池田朝右衛門(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

池田朝右衛門(いけだ あさえもん)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、代々幕府に仕えて首切り役人を務めてきた池田家の一員。先代である十七代目池田夜右衛門とは血のつながりはなく、彼の養女である。
義父の期待に応えるべく一心不乱に技を鍛え、手練の剣士へと成長する。しかしその義父が囚人を何人も逃がしていたことが明らかとなり、自らその首を落とすこととなる。義父の名誉を守るため出奔し、義兄との対決を経て池田家を継いで十九代目池田夜右衛門となるも、なぜか編集者を兼任する。

池田朝右衛門(銀魂)の概要

池田朝右衛門(いけだ あさえもん)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、代々幕府に仕えて首切り役人を務めてきた池田家の一員。先代である十七代目池田夜右衛門(いけだ やえもん)とは血のつながりはなく、彼の養女である。
攘夷志士だった実父に捨てられ、彼の処刑を担当した夜右衛門に拾われ、その娘として育つ。この時、物語の主人公である坂田銀時(さかた ぎんとき)と出会い、師を救えず自暴自棄になっていた彼に「私が立派な処刑人になったら、お兄ちゃんの首を斬ってあげるから、それまで絶対に死んじゃダメだよ」との言葉をかけ、彼に「約束してしまった以上はもう少し生きてみようか」との希望を与えた。

義父の期待に応えるべく一心不乱に技を鍛え、手練の剣士へと成長する。しかしその義父が囚人を何人も逃がしていたことが明らかとなり、自らその首を落とすこととなる。義父の名誉を守るため出奔し、そこで銀時と再会し、“池田夜右衛門”の名を自分のものだけにするために暗躍していた義兄と対決。これを制して正式に池田家を継ぎ、十九代目池田夜右衛門となる。
しかし2年後に登場した時は、どういうわけか漫画雑誌の編集者になっており、漫画家志望の鯱(しゃち)が持ってきた原稿に容赦のないダメ出しを繰り出した。

池田朝右衛門(銀魂)のプロフィール・人物像

CV:井上麻里奈

生真面目で沈着冷静、自らの職務に忠実な少女。先代夜右衛門が大事にしていた“鬼となった罪人を人間に返す”という精神を大切にしており、自らもその境地に立つべく修練に励んできた。
剣術の技量は並外れたものがあり、作中に登場する女性キャラクターの中で銀時を凌駕するほどの腕前を見せた数少ない人物の1人。しかしひたすら首切り役人としての技を鍛えてきたため、それ以外の要素も重要な実戦の場においては後れを取るシーンも幾度か見られた。

義父でもある先代夜右衛門を敬愛しており、それだけに彼が何人もの囚人を逃がしていたこと、その咎で死罪となったこと、自らが彼の首を斬り落とす役を申し付けられたことに激しく動揺する。なんとか役目を果たした後には、義父の名誉を守るために自らが出奔して処刑の事実ごと彼の罪を無かったものにしようと画策している。
本人ももう覚えていないが、幼い頃に維新志士として捕らえられた銀時と牢屋越しに会ったことがあり、師を救えず自暴自棄になっていた彼を子供ながらに一生懸命励ましている。銀時は朝右衛門との会話を経て「もう少し生きてみよう」と考えるようになり、再会した彼女があの時の女の子だと気付いて以降は“命の恩人”という意識を持って接している。

池田朝右衛門(銀魂)の来歴・活躍

池田家のお家騒動

牢屋越しに銀時と語らう、幼い頃の朝右衛門。彼女との約束が銀時に生きる希望をもたらした。

攘夷志士だった実父に捨てられ、彼の処刑を担当した幕府の首切り役人十七代目池田夜右衛門(いけだ やえもん)に拾われ、その娘として育つ。夜右衛門の実子である義兄とは仲が良く、2人で共に池田家に伝わる技を修得するべく修練に励んだ。
ある時、物語の主人公である坂田銀時(さかた ぎんとき)という男が捕まり、死罪を申し渡される。命懸けで助けようとしていた師を救えず、自暴自棄になっていた銀時はこれを受け入れるつもりでいたが、実父の下にいた頃に彼と会ったことのある朝右衛門は好奇心から牢屋越しに彼に話しかけるようになる。「私が立派な処刑人になったら、お兄ちゃんの首を斬ってあげるから、それまで絶対に死んじゃダメだよ」との言葉をかけられた銀時は、「約束してしまった以上はもう少し生きてみようか」との希望を抱くようになり、彼が悪質な人物ではないこと、生きることを望んでいることを察した十七代目夜右衛門の独断で解放される。

十七代目夜右衛門が活躍した時代、幕府は開国を迫る天人(あまんと)こと宇宙人たちと、それに反発する攘夷志士の板挟みに苦しみ、普段なら軽い罪で済むはずの人々も多くが捕らえられて首を斬られていた。十七代目夜右衛門はこれを恥ずべきことだと捉え、銀時を始め「この者は生きるべき」と感じた囚人を何人も解放。朝右衛門の義兄が十八代目池田夜右衛門を襲名した頃にこの事実が発覚し、義父は捕らえられることとなってしまう。
朝右衛門は義父の処刑を命じられ、悩み抜いた末に職務に従い、敬愛していた彼の首を斬り落とす。義兄からは労いの言葉をかけられるも、人生を懸けて追い続けた神傑を自ら斬ってしまったショックと罪悪感に耐え兼ね、池田家を出奔。これは「自分が出奔することで“先代の処刑
”を“義理の娘による謀反”という形にして、義父の犯した罪を無かったことにする」という策略でもあった。

義兄との対決

自らが生きるため、池田家の精神を守るため、成長した朝右衛門は銀時(右)と共に義兄に立ち向かう。

実は十七代目夜右衛門の処刑は、十八代目夜右衛門となった義兄の企てた計画だった。彼は技の冴えに傾注する余り池田家の首切り役人が代々大切にしていた“鬼となった罪人を人間に返す”という精神を蔑ろにしており、これを嫌った十七代目は朝右衛門の方を次の当主に選ぼうとしていた。誰よりも強く父を尊敬していた十八代目は、自分以外の者が父の名を継ぐことを受け入れられず、強引な手段に打って出たのである。父の汚名をすすぐため、彼が密かに逃がした囚人を追跡して暗殺して回り、この全ての罪を朝右衛門に押し付けるという念の入りようだった。
父が逃がした囚人の中に銀時の名前を見付けた夜右衛門は、攘夷戦争時代の彼の八面六臂の活躍を知って「他の連中と違って一筋縄ではいかない」と判断し、味方であるかのように偽って接触。「罪を犯したとはいえ、朝右衛門は大切な義妹。密かに地方に逃がすから連れ戻してくれ」との依頼を出す。何でも屋を経営していた銀時はこの依頼を受け、自身に生きる希望を与えてくれた朝右衛門を助けるために動き出す。

銀時によって保護された朝右衛門は、おとなしく義兄の指示に従う。しかし銀時も立ち会ったその輸送中、彼女たちを諸共に始末しようと義兄とその手の者たちから襲撃を受ける。朝右衛門の強さをよく知る義兄はいくつもの策略を用意していたが、銀時との共闘によって朝右衛門は危機を切り抜ける。この戦いの中で十七代目がなぜ自分に後目を継がせようとしなかったのかを悟った義兄は、己の過ちを悟り、黒幕である幕府の暗部からの追及を受けないよう朝右衛門と銀時たちを逃走させる。自身は追手を食い止めるも力尽き、最期は後ろ盾として利用した次期将軍候補の一橋喜喜(ひとつばし のぶのぶ)に斬られて死亡した。
家族を失うも、彼らが理想とした精神を受け継いだ朝右衛門は、義兄の後を継いで十九代目池田夜右衛門に就任。一連の事件への関与が幕府への反逆罪と見なされて捕らえられた銀時とその仲間たちの処刑を命じられるが、これは建前上のもので、「“十九代目池田夜右衛門(朝右衛門)に首を斬られた”ことにして銀時たちを無罪放免にする」のが目的だった。再会し、銀時たちを解放した朝右衛門は、義父の首を落としてからずっと憂いを浮かべていた顔に、かつて銀時を励ました時のような晴れやかな笑顔を浮かべていた。

鬼の敏腕編集者

なぜか編集者になって現れた、2年後の朝右衛門。

銀時たちはその後天人たちによる秘密結社「天導衆」(てんどうしゅう)と戦うこととなり、地球と宇宙の全てを懸けて一大決戦を繰り広げる。この時、これまで銀時たちと関わった多くの人々が彼らの下に駆け付け、それぞれにできる形で協力していったが、朝右衛門は“銀時の下に駆け付ける仲間たち”として一瞬姿を見せるものの出番のないまま終わった。
この戦いでは天導衆の長である虚(うつろ)という男にトドメを刺し切れないまま終わり、銀時は2年の間旅を続けた後、改めて彼と決着をつけることとなる。

江戸に戻ってきた銀時は、かつての仲間たちとのニアミスを繰り返す内、かつて刑務所の中で知り合った鯱(しゃち)という男と再会。彼は銀時との交流の中で漫画家を目指すようになっており、ついに完成した原稿を編集者に見せるのだと言って銀時にも同席するよう懇願してくる。今はそれどころではないとする銀時だったが、やがて現れた編集者が朝右衛門だったことに驚愕する。
2年間の間に何があったのか、朝右衛門は編集者として活躍するようになっており、鯱の原稿に容赦のないダメ出しを繰り出す。あんまりだと言って鯱が激昂すると、相変わらずのすさまじい剣技でそれを制圧。銀時も巻き込まれる形で吹き飛ばされ、「何があったのかは知らないが、元気でやっているならそれでいい。そもそもこんなことをしている場合じゃない」と虚との戦いに備えてその場を後にするのだった。

池田朝右衛門(銀魂)の関連人物・キャラクター

十七代目池田夜右衛門(じゅうななだいめ いけだ やえもん)

義父。代々幕府の首切り役人を務めてきた池田家の当主として、厳しくも優しく朝右衛門を育てた。“鬼となった罪人を人間に返す”ことこそ池田家の技の神髄だと考えており、この姿勢は朝右衛門にも受け継がれている。

renote.net

十八代目池田夜右衛門(じゅうはちだいめ いけだ やえもん)

義兄。池田家の技を修得するべく研鑽に励むが、義妹である朝右衛門が自分に迫るほどの才能を持っていたことから焦り始め、技の冴えや威力にばかりこだわるようになる。父から諫められるもこの悪癖は治らず、「父は朝右衛門に夜右衛門の名を受け継がせようとしている」との想いから彼を謀殺するに至った。
朝右衛門とは剣呑な間柄にはあるが、血はつながらないながらも純粋に兄妹として互いを信頼し、認めるべき部分は認め合っており、自身の過ちに気付いた後は命懸けで彼女を逃がしている。

renote.net

坂田銀時(さかた ぎんとき)

YAMAKUZIRA
YAMAKUZIRA
@YAMAKUZIRA

Related Articles関連記事

銀魂のネタバレ解説・考察まとめ

銀魂のネタバレ解説・考察まとめ

「なんちゃってSF人情喜劇」という、独自のジャンルを築いた「銀魂」。地球人、宇宙人が入り乱れてのスケールの大きなストーリー展開と、いずれ劣らぬ濃いキャラの登場人物たちが魅力です。空知英秋(そらちひであき)作画による、少年ジャンプ掲載10年を越す老舗漫画。原作の世界観が人気となり、テレビアニメ、劇場版アニメ、スピンオフ小説、実写映画化にまで広がっています。

Read Article

銀魂 THE FINAL(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

銀魂 THE FINAL(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『銀魂 THE FINAL』とは、空知英秋による漫画『銀魂』の最終盤のストーリーを原作としたアニメ映画作品。幾度にも渡りアニメ化、映画化を果たした『銀魂』の完結編である。 幕末から明治初期をモデルにしたSF世界。師・松陽を救うため、主人公・坂田 銀時と学友たちはターミナルタワーに突入する。そこには松陽の別人格にして不老不死の怪人・虚を利用せんとする天導衆が待ち構えていた。さらに新八や神楽ら銀時の仲間までもが応援に駆け付け、地球の運命と攘夷戦争の因縁を懸けた最後の決戦が幕を開ける。

Read Article

劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれのネタバレ解説・考察まとめ

劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれのネタバレ解説・考察まとめ

『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』とは2013年に公開された空知英秋による漫画『銀魂』を原作とした2作目の映画化作品。アニメシリーズ完結編とされており、原作者の空知英秋がストーリーとキャラクター原案を手がけた完全新作エピソードとなっており、興行収入は前作を大幅に超え17億円を突破した。ある日、映画館の見回りをしていた銀時は、時間泥棒によって5年後の未来へ飛ばされてしまう。そこで銀時は、自分自身の墓と見るも無残に荒廃した江戸の町を目にするのである。

Read Article

劇場版 銀魂 新訳紅桜篇のネタバレ解説・考察まとめ

劇場版 銀魂 新訳紅桜篇のネタバレ解説・考察まとめ

『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』とは2010年に公開された空知英秋による漫画『銀魂』を原作とした初の映画化作品。人気の高いエピソードである紅桜篇を新たな解釈で再構成した内容で、興行収入10億円台突破した。ある日、エリザベスが万事屋を訪ね、桂が行方不明であるため探してほしいと依頼を持ち込む。一方で銀時は村田兄弟から、盗まれた妖刀紅桜を取り返してほしいとの依頼を受ける。別々の依頼を受けた万事屋であったが、その2つの依頼を突き詰めていくと銀時と桂の盟友であった高杉率いる鬼兵隊にたどり着く。

Read Article

銀魂の必殺技・ギャグ技・パロディ技まとめ

銀魂の必殺技・ギャグ技・パロディ技まとめ

幕末をモデルにした笑いあり涙あり活劇ありのごった煮作品『銀魂』は、“バトル展開もあるのに主人公たちに必殺技が無い”ことで知られている。作中でもそれがネタとなっている一方、コメディパートではギャグ技から他作品の技までが容赦なく披露されて読者の笑いを誘い、物語を盛り上げた。 卒倒するほど不味い卵焼きを投げつける「キャバクラスマイル」。プリン泥棒を迎撃する「プリンカウンター」。ごく珍しい普通の必殺技である「呪詛返し」。ここでは、『銀魂』を彩った必殺技・ギャグ技・パロディ技を紹介する。

Read Article

銀魂の武器・装備まとめ

銀魂の武器・装備まとめ

笑いあり、涙あり、手に汗握る活劇あり、捧腹絶倒のパロディありのSF時代劇『銀魂』には、多種多様な武器が登場する。 主人公坂田銀時が愛用する木刀の星砕。戦闘民族夜兎の標準装備である銃を仕込んだ鉄傘。土方十四郎を苦しめ、「トッシー」という新たな人格を生んだ妖刀村麻紗。沖田総悟を操ろうとするも、ドSっぷりに慄いて逆に支配された妖刀マガナギ。真選組局長近藤勲自慢の逸品虎鉄ちゃん。“狂乱の貴公子”桂小太郎が用いる爆弾。ここでは、『銀魂』の物語を盛り上げた武器を紹介する。

Read Article

銀魂の真選組まとめ

銀魂の真選組まとめ

真選組(しんせんぐみ)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、江戸の治安を守るために活動する幕府直属の剣客集団。 不逞浪士や犯罪者の取り締まりから交通整理、テロリストの鎮圧や要人の警護までを行う警察組織。戦闘能力は非常に高いが、局長の近藤勲、副長の土方十四郎、一番隊隊長の沖田総悟の3人を始めとして隊員はいずれも非常に個性的で、コメディチックな活躍を見せる場面も多い。主人公坂田銀時とは時に争い、時に共闘し、いつしか戦友にも似た絆で結ばれていった。

Read Article

銀魂の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

銀魂の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ

『銀魂』(ぎんたま)とは、空知英秋による漫画作品。異星人の襲来によってむりやり開国させられた江戸を舞台に、攘夷戦争の英雄坂田銀時が経営する「万事屋」の面々が様々な事件を解決していく様が描かれている。 “江戸に西洋人ではなく宇宙人が来た”というぶっ飛んだ設定のため、「江戸時代」、「現代」、「SF」がごった煮状態で共存しており、作中に登場する料理も時代劇で見たようなものから現代のスイーツ、SFチックな食料まで様々である。ここでは、『銀魂』の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。

Read Article

銀魂の鬼兵隊まとめ

銀魂の鬼兵隊まとめ

鬼兵隊(きへいたい)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、主人公坂田銀時の旧友高杉晋助率いる武装集団。 物語の序盤から中盤にかけて、様々な謀略の黒幕として暗躍した。高杉の持つ幕府転覆という思想に共感したというより、高杉個人のカリスマに惹かれて集まった集団で、彼を中心に強い絆で結ばれている。その真の目的は「闇に潜んで国を蝕む敵を誘い出して討伐する」ことにあり、物語終盤で壊滅的な打撃を受けながらも、同じ敵を相手取ることとなった銀時たちと共闘した。

Read Article

銀魂の見廻組まとめ

銀魂の見廻組まとめ

見廻組(みまわりぐみ)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、幕府のエリートで構成された武装警察。 局長の佐々木異三郎、副長の今井信女を中心に活動し、主に江戸市中で暗躍するテロリストや犯罪者を取り締まる。しかし裏ではそれらの組織やそのさらに裏にいる者たちと結託し、様々な策謀を進めていく。その真の目的は、様々な矛盾や悪習、それらに端を発する悲劇を生み出す今の幕府の体制を破壊することにある。物語途中で壊滅するも、その志は主人公坂田銀時たちに受け継がれた。

Read Article

銀魂の快援隊まとめ

銀魂の快援隊まとめ

快援隊(かいえんたい)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、宇宙を股にかけて貿易を行う株式会社。正式名称は「株式会社快援隊商事」。 主人公坂田銀時の旧友である坂本辰馬が代表を、天人(宇宙人)の陸奥が副官をそれぞれに務める。たびたび地球にやってきては珍事を巻き起こすトラブルメーカーだが、銀時の仲間の中では群を抜いた組織力を誇り、事態の打開に欠かせない存在となることも少なくない。彼らの登場するエピソードは多くはないが、規模の大きいものが多い。

Read Article

銀魂の万事屋まとめ

銀魂の万事屋まとめ

万事屋(よろずや)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、主人公坂田銀時とその仲間たちが経営する何でも屋。 歌舞伎町の「スナックお登勢」の2階に事務所を構え、人探しから浮気調査、ボディガードからテロリストに狙われる要人の替え玉まで、どんな仕事も請け負う。経営は放漫で赤字になることも珍しくなく、給料が払われないこともしばしば。ちゃらんぽらんだが情に篤い銀時の人柄もあって多くの個人や組織から信頼され、やがて世界を救う壮絶な戦いにおいても中核として活躍した。

Read Article

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

ジャンプの歴代ヒロインまとめ

日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。

Read Article

銀魂の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

銀魂の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ

『銀魂』(ぎんたま)とは、空知英秋による漫画作品。異星人の襲来によってむりやり開国させられた江戸を舞台に、攘夷戦争の英雄坂田銀時が経営する「万事屋」の面々が様々な事件を解決していく様が描かれている。 明治維新をモチーフとした物語で、作中には数多くのキャラクターが登場する。作品の傾向として恋愛描写こそ控えめなものの、その中には恋愛関係にある者たちやカップル同然の関係も少なくなく、サブストーリー的に物語を盛り上げた。ここでは、『銀魂』の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人を紹介する。

Read Article

銀魂の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

銀魂の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ

『銀魂』は、2004年から2019年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された、空知英秋による漫画作品。万事屋を営む銀髪の侍・坂田銀時とその仲間たちが、宇宙からやってきた異人「天人」たちが闊歩する江戸で、様々なトラブルを起こしたりトラブルに巻き込まれたりする姿を描く、SF時代劇だ。基本的には主要キャラクターたちのドタバタギャグコメディだが、長篇エピソードではシリアスな展開が描かれ、心を動かす名言や名シーンが飛び出す。そのギャップが多くのファンの心を掴み、息の長いコンテンツとなった。

Read Article

河上万斉(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

河上万斉(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

河上万斉(かわかみばんさい)は、空知英秋作画「銀魂」において、主人公坂田銀時の幼馴染だった高杉晋助が提督を務める「鬼兵隊(きへいたい)」の幹部。高杉の右腕的存在で、交渉ごとに長けています。高杉と出会う前は「人斬り万斉」という別名で呼ばれていました。鬼兵隊のメンバーでありながら、一方で音楽プロデューサーとしての活動も行うという、多才な人物です。

Read Article

伊東鴨太郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

伊東鴨太郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

伊東鴨太郎(いとうかもたろう)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」(ぎんたま)で、江戸に屯所を置く武装警察「真選組」(しんせんぐみ)の参謀です。入隊してから1年弱で、局長の近藤勲から「先生」と呼ばれるほどの信頼を勝ち得ました。文武両道で見た目はクールですが、実は心に傷を抱えて生きてきた人物です。

Read Article

沖田総悟(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

沖田総悟(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

沖田総悟(おきたそうご)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、江戸に屯所を構える武装警察・真選組の一番隊隊長を務める青年。主人公、坂田銀時、土方十四郎と並び、女性ファンが多い。見かけは爽やかな美青年ですが、腹黒でドS。剣の腕は真選組内でも随一と言われています。超マイペースで、何を考えているのかわかりにくい性格です。

Read Article

今井信女(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

今井信女(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

今井信女(いまいのぶめ)は、空知英秋作画「銀魂」において、真選組と並ぶ特殊武装警察・見廻組の副長を務める女性。長い黒髪、無表情、抜群の戦闘力が特徴の人物です。刺客集団・天照院奈落で幼少期に殺し屋として育てられました。その時の名前は骸(むくろ)でしたが、見廻組局長の佐々木異三郎から「今井信女」を名乗るよう言いつけられ、以降その名で佐々木とともに行動するようになりました。

Read Article

来島また子(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

来島また子(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

来島また子(きじままたこ)は、空知英秋作画「銀魂」において、主人公坂田銀時の幼馴染だった高杉晋助が提督を務める「鬼兵隊(きへいたい)」のメインメンバー。鬼兵隊は、もともと攘夷戦争時に高杉が率いていた武装集団で、幕府によって一度は壊滅状態に追い込まれましたが、後に復活しました。また子は復活後の鬼兵隊に参加。2丁拳銃を自在に操り「紅い弾丸」と異名を取る、高杉に心酔する女性です。

Read Article

月詠(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

月詠(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

月詠(つくよ)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、遊郭吉原の自警団、百華の頭領を務める女性。初代頭領・地雷亜から叩き込まれた戦闘術で、大勢の敵をも圧倒する強さを誇ります。自ら頬と額につけた傷が残っていますが、それでも「上玉」と呼ばれる美貌の持ち主。酒癖の悪さが玉にキズですが、他人の心を思いやれる優しさも持ち合わせています。

Read Article

高杉晋助(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

高杉晋助(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

高杉晋助(たかすぎしんすけ)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公・坂田銀時とともに吉田松陽の松下村塾で学び、攘夷戦争においては鬼兵隊を率いて戦った人物です。良家の出でありながら、常に世の中を斜に眺めるようなところがあった彼は、戦争が終わった後「恩師を奪った世界を壊す」ために、過激なテロ活動を続けます。物語中、数少ないノーギャグキャラのひとり。

Read Article

坂田銀時(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

坂田銀時(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

坂田銀時(さかたぎんとき)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」の主人公。真っ白な天然パーマと、普段は気だるそうな死んだ目、しかしいざというときにはきらめく瞳が特徴です。一見だらだらしてはいますが、心の奥底には熱い侍魂を秘め、仲間思いで義理堅い一面を持ち合わせています。甘いものが非常に好きで、血糖値が高め。腰には「洞爺湖」と彫りの入った木刀をさしています。万事屋という何でも屋の社長。

Read Article

斉藤終(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

斉藤終(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

斉藤終(さいとうしまる)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、江戸に屯所を置く武装警察「真選組」の三番隊隊長。局長の近藤や土方、沖田たちとは同郷武州の出身です。二刀流の使い手で、沖田からも「最強クラス」と目される彼の最大の特徴は、極端にボリューミーなアフロヘアです。その他、極端な無口であること、すぐに寝てしまうこと、ものを書く時語尾によくZをつける、というのも彼を印象付ける特徴となっています。

Read Article

土方十四郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

土方十四郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

土方十四郎(ひじかたとうしろう)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、江戸に屯所を置く武装警察「真選組」の副長を務める青年です。黒髪、鋭い双眸、くわえタバコの似合うニヒルな彼は、男性キャラでは、主人公の坂田銀時と並び女性ファンの多い人物。普段はクールですが直情的な部分もあり、一方でフォローの達人という一面も持ち合わせています。極度のマヨラー。

Read Article

桂小太郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

桂小太郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

桂小太郎(かつらこたろう)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公・坂田銀時とともに吉田松陽の松下村塾で学び、攘夷戦争では「狂乱の貴公子」の異名を取った人物です。攘夷戦争終結後も、攘夷志士としてのテロ活動を続けてきました。真選組から指名手配犯として追われる身ながら、何かと表に出て来たがる傾向があります。本人は大真面目なのに、傍から見るとふざけているとしか思えない言動が目立ちます。

Read Article

エリザベス(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

エリザベス(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

エリザベスは、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公の坂田銀時がかつて攘夷戦争においてともに戦った仲間、桂小太郎と常に一緒にいる謎の宇宙生物です。白い大型のペンギンのような見かけをしていて、会話はプラカードを通して行います。その風貌からは想像ができないほど実は戦闘能力が高く、口からドリルを出したりキャノン砲を出したりして敵を攻撃。たまに見える脚にはすね毛が生えています。

Read Article

神威(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

神威(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

神威(かむい)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公坂田銀時が営む万事屋に居候する少女・神楽の兄。妹同様の赤毛が特徴で、宇宙最強とも言われる傭兵部族・夜兎族の一人です。童顔で笑顔でいることが多いのですが、一旦戦闘モードに入ると本能むき出しに。戦うことが大好きで、相手が強ければ強いほどいいと考えています。

Read Article

佐々木異三郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

佐々木異三郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

佐々木異三郎(ささきいさぶろう)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」に登場する特殊武装警察・見廻組の局長。名家に生まれ、文武両道、隙のない人物ですが、冷たく傲慢な性格で威圧感を漂わせています。真選組創立に深くかかわった人物であり、実は心に癒しがたい傷を負っていることがわかってくると印象がぐっと変化するキャラクターです。

Read Article

神楽(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

神楽(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

神楽(かぐら)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公坂田銀時が営む万事屋に、強引に押しかける形で住み込み、万事屋の仕事を手伝うことになった少女です。夜兎という宇宙最強の傭兵部族の一人で、細い体からは信じられないような怪力と、驚くべき食欲の持ち主。赤い髪、青い瞳、真っ白な肌が特徴で、日焼けが苦手なため日向では常に傘をさしています。

Read Article

お登勢(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

お登勢(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

お登勢(おとせ)とは、空知英秋作画による漫画「銀魂」において、主人公・坂田銀時が営む万事屋(よろずや)の大家です。生粋の江戸っ子で、気前がよく、困った人を放っておけない面倒見の良い性格の持ち主。曲がったことが大嫌いで、野暮なことも大嫌いです。行き倒れ寸前の銀時を助けた、命の恩人でもあります。

Read Article

坂本辰馬(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

坂本辰馬(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

坂本辰馬(さかもとたつま)とは、 空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公坂田銀時が物語中、過去に参加していた攘夷戦争において、「攘夷志士四天王」の一人として銀時、桂、高杉とともに戦った男です。戦を好まず、商い・貿易を通じて自分なりに世界を変えていこうとする坂本のもとには、そのカリスマ性に惹かれて多くの人たちが集まってきます。

Read Article

近藤勲(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

近藤勲(銀魂)の徹底解説・考察まとめ

近藤勲(こんどういさお)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」において、江戸に屯所を構える武装警察・真選組の局長を務める人物です。隊士たちからの人望も厚く、頼り甲斐のある大人の男性ですが、一方で志村新八の姉・妙にしつこく言いよるストーカーとしての側面も持っています。その風貌から「ゴリラ」と呼ばれることが多い、筋骨隆々の身長180cmを上回る大男です。

Read Article

目次 - Contents