ハルカミライ(バンド)とは【徹底解説まとめ】

ハルカミライとは、Vo.橋本学を中心に2012年に結成され、2016年からTHE NINTH APOLLOに所属する、日本の八王子出身4人組ロックバンドである。2019年1月にメジャーデビューを果たし、同年12月には最大キャパ数の幕張メッセワンマンライブを行った。本物のロックバンドという言葉が似合う4人が作り出す音楽は、日常の悩みや葛藤など等身大で表現した歌詞が多く、そんな悩みも吹き飛ばしてしまうような力強い歌声と演奏が魅力の新世代青春ロックバンドである。

ハルカミライの概要

ハルカミライとは、Vo.橋本学、Ba.須藤俊、 Gt.関大地、Dr.小松謙太からなる日本の八王子出身4人組ロックバンドである。2012年に結成され、2016年1月に元ギターが脱退。その後、メンバー関大地が加入し、同年THE NINTH APOLLOに所属。 2019年12月には自身初となるフルアルバムをリリースしメジャーデビュー。最大キャパ数で幕張メッセでのワンマンライブを行い、その後も凄まじい勢いでシングル、アルバムをリリースしている。

彼らの1番の魅力はなんといってもその熱量だ。歌詞だけでなくギター、ベース、ドラムの音はシンプルな構成が多いが、楽曲から伝わってくる熱量はどの曲も想像以上のものだ。また音源とライブでのギャップに心を惹かれるリスナーも多い。音源ではボーカル橋本学の耳に残る儚くも優しく綺麗な歌声や楽器隊の奏でる時に激しく時に静かなメロディーや息の合った演奏が、ライブになると優しさはそのまま、激しさと熱量が一気に増す。そのギャップが非常に中毒性が強く、一度ハルカミライのライブを体感すると、とても癖になってしまう。ボーカル橋本学が「リンダリンダ」「情熱の薔薇」などのヒット曲で知られるパンク・ロックバンド「THE BLUE HEARTS」に影響を受けており、ライブでの力強さはここからきている。ロックバンドとはこういうものだ、と感じずにはいられないほど彼らには「本物のロックバンド」という言葉がよく似合う。4人が作り出す音楽は、日常の悩みや葛藤など等身大で表現した歌詞が多く、そんな悩みも吹き飛ばしてしまうような力強い歌声と演奏が最大の魅力である。

ハルカミライの活動経歴

メジャーデビュー前

2012年に結成後、2013年末にDr.鎌原巧が脱退。2014年に現メンバー小松謙太が加入。2014年8月に八王子密着型オムニバスCD『八王子NOW2014』に参加し初のツアーを行う。

2015年4月に2nd.DEMO『アストロビスタ』のツアーを開催、同年11月3rd.DEMO『21世紀』ツアーを開催、どちらも大成功に収める。その後も音楽活動を地道に続け、年間で約150本のライブ活動を行う。

2016年1月31日をもってGt.吉末光児が脱退。2月1日新メンバー関大地が加入。同年3月最後の自主制作demo『symbol』発売。2017年2月8日”THE NINTH APOLLO”より全国リリースのファーストミニアルバム『センスオブワンダー』がタワレコメンに選出された。

待望のメジャーデビュー

2019年1月16日、初1stフルアルバム『永遠の花』を発売し、オリコン11位を獲得。メジャーレーベルであるEMI Recordsからのリリースとなり、正式にメジャーデビューを果たす。それに伴い2019年2月から5月まで全国28カ所を巡る「天国と地獄ツアー」を開催し、チケットは即完売となる。
2019年11月13日、4thシングル『PEAK'D YELLOW』を発売し、オリコン18位を獲得。それに伴い12月8日にZepp Tokyoでのワンマンライブが行われ、チケットは即完売となる。

翌年2020年7月8日、2ndフルアルバム『THE BAND STAR』を発売。この作品が自身オリコン過去最高の5位を獲得。それに伴い9月から翌年2021年2月まで全箇所ワンマンのリリースツアー「ツアーオブバンドスター」を開催し、全箇所チケットはこちらも完売となる。コロナ禍に入り延期されながらも全箇所完走。

その後も対バン相手を呼んでヨーロー劇場ツアーを行いこちらもチケット完売。2021年10月9日には2度目となる幕張メッセでのワンマンライブ「ヨーロー劇場2021 赤青緑で白い幕」を行いチケットは完売。コロナ禍でも音楽を止めずにバンドでの活動を続け、人々に明るい道を照らし続けている。

ハルカミライのメンバー

現メンバー

橋本学(はしもとまなぶ)

山口県出身の1993年8月2日生まれ。
バンドではボーカルを担当し、全楽曲の作詞作曲を担当。
母親は中島みゆきを、兄はザ・ビートルズを好きという音楽好きの家族の影響で物心つく頃から音楽を身近に触れていた。自身の曲「アストロビスタ」の歌詞中にもブルーハーツの名前が出てくるなど、影響されている音楽が多い。
学生時代は野球部に所属し、八王子の大学で現メンバーの須藤俊と小松謙太と出会いバンドを始める。ライブ中の激しい動きや客席へのダイブなどとにかくパワフルなパフォーマンスが魅力。

須藤俊(すどうしゅん)

秩父出身の1993年5月30日生まれ。
バンドではベースとコーラスを担当。
全楽曲のドラム、ベース、ギター、曲全体のアレンジを担当し音楽に対して真剣でとてもストイック。バンド内でもリーダー的存在で発言力もあり、かつライブではゆるいトークで場を和ませるなど盛り上げ役でもある。八王子の専門学校で橋本学と出会い、当時の橋本の歌った音源を聴いてバンドを組まないかと誘ったのがバンドを組むことになったきっかけ。橋本とは数十年来の仲と言うほどバンド内でも仲が良い。

関大地(せきだいち)

長野県出身の1995年6月22日生まれ。
バンドではギターとコーラスを担当。
元ギターが脱退後、2016年2月に加入。
メンバー内で唯一の2歳年下でありながらも、物怖じしない強さや人懐っこさがありバンド内でも同等なポジションを確立している。
赤いTシャツとスキニーパンツがトレードマークでライブ中は機材の上に乗ったり客席へダイブして演奏するなど、パワフルで激しいライブ演奏が定番。

小松謙太(こまつけんた)

東京都出身の1994年3月13日生まれ。
バンドではドラムスとコーラスを担当。
結成から約1年後の2014年に加入。年齢は橋、須藤と同い年。
人当たりがよく温厚な性格でメンバー内やリスナーからもよくいじられる愛されキャラでもある。メンバーの須藤とは2019年12月の幕張メッセでのワンマンライブのMCでシェアハウスを始めたと公言するほど、メンバーの中でも特に仲が良い。

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