ハリー・ポッターシリーズは第8巻「呪いの子」で終了!日本での発売日は2016年11月15日
第7巻を以て終了したとされている『ハリー・ポッターシリーズ』。実は、その19年後の時代を描いた第8巻が2016年7月にイギリスで出版されました。そのタイトルは、『ハリー・ポッターと呪いの子』。作者のJ・K・ローリングいわく、この巻で完全にシリーズが終了するとのこと。この記事で、本作の内容を簡単に紹介しています。ちなみに、日本では2016年11月15日に書籍が発売されました。
ハリポタ新作第八巻がイギリスで発売!
「ハリポタ」シリーズ第8作として、前作から19年後のハリーとその息子アルバスの姿を描く本作。7月30日(現地時間)、ロンドンにて本演を迎えた。
一部改変
今回の出版される「特別リハーサル版」は、本演前に数週間にわたって行われるリハーサル(プレビュー)上演期間の脚本を書籍化したもの。その後、リハーサルを踏まえて手直しされた脚本(=本演で使われる最終版の脚本)も「愛蔵版」として出版される。「愛蔵版」には、物語をより楽しむことのできるようローリングが加筆する予定。愛蔵版の発売時期は決まり次第発表される。
舞台はどんな内容なの?
「ハリー・ポッターと呪いの子」は、シリーズ第7弾「死の秘宝」での戦いから19年がたち、父親になったハリーが2人目の子供をホグワーツ魔法学校へと送り出したその後の物語。魔法省での仕事に忙殺されるハリーと、“伝説”の家族であるという重荷に苦しめられる次男アルバス。過去と現在が不吉に絡み合い、思いも寄らぬところから闇が忍び寄ってきて……。
The first public preview of Part Two of #HarryPotterPlay #CursedChild is about to begin. #KeepTheSecrets pic.twitter.com/7i00Aw1n2C
— Harry Potter and the Cursed Child (@CursedChildLDN) June 9, 2016
中年ハリー・ポッター、ロン、マルフォイのまさかの3ショット
同舞台では、「ハリー・ポッター」シリーズのJ・K・ローリング、舞台「Once ダブリンの街角で」でトニー賞を受賞した演出家のジョン・ティファニー、テレビドラマ「FADES/フェーズ」のジャック・ソーンが新たなストーリーを書き下ろし、それをソーンが脚本の形にした。現在はロンドンのパレス・シアターにてプレビュー公演中で、現地時間7月30日に本演が開幕する。
ハリポタ最新作「呪いの子」でシリーズ終了!
[ロンドン 30日 ロイター] - 人気ファンタジー「ハリー・ポッター」 シリーズの第8作「ハリー・ポッターと呪いの子」のプレミアが30日、英ロンドンの劇場で行われた。舞台は絶賛され、終演後にはシリーズの原作者J・K・ローリング氏もステージに登壇した。
出典: jp.reuters.com
続けて、「(ハリーは)この2部作の舞台を通して、壮大な旅を経験するわ。これでおしまいね。これは次の世代のお話なのよ。とても美しく実現した舞台を観られてとてもうれしいわ。でも、ハリーについてはもう終わりね」と説明した。
日本での発売は2016年11月15日!
「ハリー・ポッター」シリーズ最新刊となる「ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 特別リハーサル版」の日本語版が11月15日に静山社より発売されることが明らかになった。同作は、公式に「ハリー・ポッター」シリーズ第8弾と位置付けられている二部作の舞台劇の脚本を書籍化したものだ。
「ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部 特別リハーサル版」は11月15日に静山社より発売(416頁) 定価:1,800円+税 日本語版の電子書籍はデジタルエンターテイメントサイトの「ポッターモア」から出版される予定
スピンオフ映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』も!
「ハリポタ」の世界観を共有した新たな映画シリーズとして、オスカー俳優のエディ・レッドメインを主演に据えた新作映画『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』(日本公開11月23日)が今年公開される。
『ハリー・ポッター』シリーズの原作者J・K・ローリングが映画の脚本に初参加し、『リリーのすべて』などのエディ・レッドメインらが出演したファンタジー。不思議な生き物たちが詰まったトランクを手にイギリスからニューヨークに渡った魔法学者が、そのうち数匹を逃がしたことから始まる大騒動を描く。『スティーブ・ジョブズ』などのキャサリン・ウォーターストンらが出演。アメリカを舞台に魔法学者と仲間たちが巻き起こす旋風に興奮する。
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