
『アサシン クリード シンジケート』(Assassin's Creed Syndicate)とは、フランスのユービーアイソフトより発売されたステルスアクションアドベンチャーゲーム。2007年に第一作が発売された人気ステルスアクションアドベンチャーゲーム『アサシン クリードシリーズ』の9作目にあたり、本作リリース前年の2014年に発売された『アサシン クリード ユニティ』の続編となっている。舞台は19世紀ロンドン。世界征服を目論むテンプル騎士団の支配に対し、自由を求めて立ち上がる双子の奮闘を描く。

ロープランチャー
ロープの先端にかぎ爪がつけられたもので、主に移動手段として使われる。一気に高所へ登ったり、ジップラインのように建物間の滑走移動、ステルス潜入時の素早い屋上移動などで活躍する。
クローク
アサシンたちが着用する外套のこと。防御力やステルス性能に影響する。
ガントレット
隠しナイフやロープランチャーなどの基盤になる装備。
ベルト
所持できる弾薬やアイテムの数を増やす強化スロット。
『アサシン クリード シンジケート』の用語
登場する組織
アサシン教団
フライ姉弟らも属している秘密組織で、自由と人々の権利を守るため、テンプル騎士団の対立組織として活動している。主に「ルークス」などのギャングや協力者たちを通じて直接戦闘や情報工作を行う形で活動し、エデンの秘宝を巡る騎士団との争奪戦にも関与。現代編ではハッカー集団による情報操作や、遺伝子記憶の解析、エデンの布を追跡など、より高度な技術を用いた活動に変化している。
テンプル騎士団
秩序と支配を重んじる秘密結社。権力と大量の資金を行使し、ロンドンどころか世界中を支配することを目論んでいる。エデンの秘宝を利用して支配を強化しており、財閥や工場、鉄道、銀行など、あらゆる方面から都市インフラを掌握している。また、ギャングを傘下に置き、治安維持の名目で圧政を行っていることから住民たちを恐怖に陥れている。
現代では関連会社として、アブスターゴ・フューチャー・テクノロジー社(Abstergo Future Technologies)などを所有し、圧倒的な資金力と技術力を駆使して世界を征服しようと活動を続けている。
ルークス
ジェイコブが結成し、直接指揮を執っているギャング組織。ロンドン各地をテンプル騎士団の支配から解放することを目的としており、主にロンドン市内の治安の回復、市民の保護やテンプル騎士団への反撃を中心に活動している。無秩序な戦闘よりも組織的な行動を得意とする。
ブライターズ
テンプル騎士団配下のギャング組織で、スターリックの指示で行動している。圧倒的な資金力で金融や工場、インフラを押さえて経済を支配し、武装暴徒として市民や敵対組織を威圧する役割を担っている。自由を求める組織であるルークスとは敵対関係にある。
先駆者関連の用語
先駆者
古代文明の超高度生命体。人類に「エデンの秘宝」を残している。人間を労働力として創造したが、やがて反乱を起こされ滅亡。この際、エデンの遺物を残している。ジュノーなどが代表格。
最初の意思の使徒(Instruments of the First Will)
先駆者のひとりジュノーを教祖とする新興宗教団体。エデンの秘宝や先駆者の科学技術を用いた世界征服を目論むものの、政治や経済の掌握といった意図はなく、アサシン教団やテンプル騎士団の思想とは別路線。信徒たちは熱心だが、ジュノーの命令がない限り他者に危害を加えることはないため、潜在的な危険性は持ちつつも比較的おとなしい組織である。
エデンのかけら
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目次 - Contents
- 『アサシン クリード シンジケート』の概要
- 『アサシン クリード シンジケート』のあらすじ・ストーリー
- 立ち上がる双子のアサシン
- 双子の衝突と和解
- 最終決戦とロンドンの解放
- 『アサシン クリード シンジケート』のゲームシステム
- 二人の主人公システム
- 産業革命期のロンドンを股に掛けるオープンワールド
- ギャング運営システム
- ロープランチャーによる垂直移動
- 現代編とデータ解析パート
- 『アサシン クリード シンジケート』の登場人物・キャラクター
- アサシン教団関係者
- ジェイコブ・フライ(Jacob Frye)
- エヴィー・フライ(Evie Frye)
- ヘンリー・グリーン(Henry Green)
- ジョージ・ウェストハウス(George Westhouse)
- ロンドンの人々
- フレデリック・アバーライン(Frederick Abberline)
- クララ・オディー(Clara O'Dea)
- アレクサンダー・グラハム・ベル(Alexander Graham Bell)
- ネッド・ワイナート(Ned Wynert)
- ロバート・イグナティウス・トッピング(Robert Ignatius Topping)
- アグネス・マクベイン(Agnes MacBean)
- ナイジェル・バンブル(Nigel Bumble)
- チャールズ・ディケンズ(Charles Dickens)
- チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)
- リチャード・オーウェン(Richard Owen)
- カール・マルクス(Karl Marx)
- フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)
- ベンジャミン・ディズレーリ(Benjamin Disraeli)
- メアリー・アンナ・ディズレーリ(Mary Anne Disraeli)
- ウィリアム・グラッドストン(William Gladstone)
- ドゥリープ・シング(Duleep Singh)
- ヴィクトリア女王(Queen Victoria)
- ヘンリー・レイモンド(Henry Raymond)
- アーティ(Artie)
- ブリンリー・エルズワース(Brinley Ellsworth)
- 敵対組織の人物
- クロフォード・スターリック(Crawford Starrick)
- ルパート・フェリス(Rupert Ferris)
- デイビット・ブルースター(David Brewster)
- ジョン・エリオットソン(John Elliotson)
- ルーシー・ソーン(Lucy Thorne)
- マルコム・ミルナー(Malcolm Millner)
- パール・アタウェイ(Pearl Attaway)
- フィリップ・トゥーペニー(Philip Twopenny)
- マクスウェル・ロス(Maxwell Roth)
- 第7代カーディガン伯爵 ジェームズ・トーマス・ブルデネル(James Thomas Brudenell, 7th Earl of Cardigan)
- バネ足ジャック(Spring-heeled Jack)
- 現代の人物
- ショーン・ヘイスティング(Shaun Hastings)
- レベッカ・クレイン(Rebecca Crane)
- ビショップ(Bishop)
- ガリナ・ヴォロニナ(Galina Voronina)
- イザベル・アーダント(Isabelle Ardant)
- アルヴァーロ・グラマティカ(Álvaro Gramática)
- ユハニ・オッツォ・ベルグ(Juhani Otso Berg)
- ヴァイオレット・ダ・コスタ(Violet da Costa)
- ジュノー(Juno)
- コーンスス(Consus)
- 第一次世界大戦の関係者
- リディア・フライ(Lydia Frye)
- ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)
- 切り裂きジャックの関係者
- 切り裂きジャック(Jack the Ripper)
- ネリー(Nellie)
- オルウィン・オウワーズ(Olwyn Owers)
- アーサー・ウィーヴァースブルック(Arthur Weaversbrook)
- ジョン・ビリングワース(John Billingsworth)
- 『アサシン クリード シンジケート』のアイテム
- 武器
- 仕込み杖
- リボルバー
- ナイフ
- ブラスナックル
- スモークボム
- 回復アイテム
- 医療キット
- その他便利アイテム
- ロープランチャー
- クローク
- ガントレット
- ベルト
- 『アサシン クリード シンジケート』の用語
- 登場する組織
- アサシン教団
- テンプル騎士団
- ルークス
- ブライターズ
- 先駆者関連の用語
- 先駆者
- 最初の意思の使徒(Instruments of the First Will)
- エデンのかけら
- エデンの布
- エデンの果実
- 現代編関連の用語
- アブスターゴ社
- アブスターゴ・フューチャー・テクノロジー
- アニムス
- ヘリックス
- デズモンド・マイルズ計画
- 登場エリア/場所
- ホワイトチャペル
- シティ・オブ・ロンドン
- ウェストミンスター
- サザーク
- ランベス
- サウスワーク
- ザ・ストランド
- ケンジントン
- トレイン・ハイドアウト
- グリーンの屋敷
- 『アサシン クリード シンジケート』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 本作に登場する歴史上の偉人たち