Gears of War 2(ギアーズ オブ ウォー2)のネタバレ解説・考察まとめ
『Gears of War 2』(ギアーズオブウォー2)は前作『Gears of War』 の続編であり、エピックゲームズが開発し、マイクロソフトから発売されたXbox 360用のアクションアドベンチャーゲームである。日本語版のキャッチコピーは「あがけ、生きろ」。地下資源を巡って日々戦争を繰り広げる人類に対し、突如現れた謎の生命体「ローカスト」。ローカストの攻撃によって絶滅の危機に陥った人類は、報復として彼らの本拠地を爆弾で破壊する。両者生き残りをかけた壮絶な争いが始まった。
『Gears of War 2』の概要
『Gears of War 2』(ギアーズオブウォー2)は前作『Gears of War』 の続編であり、エピックゲームズが開発し、マイクロソフトから発売されたXbox 360用のアクションアドベンチャーゲーム(サードパーソン・シューティングゲーム)である。
ゲームエンジンの「アンリアルエンジン3.5」によるグラフィックの強化と描画力の向上でキャラクターを10体程度しか表現できなかった前作とは違い、同時に数十体表現可能になり、大規模な戦いを表現できるようになっている。
より快適に動作するようになったカバーアクションや新たなモーションのミートシールド、マルチプレーに新たな楽しさを生み出した「ホード」による協力プレーなど後々のナンバリングタイトルのゲームプレーを決定づけた作品となっている。
2008年11月7日に北米、ヨーロッパ、アジアにて同時発売された。日本版は2009年7月30日に、海外でDLCとして発売されたマルチプレイヤー用マップパック3種と、新チャプター『ネクサスへの道』を同梱した拡張ディスク「All Fronts Collection」を一枚のゲームディスクに収録して発売された。
地下資源を巡って日々戦争を繰り広げる人類に対し、突如現れた謎の生命体「ローカスト」。ローカストの攻撃によって絶滅の危機に陥った人類は、報復として彼らの本拠地を爆弾で破壊する。両者生き残りをかけた壮絶な争いが始まった。
『Gears of War2』のあらすじ・ストーリー
地球によく似た惑星「セラ」に住む人類はイミルシュオンという地下資源をめぐって世界中を巻き込んだ戦争を行っていた。各国が戦争中の中ある日「ローカスト」と呼ばれる謎の生命体による攻撃を受ける事になる。
ローカストの攻撃によって最初の24時間で人類の25%が死亡し人類の世界大戦はここに終結する。のちに「エマージェンスデイ」と呼ばれるこの出来事ののち、人類の絶滅のみが目的のローカストを前に人類は為すすべもなく劣勢に追いやられていく。
人類はローカストに反撃するために敵の住む地下世界に「ライトマスボム」を使用する「ライトマス作戦」によって敵を一網打尽にする計画を立てる。実行部隊のマーカス・フェニックス率いるデルタ部隊が、ライトマス爆弾によってローカストの指揮官・ラーム将軍の撃破とローカストの殲滅に成功した統一連邦政府(COG)であったが、破壊できたのは一部の戦力だけでありローカストは未だ健在であった。
ローカスト軍は反撃のために人類最後の砦であるハシントに総攻撃を仕掛ける作戦を開始し、人類もローカストの本拠地ネクサスに対して地下に総攻撃を行う作戦に出る事となる。両軍ともに本拠地に対し攻撃に出ることで大規模な戦闘になっていくのであった。
ACT.1 標的
ハシントにある病院を警護する任務に就いているマーカス・フェニックスとドミニク・サンチャゴ(愛称ドム)、そしてアーニャ・ストラウド。ドムはアーニャにローカストが戦争を仕掛けてきたときに生き別れた妻のマリアの捜索を手伝ってもらっている。その3人の前に新人の兵士であるベンジャミン・カーマインが援軍として参加するために重い荷物を持って現れた。マーカスは兵士であるが実戦経験のないカーマインを訓練するのであった。
その時病院はローカストの襲撃に遭った為、新人のカーマインを待機させ、襲撃してきたローカストに反撃するためマーカスたちは病院内に入る。そこには顔にタゥーの入った歴戦の兵士タイ・カリーソがいた。三人でローカストをなんとか撃退し、待機していたカーマインと合流した。
その時司令部のアーニャから連絡が入る。ドムの妻マリアが病院から2~3日前にいなくなったという報告であった。もうすぐ見つけられるという期待が外れ、ドムは怒りに任せて近くにある車を殴りつけるのであった。
その頃、統一連合政府軍は起死回生の策として大量の兵士を地底へ直接突入させてローカストの本拠地を叩く作戦を可決する。作戦実行の日、兵達は指導者のプレスコット議長の演説もあって皆が士気高く、人類の明日を勝ち取る為に意気込んでいた。
マーカス、ドム、カーマイン、タイの4人は地底進行作戦に参加するために集合場所にレイヴンで移動する。到着した一行の前にディジーというハットを被った中年の兵士が待ち構えていた。
彼は作戦に必要な地底掘削用ポッドを積んだアサルトデリックという車両の運転手でる。
4人を乗せたアサルトデリックの進行を邪魔するようにローカストの大軍が押し寄せる。
作戦地点に到着したデルタ部隊はポッドに乗り込み降下の準備を開始する。そこにローカストの指揮官スコージが単身アサルトデリックに乗り込んできた。
ポッドの起動を邪魔させまいとディジーとタイが応戦するも苦戦している。
それを見たマーカスは助けに行こうとするが、ポッドの安全装置が作動していて身動きが取れない。どうすることもできずポッドは起動し地底へと射出された。
ACT.2 地底の居住者
地底に到着したマーカスとドム。通信は地上とは繋がらない状態であったが、近距離の通信は可能との事だった。別のポッドで地下に潜っていたカーマインと連絡は取れたものの、大きくコースを外れてマーカス達とはぐれてしまった。
マーカスとドムははぐれたカーマインとの合流を急ぐ。
カーマインを発見したマーカス達であったがカーマインはローカストに囲まれていた。包囲していたローカストを撃退したマーカスはカーマインと合流して先を急ぐ。
マーカスの元に回復した司令部の通信から連絡が入る。イリマシティーで地震が発生しているという情報と、ドムの妻が地下に避難している難民達と一緒に行動しているかもしれないという情報だった。
ドムは期待と不安を胸に更に地下奥深くと進むのであった。
地下にはローカストの建造物が建っており、そこにはローカストの司祭カンタスが待ち構えていた。絶叫を上げながら仲間のローカストを集めるカンタスに手を焼くマーカス達であったが、なんとか地下の最深部にたどり着いた。
大きな門を開けるとスコージが巨大なワーム(リフトワーム)を操っている。ローカストはリフトワームを利用して街を陥没させ、最後にハシントを沈める作戦を行っていた。先程の地震はリフトワームの所為であったのだ。
ワームの掘った穴から地上に出たマーカス達は壊滅したイリマシティーを通り、仲間と合流を図ろうとするとそこにはオーガスタス・コールの姿があった。コールからべアードがローカストに捕まっているという事を聞き、べアードを探す事になる。
一行はまた地下に戻りべアードが捕まっている檻を発見した。べアードは無事のようだ。他に捕虜はいないか探す途中で、捕虜輸送船を乗っ取る事に成功。その中にはタイが捕まっていた。
タイを檻から逃すも全身傷だらけで激しい拷問を受け、どうも様子がおかしい。タイに銃を渡し脱出するようにマーカスが言ったその時、タイは自ら頭に銃を撃ち命を絶った。タイを失ったデルタ部隊はなんとか地上に脱出しレイヴンに乗った。
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目次 - Contents
- 『Gears of War 2』の概要
- 『Gears of War2』のあらすじ・ストーリー
- ACT.1 標的
- ACT.2 地底の居住者
- ACT.3 垂れこめる暗雲
- ACT.4 巣窟
- ACT.5 予期せぬ結果
- 『Gears of War 2』のゲームシステム
- 移動速度
- カバーアクション
- アクティブリロード
- ローディーラン
- 処刑
- ミートシールド
- レベルデザイン
- マルチプレイヤー
- キャンペーン
- 対戦モード
- ウォーゾーン
- エクセキューション
- ガーディアン
- サブミッション
- アネックス
- キング・オブ・ザ・ヒル
- ウィングマン
- HODE(ホード ) モード
- 『Gears of War 2』の登場人物・キャラクター
- COG(統一連邦政府)および人類
- マーカス・フェニックス
- ドミニク・サンチャゴ
- オーガスタス・コール
- デーモン・ベアード
- ベンジャミン・カーマイン
- タイアロア・カリーソ
- ディジー・ウォーレン
- アーニャ・ストラウド
- ビクター・ホフマン
- リチャード・プレスコット
- マリア・サンチャゴ
- アダム・フェニックス
- ジェイソン・ストラットン
- ナイルズ・サムソン
- フランクリン
- ローカスト
- ドローン
- グレネーディア
- スナイパー
- ビーストライダー
- フレイム・グレネーディア
- ブーマー
- グラインダー
- フレイマー
- ブッチャー
- モーラー
- カンタス
- ティッカー
- レッチ
- セロン・ガード
- パレスガード
- ネーマシスト
- サイア
- ロックワーム
- リフトワーム
- ネーマサイト
- ミラ
- スコージ
- 『Gears of War 2』の武器
- ライフル系
- ランサーアサルトライフル
- ハンマーバーストII
- ナッシャーショットガン
- ブームショット
- ロングショット スナイパーライフル
- スコーチャーフレイムスロウワー
- トルクボウ
- ドーンハンマー
- ハンドガン系
- スナッブピストル
- ボルトックピストル
- ゴルゴンピストル
- グレネード系
- スモークグレネード
- フラググレネード
- インクグレネード
- 銃火器 その他
- 迫撃砲
- マルチャー
- チェーンガン
- トロイカ
- ブームシールド
- 車両・搭乗物・動物兵器など
- キングレイブン
- アサルト・デリック
- グラインドリフト
- ケンタウロス
- リーバー
- ヒドラ
- ブルマック
- ガンボート
- ビースト・バージ
- 『Gears of War 2』の用語
- イミュルシオン
- 肺さび病
- ライフボート プログラム
- ローカスト
- 陥没エリア
- 地底の嵐作戦
- レーザー雹
- ネクサス
- ランベント
- 『Gears of War 2』のダウンロードコンテンツ
- ネクサスへの道(追加ステージ)
- 『Gears of War 2』の裏話・トリビア・小ネタ/エピソード・逸話
- 携帯電話の着信ボイスが存在していた
- 『Gears of War 2』のBGMが日本のドラマ『BOSS』でBGMとして使用されている