アサシン クリードシリーズ（アサクリ）のネタバレ解説・考察まとめ

『アサシン クリードシリーズ』の概要

『アサシン クリードシリーズ』は、UBIソフトによって開発された、歴史的な背景を持つオープンワールドアクションゲームのシリーズである。プレイヤーはアサシンの一員となり、暗殺やステルス行動を通じてミッションを遂行する。シリーズは中世やルネサンス期のイタリア、エジプト、フランス、アメリカなど様々な歴史的な時代を舞台に展開し、実在の歴史的人物との出会いやイベントがたくさんある。
ゲームプレイは、オープンワールドの自由度の高い環境で行われる。プレイヤーはパルクールの技術を駆使して建物や環境を駆け巡り、敵との戦闘では洞察力とスキルを駆使して暗殺を遂行する。『アサシン クリードシリーズ』は、リアルな歴史的背景とフィクションが融合した物語を提供し、プレイヤーは陰謀に立ち向かいながら、世界中を旅し、秘密と真実を解き明かしていく。
『アサシン クリードシリーズ』は、その鮮やかなビジュアル、興味深い物語、スリリングなゲームプレイで高く評価され、数々の賞を受賞している。また、熱狂的なファンコミュニティが存在し、シリーズの展望にも期待が寄せられている。『アサシン クリードシリーズ』は、歴史とアクションを絶妙に融合させたゲーム体験を提供する。

『アサシン クリードシリーズ』のあらすじ・ストーリー

『アサシン クリードシリーズ』のストーリーは、複数の作品からなり、各作品で異なるキャラクターや時代が舞台となる。またゲームは現代編の主人公が「アニムス」という遺伝子を解析し祖先の記憶を吸い出すマシンにより、過去のキャラクターの追体験をするという形で進行する。所々で現代編へと話が戻り、現代編におけるアサシンと、敵対するテンプル騎士団の戦いが描かれる。

『アサシン クリード』

舞台は12世紀の中東（主にシリアとイスラエル）。
物語の舞台は主に聖地エルサレムを含む中東の都市で、アサシンの主人公アルタイルが十字軍とテンプル騎士団に立ち向かう。
現代編の主人公はデズモンド・マイルズ。主人公のアルタイルの活躍は、彼のの遺伝子から読み取んだ情報を基にして電脳空間で過去の出来事を再現しているもの。アサシンの一族であったが家業に反発してバーテンダーとして働いていた。しかし現代のテンプル騎士団にあたるアブスターゴ社に拉致され、DNAの中のアルタイルの記憶を吸い出される。

『アサシン クリード II』

舞台はルネサンス期のイタリア（フィレンツェ、ヴェネツィア、ローマなど）。
エツィオ・アウディトーレ・ダ・フィレンツェがイタリアの美しい都市を舞台に、テンプル騎士団との戦いに身を投じることになる。
現代編の主人公は引き続きデズモンドが務める。前作でアブスターゴ社により処分されそうになったあと、アサシンの協力者ルーシー・スティルマンの手を借りて脱出。アサシンの仲間たちのもとで、アブスターゴ社よりも早く「エデンの欠片」というアーティファクトを確保するため、再びアニムスで先祖の記憶を追体験する。

『アサシン クリード ブラザーフッド』

舞台はルネサンス期のイタリア（ローマ）。
前作の続編で、エツィオがローマを舞台にテンプル騎士団と戦う。
現代編ではデズモンドたちアサシンがエツィオの記憶をもとに、コロッセオ地下でエデンの欠片の1つを手に入れる。しかしその直後、デズモンドはエデンの欠片を創造した「かつて来たりし者」に操られ、その後昏睡状態に陥ってしまう。

『アサシン クリード リベレーション』

舞台は16世紀のイスタンブール（トルコ）。
エツィオがイスタンブールでアサシンの道を進む中で、過去の謎と向き合う物語が描かれる。エツィオを主人公とする三部作の完結編。エツィオとアルタイルの血脈の関係も明らかとなる。
現代編ではデズモンドがアニムスの中である「アニムスの島」と呼ばれる意識世界の中で、エツィオの遺伝子記憶を最後まで紐解き、「接点」を見つけて意識を取り戻す。

『アサシン クリード III』

舞台は18世紀のアメリカ（ボストン、ニューヨークなど）。
リズム・ケンウェイ（コナー・ケンウェイ）がアメリカ独立戦争の舞台でアサシンとしての使命に立ち向かう。
現代編では世界を救う鍵が「かつて来たりし者達」の遺した神殿にあることを知ったデズモンドが、記憶から手に入れた情報を元にニューヨーク近郊の宝物庫を訪れる。そこでアサシンの力を持つアブスターゴ社のダニエル・クロスと直接対決する。

『アサシン クリード IV ブラック フラッグ』

舞台は18世紀のカリブ海（キングストン、ハバナ、ナッソーなど）。
エドワード・ケンウェイが海賊の冒険を繰り広げながら、テンプル騎士団とアサシンの戦いに巻き込まれていく。
現代編ではデズモンドに代わり、一リサーチアナリストが主人公となる。主人公はアブスターゴ社の新入社員で、アニムスでマッチングしたケンウェイの半生を追体験する。そして「観測所」の情報を得たために現代におけるアサシン教団とテンプル騎士団の暗闘に巻き込まれ、騙される形でアサシン側に協力することに。
一方、前作までの主人公だったデズモンドは、自らの生命を賭して神殿を起動させたことで世界を救い、その引き換えに死亡していたことが明らかとなる。彼の遺体はアブスターゴ社によって回収された。

『アサシン クリード ローグ』

舞台は18世紀の北アメリカ（ニューヨーク、リバーシティなど）。
元アサシンのシェイ・コーマックがテンプル騎士団とアサシンの両方と対峙する物語が描かれる。
現代編では引き続きアブスターゴ・エンターテインメント社の社員である主人公が、アニムスによってシェイの人生を追体験する傍ら、裏でアサシンに協力する。

『アサシン クリード ユニティ』

舞台は18世紀のフランス（パリ）。
アルノー・ダリョンがフランス革命期のパリでアサシンとしての運命に向き合う。
現代編では主人公がアサシンのビショップに素養を見出され、正式にアサシン教団へ入団する。

『アサシン クリード シンジケート』

舞台は19世紀のロンドン（ロンドン市街、テムズ川周辺など）。
ジェイコブとエヴィー・フライが産業革命時代のロンドンでテンプル騎士団と戦う。

『アサシン クリード オリジンズ』