相田弥生(SLAM DUNK)の徹底解説・考察まとめ

相田弥生(あいだ やよい)とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、「週刊バスケットボール」という雑誌の編集部に勤める記者。
大阪出身で、興奮すると関西弁を使い出す。神奈川県屈指のバスケ強豪校として知られる陵南高校の1年生相田彦一の姉で、レギュラー定着を半ば諦めている弟にたびたび発破をかけている。その陵南高校のエースである仙道彰には特に注目しており、編集部の意向を無視して特集記事を作ろうとしたこともあるほど。全国大会編でも登場し、優勝候補筆頭の山王工業に取材を行った。

相田弥生の概要

相田弥生(あいだ やよい)とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、「週刊バスケットボール」という雑誌の編集部に勤める記者。
インターハイ神奈川県予選の試合や注目選手について取材を行い、それを記事に仕立てていく。中でも陵南高校のエース仙道彰(せんどう あきら)には注目し、たびたび特集記事を作ろうと上に掛け合っている。

陵南高校のバスケットボール(以下バスケ)部には弟の相田彦一(あいだ ひこいち)も所属しているが、背の低さからレギュラー定着を半ば諦めており、「思い切り努力しておかないと後で後悔する」とたびたび発破をかけている。その陵南高校は神奈川県予選で最後の最後に全国大会行きを逃し、「これだけ強力な選手がいて、あれだけ練習してきた自分たちがどうして負けたのか」と号泣する彦一を、「あんたにはまだ先がある」と激励した。
全国大会でも取材を行い、優勝候補筆頭の山王工業の選手たちにインタビューしている。神奈川県代表の湘北高校との試合に向けて余念のない山王工業の選手たちを見て、唖然としながら「湘北高校は終わった」と胸中でつぶやいていた。

相田弥生のプロフィール・人物像

職業:「週刊バスケットボール」記者
出身地:大阪

CV:永島由子

有能で活動的なキャリアウーマン。記者の仕事に情熱を燃やしており、記事の方針を巡って編集長と喧々囂々の口論を交えることもしばしば。
陵南高校のエースである仙道に特に注目しており、彼に対しては記者というよりミーハーなファンのような態度で接している。

弟の彦一とはやや歳が離れているが、姉として相応に目を掛け、大切にしている。その彦一が「自分は背が低いからバスケ選手として活躍するのは無理だ」と半ば諦めていることには良い顔をしておらず、たびたび苦言を呈している。

相田弥生の来歴・活躍

週刊バスケットボールの記者

大阪で生まれ、数年前に神奈川県へと引っ越し、週刊バスケットボールの記者となる。記者となったのがいつからで、大阪にいた頃は何をしていたのかは不明。もともとバスケを愛好していたが、自身にプレイ経験があるかどうかについては描かれていない。
弟の相田彦一(あいだ ひこいち)も一緒に神奈川県に移り、県内屈指のバスケ強豪校として知られる陵南高校に通うようになる。しかし彦一は「自分が背が低いし、バスケ選手として活躍するのは無理だ」と早々にレギュラー定着を諦め、姉にならって情報でチームに貢献しようと他校の選手の情報収集に励んでいく。弥生は自分のまねをする弟を微笑ましく思う一方、「思い切り努力してからでないとあとで後悔する」と言って、彦一の姿勢にたびたび苦言を呈していた。

インターハイの季節が近づくと、神奈川県の高校バスケ界について取材を重ねていき、中でも陵南高校の仙道彰という選手に注目。彼こそは次代の日本を代表する選手になると絶賛し、記者という立場を通り越して熱心なファンのような立場でこれを追いかけていった。

インターハイ神奈川県予選

インターハイが始まると、神奈川県での高校生たちの試合の様子を取材し、それを記事にまとめていく。彦一や仙道の所属する陵南高校は快進撃を続けるも、決勝リーグ最後の試合となった湘北高校との対決で敗れて全国大会出場を逃す。「これだけ強力な選手がいて、あれだけ練習してきた自分たちがどうして負けたのか」と号泣する彦一を、「その悔しさを感じられるなら、あんたはまだ強くなれる」と内心で激励した。
それでもなお仙道への評価は揺るがず、アニメ版ではその特集記事を組もうとして編集長と衝突している。仙道自身もまだ発展途上の選手であることを理解し、いったんはこれを諦めるも、いつかは特集記事を作ろうと準備を続けている。

インターハイ全国大会

記者としてインターハイ全国大会の取材に赴き、様々な高校の選手や監督にインタビューを行う。優勝候補筆頭さとれる山王工業のインタビューをした時は、初戦となる湘北高校戦に向けて準備していく選手たちの様子を見て、その周到さに唖然としつつ「湘北高校は終わった」と胸中でつぶやいた。
しかし湘北高校は山王工業相手に逆転勝利を収め、全語句のバスケ関係者を驚愕させる。奇跡の体現者となった湘北高校にインタビューし、今後の躍進にも期待するが、この試合で力を使い果たした彼らは次の試合であっさりと敗退。その後もインターハイの様子を取材し、神奈川へと戻っていった。

相田弥生の関連人物・キャラクター

相田彦一(あいだ ひこいち)

弟。陵南高校バスケ部に所属する1年生で、背の低さから選手として活躍することを諦め、情報でチームに貢献しようと他校の選手の情報収集を繰り返している。
弥生は彦一のことを家族としてそれなりに目を掛けているが、彼のこの姿勢には良い顔をしておらず、「高校生の時に思い切り努力しておかないとあとで後悔する」とたびたび苦言を呈している。

renote.net

仙道彰(せんどう あきら)

陵南高校バスケ部に所属する2年生。誰もが認める陵南高校のエースで、天才的なセンスの持ち主。
弥生は仙道の選手としての能力に惚れ込み、特集記事を組もうとするなど入れ込んでいる。その様は記者というよりミーハーなファンの域に達しており、彦一からもいささか呆れられている。

renote.net

相田弥生の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「要チェックやわ」

注目すべき対象を発見した時、弥生は「要チェックやわ」と口にする。自然と関西弁になってしまっている辺り、内心興奮していることが見て取れる。
記者としての弥生の決めセリフである。弟の彦一にもしっかり受け継がれている。

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