リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い(映画)のネタバレ解説・考察まとめ

『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』とは、アメコミ作品『リーグ・オブ・エクストラオーディナリー・ジェントルメン』を原作とした2003年公開のアクション・アドベンチャー映画。監督はスティーブン・ノリントン、主演はショーン・コネリー。20世紀を代表する名作文学の登場人物を集結させたクロスオーバー作品として話題となった。世界征服を企むファントムの陰謀にアラン・クォーターメインやネモ船長をはじめとする超人同盟が立ち向かう。

吹き替え:加藤精三(ソフト版、劇場公開版)/松井範雄(機内上映版)

アランの友人。普段はアランを訪ねてくる観光客などに彼の冒険譚を話したりと代わりに対応している。突如現れたファントムの手先たちによる凶弾で命を落とす。

敵対者

ファントム(演:リチャード・ロクスバーグ)

吹き替え:石塚運昇 (ソフト版、劇場公開版、機内上映版)

世界征服を企む鉄仮面の男。英国銀行を襲撃し、海上都市ベニスの設計図を強奪。さらにドイツの飛行船製造所を襲撃し多くの科学者を拉致する。国家規模に匹敵する兵力を有し世界大戦勃発を誘発する危険人物。
その正体はMが変装した姿であり、狡猾にアランたちを利用し恐るべき計画を実行していく。

ダンテ(演:マックス・ライアン)

吹き替え:鳥畑洋人(ソフト版、劇場公開版、機内上映版)

ファントムに仕える側近。忠誠心が強く巨体のハイド氏にも果敢に挑む好戦的な兵士。最終決戦でジキル博士の薬を大量摂取し、ハイド氏以上の怪物に変身する。

その他

キャンピオン・ボンド

吹き替え:なし

原作とノベライズ版のみに登場するオリジナルキャラクター。原作では超人同盟の招集をかけた人物であり映画におけるMの立場にあたる。『007』の英国諜報員ジェームズ・ボンドの祖父とされる。

火星人

吹き替え:なし

続編への布石として号外ポスターで「巨大隕石飛来」との見出しで登場。原作はH.G.ウエルズ作『宇宙戦争』のクリーチャーたち。

『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』の用語

超人同盟

今回招集された超人同盟(左から)ジキル博士、ドリアン、ネモ船長、アラン、ミナ、ロドニー、トム

イギリス政府の下で秘密裏に結成された特殊チーム。遥か昔より世界規模の危機が訪れる際、善人悪人問わず人智を超えた特殊能力を持った超人を招集し世界を影ながら救ってきた。今回でも世界大戦勃発の危機を阻止するべくアラン・クォーターメインを筆頭に超人たちが招集されたが、チームの指揮を執るMことモリアーティ教授の罠により、彼らの特殊能力が戦争屋の金儲けに悪用されてしまう。

ノーチラス号

フランスからイタリア・ベニスへと向かうノーチラス号

ネモ船長の発明家としての最高傑作である巨大潜水艇。純白の装甲に剣のようなフォルムをしていることから「大海の剣」と称される。巨大な船体に見合わない驚異のスピードを誇り、小型潜水艇など多くの機能が搭載されている。高威力のミサイルも備えており、ベニスの街がファントムたちにより攻撃された際、街の崩壊を食い止める為に使用された。

ネモービル

雨のロンドンで待機するネモービル

ノーチラス号に搭載されている純白の車。頭上は開閉可能でありオープンカー仕様にもなれる。銃弾や瓦礫などの衝突にものともしない頑丈さを誇り、ベニスの街の崩壊を食い止めるため使用された。

『リーグ・オブ・レジェンド/時空を超えた戦い』の名言・名セリフ/名シーン・名場面

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