マンシェリー（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

マンシェリーの概要

マンシェリーとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、ドレスローザの地下に住む小人・トンタッタ族の王女である。「チユチユの実」の能力者であり、彼女が流す涙にはあらゆる傷を癒す力がある。その為その能力に目をつけたドフラミンゴ・ファミリーによって監禁され、傷ついたファミリーの幹部たちを回復させるため酷い拷問を受けていた。
思わず涙を流してしまったマンシェリーによって幹部が復活してしまう寸前、駆け付けたレオによって助け出され、事なきを得る。

解放された後のマンシェリーはカブの背中に乗ってドレスローザの上空を飛び回り、国を思って流し続ける涙によって実った「チユポポ」の力で、大怪我を負った人々を癒した。「チユポポ」はごく短時間の超回復であるため、マンシェリーは再び倒れた人々を見て自分の力不足を嘆く。しかしチユポポの能力が無ければすでに多くの人々の命が失われていたこともあり、マンシェリーはドレスローザを救うために非常に重要な役割を果たした。

平和になった後は「献ポポ」の能力によって健康な人（主に海兵）から治癒能力を抜き、人々の治療に当たる。ルフィたちが国から脱出する際にはお付きのマウジイの指示によって多くの兵士から献ポポを募り、マンシェリー自身は自覚していなかったが海軍の足止めに貢献した。

マンシェリーのプロフィール・人物像

年齢：25歳
身長：20センチメートル
肩書き：トンタッタ王国王女
悪魔の実：チユチユの実（超人系）
出身地：偉大なる航路 新世界 グリーンビット トンタッタ王国
種族：小人族（トンタッタ族）
誕生日：1月28日星座：みずがめ座
血液型：S型
好物：ハチミツ
CV：野中藍

マンシェリーはとても可愛らしい容姿をしており、事件解決後のドレスローザに赴いたおつるやおつるの部下たちが「可愛い」と目を細めている。
マンシェリーの性格は本来は非常に優しく、ドレスローザでの戦いの際にも傷ついた国民を何とか助けたいと、人々の事を思って涙を流していた。一方好意を抱くレオに対してはマンシェリーは「甘えたい」という乙女心から我が儘になっており、レオから「憎らしくてワガママでイジ悪で気まぐれで怒りん坊」とまで言われている。誰が見てもマンシェリーがレオの事を好きなのは明白であり、あまりにも恋愛に対して鈍感なレオの事をカブは呆れた目で見ていた。

マンシェリーの能力

悪魔の実：チユチユの実

マンシェリーが流した涙には「治癒」の力があり、どんな重傷を負った人でも瞬時に回復させることができる。登場した当初は拷問していたジョーラから「魔法の水が出るジョウロ」を出すよう要求されていたが、マンシェリーの涙自体に治癒成分が含まれていることがわかると苛烈な拷問を加えるようになる。そのあまりの残酷さに「ギロギロの実」の能力で状況を見ていたヴィオラは思わず目を覆い隠すほどだった。

チユポポ

マンシェリーの涙の成分によって実ったたんぽぽで、傷を癒す効果がある。上空を旋回しながら涙を流し続ければ国中にチユポポを飛ばすことができ、多くの人に「奇跡の超回復」をもたらす。一方で「短期間での超回復」という制限があり、一度チユポポで回復した者には治癒効果が無い。

献ポポ

献血のように、人体に存在する「治癒力」を抜いてほかの人々に分け与えることができる。一方治癒力を抜きすぎると一時的に体調不良を起こすようになっており、ルフィたちが海軍に追われた時にはマウジイの指示によりいつもより多くの治癒力を抜く。純粋な性格のマンシェリーには自覚はなかったが、海軍がルフィたちを終えないよう足止めの役目を果たした。

マンシェリーの来歴・活躍

王宮に捕われたマンシェリー

ドレスローザに住む小人・トンタッタ族のマンシェリー姫は、重傷者を瞬時に回復させる「チユチユの実」の能力者だった。その能力を欲したドンキホーテ・ドフラミンゴは、幹部たちに命じてマンシェリーを捕らえ、彼女の能力を使って怪我を負った部下たちを回復させては戦わせていた。
「ギロギロの実」の能力者であるヴィオラが、マンシェリーが王宮の「おしおき部屋」に閉じ込められているのを見つけると、レオ達はマンシェリーの救出へ急ぐ。

おしおき部屋には戦いで傷ついたたくさんの幹部たちが寝かされており、幹部のジョーラはマンシェリーに「魔法の水が出るジョーロ」を出すよう強要していた。「これ以上悪い人たちを治すのは嫌だ」というマンシェリーだったが、彼女の涙にも治癒の成分があることに気付いたジョーラは、マンシェリーに苛烈な拷問を加えて無理やり涙を流させようとした。
たまらず涙を流したマンシェリーの力によって幹部たちが復活する寸前、レオが部屋に飛び込み「”高級仕立（オートクチュール）!!””パッチ★ワーク”!!!」という「ヌイヌイの実」の能力で幹部たちを縛り上げ、敵の復活を阻止することに成功した。

マンシェリーは助けに来てくれたレオに「おんぶしても良くってよ」など我が儘を言いつつも、王宮から脱出する。その後マンシェリーはカブの背中に乗ってドレスローザの上空を飛び回り、「短期間の超回復」をもたらす「チユポポの綿毛」を飛ばして国中の傷ついた人々を回復させるのだった。
マンシェリーのチユポポの能力によって「鳥籠」が収縮するまでの時間を稼ぐことができ、ルフィがドフラミンゴを倒したことでドレスローザは危機から救われた。
その後平和になったドレスローザでは、マンシェリーは事後処理に当たっている海兵から「治癒成分を抜いて人に分け与える」、「献ポポ」を募り傷ついた人々の回復を助けていた。またルフィたちが海軍大将藤虎（イッショウ）の命令によって捕縛されそうになっているときには、マウジイの指示で多めに「治癒力」を集め、海軍の足止めに貢献した。

その後「世界会議（レヴェリー）」に参加するリク王やヴィオラ、レベッカの護衛として密かにマリージョアを訪れる。トラブルによって痣ができてしまったしらほし姫を治療し交流を深めた。

マンシェリーの関連人物・キャラクター

レオ

レオとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、ドレスローザに住んでいる小人・トンタッタ族の戦士である。性格は非常に単純で騙されやすい。「ヌイヌイの実」の能力者であり、無機物・有機物を問わず様々なものを縫い付けることができる。小柄ながら戦闘能力は高く、ドレスローザ王国の騒動の後麦わら大船団に加わった。

一族の姫であるマンシェリーから好意を寄せられているが、恋愛に対して非情に鈍いレオはそのことに気付いていない。ドレスローザの騒動の際幽閉されていたマンシェリーをギリギリのところでレオが助け出し、敵の復活の阻止に成功する。しかしマンシェリーから「足を怪我したの。おんぶしても良くってよ」と言われたレオは、「わがままな姫だ」と文句を言っていた。

「世界会議編」ではリク王やヴィオラ、レベッカの「秘密の護衛」としてマリージョアへ赴いている。

レオ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

レオとは、『ONE PIECE（ワンピース）』の登場人物。トンタッタ族と呼ばれる小人族である。偉大なる航路（グランドライン）のグリーンビットという無人島の地下にあるトンタッタ王国に住む戦士だ。仲間からの信頼も厚く、戦士達のリーダー的存在・トンタ兵長で、悪魔の実「ヌイヌイの実」の能力者である。ドレスローザでドンキホーテ・ドフラミンゴが、主人公モンキー・D・ルフィに敗れた後、麦わらの一味を慕う海賊や戦士達と共に、麦わら大船団5番船船長として麦わらの一味の傘下に加わった。

マンシェリーの名言・名セリフ／名シーン・名場面

「武器は使えませんけど 悪い人はやっつけられませんけど 涙は…とめどなく溢れてくるのれす…!!」