに織り込みながら、スリリングかつ躍動感いっぱいに描いていく。

Read Article

ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge!)のネタバレ解説・考察まとめ

ムーラン・ルージュ(Moulin Rouge!)のネタバレ解説・考察まとめ

『ムーラン・ルージュ』とは、2001年製作のアメリカ映画。ハリウッドを代表する2大スター、ニコール・キッドマンとユアン・マクレガーを主演に、 『ロミオ+ジュリエット』のバズ・ラーマンが製作・監督・脚本を担当したミュージカル大作。劇中の楽曲には20世紀を代表するポップ・ナンバーがふんだんに使用されている。19世紀末の夜のパリを象徴する魅惑のナイトクラブ“ムーラン・ルージュ”で繰り広げられる、若き作家と高級娼婦の悲恋物語を絢爛豪華にして幻想的に描く。

Read Article

パディントン(Paddington)のネタバレ解説・考察まとめ

パディントン(Paddington)のネタバレ解説・考察まとめ

『パディントン(Paddington)』とは、イギリス作家マイケル・ボンドの児童小説「くまのパディントン」を実写映画化した2014年制作のファミリー映画。ペルーのジャングルから、住む家を探しにロンドンにやってきた礼儀正しいクマが、ブラウンさん一家と出会い、大騒動を巻き起こす物語。全世界で320億円超えの大ヒットを放った作品。

Read Article

アクアマン(DCEU)のネタバレ解説・考察まとめ

アクアマン(DCEU)のネタバレ解説・考察まとめ

『アクアマン』とは、アメリカ合衆国で2018年12月21日に公開されたスーパーヒーロー映画。日本では2019年2月8日に公開された。「DCコミックス」のアメリカン・コミック『アクアマン』の実写映画で、『DCエクステンデッド・ユニバース』シリーズの6番目の作品である。監督はジェームズ・ワン。海底王国アトランティス帝国の女王である母と、人間の父との間に生まれた主人公アーサー。人間として地上で成長したアーサーだったが、ある日を境に海底王国間の戦争に巻き込まれる事になる。

Read Article

キャロル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

キャロル(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『キャロル』(原題:Carol)とは、パトリシア・ハイスミスの半自伝的小説に基づいた、1950年代を舞台に2人の女性の恋愛模様を美しくリアルに描いた恋愛映画。監督は、トッド・ヘインズで、主演をケイト・ブランシェット、ルーニー・マーラの2人が務め、2015年公開となった。ルーニー・マーラが第68回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞したほか数々の映画賞にノミネートされた。ニューヨークを舞台に離婚調停中の人妻キャロルと、彼女に心を奪われた女性テレーズとのせつない恋愛が描かれている。

Read Article

チャッピー(CHAPPiE)のネタバレ解説・考察まとめ

チャッピー(CHAPPiE)のネタバレ解説・考察まとめ

“感情”や“意識”を持った人工知能内臓の学習型ロボット“チャッピー”を巡り、そのロボットの設計者、ロボットを強奪したギャング・グループ、設計者を妬む同僚などが入り乱れて、ユーモアを交えながら壮絶なアクションとサスペンスが展開する、2015年公開の近未来SF映画。監督は、独創的なSF映画「第9地区」(09)でデビューした南アフリカ出身のニール・ブロムカンプ。

Read Article

ホテル・ムンバイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ホテル・ムンバイ(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ホテル・ムンバイ』とは、2018年に製作されたオーストラリア・インド・アメリカの合作映画である。2008年にインドのムンバイで発生した同時多発テロの際、タージマハル・ホテルに閉じ込められた人たちの様子を実話をもとに描いている。ホテルのレストランで給仕を担当しているアルジュンはロビーからの銃声を聞いて宿泊客を頑丈な部屋へ避難させ、テロリストとの戦いが始まる。監督はアンソニー・マラスが務め、デヴ・パテル、アーミー・ハマー、ジェイソン・アイザックスらが出演した。

Read Article

ファインディング・ドリー(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

ファインディング・ドリー(ピクサー映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『ファインディング・ドリー』とは、第76回アカデミー賞で長編アニメ賞を受賞した『ファインディング・ニモ』の続編映画であり、その1年後の物語を描いたディズニー / ピクサー製作の冒険ファンタジーアニメーション映画である。極度の忘れん坊のドリーがある事を機に、今まで忘れていた家族を探す冒険を描いている。旅の途中、家族を見つける手掛かりは人間達が海の生物を保護している施設、海洋生物研究所にあると知る。旅の中で親友のニモとマーリンや家族との絆が深まっていく、感動が詰まった映画作品である。

Read Article

ラ・ラ・ランドのオマージュしたミュージカル映画まとめ

ラ・ラ・ランドのオマージュしたミュージカル映画まとめ

2016年に全米で公開されたミュージカル映画「ラ・ラ・ランド」。 母国アメリカをはじめ世界中で大ヒットを記録し、アカデミー賞では監督賞をはじめ6部門で賞を受賞しました。そんな「ラ・ラ・ランド」にはミュージカル映画の名作のオマージュがちりばめられていて、それも見どころになっております。 今回は、「ラ・ラ・ランド」でオマージュされている映画について紹介します。

Read Article

目次 - Contents