神様の言うとおり(神様の言うとおり弐)のネタバレ解説・考察まとめ
『神様の言うとおり(神様の言うとおり弐)』は金城宗幸原作・藤村緋二作画による漫画作品。不条理な死のゲームに巻き込まれた高畑瞬が黒幕を倒すために戦い続けるサバイバル・シチュエーション・ホラーである。『神様の言うとおり』は『別冊少年マガジン』2011年3月号から2012年11月号まで、『神様の言うとおり弐』は『週刊少年マガジン』2013年7号から2017年4・5合併号まで連載された。第弐部終了後には前日譚にあたる『神様の言うとおり零』全4話が『マガポケ』で連載された。
第3の試練「学校の七×七不思議」編
「学校の七×七不思議」は、49マスにひとつずつある「不思議」を退治してマスを取るという3チーム対抗マス取り合戦。各チームが1日1つずつ選択していくので、16日後に1番多くのマスを取っていたチームの勝利となる長期戦である。
毎晩1つの「不思議」を選ぶと、指名されたリーダーが2人の仲間と共にそれを退治しにいく。
「不思議」退治の時に再会したチーム「あやとり」のリーダー原海(はらかい)は、混乱に陥った仲間を暴力で従えて生き延びた結果、元の優しい性格は失われていた。
そしてチーム「いすとり」は光導者(シャイナー)を名乗る紫村影丸(しむらかげまる)によって支配されていた。
このマス取りにはリバーシのルールも適用されていることが明らかになり、チーム「すなとり」は角のマスを選択する。リーダーに指名された持田は明石と小浜(こはま)の3人で「不思議」退治に向かうが、角のマスのそれは今までとは段違いに強く明石達にはなすすべもない。さらにチーム「いすとり」も角のマスを選択していたことで2体の凶悪な「不思議」と対峙することとなる。その最中、持田は明石を庇って重傷を負い、明石に告白をすると息絶えてしまう。思いを寄せていた持田の死に怒り、明石は仇を取った。
原を説得し改心させた明石は、3チームで同数のマスを取り引き分けに持ち込むことを提案する。チーム「すなとり」と「あやとり」は引き分けに持ち込むために連携を取り始めるが、チーム「いすとり」は独自でマスを取っていく。
最終日、全チーム15マス取得の状態に持ち込んだ明石達。あとはチーム「いすとり」がマスの取得に失敗すれば引き分けになるという場面で、紫村とチームの真のリーダー・愛甲龍臣(あいこうたつおみ)が立ちふさがる。愛甲が向ける銃口の先に立ちふさがり、身を挺して「いすとり」のマス取得を阻んだ明石だったが頭に銃弾を受けてしまう。しかし、ルール違反をした愛甲が死亡し、死んだと思われた明石が生き残った。
こうして3チーム引き分けで「学校の七×七不思議」は終了する。
最終試練「こぶし」編
明石の生存と「学校の七×七不思議」終了に歓喜する皆の前にセイン・カミが現れ、最終試練は、自分との1対1のじゃんけん勝負だと告げる。
生存者22名は順番に朝礼台に上ってセイン・カミとじゃんけんをし、その勝ち負けで生死が分かれていく。
原は平和のピースであるチョキを出して負けるも、誇れる自分を選んだ結果だと笑顔で死亡する。皆を鼓舞しながら壇上に上がった蓬莱やえ(ほうらいやえ)は勝利して生き残った。そして柘植は「セイン・カミは神ではなく快楽殺人者だ」と告げて、あえて「出さない」を選択して死亡する。「すなとり」から共に戦ってきたナツメグこと夏川めぐ(なつかわめぐ)は明石と丑三に目と耳を塞いでいるよう頼むと、最後に明石にキスをして壇上に上がる。ナツメグの死を告げられた明石はグーでセイン・カミを殴り飛ばしながらも勝利を収める。そして最終挑戦者の丑三は、明石に勝負の行く末を見守ることを頼んでじゃんけんに挑み勝利する。
レッスン編
クラスハウスに集められた8人の生存者はセイン・カミにカミーズJr.になったこと、これから更なるレッスンが課されることを告げられる。
彼らの最終到達目標は「神の子」を選別しているかみまろを倒す「神殺し」で、最初のレッスンとして「それぞれの1番大切なもの」を持って帰ることを告げられた。
ルールは自分の「1番大切なもの」を持って48時間以内に戻ってくること、置かれている状況およびここで起きている事を他言しないことの2つだった。
家に戻った明石は入院中の青山に会いに行くが、立方体から生還して「神の子」になっていた青山の心はすっかり壊れてしまっていた。東京で再会した明石にナツメグは告白の返事を求めるが、「付き合えない」と言われる。ナツメグは「私が諦めなきゃいいだけだし」と告げて2人はクラスハウスへと帰る。
そして他の仲間も大切なものを持って帰ってきたのだった。
セイン・カミが告げたレッスン2は「鬼退治」である。明石、蓬莱、福満、星川と丑三、ナツメグ、紫村、巴と4人ずつに分かれた彼らはそれぞれ大江山と鬼ヶ島へ送られるが、彼らに襲いかかってきたのは金太郎と桃太郎だった。つまりカミーズJr.が鬼であり、金太郎と桃太郎を「戯(あじゃら)」を使って倒すことがクリア条件なのだった。その「戯」が分からない明石達だが、命の危機に瀕した星川、紫村、丑三の3人が特殊な能力に目覚め、これが「戯」だと気付く。
クラスハウスに戻った彼らは「戯」について話し合い、福満と巴も使えるようになる。これで敵を倒すことが出来ると再び大江山と鬼ヶ島へ向かった彼らだったが、大江山では福満の「戯」で金太郎を倒すものの、巨大化した熊に福満が殺される。福満の死に傷つきながらクラスハウスに戻った明石、蓬莱、星川だったが、そこには鬼ヶ島から1人だけ脱出してきた巴しかいなかった。激しく口論する明石と巴だが、和解した巴は明石に自分の「戯」で作った剣を差し出した。
明石達は大江山に熊を退治しに行くが、星川を殺された明石が「戯」を発動させて熊を撃退する。鬼ヶ島に向かった巴は出会い頭に見つかった猿を倒すことはできたものの命を落とす。鬼ヶ島でなんとか生き延びていた丑三、ナツメグ、紫村の3人は巴の死を看取ると、満身創痍の末に桃太郎と雉を倒したのだった。
「鬼退治」をクリアした5人のカミーズJr.にセイン・カミが告げた3つ目のレッスンは「影踏み」。
5人それぞれに「神の子」が提示され、気付かれずに影を踏むように指示された後で各自のターゲットの元へと送られる。明石は高畑、丑三は天谷、ナツメグは秋元、紫村は真田、蓬莱は秋本の影を踏むために機会を伺う。
丑三は天谷と戦いを繰り広げることになり、蓬莱は芸能人になっていた秋本のファンを装って彼に近づく。高畑と会話をした明石は、「神の子」は敵ではなく、むしろ自分たちの仲間であり、セイン・カミこそがかみまろと同じく倒すべき敵だと考えるようになる。
高畑の影を踏んでクラスハウスに帰った明石が目撃したものは、惨殺されるセイン・カミの姿だった。
「空中ケンパ」編
セイン・カミを殺害したアシッド・マナによってなぞの空間にとばされた明石。目が覚めた明石の近くには、日本で1番IQが高い人間とされる東浜佑(ひがしはまたすく)を含め5人の高校生がいた。明石は「神の子」である彼らと「空中ケンパ」に挑むことになる。
最初は水面に浮かぶKとPが書かれた足場をけんけんぱの要領で進むだけのゲームかと思われたが、彼らは上空634mという高所で行われていることを知る。恐怖心と戦いながら進む彼らの前に、アルファベット26文字が書かれた足場が現れる。参加者の一部は中央の足場がゴールと信じ進むが、ひよこへもじたちに襲われて次々と死んでいく。カカシが告げた「ほったイモいじんな」という言葉とカカシの腕の動きから、明石は自分たちが時計の上にいることに気付く。
最大でも12人しかクリアできないことが判明すると参加者たちはゴールを目指して殺到するが、1度踏んだ足場が消滅し、行き場を失くした彼らは地上へと落ちていく。そんな明石の前にヘリに乗った丑三が助けに駆け付けるが、アシッド・マナによって丑三はどこかへ転送されてしまう。
そして明石は傍にいた5人に「バイバイ6作戦」を提案する。皆で協力し、じゃんけんで勝った者から順番にクリアさせる作戦は、最後の6人目はクリアできる可能性が限りなく0に近かった。そして明石がクリアする番になったとき、紫村が他の参加者によって突き落とされそうになっていることに気付き助けに向かう。紫村を仲間に加え作戦は続行されるが、明石はルールを無視した責任を取って最後の1人になると申し出る。そして東浜は指示役として最後から2番目にクリアすると申し出た。
東浜はあまりにも優秀過ぎたために、周りにいるのはバカばかりで人生は退屈だと思いながら生きてきた。明石もきっと土壇場には仲間を見捨てるだろうと彼らを罠にはめるが、明石は仲間を助けるために東浜に協力を求めたのだ。人生で初めて敗北を知った東浜は天馬遊(てんまゆう)をクリアさせることに協力し、「決着はここを生き残った後、次のゲームでつける」と告げ、先に明石をクリアさせる。振り返った明石が見たのは崩壊する足場と共に落ちていく東浜の姿だった。タイムリミットを覚えていた東浜は他人を信じる気持ちを教えてくれた明石に感謝しながら死んでいった。
最後のゲーム「地獄変」編
「空中ケンパ」をクリアした明石達が目撃したのは、獅子舞やひょっとこ、テルテル坊主などを模した化け物に虐殺される「うんどうかい」参加者達の姿だった。「うんどうかい」をめちゃくちゃにされたかみまろに、アシッド・マナが予定変更と「地獄変」開催を告げる。
世界中に化け物が解き放たれ、無差別に人間を殺戮していく地獄のような光景が繰り広げられる。
そしてアシッド・マナは「救える資格を持つのはアンタ達『選ばれの子』だけ。地獄から天国へと続くその道を昇って、この指に1番最初にとまった子だけが神様になれます」と告げたのだった。
皆が階段を駆け上がり始める中、明石は失うことへの恐怖から走り出せずにいたが、心を壊した青山が窮地を救った。呼びかけを無視して階段を昇り始める青山と、彼を追いかける明石の前に現れたのは「天邪鬼迷宮」である。
青山を追って迷宮に飛び込んだ明石は、「あっちこっちハッチの部屋」や「ジグソードールの部屋」をクリアしたことで、この迷宮内の真のルールに気付く。そして「釈迦蜘蛛の部屋」でようやく青山を捕まえることができた明石は、命がけの説得の末に青山の記憶を取り戻すことに成功し、和解した2人はその部屋をクリアしたのだった。
その頃外では、かみまろによって立方体から外に捨てられた高畑と天谷を助けた丑三が、満身創痍の彼らを病院に運び込んでいた。
天馬、紫村と合流した明石と青山は、この迷宮からの脱出方法もルールとは逆の行動を取ることではないかと気づく。4人はとうとう脱出できたが、カギを集めてはいけなかったことに気付いていなかった。
門番をしていた狸は、サドンデスとして「狸鍵危機一髪」をするように指示。持っているカギを全部鍵穴に差すか、誰かが大当たりを引けば終了するゲームに明石と青山がチャレンジする。明石は青山に自分の死後の事を託すが、青山は「一緒に生きてサッカーをしよう」と言う。ゲームを続けていくうちに「俺がヒーローになる」と告げる明石の幻を見る2人。その瞬間に当たりを引いた青山は、「世界を救えるくらいのヒーローになれ」と告げて死んだのだった。
そして外の世界では世界中から日本に立方体が集まってきていた。その中にいる明石に会うために「戯」で向かおうとする丑三に、高畑と天谷が「俺も連れてけ」と告げていた。
「天邪鬼迷宮」をクリアした明石、紫村、天馬の3人は、世界中から集められた全ゲームを生き延びてきた者たちと新たなゲームに挑むこととなる。
そしてアシッド・マナから「三国ドロケイ」について、3つの国にいるそれぞれの王の内の1人が処刑された時点でその王の国の人間は全員死亡、残る2つの国の人間が生き残ると説明を受ける。
アシッド・マナによって各国の王は「太陽の国」がリリィ、「月の国」が明石、「星の国」がファトマと決められた。「太陽の国」はリリィが仲間の少年兵たちと共に力で支配し、「星の国」は高名な占術士であるファトマの予知絵に従い、「月の国」は「1人1人が戦って勝つ」という明石のモットーに従って動き始める。三つ巴の戦いになると思われたが、「太陽の国」による無差別殺人を止めようとした明石は、「太陽の国」の幹部のオスメスによって牢屋へと転送されてしまう。危機感を抱いた「月の国」と「星の国」は同盟を組み、ハンナは明石を救出するために「太陽の国」を裏切ったナツメグ、蓬莱と協力して牢屋へと向かうが、蓬莱が裏切りを察知したミケに殺害されてしまった。蓬莱を殺害したミケを倒したのは、丑三の「戯」で立方体内部へと突入してきた天谷だった。危機を脱したかに思われたが、リリィによって再び捕獲されそうになった明石を庇い、今度はナツメグが牢屋に送り込まれてしまう。制限時間内にナツメグを救出したとしても、リリィを倒せば「太陽の国」に所属する彼女は結局死んでしまう。丑三、天谷、真田、ハンナ達と共にリリィと戦う明石だが、その苦悩に気付いた丑三の説得により、ナツメグがいる牢屋へと向かう。なんとかして牢を破壊しようとする明石だったが、ナツメグは「自分の命を精一杯生きて」と別れの言葉を告げ、形見のシュシュを渡すと処刑されて死亡してしまった。そして真田がリリィを捕獲しようとした寸前、オスメスによってファトマが捕獲され牢屋で処刑されてしまう。「三国ドロケイ」は「星の国」の敗北で終わり、「星の国」の所属だった真田も死亡した。
最終選別「神罰ババ抜き」編
「三国ドロケイ」が「星の国」の敗北で終わった後、アシッド・マナによって最終選別「神罰ババ抜き」の開催と、そのゲームに進出できる13人の名前が発表される。
神罰とババ抜きを掛け合わせた「神罰ババ抜き」はリリィ、オスメス、丑三、天谷、瞬、ハンナ、紫村、いちか、天馬、イパネマ、アルフ・E、メルト、明石とかみまろを加えた14人で行われる。
開始直後、紫村が「引いたら死」のカードを引いて死亡したことで、このババ抜きがカードに書かれた罰を搔い潜って戦う頭脳戦であることに気付く。隣が信頼できる仲間であれば危険性のないカードを渡せるが、敵だった場合には殺し合いになりかねない。そしてイパネマがオスメスによる尋問の末「引かれたら死」のカードを見抜かれて死亡してしまう。リリィを神にするために殺し合いも辞さないオスメスに、リリィは「もうやめろ」と告げる。このゲームに潜む様々な危険性について思考しながらカードを引く彼らだったが、順番に関係なく天馬が爆死してしまう。「時限爆弾」カードを所持していた天馬は、明石を死なせないためにそれをずっと持ち続けていたのだ。
そしてオスメスはババ抜きを上がることができる状況になるが、1人でも多く殺すために勝負を続けると宣言する。妹を殺された復讐心に燃えるメルトが立ち向かうが、オスメスに「引かれたら死」のカードを引かれて死んでしまう。実はオスメスは「持ってる間死の罰を受けない」効果があるジョーカーを持っていた。リリィを神にすることをリリィ本人から否定されたオスメスは、自分が神になると誓うがアルフ・Eがとうとうジョーカーを奪う。それでも「引いたら死」のカードを見破ることができるオスメスを倒すのは至難の業と思われたが、明石と丑三の連携プレイによって「時限爆弾」のカードを引かせることに成功する。実は明石がカードに血で作戦を書いて指示していたのだった。
その後、皆で夢を語り合う中、天谷がアルフ・Eを殺してババ抜きから上がり、最初に神の座に至る。そして「喋ったら死ぬ」カードを持っている状態で「夢を語る」カードを引いたハンナは「生きたい様に生きればいいのよ」と語って死んでいった。
残ったのはかみまろ、瞬、いちか、明石、丑三、リリィの6人となる。瞬は何度もかみまろを殺そうと目論むも殺せず、「神」と「人」の差について悩む。いちかは瞬の「神殺し」の意志の固さを思い知り、彼に告白をして「引かれたら死」のカードを渡し、死亡する。いちかに渡されたカードによってペアが揃い、上がることができる状況になった瞬だったが、かみまろを道連れにして死ぬことを選択する。そんな瞬にかみまろは感謝の言葉を告げ、2人は神に退屈が終わることを感謝しながら死んだ。
明石と丑三とリリィの3人が残ったが、リリィの意思で明石が最初に上がる。残った2人は正々堂々と決着を着けるのだった。
延長戦「DICE!!」編
「神罰ババ抜き」を最後に勝ち抜いてきたのは丑三だった。丑三はリリィからの伝言として「ありがとう」と伝える。3人に神の力を与えたアシッド・マナは「殺しあって1人の神を決めるも良し!力を合わせて地球を守るもよし!」と告げる。明石は早速ナツメグを生き返らせてみるが、「神の力」では本当の意味で生き返らせることができないことに絶望し、丑三は「神の力」が万能ではないことを知り絶望する。それでも地球を救うために立ち上がる明石に、天谷は「DICE!!」を提案する。お互いにダイスを振り、出た目の数だけ誰かを殴る。殴られた方は殴られる毎に1人ずつ記憶から人を忘れていくというものだった。3人で乗り越えようとしない天谷に、明石は丑三と2人で天谷を壊し世界を救うことを決意する。互いに殴り殴られ、大切な人たちの記憶を失っていく3人。全ての記憶を失くしても、たくさんの人達からもらった感情で明石は戦い続ける。そして天谷は、どうしても消えない瞬を失った寂しさを抱いて神になると誓う。
天谷と明石の戦いは明石の勝利に終わるが、彼もまた肉体が死んでしまっていた。最後まで生き残った真の神様は丑三となる。
丑三は、またゲームを一緒に戦うためではなく、神さまとして明石を待つために時間の巻き戻しを決意する。試練を超えた明石ともう1度会い、「この世界とひとりぼっちの俺を救えるのは、お前だけなんだ明石、ここまで来い」という丑三の願いによって、巻き戻された世界で再び試練が始まるのだった。
『神様の言うとおり(神様の言うとおり弐)』の登場人物・キャラクター
『神様の言うとおり』の登場人物
高畑瞬(たかはたしゅん/演:福士蒼汰)
CV:江口拓也
第壱部の主人公。第弐部には104話から登場し、以後メインキャラの1人になる。
都立みそら高校2年B組。母子家庭で育ち、おとなしくマイペースな性格をしていた。人生に退屈を感じていたが、突如始まったゲームにより人生が一変する。1番最初に立方体から生還した5人のうちの1人である。「うんどうかい」の「ぜつぼうたおし」において天谷と共に爆発物がついた棒をかみまろに向かって投擲するが、返り討ちにされて立方体の外へ放り出される。地上へ向かって落下していたところを丑三に助けられ、丑三、天谷と3人で立方体へ舞い戻る。
「三国ドロケイ」終了後は「神罰ババ抜き」に参加できるファイナリストに選ばれるが、ゲームをクリアして神になることを選ばず、かみまろを道連れに死亡することを選ぶ。
秋元いちか(あきもといちか/演:山崎紘菜)
CV:安斉知佳
都立みそら高校2年3組。瞬と協力してゲームをクリアし、最初に立方体から生還した5人のうちの1人なる。「うんどうかい」でも瞬と同じチームで戦っていた。死に際に感じてしまう体質である。
第弐部では「三国ドロケイ」で「月の国」のオペレータとして活躍している。
「三国ドロケイ」終了後、「神罰ババ抜き」に参加できるファイナリストに選ばれる。瞬の「かみまろを殺す」という意志が固いことから、瞬に告白した後、「引かれたら死」のカードを渡して死亡した。
天谷武(あまやたける/演:神木隆之介)
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目次 - Contents
- 『神様の言うとおり(神様の言うとおり弐)』の概要
- 『神様の言うとおり(神様の言うとおり弐)』のあらすじ・ストーリー
- 『神様の言うとおり』
- 第1のゲーム「だるま」編
- 第2のゲーム「まねきねこ」編
- 第3のゲーム「こけし」編
- 第4のゲーム「しょうべんこぞう」編
- 第5のゲーム「うらしまたろう」編
- 第6のゲーム「うんどうかい」編
- 『神様の言うとおり弐』
- 第1のゲーム「だるま」編
- 第1の試練「まめまき」編
- 第2の試練「あやとり」「いすとり」「すなとり」編
- 第3の試練「学校の七×七不思議」編
- 最終試練「こぶし」編
- レッスン編
- 「空中ケンパ」編
- 最後のゲーム「地獄変」編
- 最終選別「神罰ババ抜き」編
- 延長戦「DICE!!」編
- 『神様の言うとおり(神様の言うとおり弐)』の登場人物・キャラクター
- 『神様の言うとおり』の登場人物
- 高畑瞬(たかはたしゅん/演:福士蒼汰)
- 秋元いちか(あきもといちか/演:山崎紘菜)
- 天谷武(あまやたける/演:神木隆之介)
- 佐竹(さたけ/演:染谷将太)
- アヤ
- 委員長(演:桜田通)
- 吉川晴彦(きっかわはるひこ/演:村上虹郎)
- 森川(もりかわ)
- 三神(みかみ)
- 平井翔子(ひらいしょうこ/演:福原香織)
- 前田小太郎(まえだこたろう/演:高橋直人)
- 奥栄治(おくえいじ/演:入江甚儀)
- 秋本クリストファー健人(あきもとくりすとふぁーけんと)
- 真田ユキオ(さなだゆきお/演:大鶴佐助)
- 真田ムラオ(さなだむらお)
- 板東純子(ばんどうじゅんこ)
- 平井響子(ひらいきょうこ)
- 『神様の言うとおり弐』の登場人物
- 明石靖人(あかしやすと)
- 青山仙一(あおやませんいち)
- 持田涙(もちだるい)
- 丑三清志郎(うしみつきよしろう)
- 夏川めぐ(なつかわめぐ)/ナツメグ
- 星川芽衣(ほしかわめい)
- 原海(はらかい)/ハラカイ
- 網走洋平(あばしりようへい)
- 柘植まさみ(つげまさみ)
- 戸呂井アキラ(とろいあきら)
- 西野・スーザン・花(にしの・すーざん・はな)/スージー
- 紫村影丸(しむらかげまる)
- 愛甲龍臣(あいこうたつおみ)
- 福満重里(ふくみつしげさと)
- 蓬莱やえ(ほうらいやえ)
- 巴光圀(ともえみつくに)
- 東浜佑(ひがしはまたすく)
- 天馬遊(てんまゆう)
- 安千夏(やすちなつ)
- ピカキン
- 時東ジョニー秀樹(ときとうじょにーひでき)
- 高梨金太(たかなしきんた)
- リリィ
- ミケ
- ダンデライオン
- CB(カスタムボーイ)
- オスメス
- プゥ
- アルフ・E
- ファトマ・カルカヴァン
- ハンナ・フェリックス
- ジェイク
- イパネマ
- メルト・カルカヴァン
- ゲーム関係者
- 神小路かみまろ(かみのこうじかみまろ)
- セイン・カミ
- アシッド・マナ
- 育子(いくこ)
- にの
- その他の登場キャラクター
- 榎田拓海(えのきだたくみ)/タクミ(演:大森南朋)
- 奥平忠勝(おくひらただかつ)
- 瞬の母
- 小森靖子(こもりやすこ)
- 明石純一郎(あかしじゅんいちろう)
- 六手進一(ろくてしんいち)
- 『神様の言うとおり(神様の言うとおり弐)』の用語
- 試練
- 出席者
- 神の子
- 欠席者
- カミーズJr.
- 『神様の言うとおり(神様の言うとおり弐)』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 夏川めぐ/ナツメグ「自分の命を精一杯生きて」
- 高畑瞬「俺の神さまはおまえなんだよ、かみまろ」
- 丑三清志郎「神さまとして明石を待つ」
- 『神様の言うとおり(神様の言うとおり弐)』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 実写映画が第9回ローマ国際映画祭ガラ部門に出品
- ヒットメーカー金城宗幸の原点
- 『神様の言うとおり(神様の言うとおり弐)』の主題歌・挿入歌
- 実写映画
- 主題歌:FACT「miles away」