ブラッド・イン ブラッド・アウト(映画)のネタバレ解説・考察まとめ
『ブラッド・イン ブラッド・アウト』とは、1993年に公開されたアメリカ合衆国の映画。タイトルの意味は、「血により入り血により出る」。監督は『愛と青春の旅立ち』で知られるテイラー・ハックフォード、音楽は『ロッキー』シリーズを手がけたビル・コンティが担当した。舞台は、イーストロサンゼルスのメキシコ系アメリカ人居住区。ミクロ、パコ、クルスの3人の青年が織りなす兄弟愛を描いている。
マジック・マイク(演:ヴィクター・リヴァース)
日本語吹替:星野充昭
「ラ・オンダ」の創立メンバーで幹部の一人。絵を描き、タンクトップ姿とヒゲが特徴。ミクロが再収監された際は同じ雑居房で、組が分裂した際は共に協力して戦った。ミクロの右腕的存在。
ボナファイド(演:デルロイ・リンドー)
日本語吹替:小室正幸
黒ゲリラ隊のリーダー。クシに刃物を仕込んで殺しをする。薬の仕入れ先のバーを爆破されたことを根に持っているが、それをミクロに利用されモンタナ殺しの濡れ衣を着せられる。
レッド・ライダー(演:トム・トールズ)
日本語吹替:大友龍三郎
アーリア軍団のリーダー。賭博でマジック・マイクに借金をしているが返す気配がない。「ラ・オンダ」のカルロスを使って薬のビジネスをしている。
ポパイ(演:カルロス・カラスコ)
日本語吹替:稲葉実
「ラ・オンダ」に所属する囚人。外では「ヴァトス」のメンバーで、同じくそのメンバーであるチューイの従兄弟。狡猾な性格で、新入りだったミクロに優しくするふりをして油断させたところを襲う。
ウォレス(演:テディ・ウィルソン)
日本語吹替:清川元夢
刑務所に30年服役しているベテラン囚人。ボナファイトから依頼されたと謀られ「ラ・オンダ」のリーダーであるモンタナを暗殺した。事情聴取の際も口を割らなかった。
ビッグ・アル(演:ラニー・フラハーティ)
日本語吹替:小室正幸
所内で賭博を牛耳る白人。コックの係についており、年に一度の豚肉の日には豚肉を買収していた。新入りだったミクロに目をつけるも色に溺れて隙を見せ殺害される。
デヴェロー看守部長(演:マイク・ジェノヴェーゼ)
サンクエンティン州立刑務所の看守長。ビッグ・アルと共に裏でビジネスをしていた。ミクロをビッグ・アル殺害の犯人と知りながらも自分の名前が書かれた帳簿を握られミクロに利用された。
ライトニング(演:ビリー・ボブ・ソーントン)
サンクエンティン州立刑務所のアーリア軍団メンバー。ミクロの再収監時、借金の取り立てに訪れた際率先して義足をからかった。
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目次 - Contents
- 『ブラッド・イン ブラッド・アウト』の概要
- 『ブラッド・イン ブラッド・アウト』のあらすじ・ストーリー
- 1972年イーストロサンゼルス
- 1973年「スパイダー殺し」のその後
- 1982年ミクロの仮釈放
- 1983年ミクロの再収監
- 『ブラッド・イン ブラッド・アウト』の登場人物・キャラクター
- ミクロ・ヴェルカ(演:ダミアン・チャパ)
- パコ・アギラー(演:ベンジャミン・ブラット)
- クルス・カンデラリア(演:ジェズ・ボレッゴ)
- モンタナ(演:エンリケ・カスティーロ)
- マジック・マイク(演:ヴィクター・リヴァース)
- ボナファイド(演:デルロイ・リンドー)
- レッド・ライダー(演:トム・トールズ)
- ポパイ(演:カルロス・カラスコ)
- ウォレス(演:テディ・ウィルソン)
- ビッグ・アル(演:ラニー・フラハーティ)
- デヴェロー看守部長(演:マイク・ジェノヴェーゼ)
- ライトニング(演:ビリー・ボブ・ソーントン)
- ジェロニモ(演:ダニー・トレホ)
- カルロス(演:ジェフリー・リヴァス)
- アイヴァン・パーネット警部補(演:ヴィング・レイムス)
- スパイダー(演:レイ・オリエル)
- カルメン(演:ルーペ・オンティヴェロス)
- ジェリー(演:リチャード・メイサー)
- 『ブラッド・イン ブラッド・アウト』の用語
- アーリア軍団
- ヴァトス
- 黒ゲリラ隊
- チカーノ
- プントス
- ラ・オンダ
- 『ブラッド・イン ブラッド・アウト』の名言・名セリフ/名シーン・名場面
- ミクロ「問題は肌の色じゃなくて生き方さ」
- 「ラ・オンダ」幹部の分散
- 『ブラッド・イン ブラッド・アウト』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- ダミアン・チャパは本作がデビュー作
- エキストラに本物の囚人を起用
- 映画『ゲットハード』の主人公が劇中で本作に言及
- 『ブラッド・イン ブラッド・アウト』の主題歌・挿入歌
- 主題歌:Los Guitarrones「Blood In... Blood Out (Main Theme)」