Left 4 Dead 2(L4D2/レフトフォーデッド2)のネタバレ解説・考察まとめ

『Left 4 Dead 2』とは、Valve Softwareが手掛けるゾンビFPSシューターである。2009年11月にWindows、Xbox 360で発売された。第4弾までDLCが配信されており、ストーリーが拡充されている。
舞台は、ジョージア州からルイジアナ州までのアメリカ南東。ウイルスにより凶暴化した感染者が蔓延る都市から脱出する4人の生存者が描かれる。雪崩のような数の感染者を多彩な武器でなぎ倒すアクションが、FPSゾンビシューターで確固たる地位を築いている作品だ。

長い腕を揺らしながら前傾姿勢で移動する特殊感染者。生存者の頭上に飛び乗ってダメージを与えるとともに、その生存者をより危険な場所へと引きずり込む特性がある。ハンターとの違いは、飛び乗ったプレイヤーを感染者の集団や、遠い僻地へと連れ去ってしまう点だ。

スモーカー

プレイヤーを襲うスモーカー(画面奥)

長く伸びた舌と頻繁に咳込む点が特徴の特殊感染者。その長い舌で遠方から生存者を拘束し、自分の方へと引っ張る特性がある。崖上などのプレイヤーが届かない場所からスナイプしてくる場合もあり、視認することが難しい感染者のひとりだ。長い舌にも当たり判定があるため、スモーカー本体を倒す以外にもプレイヤーを救助する方法が用意されている。

スピッター

スピッター

大きく裂けた口と垂れ流した発光性のある唾が特徴の特殊感染者。遠方から持続ダメージのある酸性液を飛ばし、触れた生存者にダメージを与える。また、近距離ではツメによる高威力の攻撃や、垂れ流す酸性液による攻撃も行ってくる。

チャージャー

チャージャー

図体と片腕が異様に発達した特殊感染者。突撃を意味するその名前の如く、生存者に向かって猛スピードで突進し掴みかかってくる。一直線に突撃してくるため空間があれば逃げやすいが、細い通路などでもスポーンするため注意が必要だ。また、AI Directorというゲーム内の難易度を調整する機能によって、生存者の集団から切り離されているプレイヤーがいるとスポーンしやすい特性がある。

タンク

タンク

戦車のごとく隆起した図体と圧倒的な体力を持った特殊感染者。圧倒的な体力を持ちながら、生存者を遠くへ吹き飛ばす近距離攻撃と岩による遠距離攻撃を持ち合わせている。近距離攻撃で吹き飛ばされた先に崖があると、ぶら下がり状態というダウンに等しい状態になるため、本作でも特に注意するべき特殊感染者である。

ウィッチ

ウィッチ

特徴的な鳴き声で地面に座り込んでいる女性の特殊感染者。こちらから攻撃したり近づかなければ危害を加えてくることはない。しかし、完全に興奮状態にしてしまうと目についた生存者一人を執着に付け回し一撃で絶命させる能力を持っている。銃声によって座り状態から立ち上がり、音のする方へと歩き出す習性があることから、狭い場所にスポーンしている際に誘導して切り抜ける方法もある。

『Left 4 Dead 2』の武器

主武器

主武器のひとつであるサプレッサー付きサブマシンガン

本作で生存者が使用できる主武器。武器はTirというレア度で分けられており、初期はポンプ式ショットガン・クロームショットガン・サブマシンガン・サプレッサー付きサブマシンガンMP5を選択可能だ。ゲーム中盤以降はTir2の装備が手に入るようになり、アサルトライフル・スナイパーライフル・上位ショットガン・グレネードランチャーといったメインウェポンが手に入る。武器はセーフルーム以外にもマップの各所に落ちており、プレイヤーが自由に変更できるシステムとなっている。

副武器

副武器のひとつであるピストル

副武器はゲーム開始直後から持てる初期装備のひとつだ。主武器に比べると持続的な火力は劣るが、二丁拳銃やマグナムといった威力に優れる火器も登場する。ハンドガンタイプの副武器以外にも、防火斧やバットといった近接武器も登場する。本作は近接武器も数多く登場し威力も絶大だが、近距離が故に感染者からの攻撃を受けやすいというデメリットもある。また、生存者の体力が0になってダウンした際に完全に死亡する前までは副武器が使用可能だ。

投擲武器

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