博士と彼女のセオリー(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『博士と彼女のセオリー』とは2014年にイギリスで製作された、物理学者のスティーヴン・ホーキング博士と元妻のジェーン・ホーキングの出会いとその後を描いた伝記映画である。スティーヴンは21歳で筋萎縮性側策硬化症(ALS)を発症し余命2年と宣告されるが、ジェーンの献身的な愛情に支えられ苦しみながらも困難に立ち向かって行く。第87回アカデミー賞では5部門にノミネートされ、主演のエディ・レッドメインは主演男優賞を受賞した。監督はジェームズ・マーシュが担当し、脚本をアンソニー・マッカーテンが担当している。
スティーヴン・ホーキンズを演じたエディ・レッドメインは病気の進行のさまざまなステージを表現しなければいけなかったため、実際に医師からどのような状態になるのか学んだり、実際の患者を訪ねたそうだ。
そして6ヶ月間、ホーキング博士の人生をリサーチし、彼のインタビュー映像をすべて見て、ホーキング博士のアクセントや話し方を研究した。その結果、映画を観たホーキング博士は「まるで自分自身を見ているようだった」とコメントし、エディ・レッドメインの演技に感心したという。
映画化を実現させるまでの脚本家アンソニー・マッカーテンの道のり
本作の脚本を担当したアンソニー・マッカーテンはホーキング博士の代表作『ホーキング、宇宙を語る』を読んで以来、ホーキング博士に興味を持ち始めた。そしてジェーン・ホーキングの回顧録『無限の宇宙 ホーキング博士とわたしの旅』を読んだアンソニーは、映画化できる保証もないままこの映画の脚本を書き始めた。アンソニーは、ジェーンの自宅で何度も会ってこのプロジェクトについて話し合い、3年間ジェーンに彼女の著書の映画化に同意するよう説得したという。
『博士と彼女のセオリー』の主題歌・挿入歌
ED(エンディング):The Cinematic Orchestra 「Arrival of the birds」
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目次 - Contents
- 『博士と彼女のセオリー』の概要
- 『博士と彼女のセオリー』のあらすじ・ストーリー
- スティーヴンとジェーンの出会い
- スティーヴンの才能
- 距離を縮めるスティーヴンとジェーン
- 病気の発覚
- スティーヴンとジェーンの結婚生活
- スティーヴンの理論
- ジェーンの苦悩
- 声を失ったスティーヴン
- スティーヴンとジェーンの別れ
- スティーヴンの授賞式
- 2人が創り上げたもの
- 『博士と彼女のセオリー』の登場人物・キャラクター
- スティーヴン・ホーキング(演:エディ・レッドメイン)
- ジェーン・ワイルド・ホーキング(演:フェリシティ・ジョーンズ)
- エレイン・マッソ(演:マキシン・ピーク)
- ジョナサン・ジョーンズ(演:チャーリー・コックス)
- ベリル・ワイルド(演:エミリー・ワトソン)
- ジョージ・ワイルド(演:ガイ・オリヴァー=ワッツ)
- フランク・ホーキング(演:サイモン・マクパーニー)
- イソベル・ホーキング(演:アビゲイル・クラッテンデン)
- フィリパ・ホーキング(演:シャーロット・ホープ)
- メアリー・ホーキング(演:ルーシー・チャペル)
- デニス・シャーマ(演:デヴィッド・シューリス)
- キップ・ソーン(演:エンゾ・シレンティ)
- アイザック・カラトニコフ(演:ゲオルグ・ニコロフ)
- ダイアナ・キング(演:アリス・オル=エウィング)
- ブライアン(演:ハリー・ロイド)
- 『博士と彼女のセオリー』の用語
- ブラックホール
- 時間
- 『博士と彼女のセオリー』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- スティーヴン「宇宙のすべてを説明するたった1つの方程式」
- スティーヴン「ほら見て。僕らが創り上げたものを」
- 時間の巻き戻しを現しているシーン
- スティーヴンの眼鏡を拭くジェーン
- 別れのシーン
- 『博士と彼女のセオリー』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- エディ・レッドメインの壮絶な役作り
- 映画化を実現させるまでの脚本家アンソニー・マッカーテンの道のり
- 『博士と彼女のセオリー』の主題歌・挿入歌
- ED(エンディング):The Cinematic Orchestra 「Arrival of the birds」