ポリス・ストーリー/香港国際警察(ジャッキー・チェン)とは【ネタバレ解説・考察まとめ】

『ポリス・ストーリー/香港国際警察』とは、ジャッキー・チェンが監督・脚本・主演・武術指導を兼ねたアクション映画。
香港警察のチェン刑事は他の刑事達と共に、麻薬密売を行うチュウ率いる犯罪組織の取引現場へ潜入する、張り込みが一味にバレて銃撃戦へと展開。チェンの活躍でチュウ達を逮捕するが、更なる波乱が待ち受けていた。
現在でも、なおジャッキー・チェンのベスト作品としても人気が高い。

CV:竹村拓、御園行洋、桜井敏治
香港警察の刑事で、チェンの同僚である。
チュウ・タオ率いる犯罪組織の麻薬取引を行われる村へチェンらと潜入するが、警察の存在が組織にバレてしまい、銃撃戦へと展開する。チェンの活躍により、チュウが逮捕され、チェンがチュウの秘書であるサリナの護衛を署長やチョー警部から命じられる。
チェンによる護衛を嫌がるサリナに対し、チュウへの不信感を抱かせる為に、チェンとの作戦を決行。サリナの自宅にて、仮面を被り「チュウの殺し屋」に扮してナイフを持ってサリナに襲いかかる。そこへチェンが駆けつけ、暫く二人で格闘しチェンから部屋から出る様に言われる。
しかし、サリナにより鈍器で頭を殴られその場で失神し、仮面も取れ顔も見えてしまう。更に、サリナがチェンの自宅にあった写真を見て警官である事を知り、チェンに対し不信感を抱く事となった。
またチュウの裁判では、サリナに殴られた事もあり、頭に包帯を巻いた状態で出ていた。
キム刑事役を演じたマースは、12歳で芸能界入りをし多くの作品で端役出演をする。その後、ジャッキー・チェンのスタントチーム「成家班」に加入し、『ヤング・マスター』(1980年)や『ドラゴン・ロード』(1981年)といった作品に顔をだす。また2019年にドキュメンタリー番組『アナザーストーリーズ 運命の分岐点』(BSプレミアム)に出演し、ヒット作である『プロジェクトA』(1983年)での時計台の落下シーンについて3テイク撮影のうち、1回は自身が行ったと告白し、話題となった。

ブン刑事(演:カム・ヒンイン)

ブン刑事(写真左)。

CV:谷口節、田中正彦
香港警察の刑事で、チェンの同僚である。チュウ率いる犯罪組織の麻薬取引が行われた村にて警察と組織との銃撃戦が発展した際は、チェン達とは別の場所で応援を呼んでいた。一方で、密かにチュウの組織と繋がりをもっており、チュウからチェンの殺害を命じられた。その後、チェンがチュウの別荘に監禁されているサリナを助けに行くが、ダニーや手下達と共に現れ、組織と繋がっている事を明かし、チェンに銃を向ける。しかしその直後、今度はダニーが自分の方に銃を向けたことで、自分が組織の使いっぱしりだという事を知る。そしてダニーにより、(指紋が付かない様に)チェンから取り上げた銃で胸部を撃ち抜かれ、射殺される。チェンはダニー達により、この殺害容疑の疑いを掛けられた。
ブン刑事役を演じたカム・ヒンインは、1970~1990年代にかけて香港のテレビドラマに出演、映画でも『男たちの挽歌』『冒険活劇 上海エクスプレス』(1986年)等に出演。

署長(演:ラム・コーホン)

CV:納谷六朗、千々和竜策、堀内賢雄、森田順平
香港警察署長で、チェンの行動に対し、厳しい視線を向ける。チュウが逮捕された際は、チョー警部と話し合った後に、チェンを秘書サリナの護衛につかせる。
しかし、チェンが組織の罠により、ブン殺人容疑を掛けられた際は、その場で身の潔白を証明しようとしたチェンを第1級殺人罪で逮捕しようとする。すると逆上したチェンにより人質に取られ、彼と共にやむなく警察署を出る。チェンが人気の無い道で車を止め、こうするしかなかったと謝罪すると、彼の行為を赦した。そしてサリナのもとへ向かうチェンに、気を付けて行けと声を掛け見送る。実は、チェンの一番の理解者でもある。
その後、ショッピングモールにてダニーやチュウの手下達と格闘を展開しているチェンの元に、多くの警官隊と共に駆けつける。そしてチュウや彼の弁護士チョンを殴ろうとしていたチェンに、暴力を止める様に声を掛ける。一度は思いとどまるチェンだったが、近くに歩み寄って侮辱したジョンにチェンが激怒し、彼の顔に鉄拳を食らわせ眼鏡も叩き割る。そして隣にいたチョンの腹部や顔、チュウの腹部にも数発鉄拳をお見舞いした。その様子を見たチョー警部からチェンの行為について報告書はどう書くかと言われ、自分は何も見ていないと答え、足早にその場を後にした。
署長役を演じたラム・コーホンは、1970年代後半から俳優活動を開始、数多くのテレビドラマや映画に出演。主な出演作に『ポリス・ストーリー』シリーズ2作(1985・1988年)や『プロジェクトA2 史上最大の標的』(1987年)等。1990年代後半に芸能界を引退。

チョー警部(演:トン・ピョウ)

CV:富田耕生、辻親八、宝亀克寿
香港警察の警部で、チェンの上司であり、厳しめの署長に対し、温厚な性格である。
チュウの麻薬取引現場の潜入捜査では無線で刑事達に指示を下す。チェンによりチュウが逮捕された際は、署長と話し合った末、チェンをチュウの秘書サリナの護衛につかせる。物語後半、ショッピングモールにてチュウの手下達と格闘を展開したチェンの場に、警官隊と共に駆けつけ、チュウの弁護士チョンを殴ろうとしていたチェンの行動を止める為に声を掛ける。一度は思いとどまるチェンだが、近くに歩み寄り侮辱するジョンにチェンが激怒し、彼の顔に鉄拳を浴びせ眼鏡も叩き割る。そして隣にいたチョンの腹部や顔、チュウの腹部へ数発鉄拳をお見舞いする。そんなチェンの行為を見て報告書はどう書くかと署長に尋ね、自分は何も見ていないと署長から言われていた。
チョー警部役を演じたトン・ピョウは、プロの調教師として活躍後、競馬中継の司会や評論を務め人気を得た。また俳優としても、『ポリス・ストーリー』シリーズや『レッドブロンクス』(1995年)等のジャッキー・チェン作品や多くの香港映画に出演、日本の映画ファンでもお馴染みの顔でもあった。2006年2月に死去。

麻薬シンジケート

チュウ・タオ(演:チュウ・ヤン)

CV:辻村真人、秋元羊介、阪脩
犯罪組織のボスで、ナイトクラブや不動産、貿易商を経営する裏で、麻薬取引を行う。また周りには、「幹部社員」という名目の数人の殺し屋達や参謀が取り巻く。
ある村で麻薬取引を行っていたところ、香港警察が捜査に入り、組織の手下と刑事達との銃撃戦が展開する。そのなかで部下達と車に乗り込み道路まで逃走、走って来た二階建てバスに乗車し更に逃走を図る。そんな自分達の後を追いかけ、バスにしがみつくチェンを窓で発見し彼を落とす様に手下達に指示する。チェンはバスから振り落とされるが、それでも追跡は終わらず、前方から銃を威嚇発砲されバスを停車させられる。そしてバスの中へに入り込んだチェンに銃を突き付けられる。チェンに対し、持っていた鞄の中の大金を見せ、買収し逮捕を間逃れようとするが失敗、その場で逮捕される。
逮捕後は、自身の弁護士であるチョンと話し合い、甥のダニー・クーらに秘書のサリナを監視する様に命じる。その後行われた裁判では、組織や自分の証人となるサリナが現れないうえ、チェンが用意した証言の録音テープもサリナにより消去されており、証拠不十分で釈放となる。釈放の身となったものの、判決が下されるまでは自分のパスポートや銀行預金が取り上げられているうえ、取引に使用していた麻薬も別の組織のもとへ流れていた。そしてチェンが、サリナを探し続けている事も聞く。弁護士や手下達が(事件の証人となる)サリナを消す事を提案するも、気に入っていた彼女を殺害する事を躊躇し、組織と内通していた刑事ブンへチェンの殺害を命じる。サリナを助けに来たチェンのもとへダニーとブンが現れ、ブンはチェンへ銃を突き付けるがダニーによって逆に銃殺される。ダニーはチェンも殺害しようとするが、チェンはスキを見てサリナを連れて逃走。
その後、自身に関する資料を盗み出したサリナをショッピングビル内で見つけ捕まえようとしたところ、チェンが駆けつけダニーや手下達と激しい格闘を展開する。そこへメイと彼女が通報した警官隊も駆けつけるが、自分達の行動の邪魔となったメイを蹴とばす暴力行為を行う。それを見たチェンが怒り上階からポールを伝い下まで落ち、彼に捕まりガラスを突きつけられる。更にサリナがその場で、彼女から奪った鞄の中にチュウの今までの悪事に関する資料が入っている事を告げられる。
そこへチュウの担当弁護士であるチョンがやって来て、チェンを暴力刑事等と罵り、その言動にチェンは拳を向けようとする。署長やチョー警部らに止められ、一度は踏みとどまるも、近くに歩み寄り侮辱したジョンにチェンが激怒し、彼の顔に鉄拳をお見舞いし眼鏡も叩き割る。更にチョンの腹部や顔、そして自身の腹部へ数発、チェンの鉄拳を入れられる。それでも怒りが収まらないチェンによりショッピングカートの上に飛ばされ、思い切り蹴飛ばされる。そして近くのガラスケースの上に落ち、全身傷だらけとなった。そんな状態になっても、チェンがまだ殴りかかろうとしたのに対し、フランキーら同僚刑事達がもう止めろと必死に押さえていた。
チュウ・タオ役を演じたチュウ・ヤンは、映画監督として『流星蝴蝶剣』『マジック・ブレード』(1976年)等、香港の大手映画会社ショーブラザーズ制作の作品を多く手掛けた。俳優としても、『ツイン・ドラゴン』(1992年)や『月夜の願い』(1993年)といった作品へ出演した。

ダニー・クー(演:フォン・ハックオン)

ダニー・クー(写真中央)。

CV:椎橋重、谷口節、小山力也
犯罪組織のボスであるチュウ・タオの甥で、組織の中心的な行動を行っている。
組織に繋がりを持つブン刑事と共に、別荘に監禁していたサリナを助けに来たチェンを罠にかけ、銃を突き付ける。その直後、ブン刑事に銃を突き付け、彼は組織の使いっぱしりだった事を告げる。更に、チェンからも(自分の指紋を付けない様に)銃を取り上げ、ブン刑事を射殺。
チェンも殺害しようとするが、スキを見てチェンがサリナを連れて建物の屋上まで逃亡、チェン達の後を追いかける。サリナは一人、チェンの手により遠くへ逃げたなか、屋上にいたチェンを捕まえ、その場で気絶させる。そして、チェンにブン殺害容疑の疑いを掛ける。
サリナがあるショッピングビル内にてチュウに関する資料を見つけ持ち出したところへ、チュウや手下達と共に彼女の前に現れ、サリナを捕まえようとする。そこへ(ブン殺害容疑の疑いが晴れた)チェンがやって来て、彼と激しい格闘を展開し、チェンから頭突きを食らったうえにガラスケース上に投げ出された。その後、メイの通報により駆けつけた警察により、連行された。
ダニー・クー役を演じたフォン・ハックオンは、1960年代より数多くの時代劇・カンフー映画に出演した後、1980年代にはジャッキー・チェンスタントチーム「成家班」に参加し、『サイクロンZ』(1988年)や『奇蹟/ミラクル 奇蹟』(1989年)等に出演、スタントや武術指導としても活躍。2000年代に入っても、チャウ・シンチー主演『カンフー・ハッスル』(2004年)といった作品に顔を出していたものの、 2016年3月に食道がんで死去。

チョン弁護士(演:デヴィッド・ラウ・チイ・ウィン)

CV:中田浩二、金尾哲夫、大川透
チュウの担当弁護士で、チュウが逮捕された際、チュウと話し合った末、甥のダニー・クーらに秘書のサリナを監視する様に命じる。
麻薬取引事件の裁判ではチュウの弁護側につき、警察を不利な立場に追い込む。また組織やチュウの証人であるサリナが現れず、チェンが用意した証言の録音テープもサリナにより消去されていた事もあり、チュウは釈放される。
その後チュウへ、チェンが未だにサリナを探し続けている事を話し、もしサリナが見つかれば、組織側が不利となる事を話す。サリナを消す事も提案するも、サリナを気に入っていたチュウが彼女を殺害する事を躊躇し、組織と繋がりがあるブン刑事にチェンの殺害を命じるに至った。
チェンがチュウの別荘に監禁されているサリナを助けに行くが、チュウの甥ダニー・クー達の罠にハメられる。サリナは逃亡に成功するもチェンは(ダニーが犯した)ブン刑事殺害容疑の疑いを掛けられる。どうにか疑いが晴れたチェンはサリナのもとへ向かう。一方のサリナは、チュウの居場所があるショッピングモールにてチュウに関する資料を盗み出すが、チュウやダニーら手下達に見つかり捕まろうとしていた。そこへ駆けつけたチェンが、ダニーや手下達と格闘を繰り広げる。その後、メイが通報した警官隊が駆けつけ、サリナもチュウの悪事の経緯を話し、彼に関する資料もあると話す。
そんな状況にも関わらず、チェンの前に現れ、民間に対する暴力だ、暴力刑事だ等とチェンを罵る。チェンが怒り殴りかかるが、署長やチョー警部の言葉に一度は思いとどまる。そこへ自分の横へ歩み寄って来たジョンもチェンを侮辱した事でチェンは激怒し、彼の顔に鉄拳を食らわせ眼鏡も叩き割る。そして、自分の腹部や顔にもチェンの鉄拳が炸裂、更にチュウの腹部にも数発もの鉄拳が入った。怒りが収まらないチェンは、チュウをショッピングカートの上へ飛ばし、近くのガラスケースの上へ蹴り飛ばし、チュウは傷だらけとなった。
チョン弁護士役を演じたデヴィッド・ラウ・チイ・ウィンは、香港の大手テレビ局ATVの専属俳優として数々のテレビドラマに出演。また『98分署 香港レディ・コップス』『サンダーボルト 如来神掌(1990年)等の映画にも顔を出し、1990年代後半に政治家に転身した。2008年5月に死去。

ジョン・コー(演:チャーリー・チョウ)

チェンにより眼鏡を叩き割られるジョン・コー。

CV:西村知道、仲野裕、相沢まさき
チュウが取り巻く犯罪組織の参謀である。
チュウが逮捕され釈放された後にチュウへ、チェンが未だにサリナを探し続けている事を話し、もしサリナが見つかれば、組織側が不利となる事を話す。サリナを消す事も提案するも、サリナを気に入っていたチュウが彼女を殺害する事を躊躇し、組織と繋がりがあるブン刑事にチェンの殺害を命じるに至った。
チェンはチュウの別荘に監禁されたサリナを助けに行くが、チュウの甥ダニー・クー達の罠にハメられる。サリナは逃亡に成功するもチェンは(ダニーが犯した)ブン刑事殺害容疑の疑いを掛けられた。疑いが晴れたチェンはサリナのもとへ向かう。一方サリナは、チュウの居場所があるショッピングモールでチュウの資料を盗み出すも、チュウやダニーら手下達に見つかり捕まりかける。そこへチェンが駆けつけ、ダニーや手下達と格闘を繰り広げる。メイが通報した警官隊が駆けつけた際、サリナがチュウの悪事の経緯を話し、彼に関する資料もあると告げた。
そこへチョン弁護士が現れ、民間への暴力、正に暴力刑事だ等とチェンを罵る。その言動にチェンは怒り殴り掛かるが、署長やチョー警部が止め一度は思いとどまる。そこへチョンの横へ割り込むかの如く歩み寄りチェンを侮辱する。これにより激怒したチェンにより自分の顔に鉄拳が入り、眼鏡も叩き割られる。その後、チョンの腹部や顔、更にはチュウの腹部にも数発もの鉄拳が入った。それでも怒りが収まらないチェンは、チュウをショッピングカート上へ飛ばし、近くのガラスケースの上にも蹴り飛ばし、チュウは傷だらけとなった。
ジョン・コー役を演じたチャーリー・チョウは、香港の大手映画会社ショーブラザーズに入社後、悪役を中心としたキャラクターでキャリアを重ねていく。主な出演作に『男たちのバッカ野郎』 (1987)や『ハイリスク』(1995年)等。

KE
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