サカズキ／赤犬（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ

過去

海軍に入隊（32年前）

32年前に海軍に入隊。黄猿（本名：ボルサリーノ）とは同期である。劇場版アニメ『ONE PIECE FILM Z』のオリジナルキャラクターであるゼット（本名：ゼファー）は恩師。

オハラへのバスターコール（22年前）

歴史の中に埋もれた「空白の100年」を研究していた学者の町・オハラは、バスターコールによって壊滅させられることとなる。海軍中将として戦艦に搭乗していたサカズキ（赤犬）は、学者以外の一般人を乗せた船までも襲撃し、徹底的に殺しつくしたのである。この時同行していた海軍の「ハグワール・D・サウロ」やクザン（青雉）は、サカズキ（赤犬）の徹底した正義に対して疑問を抱く。そしてオハラのただ一人の生き残りであるニコ・ロビンを密かに脱出させたのだった。

偉大なる航路（グランドライン）編

マリンフォード頂上戦争

大海賊「ゴール・D・ロジャー」の息子で、白ひげ海賊団の隊長を務めていた「ゴール・D・エース」が黒ひげによって捕らえられ、海軍はエースの処刑を大々的に報じる。義弟であるルフィは、エースを奪還すべくインペルダウンの囚人を解放して戦力を増やしていき、処刑会場に殴り込みをかけた。
それをきっかけに頂上戦争が勃発し、海軍は一度はエースを処刑台から解放されてしまう。しかしサカズキ（赤犬）は海賊を誰一人として逃すつもりはなく、自身も度重なる攻撃を受けながらもエース殺害に成功した。そして白ひげの顔面を半分破壊し、戦場からの逃亡を図っていたルフィ及び海峡のジンベエの胸部を貫く。
この時サカズキ（赤犬）は、戦場から離脱しようとする海兵を容赦なく始末するほどの冷淡さを見せつけた。

新世界編

クザン（青雉）との決闘

4皇の一角である「赤髪海賊団」シャンクスの介入により戦争は終結したが、元帥を務めていたセンゴクが退くことを決めたために、海軍内では徹底した正義の「赤犬派」と柔軟な考えを持つ「青雉派」に分かれてしまう。最終的にはパンクハザードで大将同士10日間に及ぶ猛烈な決闘を行い、辛くも赤犬が勝利を収めて「元帥」の座に就いた。
なおこの時パンクハザードは、二人の攻撃によって島の気候が真っ二つに分かれるほどの異常変異を起こしている。

また戦争終結後しばらくしたころ、「最悪の世代」の一人に数えられている女海賊・ジュエリー・ボニーを捕らえた。

イッショウ（藤虎）との対立

パンクハザードでの決闘の結果クザンは海兵を辞めてしまったため、「世界徴兵」によって「イッショウ（藤虎）」「アラマキ（緑牛）」を獲得する。人並外れた力が認められて新しく大将に任じたが、イッショウ（藤虎）は独自の正義感に基づいて行動していた。「都合の悪いことは隠ぺいする」という海軍の体質に我慢ならなかったイッショウは、王下七武海の一人・ドフラミンゴによって支配されていたドレスローザの国民に土下座で謝罪する。
このことが耳に入ったサカズキ（赤犬）は激怒し、「責任を取るまで海軍の敷居は跨がせない」とイッショウに通告した。

その後「世界会議（レヴェリー）」の会場に現れたイッショウを捕らえて追い出すようアラマキに指示したが、アラマキは命令を無視して、イッショウと歓談していた。

ワノ国の情勢を監視

ルフィ・ロー・キッドが率いる海賊団、ミンク族、忍者・侍同盟によって、ビッグマム・カイドウが倒されるという大事件が発生する。事態を重く見た海軍はルフィらに30億ベリーという巨額の懸賞金をかけたのだった。
ワノ国での抗争が明らかになった際、サカズキ（赤犬）は「侍という未知数の勢力がいるため、うかつに手を出すべきではない」と静観する。しかしサカズキ（赤犬）の「徹底した正義」に心酔するアラマキが独断でワノ国に向かうそぶりを見せたため、「絶対に余計な真似はするな」と警告を発した。

サカズキ（赤犬）の関連人物・キャラクター

ボルサリーノ／黄猿（きざる）

CV：石塚運昇（398話～758話）／置鮎龍太郎（881話 ～）
悪魔の実：ピカピカの実（自然系）

ボルサリーノ（黄猿）とは、漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、海軍の三大将のうちの一人を務めている人物である。
サカズキ（赤犬）と同時期に海兵に入隊し、その後三大将の一人に任命された。オハラ殲滅の際罪のない一般の人々まで殺したサカズキ（赤犬）の「徹底した正義」を目の当たりにしたことをきっかけに、「どっちつかずの正義」を信条として掲げるようになった。
飄々としてつかみどころが無く、表情や感情を表に出すことが少ないためどこか不気味な雰囲気を纏っている。

頂上戦争の際には処刑台を護る「壁」として、他の大将らとともにあらゆる敵の攻撃を跳ね返していた。

ボルサリーノ／黄猿（ONE PIECE）の徹底解説・考察まとめ - RENOTE [リノート]

renote.net

ボルサリーノ（黄猿）とは、漫画『ONE PIECE』に登場するキャラクターであり、海軍本部大将のうちの一人である。サカズキ（赤犬）と同時期に海軍に入隊した。ピカピカの実の能力者であり、身体を光に変化させて超高速で移動することが可能である。シャボンディ諸島に現れた際には、「海賊王ゴールド・ロジャー」の右腕だった「シルバーズ・レイリー」と互角以上の戦いを見せるなど、戦闘力も非常に高い。あまり表情を崩さず、常に飄々としている為不気味さを感じさせる存在である。

クザン／青雉（あおきじ）