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神様の言うとおり（神様の言うとおり弐）のネタバレ解説・考察まとめ

『神様の言うとおり（神様の言うとおり弐）』は金城宗幸原作・藤村緋二作画による漫画作品。不条理な死のゲームに巻き込まれた高畑瞬が黒幕を倒すために戦い続けるサバイバル・シチュエーション・ホラーである。『神様の言うとおり』は『別冊少年マガジン』2011年3月号から2012年11月号まで、『神様の言うとおり弐』は『週刊少年マガジン』2013年7号から2017年4・5合併号まで連載された。第弐部終了後には前日譚にあたる『神様の言うとおり零』全4話が『マガポケ』で連載された。

「学校の七×七不思議」ではチーム「いすとり」に所属し、柘植まさみを道連れに自殺しようとしたところを明石に助けられた。セイン・カミとのじゃんけん対決に勝利し、カミーズJr.の1人になる。大好きだった祖母の位牌を媒体に、祖母の霊体を意のままにあやつる「バッチャジャラ」を発動できるようになる。その能力で「鬼退治」において金太郎を倒したが、直後に巨大化した熊に殺された。

蓬莱やえ（ほうらいやえ）

「学園の七×七不思議」ではチーム「あやとり」に所属していた。セイン・カミとのじゃんけん対決に勝利し、カミーズJr.の一員となる。陸上部の三段跳びの選手であり、陸上部のユニフォームを媒体とし、跳躍力が極限まで上昇する「ジャンパジャラ」を発動できるようになる。明石が「空中ケンパ」に参加することになったときは、丑三やナツメグと共に東京にとばされており、神小路かみまろについて調べていた。その際にフリージャーナリストであり明石の母でもある小森靖子にも協力している。「三国ドロケイ」ではナツメグと共に「太陽の国」の所属となり、敵対国の明石を助けようと国を裏切ったためミケに殺された。

巴光圀（ともえみつくに）

「学園の七×七不思議」ではチーム「いすとり」に所属していた。セイン・カミとのじゃんけん対決に勝利し、カミーズJr.の一員となる。ラップが得意で愛用のマイクを媒体とし、踏んだ韻の数だけ氷の弾丸を撃てる「ライマジャラ」を発動できるようになる。「鬼退治」において桃太郎の猿と相討ちになり死亡する。

東浜佑（ひがしはまたすく）

「空中ケンパ」の参加者。日本で1番IQが高い少年であり、「神の子」のなかでも神に最も近い男と言われている。青山と同じ立方体からの生還者であり、他人を信じた事がない自分に対して、他人を信じ協力し合ってきた青山が心を壊すさまを見ていたため、他人のために命をかける明石のことも馬鹿にしていた。あまりにも優秀過ぎたために、人生は退屈で他人は皆バカだと思って生きてきたが、「空中ケンパ」で自分の予想のつかない選択をする明石に興味を持った。明石の考えを否定するために罠にはめたものの、それでも尚自分のことを信じた明石に初めて自分が敗北したことを認める。最後は明石に生き残る権利を譲り、他人を信じる気持ちを教えてくれた彼に感謝しながら死んだ。

天馬遊（てんまゆう）

「空中ケンパ」の参加者。恐怖心で動けなくなりそうだった明石に「迷わず行けよ、行けばわかるさ」と声をかけて力づける。「天邪鬼迷宮」の「ジグソードールの部屋」で実は女装男子であることが判明する。「神罰ババ抜き」に参加するファイナリストに選ばれるが、「時限爆弾カード」を明石に渡さないように所持し続けたため爆死した。

安千夏（やすちなつ）

「空中ケンパ」の参加者。パズルゲームが得意でゲームをしている時が1番考えに集中できるため、「空中ケンパ」に参加している時もずっとゲームをしている。明石提案による「バイバイ6作戦」を実行中に東浜に罠にはめられ、他の参加者たちと共に死亡する。

ピカキン

「空中ケンパ」の参加者。有名な神の子チューバーで「空中ケンパ」の様子も生配信していた。本名は不明。けんけんぱでKの足場を踏む際に、両足を交互に出すというルール違反をしてしまい死亡する。

時東ジョニー秀樹（ときとうじょにーひでき）

「空中ケンパ」の参加者。黒人系の少年で2m半近い距離を助走なしでジャンプできる身体能力を持つ。最初にかかしがいる中央の足場に到着するが、ひよこへもじの怒りを買い殺される。

高梨金太（たかなしきんた）

「空中ケンパ」の参加者。ビリヤードのキューを持っており、それで他の参加者達を突き落としていた。「空中ケンパ」をクリアした後、次の「天邪鬼迷宮」の「ジグソードールの部屋」にて明石からパズルのピースを奪い取ってでもパズルを完成させようとする。しかし指示されたことと逆のことをしなければいけなかったため、ルール違反となり死亡する。

リリィ

「三国ドロケイ」から登場する外国人の少年。少年兵たちのリーダーであり、百合の花の形に似た火傷跡があるためリリィと呼ばれている。「三国ドロケイ」では「太陽の国」の王であり、少年兵仲間と「六糞野郎（サノヴァ・シックス）」というチームを組み、力と恐怖で支配する。目指しているのは「誰も何も殺さなくていい世界を創ること」であるが、そのためには人を殺すのもどうしようもないこととしている。希望のために戦う天谷や丑三に対して、絶望から逃げるために戦う自分を自覚し心が折れそうになるが、ぎりぎりのところで生きることを選ぶ。仲間のオスメスが「星の国」の王であるファトマを処刑したことで「三国ドロケイ」を勝ち残る。「神罰ババ抜き」に参加するファイナリストに選ばれる。「神罰ババ抜き」では「三国ドロケイ」で対立していたことから他のメンバーに警戒されるが、本心から協力を申し出ており、最後まで他のメンバーを殺そうとしていたオスメスと決別した。「神罰ババ抜き」では最終的に丑三と1対1で勝負をつけることになるが、丑三が勝ち上がったことから敗北して死亡したと推測される。

母G
母G
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