パガヤ（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

パガヤの概要

パガヤとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、空島「スカイピア」に住んでいる男性である。娘のコニスと、彼女のペットである雲ギツネのスーと暮らしていた。
青海からやって来たばかりのルフィたちと出会い、「空島」の事を知らない彼らに親切に接して、様々な情報を教える。しかしルフィたちが「不法入国した犯罪者」だと知ると、パガヤとコニスは「国民の義務」に従って「超特急エビ」を呼び出し、「裁きの地」へと誘導しようとした。
罪の意識に耐えられなくなったコニスが「国民の義務」の事をルフィたちに話してしまった為エネルに命を狙われたが、「空の騎士」ガン・フォールによって助けられた。ガン・フォールはコニスとパガヤを保護し、暫くガン・フォールのもとでともに過ごす。

エネルによって大規模なサバイバルバトルが展開された際は、パガヤはコニスと共に大怪我を負った「麦わらの一味」のメンバーを助けるなどのサポートを行っていた。その後エネルの元から脱走していた神隊の一人から「エネルがスカイピアを滅ぼそうとしている」という情報を聞いた途端、エネルの「裁きの雷」に狙われる。とっさにコニスを逃がしたパガヤだが、閃光が収まるとパガヤの姿は消えていた。

その後無事生存していたことが判明し、平和になった世界でパンプキンカフェの常連客になっている姿が描かれている。

パガヤのプロフィール・人物像

誕生日：8月17日
年齢：52歳 → 54歳
CV：大場真人

背中に小さな羽が生えている。頭に触覚のような団子状の黒髪と口ひげがあり、その他はスキンヘッド。黄色ベースのロングチュニックを着込み、腰のあたりでベルトを巻いている。
正確は優しくて穏やかであり、すぐに謝る癖がある。娘のコニスに対しても「コニスさん」と呼びかけていた。
麦わらの一味にも親切に接しており、出会ったばかりの彼らに食事をご馳走したり、空島の文化などを教える。ルフィたちが「犯罪者」だと知った時には「義務」に従って通報したが、彼らの出ていった家で一人罪悪感に震えていた。

パガヤの能力

パガヤは「貝船」のエンジニアであり、空島の住人が乗りこなすにも10年かかると言われている「ウェイバー」に乗って登場した（その後バランスを崩して転倒している）。エンジニアとしての技術力は高く、古い「ウェイバー」を修理したり、大きなバイクのようなものに乗って麦わらの一味の救援に駆け付けたりしている。

パガヤの来歴・活躍

麦わらの一味をもてなす

「ウェイバー」という乗り物に乗って登場したコニスの父親のパガヤは、「青海」からやって来たばかりのルフィたちに親切に接して、自宅へと招待する。道中「空島」の雲の仕組みや海楼石との関係などを彼らに説明し、更に空島で生活するのに欠かすことができない「貝（ダイアル）」について教えていた。
しかし間もなく「天国の門」の監視者であるアマゾンから通報を受けたマッキンリー率いる「ホワイトベレー隊」が現れ、ルフィたちに「不法入国の罰金を払え」と勧告したのだった。
ルフィたちは激しく抵抗した結果「第2級犯罪者」と認定されてしまい、どこからともなく表れた「超特急エビ」によってロビン、ナミ、ゾロ、チョッパーがメリー号ごと攫われてしまう。

パガヤ達は残されたルフィ、サンジ、ウソップに対し、「攫われた彼らを助けるためには”裁きの地”へ行かなければならない」と説明し、コニスは彼らを船着き場まで案内していった。しかしコニスは家を出た時からずっと震えており、罪悪感に耐えられなくなった彼女はルフィたちに、「国民の義務として、犯罪者を見かけたら”裁きの地”へ誘導しないと自分たちが殺されてしまう」と涙ながらに告白する。同じころパガヤも、罪の意識にさいなまれて震えていた。
秘密を告白してしまったコニスは「神」エネルによって命を狙われるが、「空の騎士」ガン・フォールによって救われる。「罪人を庇った犯罪者」になってしまったコニスとパガヤは、ガン・フォールによって一時的に匿われることとなった。

エネルの目的

その後エネルによって「青海人」であるルフィたちや原住民の「シャンディアの戦士たち」、神官や神隊を巻き込んだ大規模なサバイバルバトルが展開される。パガヤとコニスはルフィたちを「スカイピア」から脱出させるべく協力していた。
派手なラッパを鳴らして敵を威嚇しながらナミの元へ駆けつけたパガヤとコニスは、エネルの攻撃で重傷となっていたサンジやウソップの救命活動を行う。

その後エネルの元から逃げ出してきた神隊の一人から、エネルの目的が「スカイピアの破壊」だと知らされた。その途端エネルの「裁きの雷」が飛んできて、パガヤはとっさにコニスを突き飛ばし、神隊の一人と共に雷を受けて行方不明になってしまったのだった。
しかしパガヤは下層に落下しただけで生存しており、コニスはパガヤの無事を確認すると涙を流して喜んだ。

エネルがルフィに敗れて立ち去った後、平和になったスカイピアで、パガヤはコニスとペットの雲狐スーと共に穏やかな暮らしを続ける。コニスが働く「パンプキンカフェ」の常連として楽しいひと時を過ごしているのだった。

パガヤの関連人物・キャラクター

コニス

コニスとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、空島「スカイピア」に住んでいる女性である。「スカイピア」に入国したばかりのルフィたちと出会い、父親のパガヤと共に彼らを自宅に招待して親切にもてなした。彼らに空島の文化や”踏み入れてはならない土地”「アッパーヤード」の存在、エネルについてなど様々な情報を教える。

しかし「ホワイトベレー隊」の介入によって彼らが「不法入国」を犯した犯罪者だと知り、コニスは密かに「超特急エビ」を呼び寄せて、ロビン・チョッパー・ナミ・ゾロの四人を「裁きの地」へ送りこんだ。
そしてルフィ・サンジ・ウソップの三人も「裁きの地」へと誘導しようとしたが、その途中罪の意識に耐えられなくなり、彼らに「逃げてくれませんか」と涙ながらに訴える。
「犯罪者を発見したら裁きの地へ誘導しなければ自分たちが殺されてしまう」と話した途端、コニスはエネルの「裁きの雷」に狙われてしまったが、ガン・フォールによって助けられ、パガヤ共々匿われる。

その後エネルの目的が「スカイピアの壊滅」であると知り、国民を護るため必死に避難を呼びかける。ルフィがエネルを倒して平和が訪れた後は、シャンディアの戦士ラキと共に「パンプキンカフェ」で働いている。

コニス（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

コニスとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、空島「スカイピア」に住んでいる女性である。空島に着いたばかりのルフィたちと出会って彼らを家に招待し、父親のパガヤと共に親切にもてなした。その後ルフィたちが「不法入国者」だと知ると、「国民の義務」に従って彼らを「裁きの地」へ誘導する。だが途中で罪の意識に耐えられずコニスはルフィたちに事情を説明し、「神への反逆者」として命を狙われることとなった。「スカイピア」崩壊の危機には、己が傷つくことも厭わず住民に避難を呼びかけた芯の強い女性。

ガン・フォール

ガン・フォールとは漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、スカイピアでかつて「神」と呼ばれていた男性である。6年前突如「ビルカ」という空島から侵略してきたエネルに敗北し、その座を奪われる。その時ガン・フォールに仕えていた多くの神兵・神隊をエネルに奪われた。時折りエネルの元から脱走してくる彼らを保護するため、「空の騎士」として活躍するようになる。

青海からやって来たルフィたちに「国民の義務」となっていた犯罪者の通報の事実を明かし、エネルに命を狙われたコニスを保護した。その後エネルが開催したサバイバルバトルに参戦するも、敗北する。ルフィによってエネルが倒され、彼が「マクシム」に乗って「スカイピア」から去っていった後、国民に請われて「神」の座に復帰した。

ガン・フォール（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

ガン・フォールとは、偉大なる航路（グランドライン）の遥か上空にある空島スカイビアで「神さま」の地位に着く人物。長きに渡ってシャンディアとの領土問題の関係改善に着手していた。ゴッド・エネルの襲来により神さまの地位を奪われてしまい、その後は傭兵としてエネルやシャンディアから民を守るなどして陰ながらスカイピアの平穏維持活動を行ってきた。麦わらの一味が空島の白海でシャンディアのワイパーから襲撃を受けた際には愛馬のピエールと共に助けた。エネルの悪政が崩壊した後は、再びスカイピアの神として返り咲いている。

エネル