角田悟(SLAM DUNK)の徹底解説・考察まとめ

角田悟(かくた さとる)とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、主人公桜木花道が所属する湘北高校バスケットボール部の2年生。
同学年の潮崎哲士とは中学の頃からの友人。バスケ部にやってきた新入生桜木花道の成長を間近で見続け体感してきた人物で、あっという間に実力で追い抜かれたことに悔しさを覚えつつも彼の力を認め、応援している。練習で世話になっているため、花道からは「カク」と愛称で呼ばれ、傍若無人な彼にしては珍しく一定の敬意を払われている。

角田悟の概要

角田悟(かくた さとる)とは、『SLAM DUNK』(スラムダンク)の登場人物で、主人公桜木花道(さくらぎ はなみち)が所属する湘北高校バスケットボール(以下バスケ)部の2年生。
花道がバスケ部に入部から世話になっている先輩の1人で、ポジションの関係でよく練習相手になっていることもあり、彼の成長と実力をもっとも体感している人物。花道があっという間に自分の力を追い抜いていったことに悔しさを感じる一方で、素直に彼の力を認めており、その活躍を応援している。

インターハイ全国大会では、2回戦の山王工業戦で花道に代わって一時的に出場。それまで彼とマッチアップしていた野辺将広(のべ まさひろ)から「(花道と比べて)コイツは全く問題にならん」と評されるなど、実力不足が強調される場面が目立った。

角田悟のプロフィール・人物像

所属高校:神奈川県立湘北高校
学年:2年
誕生日:11月4日
部活動:バスケ部
身長:180cm
背番号:9
ポジション:センター(C)

CV:里内信夫

主将である赤木剛憲(あかぎ たけのり)の課す猛練習にもついていくガッツとバスケへの情熱を持つ少年。あまり多弁な方ではないのか、作中では会話するシーンが少ない。
同じく湘北高校バスケ部の2年生である潮崎哲士(しおざき てつし)とは中学の頃からの友人で、共に切磋琢磨する間柄である。

バスケ部の先輩として花道の練習にもよく付き合い、「カク」と気安い愛称で呼ばれてはいるものの一定の敬意を払われている。ポジションの関係で練習ではたびたび直接対決しており、見る見る内に実力をつけていく花道に驚き、悔しさを覚える一方でその活躍を応援している。

角田悟の能力・プレイスタイル

湘北高校のサブセンター

ゴール下で攻防の要となる、センターと呼ばれるポジションの選手。湘北高校には赤木という全国クラスのセンターがすでに存在しているため、角田が試合に出ることはほとんどなかった。
実力的にも発展途上なところがあり、インターハイ優勝候補筆頭の山王工業との試合で出場した際には、マッチアップした野辺に「(花道と比べて)コイツは全く問題にならん」と評価されていた。

角田悟の来歴・活躍

部の内部での活躍

角田と花道(3コマ目)の練習風景。花道の成長に悔しさを感じる一方で、角田は彼に期待するようにもなっていった。

中学の頃からバスケを続けており、潮崎哲士(しおざき てつし)とはその頃からの友人。湘北高校に入学し、県内では弱小扱いされているそのバスケ部に入部する。
ここには全国クラスのセンターである赤木剛憲(あかぎ たけのり)という選手が在籍していたが、1人優秀な選手がいるだけではチームとしては強くなれず、不遇の時を過ごす状態にあった。角田を始めこの年の新入部員たちは、「自分たちが赤木の力になれるほどの選手に成長すれば、もしかしたら全国大会にも出場できるかもしれない」と考え、彼の課す厳しい練習に耐えていく。それでも急に実力がつくわけでもなく、練習に耐えられなくなった者が次々と部を去り、1年の大会は振るわない成績に終わる。

2年生になり、新たにやってきた新入部員を迎える。その中に桜木花道(さくらぎ はなみち)という生徒がおり、バスケはほとんど素人同然ながら驚くべき素質を持っていた。角田は先輩として花道の面倒を見て、練習にも付き合い、見る見る内に自分を超える選手へと成長していく彼に驚愕し、悔しく思うと同時に「コイツなら赤木の力になるのでは」と期待する。
一方で花道も、自分の練習に付き合ってくれる角田には、それなりに敬意を払うようになっていく。不良たちがバスケ部に乗り込み角田まで殴られた際にはそれが爆発し、駆けつけた友人連中と共に反撃しつつ「これはカク(角田)の分だ」ときっちり仕返ししていた。

インターハイでの活躍

やがてインターハイが始まると、湘北高校は赤木を中心に花道ら新戦力が躍動して快進撃を続けていく。県内の強豪校と互角以上の試合を演じ、ついには神奈川2位の成績で全国大会への切符を手に入れる。
初めて出場した全国大会では、1回戦で大阪府代表の豊玉高校に勝利。続く2回戦では、優勝候補筆頭とされる山王工業との試合となり、前評判に違わぬ圧倒的な実力を見せつけられることとなる。

この頃には花道は完全にスターティングメンバーに定着し、山王工業の野辺将広(のべ まさひろ)という選手と激しいマッチアップを繰り広げていた。一時的に彼がベンチに下げられた際、角田は花道の代わりに試合に出るも、野辺は「コイツは全く問題にならん」と内心で言い切る。図らずも花道の今の実力を語る物差しとなった。
その後花道と交代する形で再びベンチに戻り、彼を中心とした湘北高校の反撃を見届ける。勝利の瞬間、思わずベンチから飛び出し、奇跡の逆転勝利を手にした仲間たちに抱き着いて喜びを表した。

角田悟の関連人物・キャラクター

潮崎哲士(しおざき てつし)

湘北高校バスケ部の2年生。中学の頃からの友人で、共にバスケを愛好し、2人で切磋琢磨してきた。
角田と違い、作中では目立った出番が無く、ベンチから仲間を応援ことが多い。

renote.net

赤木剛憲(あかぎ たけのり)

湘北高校バスケ部の主将。全国クラスの実力を持つ選手で、強靭なキャプテンシーで仲間を引っ張っていく。
ポジションが被ることもあり、基本的に同時に試合に出ることは稀。赤木からは「湘北高校の猛者」と呼ばれて信頼されているが、実力的には大きな開きがある。

renote.net

桜木花道(さくらぎ はなみち)

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宮城カオル(SLAM DUNK)の徹底解説・考察まとめ

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宮城カオル(みやぎ カオル)とは、『THE FIRST SLAM DUNK』(ザ・ファーストスラムダンク)の登場人物で、同作の主人公である宮城リョータの母親。 沖縄で家族と共に暮らしていたが、夫に先立たれ、その心痛から完全に立ち直れない中で海難事故により長男も失う。相次ぐ家族の死を受け止められず、逃げるように神奈川へと引っ越した。兄のことを決して忘れまいとするリョータを疎ましく感じるも、母としての愛情も持ち続け、バスケに熱中する彼を距離を置きながらも見守り続けた。

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