食べて、祈って、恋をして(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『食べて、祈って、恋をして』は2010年8月13日にアメリカで制作されたロマンス映画である。ライアン・マーフィーが監督を務め、エリザベス・ギルバートが書いた回顧録『食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探求の書』を映像化。ニューヨークでライターをしているリズは、取材で訪れたバリで出会った薬療師クトゥ・リエの予言をきっかけに、自分を見つめ直し、離婚を決意。本当の自分を見つけるために、旅に出る。イタリアで食を堪能し、インドで瞑想を身につけ、そしてバリで恋をする物語。
ブラジル出身で、明るくてパワフルな女性。ワヤンの治療院でリズが治療を受けている時、やってきた。初対面のリズにその日の夜に浜辺で行われるパーティーに誘った。パーティーではイケメンのイアンをリズに紹介してくれる。
イアン(演:デビッド・ライオンズ)
誰もが恋人ごっこをするというバリで、一時、リズとお酒を飲んで踊った。イケメンと評判。
『食べて、祈って、恋をして』の用語
セラピスト
イタリアでジョバンニからイタリア語を学ぶリズ。その代わりに、リズはジョバンニに英語を教えると言う。リズはお酒を指して、「セラピスト」だと説明した。二人はこのリズの冗談から、お酒をセラピストと呼ぶ。
メタボ腹
イタリアでソフィーとピザを食べている時、ソフィーが食べる手を止めた。食べ過ぎで、4.5㎏太ったことを気にしていたからだ。ソフィーは自分のお腹を指し、「こういうのなんて言うんだっけ?」と問う。リズは「メタボ腹だ」と答えた。リズはそんなソフィーに、太りたくはないけど食べる罪悪感とはおさらばしたのだと語る。ピザを食べて、ビッグサイズのパンツを買いに行こうと提案。メタボ腹を一緒に楽しむことにしたのだった。
修行道場(アシュラム)
アシュラムはサンスクリッド語のSramが元になった言葉で、インドが発祥である。自分自身と向き合い、精神を静かに内観するために、ヨガや瞑想の修行をする場所のこと。本来は森や山の中にあったが、だんだんと自然に囲まれた場所ならと、その数を増やしている。
詠唱(グルギータ)
インドで広く信仰されているヒンドゥー教の儀式で、心を鎮めるために唱えられるもの。本作では早朝から集まり、みんなで唱えている。ヨガでも使用されることがある。
『食べて、祈って、恋をして』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
リチャード「服を選ぶように考えを選べ。」
安らぎを得るためにインドに来たリズ。しかし、元夫のスティーヴン、元彼のデヴィッドへの捨てきれない想いが入り混じり、瞑想に全く集中出来ない。イライラしているリズにリチャードは「服を選ぶように考えを選べ」と言う。人を変える前に自分の心を変えなければ、トラブル人生だと話す。周りの人や環境をコントロールしたいという欲求が強いリズは、ハッとさせられる。考えを選ぶという発想は、視聴者の間でも斬新に感じる人が多かった。生き方を考えさせられる名セリフだ。
クトゥ「傷を癒してくれるものは信頼だ。だが辛い思いは努力したという証拠だ。」
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目次 - Contents
- 『食べて、祈って、恋をして』の概要
- 『食べて、祈って、恋をして』のあらすじ・ストーリー
- クトゥとの出会い
- 新しい彼氏
- イタリアへ
- 食べる歓び
- インドへ
- トゥルシーの結婚式
- バリでの出会い
- 新しい恋
- 愛と調和
- 『食べて、祈って、恋をして』の登場人物・キャラクター
- ニューヨーク
- エリザベス・ギルバート(演:ジュリア・ロバーツ)
- スティーヴン(演:ビリー・クラダップ)
- デヴィッド(演:ジェームズ・フランコ)
- デリア(演:ヴィオラ・デイヴィス)
- アンディー(演:マイク・オマリー)
- イタリア
- ソフィー(演:ツヴァ・ノヴォトニー)
- ジョバンニ(演:ルカ・アルジェンテロ)
- インド
- リチャード(演:リチャード・ジェンキンス)
- トゥルシー(演:ルシータ・シン)
- リジュル(演:ミッキー・ダメジャーニー)
- コレーラ(演:ソフィー・トンプソン)
- バリ
- クトゥ・リエ(演:ハディ・サビヤント)
- フェリペ(演:ハビエル・バルデム)
- ワヤン(演:クリスティン・ハキム)
- トゥッティ(演:アナキア・ラパエ)
- アルメニア(演:アーリーン・ター)
- イアン(演:デビッド・ライオンズ)
- 『食べて、祈って、恋をして』の用語
- セラピスト
- メタボ腹
- 修行道場(アシュラム)
- 詠唱(グルギータ)
- 『食べて、祈って、恋をして』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- リチャード「服を選ぶように考えを選べ。」
- クトゥ「傷を癒してくれるものは信頼だ。だが辛い思いは努力したという証拠だ。」
- リズ「私の言葉を決めたわ。アトラヴェルシアーモ。」
- 『食べて、祈って、恋をして』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 原作はエリザベス・ギルバートの自伝小説
- 薬療師クトゥのモデルはバリのバリアンだった「クトゥ・リヤール」
- 聖地巡礼
- 『食べて、祈って、恋をして』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Eddie Vedder「Better Days」
- 挿入歌:Dario Marianelli「Suzie Creamcheese」
- 挿入歌:Dario Marianelli「Attraversiamo」