井上小百合（乃木坂46）の名言・迷言・発言まとめ

井上小百合（いのうえさゆり）の概要

井上小百合は日本のアイドルグループ「乃木坂46」の第1期メンバー。
3人の兄たちの影響から戦隊ヒーローシリーズの大ファンとなり、井上本人も『動物戦隊ジュウオウジャー』という戦隊ヒーロー物に出演。また、お笑いコンビ・にゃんこスターのアンゴラ村長と同じリズム縄跳びのクラブで共に習っていたという経歴も持っている。
デビュ曲『ぐるぐるカーテン』から6枚目のシングル『ガールズルール』まで選抜入り。以降『夏のFree&Easy』『太陽ノック』『インフルエンサー』『逃げ水』『シンクロニシティ』『しあわせの保護色』など計19曲で選抜入り、うち2曲で福神入りを果たしている。
2020年4月27日に卒業。卒業後は女優として活躍。本記事ではそんな井上小百合のテレビや雑誌のインタビュー等での発言を集めている。

子供の頃について

「うちは土地持ち非農家だった」

うちは土地持ち非農家だったので、農家さんに土地を貸し、代わりに収穫物を頂きます。丹精込めて農家さんが育てた愛情たっぷりのものを食べて育ちました。我が家の裏でも家族で野菜を育てていたので、トマトを畑でよく丸ごとかぶりつきました！
（2017年12月14日『EARTH JOURNAL』）

このインタビューが掲載されサイト『EARTH JOURNAL』は、食と農、地方創生の情報を提供しているサイト。井上の実家については、そんな情報サイトならではの内容で知ることができた。

「夏休みの宿題にセミの抜け殻を大量に集めた作品を提出したら」

私は田舎育ちなので、小学生の頃はとにかく野生児のようだったんです。1歳上のお兄ちゃんと一緒に、いつも外に行ってセミを捕まえたりしていて。夏休みの宿題にセミの抜け殻を大量に集めた作品を提出したら、先生にドン引きされたことがあります（笑）。国語とか算数とかの宿題は全然やらないのに、自由研究だけめちゃくちゃ熱心に取り組むような子どもでしたね。川で魚やサワガニを捕まえたり、野鳥を見に行ったりと、ずっと外にいました。
（2022年7月2日『ドワンゴジェイピーnews』）

上に3人の兄がいる家庭環境だったので、男の子に囲まれて井上も男勝りの幼少期を過ごしてきたことが伺える。戦隊ヒーロー好きになった一旦を垣間見ているようでもある。

「廊下をよく走っていましたね」

廊下をよく走っていましたね。先生に『走るな！』って言われたから教室までチャイムが鳴り終わるまでゆっくり歩いていたら『急げ！』って言われて。どっちだよって（笑）。
（2022年7月2日『ミュージックヴォイス』）

まるでコントのような井上と先生のやり取りに、読んでいるこちらも頬が緩んでしまう。

選抜について

「悔しいですっ！！私はもっと上を目指したかったです」

悔しいですっ！！私はもっと上を目指したかったです。でも選ばれたからにはちゃんとやろうと思います。
（2012年1月9日『乃木坂って、どこ？』）

『乃木坂って、どこ？』第14回放送「乃木坂46 デビューシングル 選抜メンバー大発表！！」の中で発せられた言葉。
乃木坂46のデビュー・シングルという記念すべき選抜メンバーの発表であり、またテレビ番組『乃木坂って、どこ？』においても、初の選抜メンバー発表の放送回となった。
発表方法は後に番組で恒例となる、スタジオ等にメンバーを集めて、放送局アナウンサー、あるいは運営がメンバーの名前を読みあげる、という手法ではなく、メンバーの携帯電話に選抜に選ばれたという連絡が入る、という方法が取られた。また呼ばれる順番も3列目からではなく、七福神から呼ばれる形となった。ちなみに第1回目の選抜メンバーとして1人目に呼ばれたのは白石麻衣だった。
井上は七福神全員が呼ばれた次、9番目に呼ばれた。MCのバナナマン日村の「おめでとう」の一言に間髪を入れず「悔しいです！」と涙混じりの金切り声を挙げた（上記画像参照）。七福神に入れなかった悔しさと負けん気の強さ故の一言であった。その言葉が表しているように、非常にキツイ、怖い表情をしている。

「デビューシングルの七福神からも落ちて、また落ちました」

デビューシングルの七福神からも落ちて、また落ちました。でも私はまだまだ苦労が足りないからこういう結果になったのだと。
（2012年3月19日『乃木坂って、どこ？』）

『乃木坂って、どこ？』第24回放送「乃木坂46 セカンドシングル 選抜メンバー大発表！」の中で発せられた言葉。
今回の発表方法は、選ばれたメンバーが次の合格者を発表していく、リレー方式が取られた。最初の1人はMCバナナマン設楽より、この時点で暫定キャプテンに選ばれていた桜井玲香が選抜メンバーとして呼ばれた。この桜井玲香が次の選抜メンバーを読みあげる、といった手法だ。
井上は、七福神最後の1人として名前を呼ばれた白石麻衣から名前を呼ばれている。その時の井上に対する紹介メッセージは「人一倍努力してきたと思うし、これからもまた一緒に頑張っていきましょう。井上小百合」というものだった。今回も七福神に入れず、上の発言は号泣しながら発せられた。ちなみに井上は8番目に呼ばれており、井上は次の選抜メンバーとして斉藤優里の名前を呼びあげている。

「今回もやっぱり私は 努力が足りなかったんだなって思います」

今回もやっぱり私は 努力が足りなかったんだなって思います。
（2012年6月18日『乃木坂って、どこ？』）

『乃木坂って、どこ？』第37回放送「乃木坂46 3rdシングル 選抜メンバー発表！！」の中で発せられた言葉。
今回はまずフォーメーションが示され、次いで選抜メンバーの名前を発表、そのメンバーのフォーメーションでのポジションを発表する、という形式が取られた。選抜メンバーの名前はテレビ東京アナウンサーの白石小百合によって読みあげられた。ちなみに最初に名前を呼ばれたのは西野七瀬で、このシングルで初の七福神入りを果たしている。また、このシングルから桜井玲香が正式なキャプテンに就任している。
井上は8人目に名前を呼ばれている。残念ながら今回も七福神入りは果たせず、しばらく言葉を発することが出来なかった。

「応援してくださるみなさんの事を考えると申し訳なくてたまらないです」

素直にうれしいですって、頑張りますって言いたいんですけど。でも応援してくださるみなさんの事を考えると申し訳なくてたまらないです。本当にごめんなさい。私には実力とかないかもしれないです。でも私は誰よりも努力を惜しまずに頑張ります。
（2012年10月8日『乃木坂って、どこ？』）

『乃木坂って、どこ？』第53回放送「乃木坂46 4thシングル 選抜メンバー大発表！！」の中で発せられた言葉。
この回もまずフォーメーションが発表され、「七福神」が「八福神」へと人数が増えることとなった。発表順は3列目からで、サードシングル選抜メンバー発表時と同じく、テレビ東京アナウンサーの白石小百合によって読みあげられた。このシングルで秋元真夏がいきなり福神に選ばれ、西野七瀬が福神から落選、2人の間に確執が生まれた回でもあった。井上は5人目として名前が呼ばれている。あくまでも七福神入りに拘っている井上は今回もその目標を果たせず。応援してくれているファンに対して深々と頭を下げることになってしまった。

「一生懸命私らしく頑張ろうと思います」

今まですごいやっぱり、悔しいっていう気持ちが大きかったんですよ。だけど一年過ぎて乃木坂で活動していく上で、こんな私でも応援してくれる人はたくさんいるし。だからその人たちのために一生懸命私らしく頑張ろうと思います。
（2013年4月22日『乃木坂って、どこ？』）

『乃木坂って、どこ？』第80回放送「乃木坂46 6thシングル 選抜メンバー大発表！！」の中で発せられた言葉。
発表方法はスタジオとは別室にメンバーが集められ、テレビ東京アナウンサーの白石小百合が選ばれたメンバーの名前を発表、呼ばれたメンバーはスタジオに移動するといったもの。つまり落選したメンバーはスタジオに登場することができない、という趣向だった。
井上は3番目に呼ばれ、今回も七福神入りは叶わなかったが、今回初めて選抜発表で笑顔を見せてくれた。心境の変化もあったのだろう。井上の表情はここから穏やかで素敵な輝きを放つようになってくる。

「えっ嘘！ 私が……。よかった」

えっ嘘！ 私が……。よかった。アンダーで学んだ事がいっぱいあるので、それを活かせるように一生懸命頑張ります。
（2014年5月12日『乃木坂って、どこ？』）

『乃木坂って、どこ？』第133回放送「乃木坂46 9thシングル 選抜メンバー大発表！」の中で発せられた言葉。
今回もまずフォーメーションが示され、次いで選抜メンバーの名前を発表、そのメンバーのフォーメーションでのポジションを発表する、という形式が取られた。選抜メンバーの名前はテレビ愛知アナウンサーの菊池優によって読みあげられた。
デビュー・シングルから6枚目『ガールズルール』まで選抜に選ばれていた井上だが、7枚目のシングル『バレッタ』で初の選抜落ち、続く8枚目のシングル『気づいたら片想い』でも選抜に選ばれず。今回の9枚目のシングル『夏のFree&Easy』は約8ヵ月ぶりの選抜復帰だった。
井上はPARCO劇場で上演されていた舞台「學蘭歌劇『帝一の國』」出演の為、スタジオ収録には参加できず。舞台終了後の楽屋に選抜入りの知らせを報告するという形をとった。選抜入りを伝えられると、心の底からの笑顔を見せると次の瞬間、嬉し泣きのためにしばらくは突っ伏していた。またこのシングルから交換留学生だった松井玲奈が選抜入り（七福神入り）している。