ティファニーで朝食を(小説・映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ティファニーで朝食を』とは、1958年にトルーマン・カポーティが発表した中編小説及び、それを基にして1961年にアメリカ合衆国で制作された恋愛映画である。ニューヨークで気ままに暮らすホリーは同じアパートに越してきた作家ポールと出会う。お互いに惹かれ合っていく2人の姿がロマンティックかつコミカルに描き出されていく。映画の冒頭と中盤に有名な宝石店ティファニーが登場するシーンが見どころだ。また、オードリー・ヘップバーンが着こなす華麗な衣装も見どころである。
カットされる予定だった「ムーン・リバー」
ギターを弾きながらオードリー・ヘップバーン演じるホリー・ゴライトリーがニューヨークのアパートにある非常口で「ムーン・リバー」を歌うシーンがある。実はこのシーンは当初はカットされる予定であった。脚本が長過ぎたために映画配給会社パラマウントピクチャーズのプロデューサーがカットするように主張したのだ。しかし、主演を務めたヘップバーンが、断固として歌のシーンを残すように主張したことで残されることに決まった。
『ティファニーで朝食を』の主題歌・挿入歌
主題歌:ヘンリー・マンシーニ「ムーン・リバー」
挿入歌:ヘンリー・マンシーニ「ティファニーで朝食を」
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目次 - Contents
- 『ティファニーで朝食を』の概要
- 『ティファニーで朝食を』のあらすじ・ストーリー
- 朝のニューヨーク5番街
- ホリー・ゴライトリーとポール・バージャックの出会い
- 惹かれ合っていく2人
- ホリーの部屋で開かれるパーティー
- ホリー・ゴライトリーの知られざる過去
- 過去の自分に別れを告げる
- 憧れのティファニーへ
- 初めて交わしたキス
- 雨の中のキスと熱い抱擁
- 『ティファニーで朝食を』の登場人物・キャラクター
- 主人公
- ホリー・ゴライトリー(演:オードリー・ヘップバーン)
- ポール・バージャック(演:ジョージ・ペパード)
- ホリー・ゴライトリーと同じアパートの住人
- ユニオシ(演:ミッキー・ルーニー)
- 2E(演:パトリシア・ニール)
- マフィア
- サリー・トマト(演:アラン・リード)
- ホリー・ゴライトリーの関係者
- ドク・ゴライトリー(演:バディ・イブセン)
- ホセ・ダ・シルバ・ペレイラ(演:ホセ・ルイス・デ・ビラロンガ)
- シド・アーバック(演:クロード・ストラウド)
- フレッド
- パーティーの出席者
- O・J・バーマン(演:マーティン・バルサム)
- メグ・ワイルドウッド(演:ドロシー・ホイットニー)
- ラスティ・トローラー(演:スタンリー・アダムス)
- ティファニーの関係者
- ティファニーの店員(演:ジョン・マッギーバー)
- その他の登場人物
- 女性司書(演:エルビア・オールマン)
- ストリッパー(演:ビバリー・ヒルズ)
- ネコ(演:オランジー)
- 『ティファニーで朝食を』の用語
- ティファニー
- クラッカージャック
- 『ティファニーで朝食を』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ホリー・ゴライトリー 「気分が赤くなる時ってあるでしょ?」
- ホリー・ゴライトリーが「ムーン・リバー」を歌うシーン
- ポール・バージャック 「君が本当にそう思うなら、君にあげたいものがある」
- 『ティファニーで朝食を』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作者の主演希望女優はマリリン・モンローだった
- ティファニーで朝食を摂ることができる
- カットされる予定だった「ムーン・リバー」
- 『ティファニーで朝食を』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:ヘンリー・マンシーニ「ムーン・リバー」
- 挿入歌:ヘンリー・マンシーニ「ティファニーで朝食を」