大奥(よしながふみ)のモデル・元ネタ・由来まとめ

『大奥』とは、2004年から2021年まで隔月刊誌『MELODY』にて連載された、よしながふみによるフィクション・時代物の少女漫画である。若い男子のみが感染する奇病により男女の人口比が逆転した世界で、歴史上の人物の性別を逆転させ、女将軍が統治する大奥の起こりから終焉までを詳細な史実と織り交ぜて描く。国内外で高く評価され、映画やドラマ、アニメなど多角的にメディアミックスされた。本作には、モデルになったとされる歴史上の偉人が多数登場する。

目次 - Contents

出典: www.lalanet.gr.jp

間部詮房

間部詮房座像 (木造)
(新潟県立生涯学習推進センターHPより)

徳川家宣(とくがわ いえのぶ) → 元ネタ:徳川家宣

漫画版:女性
史実:男性

徳川家宣(とくがわ いえのぶ)は、江戸幕府の第6代将軍(在職:1709年5月1日〈宝永6年〉 - 1712年10月14日〈正徳2年〉)である。初名は綱豊(つなとよ)という。
1662年6月11日(寛文2年4月25日)に甲斐国甲府藩主である徳川綱重の長男として生まれた。1709年(宝永6年)に5代将軍・徳川綱吉が死去したため、将軍職を引き継いだ。将軍就任後は、甲府藩主時代からの侍講であった新井白石や、側用人の間部詮房を登用して文治政治を展開した。この政治改革は「正徳の治」と称されるが、1712年11月12日(正徳2年10月14日)に死去し、その治世はわずか3年余りだった。

近衛國熙(このえ くにひろ) → 元ネタ:近衛熙子(このえ ひろこ)

漫画版:男性
史実:女性

近衛熙子(このえ ひろこ、1666年4月30日〈寛文6年3月26日〉 - 1741年4月13日〈寛保元年2月28日〉)は、江戸幕府第6代将軍・徳川家宣の正室(御台所)である。院号は天英院(てんえいいん)という。幼名は煕子、または照姫とも称しており、乳母は近衛家家司である下村頼母介某の娘と言われている。
父は関白・太政大臣の近衛基熙、母は後水尾天皇の第十五皇女である常子内親王(品宮)である。血縁関係としては、曾祖父に後陽成天皇、叔父に霊元天皇、従姉妹に吉子内親王、再従姉妹に第5代将軍・徳川綱吉の正室である鷹司信子がいる。
14歳であった1679年(延宝7年)12月18日、当時17歳の青年であった甲府25万石の徳川綱豊(従三位左近衛権中将)に嫁いだ。綱豊は第4代将軍・徳川家綱の弟である徳川綱重の子息であり、熙子が嫁いでからちょうど30年後に第6代将軍(家宣)に就任した。

新井白石(あらい はくせき)

漫画版:女性
史実:男性

新井白石(あらい はくせき)は、1657年から1725年にかけて生きた江戸時代中期の旗本・政治家・朱子学者(儒学者)である。学問は朱子学、歴史学、地理学、言語学、文学と多岐にわたり、詩人として多くの漢詩も伝わっている。白石は号であり、初めの諱は璵(よ)、のちに君美(きみよし、きんみ)と名乗った。
長く浪人生活を送ったのち、1682年(天和2年)に古河藩主で当時の大老であった堀田正俊に仕えた経歴を持つ。その後、甲府徳川家の藩主であった徳川綱豊(のちの6代将軍・徳川家宣)に仕官抜擢された。家宣の将軍就任に伴って徳川家の旗本となり、無役でありながら侍講として御側御用人・間部詮房とともに幕政を実質的に主導し、「正徳の治」と呼ばれる一時代をもたらす一翼を担った。

家宣の死後も、幼君である7代将軍・徳川家継を間部とともに守り立てたが、政権の蚊帳の外に置かれていた譜代大名と次第に軋轢を生じることとなった。家継が夭折し、8代将軍に徳川吉宗が就任すると失脚して引退を余儀なくされ、晩年は著述活動に勤しんだ。

出典: www.amazon.co.jp

新井白石

家継篇

千代姫(ちよひめ)/徳川家継(とくがわ いえつぐ) → 元ネタ:徳川家継

漫画版:女性
史実:男性

徳川家継(とくがわ いえつぐ)は、江戸幕府の第7代将軍(在任:1713年 - 1716年)である。1709年(宝永6年)に生まれ、1716年(享保元年)に没した。
6代将軍・徳川家宣の崩御後、側室の月光院が生んだ鍋松が、わずか4歳で7代将軍家継として即位した。江戸幕府の歴代将軍の中で最年少で任官した人物である。政治の面では、側用人の間部詮房と新井白石がこれを補佐した。しかし、家継はわずか8歳で亡くなり、史上最年少で死去した征夷大将軍となった。

江島慎三郎(えじま しんざぶろう)/江島(えじま) → 元ネタ:江島

漫画版:男性
史実:女性

絵島(えじま、1681年〈天和元年〉 - 1741年5月24日〈寛保元年4月10日〉)は、江戸時代中期の江戸城大奥御年寄である。名前は「江島」が正しいとされており、本名はみきという。歌舞伎役者である生島新五郎とともに、江島生島事件の中心人物として知られている。
はじめは甲府徳川家の桜田御殿に仕えていたが、藩主の徳川綱豊が6代将軍・徳川家宣になるとともに大奥入りを果たした。大奥では、家宣の側室であり7代将軍・徳川家継の生母であるお喜世の方(のちの月光院)に仕え、その月光院の右腕とも言われる存在となった。大奥の公務一切を取り仕切り、大奥内において最も政治的権力を持つ御年寄の立場に登りつめた。

生島新五郎(いくしま しんごろう)) → 元ネタ:生島新五郎

漫画版:女性
史実:男性

生島新五郎(いくしま しんごろう)は、江戸時代中期の歌舞伎役者である。1671年(寛文11年)に大坂で生まれ、1743年1月30日(寛保3年1月5日)に没した。江戸城大奥の月光院付きの御年寄であった江島とともに、江島生島事件の中心人物として知られている。その一方で、初代市川團十郎を刺殺した犯人である生島半六や、二代目市川團十郎の師匠の一人でもあるという側面も持っている。
1684年(貞享元年)に野田蔵之丞の名で木挽町の芝居小屋である山村座の舞台に立ち、1691年(元禄4年)に生島新五郎と改名した。当時を代表する人気役者となったが、奥女中である絵島との情事のかどで三宅島へ流された。

尾州吉通(びしゅう よしみち) → 元ネタ:徳川吉通(とくがわ よしみち)

漫画版:女性
史実:男性

徳川吉通(とくがわ よしみち)は、江戸時代中期の大名であり、尾張藩の第4代藩主である。
1689年(元禄2年)7月17日に江戸四谷下屋敷で生まれた。1695年(元禄8年)12月4日に元服し、5代将軍・徳川綱吉の諱の一字を賜って吉通と名乗り、右兵衛督と称した。その後、1713年(正徳3年)7月26日に市ケ谷屋敷において死去した。

吉宗篇

映画『大奥』特番

信(のぶ)/徳川吉宗(とくがわ よしむね) → 元ネタ:徳川吉宗

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