Fortnite(フォートナイト)のネタバレ解説・考察まとめ

『Fortnite』とは、米国Epic Games社によって開発・配信された基本無料の三人称視点のオンライン対戦型シューティングバトルロイヤルゲームである。合計100人の同時接続プレイヤーが一つの島に降り立ち最後の1人になるまで戦い抜く。建築システムを採用しており、プレイヤーは島内へ自由に構造物を建築する事ができる。陣取り・カバーの取り合いによる銃撃戦のみならず、いかに素早く建築をこなして有利を得るかを争う「建築合戦」が醍醐味。有料でストラテジーゲーム「世界を救え」も遊ぶことができる。

キャッチコピーは「厳冬期の訪れ」である。
シーズン6からの繋がりは、島にわずか残された正六面体の残骸程度で、不明瞭となった。

シーズン開始当初は、島はシーズン3以前のものに近い形に戻っていたが、日本時間2019年1月20日午前4時、突如としてバトルロイヤル中の島に異変が発生。空中にフードをかぶった謎の人物「アイスキング」が現れ、巨大な幻影をまとう。

その幻影が腕を数度振り回すと、島の海上から猛吹雪が押し寄せ、あっという間に島全域を白銀の世界へ変えてしまった。
その後の島には、あちこちに雪だるまを模した構造物などが配置され、シーズン5、6とは一転して、楽しげなパーティームードに包まれた。

シーズン8「×印の示す場所」

シーズン8のキャッチコピーは「×印の示す場所」 である。
夏が到来し、シーズン7で島全域を覆った雪は溶けた。
今度のアップデートは、海賊アドベンチャー映画のようなお宝探しの大活劇を意識したもので、まず島の火山が大噴火。
あちこちに溶岩だまりができたかと思うと、周囲に密林や入り江が出現。海賊船も現れた。

どうやら島のあちこちに、お宝が隠されているらしい。
プレイヤー達は、お宝を探し求めつつ島のあちこちで発掘作業もはじめて、やがて島の湖から謎の超科学で作られたと思しき古代遺跡が出現。
しかし、その正体を探る間もなく、再び火山が大噴火。島の街に火山弾が降り注ぎ災害が起きてしまう。

シーズン9「未来はあなたの手に」

「未来はあなたの手に」がキャッチコピー。
物語はシーズン8の終わりから直接繋がる。
シーズン開始を宣伝するトレイラームービーでは降り注ぐ火山弾から逃げまどい、一人の青年ジョンジーと一体のバナナ人間ピーリーが、街の地下シェルターへ逃げ込む。

やがて時は経ち、ジョンジーが漂流したロビンソン・クルーソーの様な姿となった頃(なお、ピーリーは彼の手でジュースにされてしまった)外の世界で生き延びていた者がシェルターの扉を開ける。
解き放たれたジョンジーが見た世界は、見事に復興し先進の科学技術で大発展を遂げた街の姿だった。
どうやら、湖で発掘された古代遺跡のエネルギーを利用しているらしく、巨大なエネルギーケーブルが遺跡と街を繋いでいる。

しかしシーズンの終わりに、一つ目の巨大怪獣が島を襲撃。これを迎撃するため、島からは巨大ロボ「ピンクのメカクマちゃん」が出撃するが、苦戦。逆転のため、遺跡のエネルギー源であるらしき球体を引き抜く事でエネルギーを充填し怪獣を退けた。

シーズンX「時空を超えて」

「シーズンエックス」ではなく「シーズン10」である。

チャプター1の最終シーズン。
キャッチコピーは「時空を超えて」となっている。
シーズン9でピンクのクマちゃんロボが遺跡から引き抜いた球体はそのままにされていたが、やがて球体が不安定になり爆発を起こしてしまう。
すると、周辺のあらゆるものが次元の狭間に呑み込まれていく。その真っ直中にいた一人の青年も次元の狭間をさまよい、やがて外の世界へ吐き出される。
吐き出された先はいつもの島だ。
しかし、なんと青年の目の前には、今まさに落ちんとしている隕石があるではないか。驚愕した青年だったが、不思議な事に隕石は微動だにしていない。どうやら、その周辺だけ時が止まっている様なのだ。

トレイラームービーの後、プレイヤー達がバトルロイヤルを開始すると、どうやら静止した隕石はシーズン4の始まりに落ちて、大きなクレーターを作った隕石である事が判明する。
なぜなら、クレーターのあった場所は隕石が落ちる前の姿に戻っていたからだ。

「あの遺跡の球体の爆発で、世界が過去に戻ってしまったのだろうか」と、疑問を抱くプレイヤー達が島を巡っていくと、過去に戻っているのは島の一部分だけで、それ以外は元のままである事も判明する。
また、遺跡の球体があった場所に行ってみると、そこも爆発する直前に時が巻き戻って、隕石と同じように時が止まっていた。

やがて「ビジター」という人物の調査によってこの世界はシーズン1から9までの世界をループしていた事が明らかになり、このシーズンXの世界はビジターがループから脱出するために動いた結果の世界だという事も判明。
そのためにビジターによって遺跡の球体は爆発させられた様だった。この事実から球体が爆発した場所は「ゼロポイント」と呼ばれるようになる。

だがビジターの行動はそれで終わりではなかった。
シーズンXの終わりの日、バトルロイヤルの最中で時が止まっていた隕石が突如、次元の狭間に呑み込まれる。島から隕石が消えたと思ったのも束の間、隕石はゼロポイントの真上へワープ。そして隕石の時間が動き出し、ゼロポイントへ直撃する。

その衝撃によってブラックホールが生成され『Fortnite』の世界すべてのものを呑み込んでいき、ゲームそのものが停止してしまうという形でシーズン10、そしてチャプター1は終わりを迎える(再起動してもゲームを遊ぶ事ができないダウンタイムになっており、復帰まで24時間超もアクセス不能の状態が続いた)。

チャプター2

シーズン1「新世界」

キャッチコピーは「新世界」である。

チャプター1のシーズンXでゲームが停止後、24時間以上経ってから配信開始。
プレイヤー達のバトルフィールドになる島は、チャプター1のシーズン1のものとほぼ相違ない姿に戻った。
それと同時にゲームシステムが大幅に変更されたが、物語としてはシーズンXに登場したビジターの結末など、気になる事がなにも語られていない。

シーズン2「トップシークレット」

キャッチコピーは「トップシークレット」となる。

映画『007』シリーズのような対立するスパイ組織「ゴースト」と「シャドウ」が登場。
プレイヤーはシーズン期間中、どちらの所属になるかを決め、敵対スパイ組織のプレイヤーおよびNPCキャラを倒す事になった。

シーズンの終わりでは、ゴースト所属のエージェント「マイダス」の手によって、島に迫るストームを打ち消す作戦が行われるものの失敗。島のほぼ全域が水没してしまうという結果に終わった。

シーズン3「スプラッシュダウン」

キャッチコピーは「スプラッシュダウン」である。
シーズン2のストーム打ち消し作戦の失敗により、島の大半が水没した状況でシーズンが始まり、現実の時間の進行と共に水が引いていった。
それ以外の物語進行は特に存在しない。

シーズン4「ネクサス・ウォー」

キャッチコピーは「ネクサス・ウォー」である。
本シーズンでは、物語レベルで『マーベル・コミック』のヒーロー達とクロスオーバーとなっている。
『Fortnite』に『マーベル・コミック』の世界から、一柱の宇宙魔神が襲来してきた。
その名は「ギャラクタス」。宇宙的パワーによって時空を支配し、自身の大きさを自由に変え、生命すら創造するギャラクタスは、その強大な身体を維持するために惑星のエネルギーを必要とし、次々と銀河の生命あふれる惑星を襲って食べ尽くしてきたのだ。

そんなギャラクタスは『Fortnite』世界のゼロポイントに惑星そのものと同等のエネルギーがある事を知ってしまった。
ゼロポイントのエネルギーを吸収せんと迫るギャラクタス。
このままでは『Fortnite』世界が滅びてしまう。

しかし、魔神であるギャラクタスが相手では、スーパーヒーローならざるプレイヤー達だけではどうにもできない。
そんな時、異次元から『マーベル・コミック』が誇る正義のスーパーヒーロー達「アイアンマン」や「ウルヴァリン」が登場。その超人的な力でギャラクタスに立ち向かい、さらにプレイヤーのために戦闘用に改造されたバトル・バスを10億台提供。

プレイヤー達は、この改造バトル・バスに乗り込み、スーパーヒーロー達の援護を受けつつ、惑星サイズに巨大化したギャラクタスと対峙した。
こちら側の作戦は10億台のバトル・バスによる大特攻。もちろん衝突前にプレイヤーは脱出できるプランだ。

作戦は決行され、10億台のバトル・バスは超強力爆弾を抱えて、ことごとくギャラクタスの口の中へ突入。
さしもの「宇宙魔神」もこれにはたまらず、大爆発を起こした。それでも倒すには至らなかったが、強力なエネルギー放射によって時空の裂け目を作り、ギャラクタスを『マーベル・コミック』の世界へ追い返す事に成功。

役目を終えたスーパーヒーロー達も、島に帰還するプレイヤー達を見届けた後、ギャラクタスを追って『マーベル・コミック』の世界へ帰っていった。

シーズン5「ゼロポイント」

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@takamura1282o2

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