B: The Beginning(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『B: The Beginning』とはNetflixのオリジナルアニメ作品。とある連続殺人事件の中で天才刑事と超常の力を持つ少年が交流し、共に犯人を追いかける様を描いている。刑事ドラマとヒーロー物を組み合わせた重厚な物語が特徴で、国内外から高い評価を受けた。群島国家クレモナでは、「Killer B」の通称で知られる連続殺人犯が人々の恐怖と話題の対象となっていた。一線を退いた天才刑事キース・風間・フリックが対策のために呼び戻される一方、黒羽という超常の力を持つ少年が事件の裏で暗躍する。

『B: The Beginning』の概要

『B: The Beginning』とはNetflixのオリジナルアニメ作品。とある連続殺人事件の中で天才刑事と超常の力を持つ少年が交流し、共に犯人を追いかける様を描いたアニメ作品。ファーストシーズンが2018年に、セカンドシーズンが2021年に配信された。
映画『キル・ビル』のアニメーションパート監督を務めた中澤一登が原作・キャラクター デザイン・総作画監督を担当。『攻殻機動隊』ほか数々のアニメヒット作品を世に送り出してきたProduction I.Gが制作した。

海外の刑事ドラマと日本アニメ風のヒーロー物の設定が密接に組み合わされた重厚な物語が特徴。そのシリアスかつハードな物語は、アニメの新しいスタイルとして注目され、国内外から高く評価された。ここでは、セカンドシーズンにあたる『B: The Beginning Succession』についても紹介する。

群島国家クレモナでは、「Killer B」の通称で知られる連続殺人犯が人々の恐怖と話題の対象となっていた。RISこと王立警察特殊犯罪捜査課は一線を退いた天才刑事キース・風間・フリック(きーす・かざま・ふりっく)を呼び戻し、事件の本格的な解決を目指して動き出す。
一方、そのRISのメンバーである星名リリィ(ほしな りりぃ)の実家のバイオリン工房では、黒羽(こくう)という名の少年を新たな弟子として雇うようになっていた。黒羽は夜な夜な街に出ては超常の力を持つ謎の集団「マーケットメイカー」に接触し、彼らに奪われた己のパートナーを取り戻そうと戦い続ける。
やがてキースと黒羽の運命は、最初からそう決まっていたかのように交錯し、真犯人と対峙していく。

様々な謎と事件の繋がりを紐解いていくキースの推理力、そして黒羽のアクションとダークヒーローのような風貌が魅力である。多彩で個性のある仲間たちと共に事件の真相を追う、壮大なスケールで描かれたノンストップクライムサスペンスとなっている。

『B: The Beginning』のあらすじ・ストーリー

ファーストシーズン

天才刑事の復帰

群島国家クレモナでは、猟奇的な殺人犯のみを狙う連続殺人犯「Killer B」が人々の恐怖と話題の対象となっていた。RISこと王立警察特殊犯罪捜査課は、事件を解決するために、一線を退いていた天才刑事キース・風間・フリック(きーす・かざま・ふりっく)を呼び戻す。
キースの元弟子で現指揮官のエリック・トガや学生時代からの友人である監察医ギルバート・ロスはこれを歓迎するも、やる気のなさそうな彼の様子を見た新人刑事の星名リリィ(ほしな りりぃ)は「本当に頼りになるのか」と不安を覚える。

しかしキースはこれまでに得た情報を改めてチェックすることで「Killer B」の正体に迫り始め、同時にクレモナで起きた不可解な事件をも次々と解決。RISのメンバーがキースの能力を認めていく一方で、リリィは「だとしてもあの態度はどうにかならないのか」と彼への評価を“優秀かもしれないが困った先輩”という程度に留める。
そのキースには、かつて義理の妹であるエリカを何者かに殺害され、犯人を突き止めることもできなかったという苦い経験があった。これをきっかけに1度は一線を退いたキースだったが、一連の事件の裏に潜む何者かの犯罪手法にエリカを殺した犯人と相通じるものを感じ、あの時逃した犯人が再び動き出したのではないかと考え始める。

黒き翼の王

キースが刑事に復帰したのと同じ頃、リリィの実家のバイオリン工房に、黒羽(こくう)という名の少年が新たな弟子として雇われるようになった。黒羽は普段は真面目な職人見習いとして星名家の人々にかわいがられていたが、夜な夜な街に出掛けては猟奇殺人犯を探し、“背に翼が生え、左腕が刃に変わり、顔も黒い仮面で覆われる”という異形の姿となってこれを殺しては、その場に「B」の文字を残していくことを続けていた。
黒羽の目的は猟奇殺人犯ではなく、それを裏で操る「マーケットメイカー」という存在にあった。ファウラ・ブランカ王立科学研究所という場所で生まれ育った黒羽だったが、彼が幼い頃に何者かの襲撃により施設は壊滅。生まれ持った超常の力を頼りに生き永らえた黒羽は、研究所の壊滅に自分と同じ力を持つ「レジー」という存在が関わっていることを知り、彼らに連れ去られたユナという少女を奪回すべく戦い続けていた。

マーケットメイカーこそは、レジーたちによって構成された組織だった。彼らは使い物にならなくなった仲間を市井に解き放つことを続けており、黒羽は“マーケットメイカーへの接触”と“次なる被害者を出さない”ためにそれを殺すことを繰り返す。その際、マーケットメイカーに囚われているユナに向けて「自分はここにいる」というメッセージとして残したのが「B」の文字で、これが「Killer B」の正体だった。
マーケットメイカーの頭領である皆月(みなづき)は、黒羽が自分たちに迫っていることに気付き、これを迎え撃つために策を巡らせていく。皆月の腹心で他人の記憶を操る力を持つライカを始めとするマーケットメイカーのレジーたちは、それぞれのやり方で黒羽に挑み、彼を苦しめる。皆月の真意は、「レジーたちの王」たる黒羽を特定の儀式に則って殺害することで、自らがその座を手に入れることにあった。

神の復興計画

マーケットメイカーの存在を突き止めたキースは、黒羽がそれと戦っていることを知り、彼に接触。黒羽もまたキースが自分の知らない情報を持っていることを突き止め、それを聞き出そうと話し合いに応じる。そこで語られたのは、ファウラ・ブランカ王立科学研究所で行われていた驚愕の実験の全貌だった。
16世紀の末、「翼を持つ人類の化石」と謎の文字が刻まれた「碑文」が発見された。当時の人々はこれを“人類の始祖にして神の化石”だと判断し、これをこの世に蘇らせる極秘の研究に着手。そのために作られたのがファウラ・ブランカ王立科学研究所だった。その資金が底を尽きかけたところで、研究者たちは「研究で完成したレジーこと“超人的な能力を持つ者”たちを工作員として国に売り込もう」と画策。この組織が現在のマーケットメイカーとなっていく。

時は流れて現代。12歳だった頃のキースが碑文の解読に成功し、それが特殊な遺伝子構造を記したものだったことが判明したことで、レジーの研究は一気に進行。当初の目的だった「翼を持つ人類」の完成版として誕生したのが黒羽とユナであり、この2人こそはレジーたちの王となる存在だった。しかし「自分は黒羽のスペアではない」と憤った皆月は密かに研究所を始末せんとしていたクレモナの政府上層部に情報を流し、研究所を壊滅に追い込む。この際、同施設で研究員をしていたキースの父親も命を落としていた。
マーケットメイカーのさらに裏側には、研究所の壊滅を主導した黒幕の存在があり、同時にそれはエリカ殺害の真犯人でもあることが判明。同じ存在を追い続けていることを理解したキースと黒羽は、互いに協力することを決めて動き出す。

悪意の行き着いた果て

キースの助言と援護を受けた黒羽は皆月を討ち取るも、自身を“皆月”と認識して動いていた人物は“本物の皆月”ことライカに偽りの記憶を植え付けられただけの別人だった。ユナと共に姿を消したライカを黒羽が追う一方、キースはついに全ての黒幕にして義妹の仇がギルバートであることを突き止める。
ギルバートは殺人に快楽を覚える異常者にして、その事実をキースにすら悟らせなかった高い知力の持ち主だった。ギルバートはエリカを愛していたが、彼女の心の中に義兄であるキースへの強い想いがあることを察し、「自分がこの世で唯一知性で勝てないと認めたキースが、エリカの心まで奪っていく」ことに絶望。完全に近い犯罪計画を打ち立て、エリカを殺害したのである。ファウラ・ブランカ王立科学研究所を潰すよう政府に働きかけたのもギルバートだったが、その真意は「自分の手で多くの死を演出したい」という歪んだ願望と、「いつかキースと決着をつける時に役に立つだろう」との異常な執着だった。

そのキースの周りで口うるさく動き回り、彼からも憎からず思われているリリィの存在に気付いたギルバートは、彼女を新たな標的に見定めてこれを拉致。しかしこれはリリィの体を張った囮捜査であり、ついにRISはギルバートの犯罪の決定的な証拠を手に入れる。ギルバートはなおも逃げ続け、キースにのみ「決着をつけよう」とメッセージを送る。
ギルバートの最後の目的は、「自分を上回る知性を持つキースが、感情を剥き出しにして他人を殺すところが見てみたい。キースもまた自分と同様、感情や衝動によって人を殺す存在であることを証明したい」というものだった。呼び出されたキースは、「今自分を止めなければさらに人を殺し続ける。今度は必ずリリィを殺す、お前の仲間たちも全員殺してやる」と静かに狂気を口にするギルバートをやむなく射殺。同じ頃、黒羽もまた壮絶な死闘の末にライカを倒してついにユナを取り戻していた。

かくしてクレモナに平和が戻るも、キースは「結局ギルバートの思惑通りになった」と彼を撃ち殺した己の判断が正しかったのかどうか悔やむ。リリィはそんな彼を「難しく考え過ぎだ」と励まし、超常の力を持つ神の子としてではなく普通の人間として生きていくことを決めた黒羽やユナと共に騒がしくも楽しい日常を謳歌していくのだった。

『B: The Beginning Succession』(セカンドシーズン)

キースの危機と黒羽の襲撃

ギルバートの死からいくらかの時が流れ、キースやリリィは相変わらずRISで、黒羽も変わらず見習いのバイオリン職人として、ユナは大学生として、それぞれに平穏な生活を楽しんでいた。ある時、RISはザカリー議員の娘の結婚式の護衛に駆り出されるが、どういうわけかそこにキースの姿はなかった。
いつものサボリ癖を発揮したのだろうとRISの面々が呆れる中、突如として会場に黒い翼を持つ怪人が現れ、護衛を蹴散らしてザカリー議員を拉致。リリィはそれが黒羽であることに気付いて呼びかけるも応答はなく、成す術もなく逃げられてしまう。

実はこの2日前、黒羽はファウラ・ブランカ王立科学研究所で共に過ごしていた仲間の1人である霧雨というレジーから接触を受けていた。黒羽を庇って命を落としたかに思われていた霧雨だったが、密かに脱出を果たし、現在はクレモナの王家に雇われているという。彼は黒羽に自分たちに協力してほしい旨を伝えるが、かつて国とつながって自分たちを苦しめたギルバートの存在が脳裏に浮かんだ黒羽はこれを拒否。話し合い自体は決裂するも、霧雨は残念そうにしながらおとなしく引き下がる。
しかし霧雨は黒羽を自分たちの仲間に引き入れることをまったく諦めておらず、彼の恩人でもあるキースを拉致。彼を人質にして黒羽に従うよう要求する。キースを見捨てることができず、黒羽はこれに従わざるを得なくなる。この時霧雨から黒羽が命じられたのが、ファウラ・ブランカ王立科学研究所襲撃を主導した人物の1人であるザカリー議員を誘拐することだった。

新たなる神の計画

霧雨の仲間たちによりザカリーは殺され、「B」の文字が刻まれた彼の死体が発見されたことで“「Killer B」が復活した”との話題で世間は持ち切りとなる。RISが動き出す中、黒羽の事情を知るリリィは「彼がこんな事件を起こし、キースが行方不明となると、この2つはつながっている可能性が高い」と考えてキースの捜索に乗り出す。
一連の事件の裏にいたのは、クレモナの国王と王子だった。国王はかつてファウラ・ブランカ王立科学研究所から「黒羽とユナの細胞が混ぜ合わされれば、さらなる再生能力を持つ存在が生み出される」ことを聞いており、それが再生医療などの分野でどれほどの利潤を生み出すかを考え、「これが広く知られることになれば、国力の無いクレモナでは大国の食い物にされるだけだ」と結論。ギルバートに唆されたこともあり、そうなる前にファウラ・ブランカ王立科学研究所を襲撃させたのだった。

霧雨は王子とつながっており、クレモナの現体制を破壊することを目的に活動していた。王子たちに暗殺されかかり、黒羽やリリィたちに保護された国王は、「この事態を招いたのは自分だ」と彼らに詫び、事が解決したら改めて罪を償うことを誓う。
ユナやマーケットメイカーの生き残りであるイザナミと合流した黒羽たちは、「まずはキースを救出しよう」との方針を決めて動き出す。

灯台からの脱出と国王の真意

その頃、キースは周囲を海に囲まれた監禁場所からの脱出を試みていた。数日に渡り水も食事も与えられずにいたキースは、体力の限界を迎えようとしていたが、監禁場所の中にあった道具を用いて脱出を試みる。途中で力尽きて海に落ちるも、「キースが監禁されている場所の候補の1つ」として付近を探索していた黒羽がこれを救出。無事に仲間たちとの合流を果たす。
そのキースは、自分が監禁されていた間の霧雨たちの動きを知って、「霧雨たちとつながっているのは王子ではなく、国王の方である」と看破。果たしてこれは当たっており、国王が見せた殊勝な態度も、黒羽たちを思い通りに動かすための芝居でしかなかった。国王は今後もレジーたちを国益のために使い続けるつもりで、現政権打倒を目指していた王子を自らの暗殺未遂容疑で幽閉する。

黒羽の前には霧雨が現れ、改めて彼の力を認めて自分たちの仲間になるよう要求。黒羽がこれを断ったことで戦闘が始まる。その最中、霧雨は「お前の知らないことはたくさんある」と高らかに彼に告げ、“何か”を目撃した黒羽は驚愕に目を見開く。
黒羽が何を見たのかは明かされないまま、セカンドシーズンの物語はここで終わる。

『B: The Beginning』の登場人物・キャラクター

主要人物

キース・風間・フリック(きーす・かざま・ふりっく)

CV:平田広明

天才的な数学能力とプロファイリング能力を持つRISの伝説の捜査官。義妹のエリカが殺された事件を解決できなかったことから一線を退くも、「killer B」事件の解決のために呼び戻される。事件捜査に取り組むと同時に8年前に起きた別の事件の真相を解明しようとする。
子供の頃から天才性を発揮しており、12歳の頃には黒羽を生み出す元となった碑文の解読に成功している。
親しい人物から は「ゲニ(=天才)」と呼ばれるが運動が苦手で、作中でもよく転んだりと少し抜けてる一面を見せる。

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