
『アサシン クリード シンジケート』(Assassin's Creed Syndicate)とは、フランスのユービーアイソフトより発売されたステルスアクションアドベンチャーゲーム。2007年に第一作が発売された人気ステルスアクションアドベンチャーゲーム『アサシン クリードシリーズ』の9作目にあたり、本作リリース前年の2014年に発売された『アサシン クリード ユニティ』の続編となっている。舞台は19世紀ロンドン。世界征服を目論むテンプル騎士団の支配に対し、自由を求めて立ち上がる双子の奮闘を描く。

CV:平川大輔
主人公の1人で、エヴィーの双子の弟。派手に暴れる事を好み、猪突猛進で向こう見ずな性格。性格を反映するかのように、専用スキルも直接戦闘向き。無鉄砲でいい加減な面が目立つが、内心には強い正義感も秘めている。
支配下に置かれて困窮するロンドンをテンプル騎士団から解放するため、アサシン教団配下のギャング「ルークス」を結成した立役者。こうした立ち位置であることから、メインミッションはロンドン各地で市民を苦しめる騎士団の手先と対決するものが多い。この反面、エヴィーがメインにしている「エデンのかけら」の探索にはあまり興味を持っていない様子。
エヴィー・フライ(Evie Frye)

CV:嶋村侑
主人公の1人で、ジェイコブの双子の姉。つねに冷静沈着で慎重・論理的、さらに専用スキルもステルス特化と、弟のジェイコブとは様々な面で正反対。
メインミッションは、教団と騎士団の両者が追っている「エデンのかけら」を探し、騎士団と対決していくというもの中心。この反面で、ジェイコブが立ち上げた「ルークス」の面々による騎士団との対決は「無駄で混乱を招くだけのもの」と断じているなど、姉弟ながら方向性は全く違う。
ヘンリー・グリーン(Henry Green)

CV:細谷佳正
アサシン。ロンドンで骨董品店の店主をしながら、密かにアサシンとして活動しているインド人。同シリーズ作品である『クロニクル インディア』の主人公である、アルバーズ・ミアの息子。
アサシンとしての知識と腕は確かで、フライ姉弟にも協力者を紹介したりと顔も広いが、フィールドワークは苦手でミッションに同行することはない。
ジョージ・ウェストハウス(George Westhouse)

フライ姉弟の上司。フライ姉弟の両親であるイーサンとセシリーに強盗から救われたことをきっかけに、アサシン教団に入団したという過去がある。冒頭でフライ姉弟に任務を言い渡すが、二人が勝手にロンドンへ行ってしまったことから、その後の出番はない。
ロンドンの人々
フレデリック・アバーライン(Frederick Abberline)

CV:興津和幸
ロンドン警視庁に所属する刑事で、変装を得意としている。
クララ・オディー(Clara O'Dea)

画像中央がクララ
孤児の少女。元は上流階級世帯の使用人の家で生を受けた。自分と似た境遇の子供たちを集め、実業家として活躍している。
アレクサンダー・グラハム・ベル(Alexander Graham Bell)

CV:寸石和弘
スコットランド出身の発明家で、フライ姉弟には役立つ発明品を渡すなど良くしてくれる。偏向報道をするスターリック電信会社と敵対関係にある。
ネッド・ワイナート(Ned Wynert)

窃盗専門の犯罪組織の一員として活動している泥棒。ブライターズを排除するため、フライ姉弟に協力してくれる。
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目次 - Contents
- 『アサシン クリード シンジケート』の概要
- 『アサシン クリード シンジケート』のあらすじ・ストーリー
- 立ち上がる双子のアサシン
- 双子の衝突と和解
- 最終決戦とロンドンの解放
- 『アサシン クリード シンジケート』のゲームシステム
- 二人の主人公システム
- 産業革命期のロンドンを股に掛けるオープンワールド
- ギャング運営システム
- ロープランチャーによる垂直移動
- 現代編とデータ解析パート
- 『アサシン クリード シンジケート』の登場人物・キャラクター
- アサシン教団関係者
- ジェイコブ・フライ(Jacob Frye)
- エヴィー・フライ(Evie Frye)
- ヘンリー・グリーン(Henry Green)
- ジョージ・ウェストハウス(George Westhouse)
- ロンドンの人々
- フレデリック・アバーライン(Frederick Abberline)
- クララ・オディー(Clara O'Dea)
- アレクサンダー・グラハム・ベル(Alexander Graham Bell)
- ネッド・ワイナート(Ned Wynert)
- ロバート・イグナティウス・トッピング(Robert Ignatius Topping)
- アグネス・マクベイン(Agnes MacBean)
- ナイジェル・バンブル(Nigel Bumble)
- チャールズ・ディケンズ(Charles Dickens)
- チャールズ・ダーウィン(Charles Darwin)
- リチャード・オーウェン(Richard Owen)
- カール・マルクス(Karl Marx)
- フローレンス・ナイチンゲール(Florence Nightingale)
- ベンジャミン・ディズレーリ(Benjamin Disraeli)
- メアリー・アンナ・ディズレーリ(Mary Anne Disraeli)
- ウィリアム・グラッドストン(William Gladstone)
- ドゥリープ・シング(Duleep Singh)
- ヴィクトリア女王(Queen Victoria)
- ヘンリー・レイモンド(Henry Raymond)
- アーティ(Artie)
- ブリンリー・エルズワース(Brinley Ellsworth)
- 敵対組織の人物
- クロフォード・スターリック(Crawford Starrick)
- ルパート・フェリス(Rupert Ferris)
- デイビット・ブルースター(David Brewster)
- ジョン・エリオットソン(John Elliotson)
- ルーシー・ソーン(Lucy Thorne)
- マルコム・ミルナー(Malcolm Millner)
- パール・アタウェイ(Pearl Attaway)
- フィリップ・トゥーペニー(Philip Twopenny)
- マクスウェル・ロス(Maxwell Roth)
- 第7代カーディガン伯爵 ジェームズ・トーマス・ブルデネル(James Thomas Brudenell, 7th Earl of Cardigan)
- バネ足ジャック(Spring-heeled Jack)
- 現代の人物
- ショーン・ヘイスティング(Shaun Hastings)
- レベッカ・クレイン(Rebecca Crane)
- ビショップ(Bishop)
- ガリナ・ヴォロニナ(Galina Voronina)
- イザベル・アーダント(Isabelle Ardant)
- アルヴァーロ・グラマティカ(Álvaro Gramática)
- ユハニ・オッツォ・ベルグ(Juhani Otso Berg)
- ヴァイオレット・ダ・コスタ(Violet da Costa)
- ジュノー(Juno)
- コーンスス(Consus)
- 第一次世界大戦の関係者
- リディア・フライ(Lydia Frye)
- ウィンストン・チャーチル(Winston Churchill)
- 切り裂きジャックの関係者
- 切り裂きジャック(Jack the Ripper)
- ネリー(Nellie)
- オルウィン・オウワーズ(Olwyn Owers)
- アーサー・ウィーヴァースブルック(Arthur Weaversbrook)
- ジョン・ビリングワース(John Billingsworth)
- 『アサシン クリード シンジケート』のアイテム
- 武器
- 仕込み杖
- リボルバー
- ナイフ
- ブラスナックル
- スモークボム
- 回復アイテム
- 医療キット
- その他便利アイテム
- ロープランチャー
- クローク
- ガントレット
- ベルト
- 『アサシン クリード シンジケート』の用語
- 登場する組織
- アサシン教団
- テンプル騎士団
- ルークス
- ブライターズ
- 先駆者関連の用語
- 先駆者
- 最初の意思の使徒(Instruments of the First Will)
- エデンのかけら
- エデンの布
- エデンの果実
- 現代編関連の用語
- アブスターゴ社
- アブスターゴ・フューチャー・テクノロジー
- アニムス
- ヘリックス
- デズモンド・マイルズ計画
- 登場エリア/場所
- ホワイトチャペル
- シティ・オブ・ロンドン
- ウェストミンスター
- サザーク
- ランベス
- サウスワーク
- ザ・ストランド
- ケンジントン
- トレイン・ハイドアウト
- グリーンの屋敷
- 『アサシン クリード シンジケート』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 本作に登場する歴史上の偉人たち