ワイルドアームズクロスファイア（WAXF）のネタバレ解説・考察まとめ

2023.02.20

『ワイルドアームズクロスファイア』とはメディア・ビジョンエンタテインメントが開発したPlayStation Portable用のシミュレーションロールプレイングゲーム。略称は『WAXF』。荒廃した世界「ファルガイア」の「エレシウス王国」を舞台に、建国の騎士団「ブランクイーゼル」が祖国を相手に戦う物語を描く。本作はシリーズ初の携帯ゲーム機専用のソフトとして発売された作品であり、ジャンルは「RPG」から「SRPG」に変更された。また、シリーズで初の非ナンバリングタイトルとなっている。

元老院

CV：石川和之
王国元老院を統率する議長。37歳。貴族の中では格が低いとされるバズ家出身だが、冷徹かつ鋭い思考を武器に、自力で議長の座に登り詰めた実力者。エレシウスの伝統を重んじており、ラスニールが行ってきた国政の改革を苦々しく思っているため、軍事国家だったかつてのエレシウス王国を復活させようとしている。暗殺や謀略などの裏の仕事に従事してきたバズ家の出身であるため、死霊秘術に通じており、両手に触れたものを腐らせる負の力を持つ。

エグララグ・ホエーレン

CV：日野未歩
元老院の構成員。35歳（自称にして偽称であり、実年齢は48歳）。エレシウス王国において、守護獣の儀式に通じ、姫巫女たる王女と密接な関わりを持つ王国修道院長の地位にいるため、強い発言力を持つ。家柄と財力を背景に数々の修道院長を輩出してきた名門ホエーレン家の出身だが、政治的な手腕は乏しく、私利私欲のために権勢をふるうだけで、政治家としても人間としても器は小さい。終盤、ブランクイーゼルによって追い詰められ元老院の雲行きが怪しくなったことで、シャルトルーズを裏切りエレシウス王国から逃亡を図るが、新しい肉体を求めたヴァイスハイトによって、身体を乗っ取られてしまう。その後、カティナによって肉体を消滅させられた。

アイゼン・ブレンテン

CV：古田信幸
エレシウス貴族の武門、ブレンテン家の当主にして、エレシウス最強の精鋭部隊「王国騎士団」を率いる団長。53歳。王国元老院のメンバーの1人でもある。かつての戦友である国王ラスニールとエレシウス王国に絶対の忠誠心を抱いており、国状を歪ませるシャルトルーズとは反目しつつも、立場上無用な騒乱を生むわけにもいかないため、息子のレヴィンをわざと勘当して動きやすくさせている。頑固な性格で自分にも他人にも厳しいが、レヴィンには甘いところがある。終盤、ヴァイスハイトによって精神を支配されてしまいブランクイーゼルと対立。正気を取り戻すも、王女に刃を向けたことに責任を感じ、ブランクイーゼルの手によって裁かれることを望むが、レヴィンの説得とアレクシアの命令で、王都と民を守ることで償うこととなった。

ルパート・ダンドリッジ

CV：本田裕之
各地の戦場を渡り、悪名を轟かせる渡り鳥。40歳。二刀の剣から「早撃ち」と呼ばれる居合に似た高速剣技を繰り出す。腕は一流だが、利己的な性格で、自分以外の人間を信じず、報酬のためであれば嘘を付いたり裏切りを行うことにためらいがなく、油断をみせれば依頼主まで手にかけることもある。卓越した腕を見込まれて、渡り鳥達を纏める治安警衛隊の隊長として元老院に雇われる。クラリッサの母メリッサの命とイスケンデルベイを奪った、クラリッサとフィアースの仇でもある。

ヴァイスハイト

CV：比嘉久美子
死の商人とも呼ばれる古くからエレシウス王室に出入りしている武器商人。様々な兵器を提供しており、ARMを造り出した張本人で、エレシウス王国を隠れ蓑としてファルガイア中にARMをばら撒き、エレシウス王国を軍事大国として成長させながら、莫大な儲けを得てきた。ヴァイスハイトの名は個人名ではなく、代々受け継がれる商号のようなものとされており、エレシウス王国の歴史の裏を紐解くと様々な年齢や性別のヴァイスハイトの名が残されている。その正体は、数百年前にファルガイアに漂着したエルゥボレアの戦士クレッセン。クレッセンは他者の肉体を乗っ取るプリミティブARMというARMを使って、多数の人間の身体を乗り換え、生き長らえてきた。その目的は、自分と同じくファルガイアに漂着したフィアースの身体を乗っ取り、彼のバイオパターンでのみセーフティが解除できる次元航行艦ロンバルディアを起動させてエルゥボレアに帰還し復讐を果たすことである。フィアースの身体を奪うため、幾度となくブランクイーゼルに戦いを挑むも敗北。終盤、ファルガイアとエルゥボレアを繋げ、異なる世界同士を侵食させるパラダイム汚染を引き起こす。しかし、再度フィアースの身体を奪うことに失敗したことで、ファルガイアから脱出することができなくなり、自らの死を避けるため、エグララグの肉体を乗っ取ってパラダイム汚染を止めようとするが、カティナによってエグララグの身体もろとも消滅させられた。

ゾートロアの血族

パイドラス・ブランカス

CV：金野潤
魔獣と意志を交わし、その力を自由に使役する魔獣使いの血族の族長。全身を包帯に巻かれ、車椅子に座って行動している。自ら動くことはできないが、様々な巨大な魔獣を使役する。エレシウス王国に母国を滅ぼされて以来、ゾートロアの聖地を取り戻すことのみを目的としている。終盤、自らの身体を使役する巨大な魔獣に捧げて怪物と化し、ブランクイーゼルに襲い掛かるも敗北する。

チェル

CV：番場仁美
23歳。言葉を話せないパイドラスにかわって、その意思を他者に伝えるパイドラスの世話係。体術に優れたゾートロアの戦士でもある。パイドラスの世話役としてその身を捧げた道具となっており、本名を名乗ることを許されていない。ゾートロアの血族の生き方に異を唱えるログナーの言葉に徐々に惹かれていくようになる。

トルメンタトライアッド

ジュピア・トルメンタ

CV：高宮武郎
裏の世界でその名を知られる、殺し屋の魔術師三兄弟の長兄。39歳。三つ子であるため、全員が同じ顔をしている。三位一体の暗殺術を得意とし、自身は水の力を操る。トルメンタトライアッドのリーダーで、血気にはやる弟達をいさめる立場にある。

ビエント・トルメンタ

『ワイルドアームズクロスファイア』のアイテム

fm75759

@fm75759

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