B: The Beginning(アニメ)のネタバレ解説・考察まとめ

『B: The Beginning』とはNetflixのオリジナルアニメ作品。とある連続殺人事件の中で天才刑事と超常の力を持つ少年が交流し、共に犯人を追いかける様を描いている。刑事ドラマとヒーロー物を組み合わせた重厚な物語が特徴で、国内外から高い評価を受けた。群島国家クレモナでは、「Killer B」の通称で知られる連続殺人犯が人々の恐怖と話題の対象となっていた。一線を退いた天才刑事キース・風間・フリックが対策のために呼び戻される一方、黒羽という超常の力を持つ少年が事件の裏で暗躍する。

CV:佐藤聡美

黒羽が探し続けている少女。当初はライカに記憶を操られ、マーケットメイカーの一員として活動していた。
黒羽のパートナーとなるべく生み出された存在だが、自身も彼を愛し、記憶を取り戻して以降は共に生活している。

皆月(みなづき)

CV:石川界人/三瓶由布子(幼少期)

マーケットメイカーのリーダー。沈着冷静な性格だが、黒羽に対しては憎しみを剥き出しにする。
実は能力的に秀でているだけのレジーであり、ライカによって「自分こそマーケットメイカーのリーダーである」と思い込まされていた。

ライカ

CV:喜多田悠/大地葉(幼少期)

皆月の副官。他人の記憶を操作する能力を持つ。
実は彼こそがマーケットメイカーの真のリーダーであり、仲間たちの記憶も全て自分の都合の良いように修正している。「特定の儀式に則って黒羽を殺せば、自分がレジーたちの王になれる」というギルバートの嘘に唆され、ファウラ・ブランカ王立科学研究所の襲撃に加担。キースの父である風間博士も殺害した。

イザナミ

CV:斎賀みつき

マーケットメイカーの一員。ライカに記憶を修正されているが、内心では「黒羽の味方でありたい」との本能にも近い想いを抱いていた。
ファーストシーズンで黒羽と戦い倒されるも実は生き延びており、セカンドシーズンでは味方として登場する。

『B: The Beginning』の用語

クレモナ

物語の舞台となる国。いくつかの島から成る風光明媚な群島国家である。

RIS(王立警察特殊犯罪捜査課)

Royal Investigation Serevice(王立警察特殊犯罪捜査課)の略で、通称リス。クレモナにおいて警察機関として活動する組織。
群島国家「クレモナ」で特殊犯罪者の操作を専門とするチーム。
数年に渡り15件の殺人に関わったとされる最重要参考人として「Killer B」を追う。

碑文

16世紀にクレモナで発見された、「翼を持つ人間の化石」の遺伝子情報について記された碑文。未知の言語で書かれているため、キースが解読に成功するまで誰にも内容が分からなかった。

ファウラ・ブランカ王立科学研究所

「翼を持つ人間」の再現を目的に設立された、クレモナの国家機関。数世紀に渡る研究で「翼を持つ人間」の不完全な再現体であるレジーを生み出し、研究費用を集める目的でこれを生体兵器としてクレモナ政府に売り渡した。

レジー

「翼のある人間の化石」から生み出された、超人的な力を持つ人間。成長していくに連れて能力を制御できなくなり、破壊衝動や殺人衝動に駆られるようになっていく。
キースによる碑文の解読と、それによる遺伝子解析により、これらの衝動とは無縁の黒羽とユナという完成版を生み出した。

マーケットメイカー

クレモナ政府に売り渡されたレジーたちで構成された組織。クレモナに敵対する個人や組織を秘密裏に葬ることを目的に活動していたが、次第にその力は抑えられなくなり、ギルバートの関与もあって暴走していくこととなる。
「狂気をプロデュースする」がモットーで、犯罪者を利用してテロを起こす。全員が特殊能力を持ち、右手の掌にドクロのマークとフェイスペイントを施している。

YAMAKUZIRA
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@YAMAKUZIRA

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