錦幾松(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
錦幾松(にしき いくまつ)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、江戸でラーメン店を営む未亡人。
維新志士のテロで夫の大吾を失い、彼と2人で作った味を守るために奮闘する。ある日、真選組に追われていた桂小太郎と出会い、彼もまた維新志士であることを薄々察しつつも成り行きでしばし匿う。この縁で桂と交流するようになり、桂の友人の坂田銀時からは男女の仲であることを疑われている。大手反物屋「錦屋」の創業者・錦松五郎の娘という過去を持ち、生き別れた父にずっと見守られていた。
錦幾松(銀魂)の概要
錦幾松(にしき いくまつ)とは、SF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)の登場人物で、江戸でラーメン店を営む未亡人。
幼い頃に水難事故で父を失い、母に女手1つで育てられる。やがて大吾(だいご)という青年と結婚し、彼とラーメン店を開くが、維新志士のテロで夫を失う。以降は自分だけで夫の味を守り続けていたが、大吾の弟からたびたび嫌がらせを受けては金を要求されていた。
ある時、幕府配下の治安部隊である真選組(しんせんぐみ)に追われていた桂小太郎(かつら こたろう)という男と出会い、成り行きでしばし匿う。桂もまた維新志士であることは言動から薄々察したが、窮状にある者を放っておけるほど薄情な性格ではなく、また共に過ごす内に彼が実直な人物だと判断したこともあって次第に一定の信頼を抱いていく。
桂もまた幾松に感謝し、彼女の義弟を成敗して店を守ることに貢献。怪我が癒えて去った後もたびたび幾松の店を訪れており、友人の坂田銀時(さかた ぎんとき)からは男女の仲であることを疑われている。
錦幾松(銀魂)のプロフィール・人物像
誕生日:8月25日
身長:165cm
体重:49kg
CV:浅野まゆみ
勝ち気で気風のいい、江戸っ子気質の女性。普段それを表にすることはないが、夫の死因となったテロを起こした攘夷志士を憎んでいる。
言動には容赦が無いが「目の前で倒れてる人を放っとけるほど器用じゃない」と語り、実際に桂が攘夷志士であることを薄々察しつつも手を差し伸べている。
桂との仲はあくまで「ラーメン店の主とたまに来る客」という以上のものではないが、内心ではそれなりに気に入っているのか彼の好物であるソバをメニューに加えている。桂も幾松のためとあれば恩着せがましいことはまったく言わないまま黙って仕事を引き受けており、“行きつけの店の主”という以上に大切にしている。
周囲の人間には隠しているが、大手反物屋「錦屋」の創業者である松五郎の娘。母からは「父は死んだ」と聞かされており、ずっとそれを信じていたが、実際は事故で記憶を失い別人として生きていた。後にそれを知った時は、記憶を取り戻すも今さら名乗り出ることができずにいた松五郎に、自慢のラーメンを振る舞っている。
錦幾松(銀魂)の来歴・活躍
大切な人々との離別
大手反物屋「錦屋」の創業者である錦松五郎(にしき まつごろう)の娘として生まれる。幾松が幼い頃、松五郎は川で溺れていた子供を助ける代わりに自分が溺れてしまい、行方不明となる。
この時記憶喪失となった松五郎は、流れ着いた先で別の家庭を持ってしまい、そうなってから彼を見付けた幾松の母は「これはもうどうしようもない、誰が悪いわけでもない、娘には“父親は死んだ”と伝えて自分だけで育てよう」と決意する。
かくして父は死んだと教えられながら育った幾松は、成長した後に大吾(だいご)という青年と結婚し、彼と2人でラーメン店を開く。しかし大吾は維新志士の起こしたテロによって命を落とし、幾松は若くして未亡人となる。
女手1つで自分を育ててくれた母を見てきた幾松は、自分も夫の残してくれた味を守ろうと奮起し、1人でラーメン店を守っていった。
桂小太郎との出会い
大吾の義弟は維新志士を自称するチンピラで、たびたび幾松の店を訪れては嫌がらせをしては金を要求することを繰り返していた。幾松はこれを叱責しては追い返していたが、なかなか従わない彼女に辟易した大吾の弟は、「義姉を遊郭に売り飛ばす」ことまで考え始める。
そんな折、幾松は店の近くで傷を負って倒れていた桂小太郎(かつら こたろう)という男を保護する。桂は維新志士の重鎮の1人で、幕府配下の治安部隊真選組(しんせんぐみ)に追われて逃げ惑い、幾松の店の前で力尽きていたのだった。幾松は桂が夫を死なせた維新志士の仲間であることは薄々気づいていたが、「目の前で倒れているヤツを放っておれるほど器用じゃない」と語り、素性を詳しく聞くことも真選組に突き出すこともなく彼を治療する。
桂はこれに感謝し、怪我が癒えるまでの間幾松の店で働き始める。桂はソバ好きで、幾松のラーメンに容赦のないダメ出しを叩きつけて彼女を怒らせるといった一幕もあったものの、一緒に店を切り盛りする中で2人は相手の人柄を知り、信頼できる相手だと感じるようになっていく。
幾松が義弟の嫌がらせに困っていることを知った桂は、彼を徹底的に成敗。「2度と幾松の店に近づくな」と命じて義弟を追い払った後、桂は幾松に世話になった礼を伝えて店を去っていく。しかしその後も桂はたびたび幾松の店に食事にやってくるようになり、幾松も彼のためにメニューにソバを追加するなど、「ラーメン店の主と客」という形で交流を続けていった。桂の友人で幾松の店のことも知っている坂田銀時(さかた ぎんとき)は、「2人は男女の仲なのではないか」と疑っているが、少なくとも桂の側はこれを否定している。
父との再会
記憶を失ったまま新しい家族と共に暮らしていた松五郎だったが、ある時不意に過去の記憶を取り戻し、自分が妻子を持っていたこと、実質的にそれを捨ててしまったことを思い出す。
やがて彼は幾松が1人でラーメン店を開いていることを知り、毎年一度だけ店を訪れてはラーメンを食べていくようになった。桂に散々脅された幾松の義弟は、「幾松の店に近づかなければいい」との考えから、今度は松五郎から金を要求しようと考える。
この頃の松五郎は世捨て人となり、浮浪者として生活していたが、錦屋の方から金を引っ張り出させるというのが幾松の義弟の計画だった。桂と銀時がこの計画を食い止める一方、毎年一度だけ1人でラーメンを食べにくる客が自分の父だと知った幾松は「そんなことも知らずに、ただの客として接していた」と自分の薄情さを悔やむ。
事件が解決した後、乱闘に巻き込まれて怪我をした身で現れた松五郎に、幾松は渾身のラーメンを振る舞う。記憶を失って以降の生活も事情もある中で娘を見守ろうとする松五郎の心意気を汲み、彼を客として以上には扱わなかったが、こっそりその様を見ていた桂や銀時は「すっかり親子のようだ」と語らうのだった。
錦幾松(銀魂)の関連人物・キャラクター
桂小太郎(かつら こたろう)
江戸市中で暗躍する維新志士。何人もの部下を従える大物にして、維新志士の暴発を防ぐために睨みを利かせる重鎮である。
幾松に助けられて以来、たびたび彼女の店を訪れては食事をしたり、会合に使わせてもらったりしている。2人は共にあくまで「ラーメン店の主と客」という以上の関係ではないように振る舞っているが、桂の友人の銀時には「幾松の側はかなり心を許しているし、そもそも桂は昔から人妻が趣味だし、男女の仲なのではないか」と見えているようである。
桂小太郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]
renote.net
桂小太郎(かつらこたろう)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公・坂田銀時とともに吉田松陽の松下村塾で学び、攘夷戦争では「狂乱の貴公子」の異名を取った人物です。攘夷戦争終結後も、攘夷志士としてのテロ活動を続けてきました。真選組から指名手配犯として追われる身ながら、何かと表に出て来たがる傾向があります。本人は大真面目なのに、傍から見るとふざけているとしか思えない言動が目立ちます。
錦松五郎(にしき まつごろう)/武蔵っぽい人
幾松の父。大手反物屋「錦屋」の創業者だが、幾松が幼い頃に川で溺れている子供を助け、代わりに自分が溺れて流された末に記憶を失う。以降は流れ着いた先で別の家庭を持ち、それを見た幾松の母から「誰が悪いわけでもない、幾松には“父は死んだ”と教えよう」と判断される。
幾松が夫を失ってからようやく記憶を取り戻す。その頃には様々な事情から浮浪者となっており、娘を心配する一方で「今さら父だとは名乗り出せない」との想いもあり、ただの客として年に一度だけ幾松の店を訪れるようになった。
Related Articles関連記事
銀魂のネタバレ解説・考察まとめ
「なんちゃってSF人情喜劇」という、独自のジャンルを築いた「銀魂」。地球人、宇宙人が入り乱れてのスケールの大きなストーリー展開と、いずれ劣らぬ濃いキャラの登場人物たちが魅力です。空知英秋(そらちひであき)作画による、少年ジャンプ掲載10年を越す老舗漫画。原作の世界観が人気となり、テレビアニメ、劇場版アニメ、スピンオフ小説、実写映画化にまで広がっています。
Read Article
銀魂 THE FINAL(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『銀魂 THE FINAL』とは、空知英秋による漫画『銀魂』の最終盤のストーリーを原作としたアニメ映画作品。幾度にも渡りアニメ化、映画化を果たした『銀魂』の完結編である。 幕末から明治初期をモデルにしたSF世界。師・松陽を救うため、主人公・坂田 銀時と学友たちはターミナルタワーに突入する。そこには松陽の別人格にして不老不死の怪人・虚を利用せんとする天導衆が待ち構えていた。さらに新八や神楽ら銀時の仲間までもが応援に駆け付け、地球の運命と攘夷戦争の因縁を懸けた最後の決戦が幕を開ける。
Read Article
劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれのネタバレ解説・考察まとめ
『劇場版 銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ』とは2013年に公開された空知英秋による漫画『銀魂』を原作とした2作目の映画化作品。アニメシリーズ完結編とされており、原作者の空知英秋がストーリーとキャラクター原案を手がけた完全新作エピソードとなっており、興行収入は前作を大幅に超え17億円を突破した。ある日、映画館の見回りをしていた銀時は、時間泥棒によって5年後の未来へ飛ばされてしまう。そこで銀時は、自分自身の墓と見るも無残に荒廃した江戸の町を目にするのである。
Read Article
劇場版 銀魂 新訳紅桜篇のネタバレ解説・考察まとめ
『劇場版 銀魂 新訳紅桜篇』とは2010年に公開された空知英秋による漫画『銀魂』を原作とした初の映画化作品。人気の高いエピソードである紅桜篇を新たな解釈で再構成した内容で、興行収入10億円台突破した。ある日、エリザベスが万事屋を訪ね、桂が行方不明であるため探してほしいと依頼を持ち込む。一方で銀時は村田兄弟から、盗まれた妖刀紅桜を取り返してほしいとの依頼を受ける。別々の依頼を受けた万事屋であったが、その2つの依頼を突き詰めていくと銀時と桂の盟友であった高杉率いる鬼兵隊にたどり着く。
Read Article
銀魂の必殺技・ギャグ技・パロディ技まとめ
幕末をモデルにした笑いあり涙あり活劇ありのごった煮作品『銀魂』は、“バトル展開もあるのに主人公たちに必殺技が無い”ことで知られている。作中でもそれがネタとなっている一方、コメディパートではギャグ技から他作品の技までが容赦なく披露されて読者の笑いを誘い、物語を盛り上げた。 卒倒するほど不味い卵焼きを投げつける「キャバクラスマイル」。プリン泥棒を迎撃する「プリンカウンター」。ごく珍しい普通の必殺技である「呪詛返し」。ここでは、『銀魂』を彩った必殺技・ギャグ技・パロディ技を紹介する。
Read Article
銀魂の武器・装備まとめ
笑いあり、涙あり、手に汗握る活劇あり、捧腹絶倒のパロディありのSF時代劇『銀魂』には、多種多様な武器が登場する。 主人公坂田銀時が愛用する木刀の星砕。戦闘民族夜兎の標準装備である銃を仕込んだ鉄傘。土方十四郎を苦しめ、「トッシー」という新たな人格を生んだ妖刀村麻紗。沖田総悟を操ろうとするも、ドSっぷりに慄いて逆に支配された妖刀マガナギ。真選組局長近藤勲自慢の逸品虎鉄ちゃん。“狂乱の貴公子”桂小太郎が用いる爆弾。ここでは、『銀魂』の物語を盛り上げた武器を紹介する。
Read Article
銀魂の真選組まとめ
真選組(しんせんぐみ)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、江戸の治安を守るために活動する幕府直属の剣客集団。 不逞浪士や犯罪者の取り締まりから交通整理、テロリストの鎮圧や要人の警護までを行う警察組織。戦闘能力は非常に高いが、局長の近藤勲、副長の土方十四郎、一番隊隊長の沖田総悟の3人を始めとして隊員はいずれも非常に個性的で、コメディチックな活躍を見せる場面も多い。主人公坂田銀時とは時に争い、時に共闘し、いつしか戦友にも似た絆で結ばれていった。
Read Article
銀魂の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物まとめ
『銀魂』(ぎんたま)とは、空知英秋による漫画作品。異星人の襲来によってむりやり開国させられた江戸を舞台に、攘夷戦争の英雄坂田銀時が経営する「万事屋」の面々が様々な事件を解決していく様が描かれている。 “江戸に西洋人ではなく宇宙人が来た”というぶっ飛んだ設定のため、「江戸時代」、「現代」、「SF」がごった煮状態で共存しており、作中に登場する料理も時代劇で見たようなものから現代のスイーツ、SFチックな食料まで様々である。ここでは、『銀魂』の料理・食事・食べ物・お菓子・飲み物をまとめて紹介する。
Read Article
銀魂の鬼兵隊まとめ
鬼兵隊(きへいたい)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、主人公坂田銀時の旧友高杉晋助率いる武装集団。 物語の序盤から中盤にかけて、様々な謀略の黒幕として暗躍した。高杉の持つ幕府転覆という思想に共感したというより、高杉個人のカリスマに惹かれて集まった集団で、彼を中心に強い絆で結ばれている。その真の目的は「闇に潜んで国を蝕む敵を誘い出して討伐する」ことにあり、物語終盤で壊滅的な打撃を受けながらも、同じ敵を相手取ることとなった銀時たちと共闘した。
Read Article
銀魂の見廻組まとめ
見廻組(みまわりぐみ)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、幕府のエリートで構成された武装警察。 局長の佐々木異三郎、副長の今井信女を中心に活動し、主に江戸市中で暗躍するテロリストや犯罪者を取り締まる。しかし裏ではそれらの組織やそのさらに裏にいる者たちと結託し、様々な策謀を進めていく。その真の目的は、様々な矛盾や悪習、それらに端を発する悲劇を生み出す今の幕府の体制を破壊することにある。物語途中で壊滅するも、その志は主人公坂田銀時たちに受け継がれた。
Read Article
銀魂の快援隊まとめ
快援隊(かいえんたい)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、宇宙を股にかけて貿易を行う株式会社。正式名称は「株式会社快援隊商事」。 主人公坂田銀時の旧友である坂本辰馬が代表を、天人(宇宙人)の陸奥が副官をそれぞれに務める。たびたび地球にやってきては珍事を巻き起こすトラブルメーカーだが、銀時の仲間の中では群を抜いた組織力を誇り、事態の打開に欠かせない存在となることも少なくない。彼らの登場するエピソードは多くはないが、規模の大きいものが多い。
Read Article
銀魂の万事屋まとめ
万事屋(よろずや)とは、空知英秋によるSF時代劇風少年漫画『銀魂』(ぎんたま)に登場する組織で、主人公坂田銀時とその仲間たちが経営する何でも屋。 歌舞伎町の「スナックお登勢」の2階に事務所を構え、人探しから浮気調査、ボディガードからテロリストに狙われる要人の替え玉まで、どんな仕事も請け負う。経営は放漫で赤字になることも珍しくなく、給料が払われないこともしばしば。ちゃらんぽらんだが情に篤い銀時の人柄もあって多くの個人や組織から信頼され、やがて世界を救う壮絶な戦いにおいても中核として活躍した。
Read Article
ジャンプの歴代ヒロインまとめ
日本でもっとも発行部数の多い漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』は、人気でも知名度でも漫画という文化の頂点に位置する存在であり、幾多の傑作を生み出してきた。少年漫画であるだけにほとんどの作品の主人公は男性キャラクターだが、彼らを盛り立てるヒロインもまた魅力的な造形の人物ばかりである。 大人に子供、主人公に守られるだけの存在から共に戦う相棒、正規のヒロインを蹴散らして主人公と結ばれた者、“少年漫画”の常識を超えたヒロインかつ女性主人公というタイプ。ここでは、ジャンプ作品を彩ったヒロインたちを紹介する。
Read Article
銀魂の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人まとめ
『銀魂』(ぎんたま)とは、空知英秋による漫画作品。異星人の襲来によってむりやり開国させられた江戸を舞台に、攘夷戦争の英雄坂田銀時が経営する「万事屋」の面々が様々な事件を解決していく様が描かれている。 明治維新をモチーフとした物語で、作中には数多くのキャラクターが登場する。作品の傾向として恋愛描写こそ控えめなものの、その中には恋愛関係にある者たちやカップル同然の関係も少なくなく、サブストーリー的に物語を盛り上げた。ここでは、『銀魂』の恋愛関係・カップル・カップリング・夫婦・恋人を紹介する。
Read Article
銀魂の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
『銀魂』は、2004年から2019年にかけて『週刊少年ジャンプ』で連載された、空知英秋による漫画作品。万事屋を営む銀髪の侍・坂田銀時とその仲間たちが、宇宙からやってきた異人「天人」たちが闊歩する江戸で、様々なトラブルを起こしたりトラブルに巻き込まれたりする姿を描く、SF時代劇だ。基本的には主要キャラクターたちのドタバタギャグコメディだが、長篇エピソードではシリアスな展開が描かれ、心を動かす名言や名シーンが飛び出す。そのギャップが多くのファンの心を掴み、息の長いコンテンツとなった。
Read Article
銀魂の歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
『銀魂』とは空知英秋の時代劇ギャグ漫画及びそれを原作としたアニメ、アニメ映画、実写映画などのメディアミックス作品。この記事では『銀魂』のアニメ・映画に使用された歴代のオープニング・エンディング主題歌・挿入歌を紹介していく。
Read Article
河上万斉(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
河上万斉(かわかみばんさい)は、空知英秋作画「銀魂」において、主人公坂田銀時の幼馴染だった高杉晋助が提督を務める「鬼兵隊(きへいたい)」の幹部。高杉の右腕的存在で、交渉ごとに長けています。高杉と出会う前は「人斬り万斉」という別名で呼ばれていました。鬼兵隊のメンバーでありながら、一方で音楽プロデューサーとしての活動も行うという、多才な人物です。
Read Article
伊東鴨太郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
伊東鴨太郎(いとうかもたろう)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」(ぎんたま)で、江戸に屯所を置く武装警察「真選組」(しんせんぐみ)の参謀です。入隊してから1年弱で、局長の近藤勲から「先生」と呼ばれるほどの信頼を勝ち得ました。文武両道で見た目はクールですが、実は心に傷を抱えて生きてきた人物です。
Read Article
沖田総悟(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
沖田総悟(おきたそうご)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、江戸に屯所を構える武装警察・真選組の一番隊隊長を務める青年。主人公、坂田銀時、土方十四郎と並び、女性ファンが多い。見かけは爽やかな美青年ですが、腹黒でドS。剣の腕は真選組内でも随一と言われています。超マイペースで、何を考えているのかわかりにくい性格です。
Read Article
今井信女(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
今井信女(いまいのぶめ)は、空知英秋作画「銀魂」において、真選組と並ぶ特殊武装警察・見廻組の副長を務める女性。長い黒髪、無表情、抜群の戦闘力が特徴の人物です。刺客集団・天照院奈落で幼少期に殺し屋として育てられました。その時の名前は骸(むくろ)でしたが、見廻組局長の佐々木異三郎から「今井信女」を名乗るよう言いつけられ、以降その名で佐々木とともに行動するようになりました。
Read Article
来島また子(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
来島また子(きじままたこ)は、空知英秋作画「銀魂」において、主人公坂田銀時の幼馴染だった高杉晋助が提督を務める「鬼兵隊(きへいたい)」のメインメンバー。鬼兵隊は、もともと攘夷戦争時に高杉が率いていた武装集団で、幕府によって一度は壊滅状態に追い込まれましたが、後に復活しました。また子は復活後の鬼兵隊に参加。2丁拳銃を自在に操り「紅い弾丸」と異名を取る、高杉に心酔する女性です。
Read Article
月詠(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
月詠(つくよ)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、遊郭吉原の自警団、百華の頭領を務める女性。初代頭領・地雷亜から叩き込まれた戦闘術で、大勢の敵をも圧倒する強さを誇ります。自ら頬と額につけた傷が残っていますが、それでも「上玉」と呼ばれる美貌の持ち主。酒癖の悪さが玉にキズですが、他人の心を思いやれる優しさも持ち合わせています。
Read Article
定春(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
定春(さだはる)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公・坂田銀時が営む万事屋で飼われている巨大犬です。犬の形をしてはいますが実は宇宙生物。食欲旺盛でいろんなものを食べ、それが事件の引き金になったことが何度もありました。
Read Article
高杉晋助(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
高杉晋助(たかすぎしんすけ)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公・坂田銀時とともに吉田松陽の松下村塾で学び、攘夷戦争においては鬼兵隊を率いて戦った人物です。良家の出でありながら、常に世の中を斜に眺めるようなところがあった彼は、戦争が終わった後「恩師を奪った世界を壊す」ために、過激なテロ活動を続けます。物語中、数少ないノーギャグキャラのひとり。
Read Article
坂田銀時(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
坂田銀時(さかたぎんとき)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」の主人公。真っ白な天然パーマと、普段は気だるそうな死んだ目、しかしいざというときにはきらめく瞳が特徴です。一見だらだらしてはいますが、心の奥底には熱い侍魂を秘め、仲間思いで義理堅い一面を持ち合わせています。甘いものが非常に好きで、血糖値が高め。腰には「洞爺湖」と彫りの入った木刀をさしています。万事屋という何でも屋の社長。
Read Article
斉藤終(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
斉藤終(さいとうしまる)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、江戸に屯所を置く武装警察「真選組」の三番隊隊長。局長の近藤や土方、沖田たちとは同郷武州の出身です。二刀流の使い手で、沖田からも「最強クラス」と目される彼の最大の特徴は、極端にボリューミーなアフロヘアです。その他、極端な無口であること、すぐに寝てしまうこと、ものを書く時語尾によくZをつける、というのも彼を印象付ける特徴となっています。
Read Article
服部全蔵(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
服部全蔵(はっとりぜんぞう)とは、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、かつての幕府に仕えた隠密集団(御庭番衆)の頭だった人物。極端に長い前髪で目の表情を読ませず、御庭番衆をリストラされて以後も忍びのスキルは落ちていません。主人公の坂田銀時とは、「ジャンプが大好き」という共通点があります。
Read Article
土方十四郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
土方十四郎(ひじかたとうしろう)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、江戸に屯所を置く武装警察「真選組」の副長を務める青年です。黒髪、鋭い双眸、くわえタバコの似合うニヒルな彼は、男性キャラでは、主人公の坂田銀時と並び女性ファンの多い人物。普段はクールですが直情的な部分もあり、一方でフォローの達人という一面も持ち合わせています。極度のマヨラー。
Read Article
桂小太郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
桂小太郎(かつらこたろう)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公・坂田銀時とともに吉田松陽の松下村塾で学び、攘夷戦争では「狂乱の貴公子」の異名を取った人物です。攘夷戦争終結後も、攘夷志士としてのテロ活動を続けてきました。真選組から指名手配犯として追われる身ながら、何かと表に出て来たがる傾向があります。本人は大真面目なのに、傍から見るとふざけているとしか思えない言動が目立ちます。
Read Article
エリザベス(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
エリザベスは、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公の坂田銀時がかつて攘夷戦争においてともに戦った仲間、桂小太郎と常に一緒にいる謎の宇宙生物です。白い大型のペンギンのような見かけをしていて、会話はプラカードを通して行います。その風貌からは想像ができないほど実は戦闘能力が高く、口からドリルを出したりキャノン砲を出したりして敵を攻撃。たまに見える脚にはすね毛が生えています。
Read Article
神威(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
神威(かむい)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公坂田銀時が営む万事屋に居候する少女・神楽の兄。妹同様の赤毛が特徴で、宇宙最強とも言われる傭兵部族・夜兎族の一人です。童顔で笑顔でいることが多いのですが、一旦戦闘モードに入ると本能むき出しに。戦うことが大好きで、相手が強ければ強いほどいいと考えています。
Read Article
佐々木異三郎(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
佐々木異三郎(ささきいさぶろう)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」に登場する特殊武装警察・見廻組の局長。名家に生まれ、文武両道、隙のない人物ですが、冷たく傲慢な性格で威圧感を漂わせています。真選組創立に深くかかわった人物であり、実は心に癒しがたい傷を負っていることがわかってくると印象がぐっと変化するキャラクターです。
Read Article
神楽(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
神楽(かぐら)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公坂田銀時が営む万事屋に、強引に押しかける形で住み込み、万事屋の仕事を手伝うことになった少女です。夜兎という宇宙最強の傭兵部族の一人で、細い体からは信じられないような怪力と、驚くべき食欲の持ち主。赤い髪、青い瞳、真っ白な肌が特徴で、日焼けが苦手なため日向では常に傘をさしています。
Read Article
お登勢(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
お登勢(おとせ)とは、空知英秋作画による漫画「銀魂」において、主人公・坂田銀時が営む万事屋(よろずや)の大家です。生粋の江戸っ子で、気前がよく、困った人を放っておけない面倒見の良い性格の持ち主。曲がったことが大嫌いで、野暮なことも大嫌いです。行き倒れ寸前の銀時を助けた、命の恩人でもあります。
Read Article
坂本辰馬(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
坂本辰馬(さかもとたつま)とは、 空知英秋作画の漫画「銀魂」で、主人公坂田銀時が物語中、過去に参加していた攘夷戦争において、「攘夷志士四天王」の一人として銀時、桂、高杉とともに戦った男です。戦を好まず、商い・貿易を通じて自分なりに世界を変えていこうとする坂本のもとには、そのカリスマ性に惹かれて多くの人たちが集まってきます。
Read Article
近藤勲(銀魂)の徹底解説・考察まとめ
近藤勲(こんどういさお)は、空知英秋作画の漫画「銀魂」において、江戸に屯所を構える武装警察・真選組の局長を務める人物です。隊士たちからの人望も厚く、頼り甲斐のある大人の男性ですが、一方で志村新八の姉・妙にしつこく言いよるストーカーとしての側面も持っています。その風貌から「ゴリラ」と呼ばれることが多い、筋骨隆々の身長180cmを上回る大男です。
Read Article