山と食欲と私(漫画)のネタバレ解説・考察まとめ
『山と食欲と私』とは2015年9月からWEB漫画サイト『くらげバンチ』で連載開始された信濃川日出雄によるアウトドア漫画。『くらげバンチ』では最速で100万アクセスに到達した。
主人公・日々野鮎美(ひびの あゆみ)は単独登山が趣味の27歳会社員。そして絶景の中で食べる「山ごはん」も欠かせない。登山途中に出会う人々や鮎美の日常のエピソードを、登山と料理を通して綴る。
毎回再現性の高い「山ごはん」を鮎美が頬張るシーンや、実在する山からの絶景が見所である。また随所に登山のノウハウも紹介されている。
鮎美の会社の先輩で京都出身の29歳。彼氏にフラれた事がきっかけとなり、御朱印集めを趣味としている。登山に興味を持ち、鮎美に教えてもらおうと話しかけるが、鮎美の人見知りが災いして最初は断られてしまう。偶然ハイキングを一緒にしたことがきっかけで、24話にしてようやく鮎美と一緒に登山デビューし、その後は気軽に話をする仲になる。後に経理課主任に抜擢され仕事に邁進するが、男性との出会いは常に求めている。
瀧 サヨリ/瀧本 サヨリ(たき さより/たきもと さより)
鮎美の会社の経理課に配属された派遣社員で、24歳の元山岳部員。無口で大人しく、質問にも答えなかったり何を考えているかわからないところがある。しかし話が進むにつれ、鮎美と小松原との絆は深まっていく。登山で出会った瀧本健次郎(たきもとけんじろう)と電撃結婚し「瀧本サヨリ」となる。その後、登山がしやすいという理由で夫婦で長野県に移住、山小屋「倉毛平小屋」で住み込みのアルバイトをする。
瀧本 健次郎(たきもと けんじろう)
49話で初登場する、サヨリの夫で車夫をしている32歳。マシンガントークで常に喋っており、サヨリと対照的な夫婦である。サヨリとは登山を通じて知り合い付き合い始めた。水の入ったペットボトルをザックに入れてあえて荷物を重くするなど、ちょっと変わった一面がある。登山のため、夫婦で長野に移住をする。
鮎美の会社の社員たち
鰐壁 大器(わにかべ だいき)
鮎美の会社の2代目社長で42歳の男性。本気で世界を平和にしようと思っている。会社のミーティングルームにバーカウンターを作って会社の雰囲気を変えたり、海外進出を模索して会社を成長させようとしている。
蛭村 直樹(ひるむら なおき)
鮎美と同じ経理課に移動してきたばかりの33歳の男性。入社以来、現場一筋の技術屋であったが、代替わりした2代目社長の鰐壁と入社当時一悶着あり、苦手な経理に回され自主退職に追い込まれようとしていると噂されているが、努力の成果で経理課の戦力となる。子供3人を持つパパでもある。
後に大阪副支社長に抜擢される。
浜栗 藍(はまぐり あい)
鮎美の会社の総務部広報課に中途採用された、鳥取県出身の25歳の女性。見た目はフワフワキラキラ女子だが、牛丼屋でメガ特盛を食す豪快な一面もある。部署間の連携を取るため常に社内を歩き回っており、細かい経費精算書の入力もきっちりこなす。
蜂峰 丈(はちみね じょう)
鮎美の会社の営業部企画開発課の隠れたエース。37歳で、ニックネームは「ハッチ」。鮎美は山で蜂峰を見かけたことがあり、「一緒に登山の話をしたい」と話しかけるチャンスを狙っている。休日の趣味はラジコンである。
鮎美の家族
猪口 いるか(いのぐち いるか)
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目次 - Contents
- 『山と食欲と私』の概要
- 『山と食欲と私』のあらすじ・ストーリー
- 単独登山女子・鮎美
- 登山と山ごはんに目覚める鮎美
- ラーメンの汁事件
- 単独登山女子への成長
- 仲を深めた高尾山登山
- 3泊4日の八ヶ岳単独縦走
- 若き父の足跡を辿る鮎美
- 『山と食欲と私』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- 日々野 鮎美(ひびの あゆみ)
- 鮎美と登山を楽しむ仲間たち
- 小松原 鯉子(こまつばら こいこ)
- 瀧 サヨリ/瀧本 サヨリ(たき さより/たきもと さより)
- 瀧本 健次郎(たきもと けんじろう)
- 鮎美の会社の社員たち
- 鰐壁 大器(わにかべ だいき)
- 蛭村 直樹(ひるむら なおき)
- 浜栗 藍(はまぐり あい)
- 蜂峰 丈(はちみね じょう)
- 鮎美の家族
- 猪口 いるか(いのぐち いるか)
- 猪口 雅敏(いのぐち まさとし)
- 双葉 紗子(ふたば しゃこ)
- 双葉 朝里(ふたば あさり)
- 日々野 透(ひびの とおる)
- 日々野 鶴三(ひびの つるぞう)
- 日々野 雨子(ひびの あまこ)
- 佐藤 空美(さとう そらみ)
- 鮎美が山で出会った人々
- 佐藤 ヤマメ(さとう やまめ)
- 井森 太郎(いもり たろう)
- 男鹿 たかし(おが たかし)
- 男鹿 ますみ(おが ますみ)
- 兎内 幸生(とうち ゆきお)
- 鯰江 洋子(なまずえ ようこ)
- 沙魚野 マキ(はぜの まき)
- 時鳥 のぞむ(ときとり のぞむ)
- 大神 隆則(おおがみ たかのり)
- 黒蓮 七実(こくれん ななみ)
- 薮蚊 繁(やぶか しげる)
- 鷹桑 秀平(たかくわ しゅうへい)
- 甲 ヒロム(かぶと ひろむ)
- 虻沢 登志郎(あぶさわ としろう)
- 香山 栄螺(かやま さざえ)
- 平目 あおい(ひらめ あおい)
- 平目 秋人(ひらめ あきひと)
- 伊藤松 貞夫(いとうまつ さだお)
- 里杉 浩二(さとすぎ こうじ)
- 秦野桂 誠也(はたのかつら せいや)
- 小楢川 竜介(こならかわ りゅうすけ)
- 都影 ユウジ(とかげ ゆうじ)
- 蝗 太志(いなご ふとし)
- 六科 広宣(ろくしな ひろのぶ)
- 六科 元(ろくしな はじめ)
- 有波嘉 涼太(ありはか りょうた)
- 比辻 道信(ひつじ みちのぶ)
- 古賀 浩二(こが こうじ)
- 古賀 直美(こが なおみ)
- 安手 太一(やすで たいち)
- 鍬形 昭昌(くわがた あきまさ)
- 白鷺 拝次(しらさぎ はいじ)
- 山下 舞弓(やました まゆみ)
- その他
- 福地 貝帆(ふくち かいほ)
- 榊 恵留(さかき える)
- 鶯谷 三次郎(うぐいすだに さんじろう)
- 室伏 慈也子(むろふし じやこ)
- 鷹桑 晴多(たかくわ はるた)
- 葦登 あずさ(よしのぼり あずさ)
- 荒金 鯵子(あらかね あじこ)
- 羆 光治(ひぐま みつはる)
- 砂井 雅之(すない まさゆき)
- 海苔野 浜絵(のりの はまえ)
- ポール・グリーズマン
- 『山と食欲と私』の用語
- 単独登山女子(たんどくとざんじょし)
- メスティン
- シュラフ
- 倉毛平小屋(くらげだいらごや)
- 『山と食欲と私』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- 日々野 鮎美「山ガールって呼ばないで」
- 比辻 道信「富士山はいろんな意味で日本一。日本一高いのに日本一『山を知らない初心者が登る山』でもあるんです」
- 海苔野 浜絵「やりたいことがあるなら自分も背負えよ」
- 日々野 雨子「目的から逆算して必要となることを徹底的に考えろ。やるべきことに優先順位をつける癖を身につけろ」
- 『山と食欲と私』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 打ち切りがきっかけで生まれた作品
- 「倉毛」の名が様々な箇所に登場
- 登場人物の愛用のギア
- 鮎美考案の飯炊き歌
- 作品から生まれた記念日「山ごはんの日」
- 多くの企業とのコラボレーション