山と食欲と私(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『山と食欲と私』とは2015年9月からWEB漫画サイト『くらげバンチ』で連載開始された信濃川日出雄によるアウトドア漫画。『くらげバンチ』では最速で100万アクセスに到達した。
主人公・日々野鮎美(ひびの あゆみ)は単独登山が趣味の27歳会社員。そして絶景の中で食べる「山ごはん」も欠かせない。登山途中に出会う人々や鮎美の日常のエピソードを、登山と料理を通して綴る。
毎回再現性の高い「山ごはん」を鮎美が頬張るシーンや、実在する山からの絶景が見所である。また随所に登山のノウハウも紹介されている。
68話に登場する、あおいの父で40歳の男性。鮎美があおいを保護してくれたお礼に、親の営む料理屋で富山名物を鮎美親子にご馳走する。
伊藤松 貞夫(いとうまつ さだお)
69話に登場する、山で滑落し亡くなった享年56歳の男性。「伊藤松おばけ山岳会」という登山で亡くなったメンバーで構成された山岳会の会長を務める。寝不足と疲労で歩きながら眠ってしまい、滑落しかけた鮎美をメンバーと共に助ける。
里杉 浩二(さとすぎ こうじ)
68話に登場する、山で遭難し亡くなった享年42歳の男性。伊藤松おばけ山岳会のメンバーである。
秦野桂 誠也(はたのかつら せいや)
68話に登場する、山で雪崩に巻き込まれ亡くなった享年21歳の男性。伊藤松おばけ山岳会のメンバーである。
小楢川 竜介(こならかわ りゅうすけ)
68話に登場する、山で滑落し亡くなった享年39歳の男性。伊藤松おばけ山岳会のメンバーである。
都影 ユウジ(とかげ ゆうじ)
72話で登場する、31歳のWEBディレクター。ビジネスパーソン向けの「みんなでスマホの電源を切るイベント」に参加中、時間潰しにハイキングコースから山に入り、何も持っていなかったため山頂で鮎美に飲み物を分けてもらう。スマホに捉われず、山頂でエスプレッソを淹れていた鮎美を自由で輝いていたと感じる。
161話で香山と知り合いだったことから鮎美と再会する。
蝗 太志(いなご ふとし)
74話で登場する、山小屋アルバイトで徒歩で重荷を運ぶ「歩荷(ぼっか)」の仕事をしている19歳の男性。荷を運んでいる途中転んでしまい、鮎美に落としたリンゴを届けてもらうが、恥ずかしさから「転んでいない」と主張する。その後、鮎美がそのリンゴで作ったカラメルソテーをご馳走になり、お礼とお詫びとしてお菓子などの食べ物を渡すが鮎美の荷物を増やすことになってしまう。
六科 広宣(ろくしな ひろのぶ)
76話に登場する、瀧本の高校時代の同級生で飲料メーカーに勤める32歳。双子の弟・元(はじめ)と共に瀧本の誘いで、鮎美・小松原・サヨリとキャンプをする。顔が薄いのが特徴で無口である。
六科 元(ろくしな はじめ)
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目次 - Contents
- 『山と食欲と私』の概要
- 『山と食欲と私』のあらすじ・ストーリー
- 単独登山女子・鮎美
- 登山と山ごはんに目覚める鮎美
- ラーメンの汁事件
- 単独登山女子への成長
- 仲を深めた高尾山登山
- 3泊4日の八ヶ岳単独縦走
- 若き父の足跡を辿る鮎美
- 『山と食欲と私』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 日々野 鮎美(ひびの あゆみ)
- 鮎美と登山を楽しむ仲間たち
- 小松原 鯉子(こまつばら こいこ)
- 瀧 サヨリ/瀧本 サヨリ(たき さより/たきもと さより)
- 瀧本 健次郎(たきもと けんじろう)
- 鮎美の会社の社員たち
- 鰐壁 大器(わにかべ だいき)
- 蛭村 直樹(ひるむら なおき)
- 浜栗 藍(はまぐり あい)
- 蜂峰 丈(はちみね じょう)
- 鮎美の家族
- 猪口 いるか(いのぐち いるか)
- 猪口 雅敏(いのぐち まさとし)
- 双葉 紗子(ふたば しゃこ)
- 双葉 朝里(ふたば あさり)
- 日々野 透(ひびの とおる)
- 日々野 鶴三(ひびの つるぞう)
- 日々野 雨子(ひびの あまこ)
- 佐藤 空美(さとう そらみ)
- 鮎美が山で出会った人々
- 佐藤 ヤマメ(さとう やまめ)
- 井森 太郎(いもり たろう)
- 男鹿 たかし(おが たかし)
- 男鹿 ますみ(おが ますみ)
- 兎内 幸生(とうち ゆきお)
- 鯰江 洋子(なまずえ ようこ)
- 沙魚野 マキ(はぜの まき)
- 時鳥 のぞむ(ときとり のぞむ)
- 大神 隆則(おおがみ たかのり)
- 黒蓮 七実(こくれん ななみ)
- 薮蚊 繁(やぶか しげる)
- 鷹桑 秀平(たかくわ しゅうへい)
- 甲 ヒロム(かぶと ひろむ)
- 虻沢 登志郎(あぶさわ としろう)
- 香山 栄螺(かやま さざえ)
- 平目 あおい(ひらめ あおい)
- 平目 秋人(ひらめ あきひと)
- 伊藤松 貞夫(いとうまつ さだお)
- 里杉 浩二(さとすぎ こうじ)
- 秦野桂 誠也(はたのかつら せいや)
- 小楢川 竜介(こならかわ りゅうすけ)
- 都影 ユウジ(とかげ ゆうじ)
- 蝗 太志(いなご ふとし)
- 六科 広宣(ろくしな ひろのぶ)
- 六科 元(ろくしな はじめ)
- 有波嘉 涼太(ありはか りょうた)
- 比辻 道信(ひつじ みちのぶ)
- 古賀 浩二(こが こうじ)
- 古賀 直美(こが なおみ)
- 安手 太一(やすで たいち)
- 鍬形 昭昌(くわがた あきまさ)
- 白鷺 拝次(しらさぎ はいじ)
- 山下 舞弓(やました まゆみ)
- その他
- 福地 貝帆(ふくち かいほ)
- 榊 恵留(さかき える)
- 鶯谷 三次郎(うぐいすだに さんじろう)
- 室伏 慈也子(むろふし じやこ)
- 鷹桑 晴多(たかくわ はるた)
- 葦登 あずさ(よしのぼり あずさ)
- 荒金 鯵子(あらかね あじこ)
- 羆 光治(ひぐま みつはる)
- 砂井 雅之(すない まさゆき)
- 海苔野 浜絵(のりの はまえ)
- ポール・グリーズマン
- 『山と食欲と私』の用語
- 単独登山女子(たんどくとざんじょし)
- メスティン
- シュラフ
- 倉毛平小屋(くらげだいらごや)
- 『山と食欲と私』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 日々野 鮎美「山ガールって呼ばないで」
- 比辻 道信「富士山はいろんな意味で日本一。日本一高いのに日本一『山を知らない初心者が登る山』でもあるんです」
- 海苔野 浜絵「やりたいことがあるなら自分も背負えよ」
- 日々野 雨子「目的から逆算して必要となることを徹底的に考えろ。やるべきことに優先順位をつける癖を身につけろ」
- 『山と食欲と私』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 打ち切りがきっかけで生まれた作品
- 「倉毛」の名が様々な箇所に登場
- 登場人物の愛用のギア
- 鮎美考案の飯炊き歌
- 作品から生まれた記念日「山ごはんの日」
- 多くの企業とのコラボレーション