ガンダムMk-II(機動戦士Ζガンダム)の徹底解説・考察まとめ
ガンダムMk-IIとは、アニメ『機動戦士Ζガンダム』および『機動戦士ガンダムΖΖ』に登場する、人型兵器「モビルスーツ」の一機で『機動戦士Ζガンダム』の物語前半に主役機を務める。
モビルスーツの外装と骨格を、生き物のように分ける事を可能とした「ムーバブルフレーム」を採用し、革新的な運動性能を得た。地球連邦軍特殊部隊「ティターンズ」にて製造されたが、反地球連邦組織「エゥーゴ」によって全機が奪取されている。
主たるパイロットはカミーユ・ビダン、エマ・シーン、エル・ビアンノ。
宇宙世紀0087年、4月。
エゥーゴによる地球連邦軍本部、南米ジャブロー攻撃作戦開始。
この際、宇宙空間から南米を目標にして降下するエゥーゴを狙って、ティターンズが来襲。アーガマは大気圏突入までの迎撃を開始し、本機はその任務を帯びて出撃。
ティターンズのエースパイロット「ジェリド・メサ」および連邦軍のエースパイロット「ライラ・ミラ・ライラ」の各モビルスーツと激しい戦闘になるが、本機のパイロット、カミーユ・ビダンの奮戦によりこれを撃退。大気圏突入するエゥーゴの友軍防衛に成功する。
同時に本機も大気圏へ突入するが、大気圏突入装備「フライングアーマー」を使用する事で無事着陸した。
宇宙世紀0087年、5月。
エゥーゴの地球連邦軍本部ジャブロー基地攻撃作戦に参加。同基地を防衛する連邦軍のモビルスーツと戦闘になるが、それらはどれも一年戦争時の旧式機体であり、本機の相手になるものではなかった。
連邦軍の重要地点のはずであるのに、手薄すぎるその防衛体制に訝しんでいると、やがてジャブロー基地は核兵器による自爆準備に入っていた事が明らかになった。
罠を仕掛けられたのである。これに気づいたエゥーゴは攻撃作戦を即座に中止。撤退戦に切り替え、本機もこれへ引き続き参加。アーガマ含め一部のエゥーゴ友軍の離脱に貢献した。
宇宙世紀0087年、6月。
地球ホンコン・シティにて地球連邦軍モビルアーマー「サイコガンダム」と交戦。しかし本機のパイロット、カミーユ・ビダンのニュータイプ能力と、サイコガンダムの強化人間パイロット「フォウ・ムラサメ」の強化された感知能力がお互いの存在を認識させ、戦闘を中止する。この二名のパイロットは戦闘以前に互いの素性を良く知らないまま遭遇しており、男女の仲になっていた事が理由とされている。
フォウは連邦軍を裏切り、サイコガンダムで自身の司令部だった連邦軍輸送機「スードリ」へ特攻。両者共々破壊された。本機はサイコガンダムに守られる形となり、無事ホンコン・シティをアーガマと共に離脱している。
宇宙世紀0087年、8月。
月面基地フォン・ブラウンに寄港したアーガマへ、新型モビルスーツ「Ζガンダム」が配備される。本機のパイロットであったカミーユ・ビダン自身もΖガンダムの開発に携わっていたため、すぐに乗り換えが行われ、本機のパイロット枠は空席となった。
その穴は、かつてティターンズにて本機の運用試験を行っており、現在はティターンズを裏切り、エゥーゴ所属のパイロットとなっていた「エマ・シーン」によって埋められる事となった。
なお、エマ自身がアーガマの乗組員であったため、本機の配備先は変わらずアーガマ所属のままである。
グリプス戦役終盤~第一次ネオ・ジオン抗争終結
宇宙世紀0088年、2月。
エゥーゴ、ティターンズ、アクシズの三勢力による三つ巴戦が、コロニーレーザー「グリプス2」の争奪戦という形で勃発。コロニーレーザーはその名の通り、スペースコロニーを改造したレーザー砲であり、ひとたび発射されれば艦隊をまるごと消滅させられる兵器であり、所有するだけで大きな戦略的優位を確立できる代物であった。
製造したのがティターンズであったため、エゥーゴとアクシズは一時停戦してこれを共同で奪取。その後に、アクシズが力ずくで所有権を主張したが、すぐさまエゥーゴによって同じく、力ずくで奪取される。
この三つ巴戦に、アーガマはエゥーゴ配下として参戦しており、本機も戦闘任務を帯びて出撃した。
しかし、その最中で本機はティターンズのモビルスーツ「パラス・アテネ」との交戦で中破。同時に、パイロットのエマ・シーン死亡によりコントロールを失い、宇宙空間を漂流。友軍に回収されるまで放置される事となった。
宇宙世紀0088年、3月。
グリプス戦役終結。
本機はパイロットを失い、宇宙空間を漂流している所をエゥーゴのアーガマ所属パイロット「ファ・ユイリィ」によって発見され、回収される。その後、修理を受けてアーガマへ再配備された。
しかしグリプス戦役にてカミーユ・ビダンは廃人化、エマ・シーンは戦死し、他の無名クルーも含めアーガマからは多くの乗組員が失われており、本機のパイロットを務められる人間がいなかった。
そこで、アーガマがコロニー・シャングリラへ寄港した際に、侵入してきた民間人のひとり「エル・ビアンノ」をアーガマ乗組員として登用し、彼女を本機専属パイロットとする。
前後して、エゥーゴおよび地球連邦軍とアクシズの戦いとなる第一次ネオ・ジオン抗争が勃発。本機はエルの愛機となり、引き続きアーガマ所属のモビルスーツとして運用されていった。
宇宙世紀0088年、11月。
エゥーゴの新造艦、ネェル・アーガマ就航。アーガマの多くの乗組員がネェル・アーガマに移動していく中、本機もまた僚機「ΖΖガンダム」および「Ζガンダム」と共に、アーガマからネェル・アーガマへ所属が変更される。
以降、ネェル・アーガマ所属機として、主にΖΖガンダムのサポート任務に就いた。
宇宙世紀0089年、1月。
エゥーゴとアクシズによる決戦にネェル・アーガマ所属機として参加。
ロールアウトからたったの2年に過ぎないが、この時期は技術革新が凄まじい勢いであり、この頃には既に本機は旧式機となっていた。
しかし、パイロットのエルは本機をよく操縦し僚機と共に「宇宙要塞アクシズ」にてアクシズ軍と交戦し、戦闘終了までパイロット共々無事、戦い抜いた。
そして第一次ネオ・ジオン抗争終結。それと共に、エルは軍属を辞してネェル・アーガマを降り、故郷のコロニー・シャングリラに戻る。
こうして再びパイロット不在となった本機だが、その後の消息は不明となっている。
ガンダムMk-IIの名シーン・名場面
アイキャッチ:迫るガンダムMk-II
ガンダムMk-IIは『機動戦士Ζガンダム』で物語前半こそ主役機を務めているが、しかしその名が作品のタイトルにはなっていない事からも解るように、最初からΖガンダムに主役の座を明け渡す事が決まっていた。
そのため、Ζガンダム登場以前も主役機の割にはいまいち活躍が地味であり、Ζガンダム登場後は完全に脇役になってしまう。
そして『機動戦士ガンダムΖΖ』の頃には、ファンからも「ΖΖの劇中で、Mk-IIがなにしてたか覚えていない位地味」とまで言われてしまうほどに存在感が薄くなるなど、物語序盤の主役とは思えないほど出番・演出的に冷遇されているモビルスーツである。
しかし『機動戦士Ζガンダム』において、Ζガンダムが登場するまではCM前のアイキャッチに本機が登場しており、鋭いBGMと共に画面手前に迫ってくる本機は迫力があり、ファンからの人気の高いカットのひとつとして数えられている。
事実、アイキャッチに登場するモビルスーツがΖガンダムに交代した後も、アイキャッチの構図自体はそのまま流用されており、人気が高いカットであった事を証明している。
ジャブロー降下戦:Mk-IIキック
ジャブロー攻撃戦のために大気圏へ降下していくアーガマを狙ってきたティターンズとの戦闘の一幕である。
ライラ・ミラ・ライラ操る「ガルバルディβ」に大して、カミーユ・ビダンは本機の機動性を存分に活かし、宇宙空間を駆けめぐるとその勢いのまま、機体の脚を大きく振り上げさせて盛大な回し蹴りを見舞った。
モビルスーツが人型であるからこそ可能な戦闘方法であり、また迫力のある白兵戦ならぬ肉弾戦の様相に視聴者は釘付けになり、模型などでも本シーンが再現できるようになっている事が多い。
なお、本シーンは劇場版の『機動戦士Ζガンダム A New Translation』のものである。
対パラス・アテネ戦:相打ち
ティターンズの選民的な思想に愛想が尽き、これを裏切ってエゥーゴへ参加したエマ・シーン。
エゥーゴの男達に愛想を尽かして、これを裏切ってティターンズへ参加したレコア・ロンド。
堅物の女エマ。
恋多き女のレコア。
旧式のモビルスーツ、ガンダムMk-II(エマの乗機)。
最新式のモビルスーツ、パラス・アテネ(レコアの乗機)。
なにもかも正反対の二人は、最終的に宿敵同士となり、決戦に及ぶ。以下その際のエマとレコアの応酬時のセリフ。
エマ「みんなは感じたのよ。そしてみんな、あの二人のために心の中で泣いたわ。でもね、レコアさん。あなたが死んでも誰も泣いてくれないんじゃない? それでいいの?」
レコア「誰もいなくていい、それが私の選んだ道よ」
エマ「強がらないで、レコアさん。あなたは、女でありすぎたわ!」
レコア「そうよ、私は女よ! だから今ここにいる、あなたの敵になった!」
エマ「レコア!」
レコア「だから戦うのよ! 人の生き方はそれぞれ。他人の干渉など!」
カミーユ「レコア、エマ! やめるんだ、二人とも!」
レコア「エマ中尉、分かってよ。男たちは戦いばかりで、女を道具に使うことしか思いつかない。もしくは、女を辱めることしか知らないのよ!」
レコア叫びの瞬間、ガンダムMk-IIとパラス・アテネは相打ちになる。パイロットが死んだのはパラス・アテネの方だった。
しかし、女として聞き捨てならぬレコア最期の言葉を、エマは反芻する。
エマ「辱められたって? レコア・ロンド」
そうつぶやいたエマは、うかつにもガンダムMk-IIから降りて宇宙空間に出てしまう。
そして、それが彼女の最期の瞬間でもあった。パラス・アテネの残骸を、ティターンズのヤザン・ゲーブルが乗機ハンブラビのビームで焼いたのである。エマは、その爆発に巻き込まれてレコアの後を追う事になった。
主を失ったガンダムMk-IIが、このままグリプス戦役終戦まで完全に破壊される事もなく宇宙空間を漂い、回収の時を待つ事になるのを決定づけるシーンでもある。
ガンダムMk-IIの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
弱体化からの万能役者化
本機は主役の座をΖガンダムに明け渡す事が、最初から確約されてしまっていた、悲運のモビルスーツである。
それだけでも十分、悲哀を誘う存在なのだが『機動戦士Ζガンダム』で登場以降、追加装備などで強くなったのは一度きりで、その後はどんどん弱くなり、あまつさえ「それほど大したモビルスーツではなかった」という存在に貶められていっている。
例えば『機動戦士Ζガンダム』の放映当時は、本機は一度に20の標的を同時ロックオンする事が可能だとされていたのだが、その後、ゲームやプラモデルなどで本機が解説される際、ロックオンの事はまったく言及されなくなり、形骸化した設定になってしまった。
また、作中でもΖガンダムの配備、その次にΖΖガンダムの配備と、新型機が現れるたびに相対的に旧式化してしまう。そして、せっかく登場した専用サポート機のGディフェンサーも途中退場した結果スーパーガンダムへ合体できなくなっている。
そして主役機という看板も外された結果「ガンダム」であるにも関わらず、取り立てて活躍の演出をしてもらえなくなり、評価点は「基本性能は優秀で、操縦が容易い」などと、まるで練習機のような扱いをされてしまっていた。
総じて「強いガンダム」ではないために、特に低年齢層ガンダムファンからの人気は芳しくない。
その代わりに一部の、特に高年齢層ガンダムファンの間では、味方役でも敵役でもこなす事が可能で、さらに主役も脇役もこなすという万能役者ぶりが評価されている。
さらに『機動戦士ガンダムUC 獅子の帰還』にも改修機が登場するなど、試作型にして量産型モビルスーツ的な演出も可能であり、先代のRX-78-2 ガンダムでは「存在感が強すぎて演じられない」役目もあっさりこなすという、いぶし銀の活躍が密かな人気を集めている。
前作から世界観を繋いだ
本機のデザインは流線的なデザインのモビルスーツが多い『機動戦士Ζガンダム』の登場機体としては、前作『機動戦士ガンダム』に登場するRX-78-2 ガンダムにほぼ近い、箱形ロボットのデザインをしている。
特に後半主役機のΖガンダムに比べると、同じ世界の機械なのだろうかと疑ってしまうほどにデザインが異なっている。
こうなった理由は、Ζガンダムのデザイン決定稿がなかなか出てこなかった事と、ガンダムシリーズの玩具販売で利益を上げているバンダイ上層部の人間が「あまり前作から登場モビルスーツのデザインを変えてしまうと"ガンダムの続編だ"という事に期待していた視聴者が離れて、玩具販売が滞るのではないか」と危惧を感じた事による。
これらの理由で『機動戦士Ζガンダム』の前半主役機は、RX-78-2 ガンダムにそっくりなモビルスーツを配役させる事で視聴者の離反を防ぎ、そして彼らが『機動戦士Ζガンダム』のメカニックデザインに慣れた頃に真打ちのΖガンダムを登場させようと相成ったわけである。
すなわち本機は『機動戦士ガンダム』と『機動戦士Ζガンダム』の世界観を繋ぐ橋渡しの役割を担っていた。
その意味において『機動戦士Ζガンダム』放映当時における前半主役機という本機の役割は、放映終了後に本機が担った脇役的なものとは別格であり、まさにガンダムMk-IIにしかできない役目だったのである。
Related Articles関連記事
ガンダムシリーズの宇宙世紀年表まとめ
宇宙世紀とは『機動戦士ガンダム』から『G-SAVIOUR』までの作品間に存在する、架空の歴史である。 いわゆる戦記の体裁を採用しており、主に上記作品群の劇中で描かれた戦争をはじめとした、国家および組織間の闘争に年月を当てはめ、あたかも本当にガンダムワールドの歴史が続いているかのように楽しむ事を可能とした設定となっている。 反面、宇宙世紀のガンダムシリーズは年表に基づいた作劇を行うため、この設定を知らないと作品を理解する事が難しくなるという難点も抱えている。
Read Article
機動戦士Ζガンダム(ゼータガンダム)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士Ζガンダム』とは、1985年から1986年にかけて日本サンライズによって制作・放送されたロボットアニメ。全50話で略称は「Ζ(ゼータ)」。 一年戦争終結から7年、地球連邦軍は増長したエリート組織ティターンズと反地球連邦組織エゥーゴが内紛状態に陥っていた。学生だったカミーユ・ビダンはその抗争に巻き込まれる中で、様々な出会いや別れ、戦いを経験し、新たなニュータイプとして覚醒していく。
Read Article
機動戦士ガンダムΖΖ(ダブルゼータ)のネタバレ解説・考察まとめ
『機動戦士ガンダムΖΖ』とはガンダムシリーズの3作目として1986年3月~1987年1月に放映された。スペース・コロニー「サイド1」でジャンク屋を営んでいた「ジュドー・アーシタ」は前作Z(ゼータ)ガンダムの主人公「カミーユ・ビダン」との邂逅によりニュータイプとして目覚めたことをきっかけにモビルスーツのパイロットとして戦火へと身を投じてゆく。
Read Article
機動戦士Ζガンダム(ゼータ)の名言・名セリフ/名シーン・名場面まとめ
機動戦士Ζガンダムは富野由悠季原作のTVアニメ。前作である機動戦士ガンダムから数年後が舞台となっており、登場人物やMS(モビルスーツ)は刷新され、前作の登場人物は年齢を重ねて再登場している。前作とは違い、エゥーゴ対ティターンズという地球連邦を母体とする2つの勢力抗争、そしてジオンの残党であるアクシズの三つ巴による同盟・裏切りなどの複雑な展開は様々な名言を残している。
Read Article
Ζガンダム(モビルスーツ)の徹底解説・考察まとめ
Ζガンダム(ゼータガンダム)とは、アニメ『機動戦士Ζガンダム』の主役機であり、ウェイブライダー(戦闘機)形態への変形機能を有する可変型モビルスーツである。 機動力を特色としたバランスの良い機体で、同世代では最強クラスの性能を誇る。ただし操縦性は悪く、パイロットにも高い資質が求められる。 また、バイオセンサーというニュータイプ(宇宙進出で感知力を増大した人種)の精神波に反応し、それを力に変えるシステムが搭載されており、パイロット次第ではスペック以上の性能を発揮する。
Read Article
カミーユ・ビダン(機動戦士Ζガンダム)の徹底解説・考察まとめ
カミーユ・ビダンとは『機動戦士Ζガンダム』に登場するキャラクターで、ガンダムシリーズで最高のニュータイプ(宇宙進出で超感知力を得た人類)能力を持った少年。 先の戦争で地球連邦に敗北したジオン残党狩りを目的とした特殊部隊ティターンズに反感を持ち、その配備モビルスーツ「ガンダムMk-II」を奪い、反連邦組織エゥーゴに参加し軍属となる。 後に「Ζガンダム」に乗り換え戦局を渡り歩くも、最終決戦で宿敵パプテマス・シロッコを倒すため精神をオーバーロードさせ、廃人になってしまった。
Read Article
ΖΖガンダム(モビルスーツ)の徹底解説・考察まとめ
ΖΖガンダム(ダブルゼータガンダム)とはアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』の主役機であり、多段変形合体機能に加えて、重武装を誇る恐竜的進化を遂げたモビルスーツである。 凄まじい戦闘能力を誇り、単機で戦局を変えうる可能性をも秘めている。 地球連邦軍およびエゥーゴと、ネオ・ジオンの戦いとなる、第一次ネオ・ジオン抗争の最中に地球連邦軍・エゥーゴの切り札として投入された。主なパイロットはジュドー・アーシタ。
Read Article
ハサウェイ・ノア(機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ)の徹底解説・考察まとめ
ハサウェイ・ノアとはアニメおよび小説『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』で主役を務めた、宇宙世紀ガンダムシリーズの登場キャラクターである。 初出は『機動戦士Ζガンダム』で、物心つく前の子どもとして描かれた後『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』で初恋の少女クェス・パラヤと悲劇的な別れを経験。 それが元となって、世直しの大義を掲げテロリストの道へ走り、最後には処刑されるという数奇な運命を辿った人物である。
Read Article
シャア・アズナブル(機動戦士ガンダム)の徹底解説・考察まとめ
シャア・アズナブルとは、「機動戦士ガンダムシリーズ」に登場するキャラクターである。 天才的なパイロットにしてシリーズの初代主人公「アムロ・レイ」のライバルであり、同時に謀略家としての一面を持つ。常に仮面で顔を隠しているが、アムロにとっての敵でもあるジオン公国、それを統べるザビ家への復讐を胸に秘める。そのため時にアムロたちを利用し、時に手柄として付け狙い、やがて壮絶な私闘を繰り広げていくこととなる。 そのミステリアスな雰囲気と華々しい活躍から、シリーズ全体でも屈指の人気キャラクターである。
Read Article
RX-78-2 ガンダム(機動戦士ガンダム)の徹底解説・考察まとめ
RX-78-2 ガンダムとは、アニメ『機動戦士ガンダム』に登場する人型機動兵器「モビルスーツ」の一機にして、同作の主役機である。 敵対するジオン公国軍のモビルスーツ開発に後れを取った、地球連邦軍によるモビルスーツ開発・配備計画「V作戦」の一貫として製造された試作機。あらゆるコストを度外視して設計・製造されたため非常に高性能であり、戦艦の主砲並の威力を持つビーム兵器「ビームライフル」を運用できる。 主たるパイロットはアムロ・レイ。
Read Article
ジュドー・アーシタ(機動戦士ガンダムΖΖ)の徹底解説・考察まとめ
ジュドー・アーシタとは、テレビアニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』の主役であり、それまでのガンダムシリーズでは描かれてこなかった明るく元気な性格を持つニュータイプ(宇宙進出で感知能力を増大させた人種)である。 ジャンク屋として生活していたが、Ζガンダムのパイロットになり、後にΖΖガンダムを受領しつつ、エゥーゴおよび地球連邦軍と、ネオ・ジオン軍の戦いである第一次ネオ・ジオン抗争を戦い抜いた。
Read Article
ガンダムシリーズの仮面キャラ・仮面の人まとめ
『機動戦士ガンダム』を第一作とするガンダムシリーズには、素顔を仮面やマスク、サングラスなどで隠した仮面キャラが登場する。ここでは、ガンダムシリーズにたびたび登場する仮面キャラ・仮面の人を一覧でまとめた。ガンダムの代名詞とも言える有名キャラクター「シャア・アズナブル」や、「歴代仮面キャラの中で最も腹黒い」とまで言われた「マクギリス・ファリド」などを紹介している。
Read Article
ガンダムシリーズの歴代OP・ED主題歌・挿入歌まとめ
ガンダムシリーズの主題歌・挿入歌を「宇宙世紀」、「アナザーガンダム」、「外伝作品」の3種に分けて一挙に紹介する。同シリーズは日本のアニメ文化を代表する作品の1つであり、その人気も知名度も非常に高い。それだけに作品の顔とも呼べるOPやEDの曲を任されるアーティストは実力派ぞろいで、時に華々しく時に切なく物語を盛り上げてきた。
Read Article
「殴ってなにが悪い?」 「Ζガンダム」における殴られランキング&画像まとめ
テレビアニメ「Ζガンダム」では、様々な場面で殴る&殴られるシーンがあります(ガンダムアニメでは作品に限らず、よくあることですが)。今回は「Ζガンダム」で殴られた人たちのシーンをまとめてみました。「殴ってなにが悪い!!」(byブライト・ノア)
Read Article
今年で30周年の1986年のアニメ作品10本
今年2016年は、「聖闘士星矢」「ドラゴンボール」などの作品の、30周年にあたる。アニメも含め少年ジャンプの黄金時代と言えるだろう。一方で、リアルロボットアニメを中心としたアニメブームは終わり、オリジナル作品は衰え、「ジ・アニメ」「マイアニメ」といったアニメ誌が廃刊していくという時代でもあった。そんな時代を代表する、10本の作品を選んでみた。
Read Article
機動戦士ガンダムΖΖ入門(メカ編)
1986年に日本サンライズにより制作された、「機動戦士ガンダムΖΖ」は今年で放送開始から30周年となる。富野監督本人による評価もいまひとつで、いささか微妙な位置づけの作品だ。しかし、ユニークなキャラクターやメカニクスは独特の魅力もあり、ユニコーンガンダムにも繋がる設定もある。そんな「ΖΖ」を「10種のメカ」という視点から紹介したい。
Read Article
ガンダムの攻撃用兵器「ファンネル」を防衛庁が開発か!?
アニメ『機動戦士Ζガンダム』で登場した攻撃用兵器「ファンネル」。なんとこの兵器の開発に防衛庁が着手したというニュースが入り、ガンダムファンを驚かせました。ここでは気になるニュースの詳細や、ファンネルの動画、ネットの反応などをまとめています。
Read Article
アニメ「ガンダム」シリーズにおける顔パロディ
アニメ「ガンダム」シリーズでは、過度な感情表現から、普段はまともなキャラクターたちの顔がとんでもないことになるシーンが多々あります。あの味方からあの敵キャラだけでなく、油断しているところで思わず変顔になっている場面など、見ているだけでとにかく笑えます。今回はそんないろんな「パロディ顔」を集めてみました。
Read Article
いろんなハロまとめ【機動戦士ガンダムシリーズ】
機動戦士ガンダムシリーズに登場するマスコット的キャラクター「ハロ」。ハロは初期の頃、アムロにコロコロくっついていたりしていましたよね。そんなハロですが、時代とともに目つきや性格が変わったり、色が変わったりと、常に変化しているのです。今回は、そんなハロをいろいろまとめてみました。
Read Article
ザズゴググング!? シャア・アズナブルが駆るMSたち!
シャア・アズナブルといえば、ガンダムの有名なライバルキャラです。 しかし、そのシャアが乗ったMSすべてを知るというのは難しいことでしょう。 というわけで、シャア・アズナブルが乗ったMSと、そしてそれと関連するMSたちを紹介したいと思います。
Read Article
当たらなければどうということはない!シャア・アズナブル少佐の名言・名セリフまとめ
シャア・アズナブルとは、『機動戦士ガンダム』シリーズの記念すべき初代作品に登場した、主人公アムロの永遠のライバルだ。アムロの敵であるジオン公国に復讐を誓いつつもアムロと敵対し、壮絶な決闘を繰り広げるシャアには、クールな名言が数多く存在する。ここではシャアの名言・名セリフをまとめた。
Read Article
あまり知られていないガンダムシリーズの裏設定・都市伝説集
大人から子供まで多くのファンを持つ大人気のガンダムシリーズ。今回はあまり知られていないガンダムシリーズの裏設定・都市伝説・小ネタ・トリビアをお届けしていきます。知っていればより楽しめること間違いなしです。
Read Article
《クイズ形式》あなたは読める!?ロボット作品の独特な読み方
「機動戦士ガンダム」を主に、日本では様々なロボットアニメや漫画が人気を博していますよね。しかし、そんな中で度々出てくるのが、その独特な読み方の数々。それはもはや、《読めない=知らない=にわかファン》と言われても言い返せないほどです。今回はそんな独特な読み方をする作品からワードを集めて、クイズ&面白くまとめてみました。
Read Article
【面白い】どこか笑えるゲームの暴言メッセまとめ!
オンラインゲームなどで自分に向けて暴言や誹謗中傷されると大変悲しく嫌な気持ちになるのは間違いないですよね。しかし中にはただの暴言だけでなく、どこかユーモア溢れた笑えるものがあるのもまた事実。今回はそんなセンス抜群?な暴言メッセージを紹介していきます。
Read Article
機動戦士ガンダムシリーズのちょっとした豆知識
機動戦士ガンダムシリーズには、各シリーズに様々な豆知識が存在します。今回は、いろいろな作品から抜粋して、簡単にまとめてみました。これを機に、ガンダムシリーズの豆知識やトリビアを探してみると、面白いかもしれませんね。(※諸説あります)
Read Article
【ガンダムシリーズ】フルHD!PC・スマホ向けの壁紙特集!
1979年の初代以来、根強いファンを獲得し続けているガンダムシリーズ。ゲームやプラモデルなどの商品化もされていることから、その人気のすさまじさがわかりますね。この記事では、そんなガンダムシリーズの壁紙をたくさん集めました。カッコイイ機体をいつでも自分のPCやスマホで見られると思ったら、それだけでワクワクしてきちゃいますね!
Read Article
最新!ハマる家庭用カードゲームまとめ
カードゲームしてますか?カードゲームはシリーズやメーカーによって、様々なタクティクスを必要とするので、非常にやりごたえのあるゲームです。今回は最新の3DSやPSPなどで楽しめる家庭用ゲーム機で遊べるカードゲームをご紹介します。カードゲーム好きの方なら必見、そうでない方でもカード集めるのは面倒だけどソフト化されているものなら、大金払わなくてもガッツリ遊べますよb
Read Article
ガンダムシリーズの歴代主人公一覧!アムロから三日月まで紹介!
1979年から続く人気ロボットアニメ『ガンダムシリーズ』で、主人公を務めたキャラクターをまとめて紹介する。根暗なオタク少年からジャンク屋、普通の学生、格闘家、テロリスト、少年兵まで、それぞれに魅力的なキャラクターばかりである。
Read Article
SDガンダムBB戦士の画像まとめ!
ガンダムシリーズのモビルスーツをデフォルメ化した、SDガンダムのプラモデルシリーズBB戦士をナンバー順に紹介します!1987年に発売開始され、今も続く人気シリーズについて徹底解説していきます。
Read Article
「機動戦士ガンダム」宇宙世紀シリーズの時系列順まとめ!
初代の登場から半世紀近く経った今でも多くのファンを獲得している『機動戦士ガンダム』シリーズ。その中にもさらに種類があって、大きく分けると「宇宙世紀」シリーズと「アナザーガンダム」があります。この記事では宇宙世紀シリーズを中心に、作品がどう絡み合っているのか、作中で起こった出来事などを時系列順で解説していきます。ガンダム好きの方は必見!
Read Article
プラモデルでは味わえない重量感!「METAL BUILD」シリーズの最新ガンダム3選!
ガンダム関連の玩具は色々と発売されていますが、今回オススメするのは「METAL BUILD」シリーズ!文字通りMETAL=金属で作られた可動フィギュアです。このシリーズは金属の重量感とフィギュアとしての可動性、そしてそれらを活かした独特のデザインアレンジでガンプラとは一味違った高級感があります。今回、新発売のものを中心に最新の3点をご紹介します!
Read Article
①最近のアッガイ・アッガイさんアニメ・漫画まとめ
「ガンダム」でお馴染みのアッガイ・アッガイさんですが、近年ではその爆発的(?)な人気のため、いろいろなアニメ。漫画が制作・販売されているのはご存知でしょうか?アニメの脇役から、主人公:アッガイの漫画など、その他パロディーなど当たり前!そんなアッガイ・アッガイさんの勇姿をとくとご覧あれ!ww
Read Article
「ガンダムシリーズ」ジオン公国軍の戦艦種類まとめ!こんなにたくさん!
『ガンダムシリーズ』のジオン公国軍が保有している戦艦について紹介しています。種類がとてもたくさんあって全部覚えるのは大変そうですが、これを読めばもっと作品鑑賞を楽しめることは間違いないでしょう。
Read Article
「ガンダムシリーズ」ティターンズとエゥーゴの戦艦まとめ!グリプス戦役や第一次ネオ・ジオン抗争で活躍
『ガンダムシリーズ』のティターンズとエゥーゴの戦艦についてまとめました。グリプス戦役や第一次ネオ・ジオン抗争で活躍したものばかり!作品ファンならぜひともチェックしておきたいですね。
Read Article
【ガンダムシリーズ】壁紙に最適!歴代モビルスーツの画像まとめ
1979年に初代ガンダムが放送されて以来、これまでに様々な新作が発表されてきた『機動戦士ガンダム』シリーズ。基本カラーの青・白・赤のトリコロールが印象的ですよね。この記事では、そんな大人気シリーズのモビルスーツを中心に、壁紙にピッタリな画像を厳選してまとめました。全部サイコーにカッコイイから、どれを選べばいいか逆に迷っちゃうかも!?
Read Article
一年戦争に登場したガンダムとガンダムタイプのモビルスーツまとめ
『機動戦士ガンダム』シリーズといえば、かっこいいメカや人型ロボット「ガンダム」が登場することで有名ですよね。作中のエピソードである「一年戦争」には、一体どんなガンダムが登場していたのでしょうか。この記事でまとめました。もしあなたがおじさま世代の方なら、きっと懐かしい気持ちになれることでしょう。
Read Article
タグ - Tags
目次 - Contents
- ガンダムMk-IIの概要
- ガンダムMk-IIの機体スペック
- ガンダムMk-IIの機体バリエーション
- ガンダムMk-II(ティターンズカラー)
- スーパーガンダム(Mk-IIディフェンサー)
- フルアーマーガンダムMk-II
- アーマードガンダムMk-II
- ガンダムMk-II(メガラニカ所属機)
- ガンダムMk-II 試作0号機(プロトタイプガンダムMk-II)
- バーザム
- ガンダムMk-IIの兵装・特殊装備
- 固定兵装
- ビームサーベル
- オプション兵装
- バルカンポッド
- ビームライフル
- ハイパーバズーカ
- ロングライフル
- 防護装備
- 専用シールド
- 大気圏突入用装備
- フライングアーマー
- ガンダムMk-IIのパイロット・関連人物
- カミーユ・ビダン
- エマ・シーン
- エル・ビアンノ
- フランクリン・ビダン
- ガンダムMk-IIの戦歴・活躍
- ロールアウト~エゥーゴによる強奪まで
- グリプス戦役序盤~中盤
- グリプス戦役終盤~第一次ネオ・ジオン抗争終結
- ガンダムMk-IIの名シーン・名場面
- アイキャッチ:迫るガンダムMk-II
- ジャブロー降下戦:Mk-IIキック
- 対パラス・アテネ戦:相打ち
- ガンダムMk-IIの裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 弱体化からの万能役者化
- 前作から世界観を繋いだ