逆転裁判5(逆裁5)のネタバレ解説・考察まとめ
『逆転裁判5』とは、2013年にカプコンからNintendo 3DS専用ソフトとして発売された推理アドベンチャーゲーム。本作は、『逆転裁判』お馴染みの主人公・成歩堂龍一が現代を舞台に巻き起こる数々の事件に立ち向かい、法廷で戦う模様を描く。また、本作は前作『逆転裁判4』で主人公を務めた王泥喜法介や新キャラクターの希月心音も登場し、『逆転裁判』シリーズ初の”トリプル主人公制”を採用。さらに、心理カウンセリングという新しいシステムも導入している。
カーソルを動かし選択したものを調べるコマンド。
事件に関係ないものまで調べることができ、調べたものに応じてその場にいる人物の会話を聞けることがある。場所を調べた後に法廷記録にファイルした証拠品を調べ、再び同じ場所を調べると人物の会話が変化することがある。場所によっては画面が分割されている場合もあり、視点を動かすと調べる範囲が広がる。また、本作から視点移動が立体的に行えるようになったが、本作は殺人現場の一部だけ「調べる」が可能になった。
移動する
別の場所に移動するコマンド。
移動できる範囲は物語進行に応じて増えていく。今いる場所を全て調べつくさなかったり、ある場所に一度移動しないと目的地にたどり着けないこともある。エピソード毎に移動できる場所は決まっており、1つのエピソードの間で行ける範囲は限られている。
話す
目の前の人物と会話し、事件の情報を集められるコマンド。
一度話した話にはチェックが付き、証拠品を「つきつける」ことで新しい話題が追加される場合がある。
つきつける
法廷記録にファイルしてある証拠品ファイルを近くの人物につけつけるコマンド。
つきつけることで新たな情報を得られたり、会話できる項目が増えることがある。中には事件に関係ない掛け合いが発生する場合もある。全ての証拠品に個別の会話があるわけでなく、つきつける人物にもよるが、多くの証拠品は「特に話せることがない」という内容の汎用会話が用意されている。
カガク捜査
3DSのタッチスクリーンを利用したシステム。
主に探偵パートで行うが、法廷パートで発生することもある。
3D証拠品
証拠品が3Dで表示され、X軸回し、Y軸回し、拡大縮小の操作で、色々な角度から証拠品を調べることができる。
ルミノール試薬
血痕に反応する薬品を証拠品ファイルで「ふきつける」を選ぶことによって使用する。3DSの下画面にタッチをして血痕がある場所に薬品を吹きつけると、その場所が青白く光る。
探偵メモ
本作から登場したシステム。
探偵パート中の「法廷記録」内に表示され、事件の概要や現在までにとった行動、次の目標などが確認できる。
法廷パート
「法廷パート」は、「探偵パート」で収集した証拠品や情報、裁判開始時に入手した証拠品や証言をもとに、裁判の進行中に発見したウソやムジュンを見破りながら、「異議あり!」とつきつけて、一歩ずつ真実へ辿り着くために闘うパートである。
証人から「証言」を一通り聞いた後、「尋問」では証言を十字ボタンで切り替え、主に「ゆさぶる」や「つきつける」の2つのコマンドを使用して証人を追い詰め、事件の真実を暴いていく。審理が翌日に延びた場合は、再び「探偵パート」がはじまり、被告人の無罪判決を勝ち取った場合、そのエピソードはクリアとなる。
ココロスコープ
本作から登場した新システムで、主に心音が使用できる。
画面に表示される証言と、四隅に配置された「喜」「怒」「哀」「楽」の感情の反応を示すアイコンを見比べ、証言の内容にムジュンした反応をしている「感情」を指摘して新たな情報を引き出していく。また、証人の感情が「暴走」する場合もあり、その場合は「暴走の原因」となるものを指摘し、証人の混乱を解かなければならない。いずれの場合も、成功すると証人から新たな証言を聞き出せるようになる。
みぬく
主に王泥喜が使用できるシステム。
「腕輪」アイコンが反応している「尋問」中に使用でき、「腕輪」アイコンを選ぶと証人の「しぐさ」を探す画面に切り替わる。この画面では証人の喋るスピードが通常より遅くなり、証人がウソや隠し事をしている証言を話すときに、証人の体のどこかに「しぐさ」が現れることがある。「しぐさ」を指摘すると、証言の弱点をついて、より強く揺さぶりをかけることが可能。「しぐさ」は見逃しても何度でも探すことができ、成功すると証人から新たな証言を引き出すことができる。なお、「しぐさ」の指摘については間違えてもペナルティは発生しないが、「しぐさ」を見抜いた直後に証拠品をつきつける場面になった場合は、つきつける証拠品を間違えるとペナルティを受ける。
カンガエルート
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目次 - Contents
- 『逆転裁判5』の概要
- 『逆転裁判5』のあらすじ・ストーリー
- 第1話 逆転のカウントダウン
- 第2話 逆転の百鬼夜行
- 第3話 逆転学園
- 第4話 星になった逆転
- 第5話 未来への逆転
- 特別編 逆転の帰還
- 『逆転裁判5』のゲームシステム
- 探偵パート
- サイコ・ロック(心理錠)
- 調べる
- 移動する
- 話す
- つきつける
- カガク捜査
- 3D証拠品
- ルミノール試薬
- 探偵メモ
- 法廷パート
- ココロスコープ
- みぬく
- カンガエルート
- ゆさぶる
- つきつける
- 相談する
- 心証ゲージ
- 『逆転裁判5』の登場人物・キャラクター
- メインキャラクター
- 成歩堂 龍一(なるほどう りゅういち)
- 王泥喜 法介(おどろき ほうすけ)
- 希月 心音(きづき ここね)
- 成歩堂 みぬき(なるほどう みぬき)
- 夕神 迅(ゆうがみ じん)
- 番 轟三(ばん ごうぞう)
- 裁判長(さいばんちょう)
- 第1話 逆転のカウントダウン
- 森澄 しのぶ(もりすみ しのぶ)
- 亜内 文武(あうち ふみたけ)
- 馬等島 晋吾(ばらしま しんご)
- 賀来 ほずみ(かく ほずみ)
- 第2話 逆転の百鬼夜行
- 天馬 ゆめみ(てんま ゆめみ)
- グレート九尾(グレートきゅうび)
- 天馬 出右衛門(てんま でえもん)
- 銭洗 熊兵衛(ぜにあらい くまべえ)
- 美葉院 秀一(びよういん しゅういち)
- 九尾 銀次(きゅうび ぎんじ)
- 第3話 逆転学園
- 一路 真二(いちろ しんじ)
- 牙流 響也(がりゅう きょうや)
- 宇和佐 集芽(うわさ あつめ)
- 静矢 零(しずや れい)
- 厚井 知潮(あつい ちしお)
- 森澄 しのぶ(もりすみ しのぶ)
- 道葉 正世(みちば まさよ)
- 第4話 星になった逆転
- 星成 太陽(ほしなり たいよう)
- 大河原 有忠(おおがわら うちゅう)
- ポンコ
- 夕神 かぐや(ゆうがみ かぐや)
- ポンタ
- 葵 大地(あおい だいち)
- 第5話 未来への逆転
- 綾里 春美(あやさと はるみ)
- 御剣 怜侍(みつるぎ れいじ)
- 希月 真理(きづき まり)
- 特別編 逆転の帰還
- 羽美野 翔子(うみの しょうこ)
- 荒船 エル(あらふね エル)
- 浦鳥 麗華(うらとり れいか)
- 伊塚 育也(いつか いくや)
- ライフル
- 荒船 良治(あらふね りょうじ)
- 『逆転裁判5』のアイテム
- 共通アイテム
- 弁護士バッジ
- 第1話 逆転のカウントダウン
- 賀来ほずみの解剖記録
- HH-3000爆弾
- ねつゾウくんのシッポ
- 爆弾運搬ケース
- リモコンスイッチ
- 第2話 逆転の百鬼夜行
- 妖怪伝説の絵巻物
- 天魔太郎退散のオフダ
- 九尾草
- 新聞の号外
- 現場の見取り図
- ロビーの見取り図
- 九尾と天魔の置物
- 現場写真
- グレート九尾のマスク
- グレート九尾の写真
- ゆめみの証言書
- テレビの番組表
- 九尾銀次の解剖記録
- 脅迫状
- 村のオキテ書
- 第3話 逆転学園
- 凶器の矢
- 道葉の手帳
- 学校新聞
- ステージ衣装
- 模擬裁判の台本
- 学校新聞・号外
- 千枚通し
- 道葉正世の解剖記録
- テープレコーダー
- 光るステージ衣装の写真
- 備品のカメラの写真
- 第4話 星になった逆転
- 葵大地の解剖記録
- 宇宙センターの断面図
- 凶器のナイフ
- 第1発射台のセキュリティ
- 監視カメラ映像
- 酸素ボンベ
- 宇宙センターのパンフレット
- 弾痕
- 管制室のセキュリティ
- 弾丸
- 「みらい」のカプセル
- カグヤの証言
- 第5話 未来への逆転
- HAT-1号の展示
- 凶器の日本刀
- 7年前の監視カメラ映像
- ユガミの犯行の瞬間
- 7年前の現場写真
- 希月真理の解剖記録
- ココロのあるロボット
- 月の石のイヤリング
- 特別編 逆転の帰還
- 海賊ショーのチラシ
- 死体の写真
- シャチ用プール断面図
- ホイッスル
- 監視用カメラの映像
- エサ
- トランシーバー
- カレンダー
- 血痕つきの金貨
- 海賊ショーの映像
- TV携帯電話
- 荒海良治の解剖記録
- シャチの殺意
- 『逆転裁判5』の用語
- UR-1号事件(ユウアールいちごうじけん)
- 私立テミス法律学園(しりつテミスほうりつがくえん)
- 『逆転裁判5』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 2Dから3Dへ「対応機種変更によるイノベーション」
- シリーズ初となる「トリプル主人公」
- ボリューム満点の「有料ダウンロードコンテンツ」