山と食欲と私(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『山と食欲と私』とは2015年9月からWEB漫画サイト『くらげバンチ』で連載開始された信濃川日出雄によるアウトドア漫画。『くらげバンチ』では最速で100万アクセスに到達した。
主人公・日々野鮎美(ひびの あゆみ)は単独登山が趣味の27歳会社員。そして絶景の中で食べる「山ごはん」も欠かせない。登山途中に出会う人々や鮎美の日常のエピソードを、登山と料理を通して綴る。
毎回再現性の高い「山ごはん」を鮎美が頬張るシーンや、実在する山からの絶景が見所である。また随所に登山のノウハウも紹介されている。
76話に登場する、瀧本の中学時代の同級生で、惣菜店で調理師をしている32歳。双子の兄・広宣(ひろのぶ)と共に瀧本の誘いで、鮎美・小松原・サヨリとキャンプをする。顔が薄いのが特徴で無口である。
有波嘉 涼太(ありはか りょうた)
88話に登場する、銀行で融資課長をしている43歳の単独登山男子。鮎美と瀧本夫妻が冬の八ヶ岳で出会い一緒に遭難しかけるが、体を張った有波嘉のおかげで事無きを得た。出会った当時は妻が妊娠中だったが、桜が咲く頃に生まれ、鮎美に写真を送っている。
比辻 道信(ひつじ みちのぶ)
見た目重視の「山ガール」だった大学時代の鮎美が、富士山初登山時にガイドを担当した山梨県在住の当時53歳の男性。101話で登場する。「登山は苦しいだけ」と思っていた鮎美が登山に目覚めるきっかけとなる話をしてくれた人物である。
古賀 浩二(こが こうじ)
くじゅう連山坊ガツルに妻・直美(なおみ)と登山に来ていた、福岡博多在住の50代のベテラン夫婦登山者。112話で登場する。作り過ぎてしまったもつ鍋を鮎美にお裾分けしたことで出会った。父・透の足跡を辿る鮎美に、かつて透が宿泊した「民宿つるみ」を尋ねてみてはどうかとアドバイスする。
古賀 直美(こが なおみ)
くじゅう連山坊ガツルに夫・浩二(こうじ)と登山に来ていた、福岡博多在住の50代のベテラン夫婦登山者。112話で登場する。作り過ぎてしまったもつ鍋を鮎美にお裾分けしたことで出会った。父・透の足跡を辿る鮎美に、かつて透が宿泊した「民宿つるみ」を尋ねてみてはどうかとアドバイスする。
安手 太一(やすで たいち)
117話に登場する、元々は俳優だが現在はニュースからバラエティ番組までこなす49歳のマルチタレント。鮎美が浅間山登山中に出会う。山では人が聞いたら気分を害するような内容の言葉を叫び、テレビで見る姿とのギャップに鮎美が驚くが、仕事のガス抜きであった。
鍬形 昭昌(くわがた あきまさ)
148話に登場する、信州でペンションオーナーをしているキノコ採り名人の61歳男性。「キノコ採り体験」を開催しており、鮎美と小松原が参加している。キノコに毒があるかないかわからない場合は、一口かじって飲み込まずに口をゆすげば大丈夫と教えるが、真偽のほどは定かではない。
白鷺 拝次(しらさぎ はいじ)
151話に登場。とある山で隠れ家的な山小屋レストランの主人をしている、年齢経歴不詳の男性。レストランのメニューは名物の「牛スネ肉のボルシチ」のみである。
山下 舞弓(やました まゆみ)
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目次 - Contents
- 『山と食欲と私』の概要
- 『山と食欲と私』のあらすじ・ストーリー
- 単独登山女子・鮎美
- 登山と山ごはんに目覚める鮎美
- ラーメンの汁事件
- 単独登山女子への成長
- 仲を深めた高尾山登山
- 3泊4日の八ヶ岳単独縦走
- 若き父の足跡を辿る鮎美
- 『山と食欲と私』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 日々野 鮎美(ひびの あゆみ)
- 鮎美と登山を楽しむ仲間たち
- 小松原 鯉子(こまつばら こいこ)
- 瀧 サヨリ/瀧本 サヨリ(たき さより/たきもと さより)
- 瀧本 健次郎(たきもと けんじろう)
- 鮎美の会社の社員たち
- 鰐壁 大器(わにかべ だいき)
- 蛭村 直樹(ひるむら なおき)
- 浜栗 藍(はまぐり あい)
- 蜂峰 丈(はちみね じょう)
- 鮎美の家族
- 猪口 いるか(いのぐち いるか)
- 猪口 雅敏(いのぐち まさとし)
- 双葉 紗子(ふたば しゃこ)
- 双葉 朝里(ふたば あさり)
- 日々野 透(ひびの とおる)
- 日々野 鶴三(ひびの つるぞう)
- 日々野 雨子(ひびの あまこ)
- 佐藤 空美(さとう そらみ)
- 鮎美が山で出会った人々
- 佐藤 ヤマメ(さとう やまめ)
- 井森 太郎(いもり たろう)
- 男鹿 たかし(おが たかし)
- 男鹿 ますみ(おが ますみ)
- 兎内 幸生(とうち ゆきお)
- 鯰江 洋子(なまずえ ようこ)
- 沙魚野 マキ(はぜの まき)
- 時鳥 のぞむ(ときとり のぞむ)
- 大神 隆則(おおがみ たかのり)
- 黒蓮 七実(こくれん ななみ)
- 薮蚊 繁(やぶか しげる)
- 鷹桑 秀平(たかくわ しゅうへい)
- 甲 ヒロム(かぶと ひろむ)
- 虻沢 登志郎(あぶさわ としろう)
- 香山 栄螺(かやま さざえ)
- 平目 あおい(ひらめ あおい)
- 平目 秋人(ひらめ あきひと)
- 伊藤松 貞夫(いとうまつ さだお)
- 里杉 浩二(さとすぎ こうじ)
- 秦野桂 誠也(はたのかつら せいや)
- 小楢川 竜介(こならかわ りゅうすけ)
- 都影 ユウジ(とかげ ゆうじ)
- 蝗 太志(いなご ふとし)
- 六科 広宣(ろくしな ひろのぶ)
- 六科 元(ろくしな はじめ)
- 有波嘉 涼太(ありはか りょうた)
- 比辻 道信(ひつじ みちのぶ)
- 古賀 浩二(こが こうじ)
- 古賀 直美(こが なおみ)
- 安手 太一(やすで たいち)
- 鍬形 昭昌(くわがた あきまさ)
- 白鷺 拝次(しらさぎ はいじ)
- 山下 舞弓(やました まゆみ)
- その他
- 福地 貝帆(ふくち かいほ)
- 榊 恵留(さかき える)
- 鶯谷 三次郎(うぐいすだに さんじろう)
- 室伏 慈也子(むろふし じやこ)
- 鷹桑 晴多(たかくわ はるた)
- 葦登 あずさ(よしのぼり あずさ)
- 荒金 鯵子(あらかね あじこ)
- 羆 光治(ひぐま みつはる)
- 砂井 雅之(すない まさゆき)
- 海苔野 浜絵(のりの はまえ)
- ポール・グリーズマン
- 『山と食欲と私』の用語
- 単独登山女子(たんどくとざんじょし)
- メスティン
- シュラフ
- 倉毛平小屋(くらげだいらごや)
- 『山と食欲と私』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 日々野 鮎美「山ガールって呼ばないで」
- 比辻 道信「富士山はいろんな意味で日本一。日本一高いのに日本一『山を知らない初心者が登る山』でもあるんです」
- 海苔野 浜絵「やりたいことがあるなら自分も背負えよ」
- 日々野 雨子「目的から逆算して必要となることを徹底的に考えろ。やるべきことに優先順位をつける癖を身につけろ」
- 『山と食欲と私』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 打ち切りがきっかけで生まれた作品
- 「倉毛」の名が様々な箇所に登場
- 登場人物の愛用のギア
- 鮎美考案の飯炊き歌
- 作品から生まれた記念日「山ごはんの日」
- 多くの企業とのコラボレーション