月島秀九郎(BLEACH)とは【徹底解説・考察まとめ】

月島秀九郎(つきしま しゅうくろう)とは、『BLEACH』に登場する完現術者(フルブリンガー)の集まりである「XCUTION」の元リーダーで、他人の過去を改変する能力「ブック・オブ・ジ・エンド」の使い手。一護の仲間や家族の記憶に「自分が大切な人である」過去を挟み込み、味方につけることで一護を孤立させ、追い詰める。その後、尸魂界から一護の救援に駆けつけた朽木白哉に敗れて死亡する。千年血戦篇では銀城と共に一護の前に現れ、手を貸している。

「XCUTION」会員番号001番。いつも身に着けている十字架のネックレスを身の丈ほどもある大剣に変える完現術「クロス・オブ・スキャッフォルド」の使い手。
XCUTIONのリーダーであり、一護の前に死神代行を務めていた男。死神に仲間を殺されてから代行証を捨て、行方をくらました。月島は幼い頃に銀城に救われた過去があり、それ以来銀城と行動を共にしている。
「死神代行消失篇」では月島の能力で銀城の過去を改変し、「月島が銀城たちを裏切った」ということにして月島と銀城が敵対しているように見せかけ、一護を騙した。その後、月島は朽木白哉に敗れて死亡し、銀城と共に尸魂界へ送られる。
「千年血戦篇」では月島と共に一護に手を貸している。

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獅子河原萌笑(ししがわら もえ)

月島に付き従う、舎弟の青年。月島の能力で月島と銀城が敵対している間もずっと月島の側についていた。
完現術の特性からか銀城に危険視されており、月島は銀城に獅子河原を始末しておくよう命令されている。
班目一角と交戦するが、戦闘が長引いたことで敗北し、「本当に月島にお前が命をかけるほどの価値があるのか」と問われ、「自分のために命を捨てられる男のために死ね」と一喝される。その後、朽木白哉に敗北した月島に会いに行き、道具扱いされていたことを理解した上で月島を担いで歩いた。「俺ん中では月島さんが最強なんすもん!」と語る獅子河原の言葉に月島は救われて事切れる。
月島の死後は墓を建てて、墓参りに通っている。
完現術は「ジャックポット・ナックル」。777がデザインされたメリケンサックによって「確率」を操作し、大当たりの出目を引きだす。大当たりが出ると、例え威力の低い攻撃であっても運よく大ダメージに繋がり、一撃必殺になりうる。しかし操作できるのはあくまで「確率の偏り」だけで、当たる確率事態を操作できるわけではない。大当たりの出目を最初の方に引き寄せているだけで、大当たりが出る回数が増えるわけではないので、戦闘が長引けば長引くほど大当たりが出なくなっていく。基本的に一撃必殺を狙う能力のため、「死神代行消失篇」で一角と戦うまで獅子河原自身も弱点に気付いていなかった。

毒ヶ峰(どくがみね)リルカ

「XCUTION」会員番号003番。かわいいものが大好きな少女。
幼少の頃から完現術「ドールハウス」を持っており、リルカが「許可」を与えた者を彼女が「大好き・かわいい」と思ったものの中に閉じ込めることができる。一護の完現術の修行では、ファンシーなおもちゃの家や水槽を修行の場として提供した。
7歳の頃、好意を持った男性を、「ドールハウス」の力で箱の中に閉じ込め、自分を好きになってもらおうとしたが、その男性がリルカを恐怖するようになり、恐ろしいものを見る視線に耐えかねて男性を外に出す。それ以来、孤独な人生を送るようになった。

沓澤(くつざわ)ギリコ

「XCUTION」会員番号は不明。眼帯をつけた壮年の男性だ。
早くに亡くなった父の懐中時計を受け継ぎ、あるときその時計に祈ると祈ったことが現実になることに気が付く。そのことから自分を「神の代弁者」と思い込み、自分の力を実験しようとして妻を視線だけで殺そうとする。その実験は成功したが、妻の死の直前に「殺すのを止めたい」と願ったことで右目を失ってしまう。この経験から自分の能力が神への祈りやその力の行使ではなく、条件付きの契約であると理解する。
完現術は「タイム・テルズ・ノー・ライズ」。手持ちの懐中時計から対象に文字盤を飛ばし、条件を設定した「タイマー」を仕掛ける。一度仕掛けると沓澤自身でも解除することはできず、無理にでも条件を破ると「条件破棄」とみなされ、「タイマー」を仕掛けられた対象は時の炎によって焼き尽くされる。

ジャッキー・トリスタン

「XCUTION」会員番号は不明。冷静沈着な姉御肌の女性。
完現術「ダーティ・ブーツ」を発動すると、制帽を被り、まっ黒なサイハイブーツを履いた姿に変化する。ブーツが泥や血で汚れれば汚れるほど蹴りの威力が上昇していく。アニメ352話「XCUTION事典」では、事前にブーツを汚しておくと歩くだけで地面を破壊してしまうという不便な面が明かされた。
完現術の発動のきっかけは家族が皆殺しにされた際、親からもらって大切にしていたブーツが死んだ弟の血で汚れたことだった。

雪緒(ゆきお)・ハンス・フォラルルベルナ

XCUTION会員番号は005番。常に携帯ゲーム機を手放さない、大人びた態度と皮肉げな言動の少年。
XCUTION内では金持ちで、アジトの改修や修繕代は雪緒が出している。
雪緒が思うように可愛く振舞わないという理由で親に広い部屋を与えられて放置され、その中で完現術で作り出した架空の親と話していた。その後親に捨てられ、父親の金を自分名義のものに変えて会社を倒産させ、自殺に追い込んだ。
完現術は「インヴェイダーズ・マスト・ダイ」。携帯ゲーム機から霊圧を遮断する漆黒の空間を作り出し、その中に閉じ込めた対象をゲーム画面越しにゲームのキャラクターのようにコントロールする。修行場や客室などの用途の部屋を作ったり、トラップやモンスターを出現させるなど、空間内の環境は雪緒の自由に設定できる。

月島秀九郎の名言・名セリフ/名シーン・名場面

「ありがとう 僕は1人じゃなかったんだ」

月島の生前の最期の言葉。
月島は長い間、自分には銀城しかいないと思い込んできた。そのため獅子河原のことも体のいい道具扱いで、銀城に獅子河原を殺すように命令されても大して気にかけなかった。
しかし道具扱いされていたとわかっていても月島を慕うことをやめない獅子河原の言葉に、「自分がひとりではなかった」ということを今わの際で初めて理解する。

月島秀九郎の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話

あまりのチート能力に、ファンの間ではネタ扱いされることも

shuichi
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