ソニックアドベンチャー2(Sonic Adventure 2)のネタバレ解説・考察まとめ

『ソニックアドベンチャー2(Sonic Adventure 2)』とは株式会社セガより2001年6月に発売されたアクションゲームである。2001年6月にドリームキャスト用として発売された後、同年12月にはゲームキューブ用に『ソニックアドベンチャー2 バトル』が発売された。また2012年10月にPlayStation 3用、Xbox 360用がダウンロード版として販売された。前作『ソニックアドベンチャー』の続編ではあるが、ストーリー的繋がりは無く本作からでも楽しめるゲームである。

目次 - Contents

ソニック

CV:金丸淳一

正式名称はソニック・ザ・ヘッジホッグ。猛スピードでステージを疾走する音速ハリネズミ。今作ではダークサイドの操作キャラクターであるシャドウとほとんど同様の操作仕様となっている。スピンダッシュ、スピンジャンプ、スピン移動といった得意技を持っている。また、今作では新たに階段の手すりなどのレールを滑るグラインド、足元の狭い部分を潜り抜けるサマーソルトが新技として加わっている。自由奔放な性格で人生は冒険の連続だと捉えているが、少々気の短い一面も持っている。弟分のテイルスやソニックを追いかけまわすエミーなどが困っていては放っておけない優しさも持ち合わせている。いつもはお調子者でサバサバしているが、いざというシーンでは高速で相手を倒し事件を解決し周りには頼りされている。ゲームの最後ではカオスエメラルドの力で黄金に光り輝くスーパーソニックとなる。

テイルス

CV:村田あつき

正式名称はマイルス "テイルス" パウアー。ソニックの弟分。今作ではダークサイドの操作キャラクターのDr.エッグマンと操作仕様はほとんど同一である。2本の尻尾という身体的特徴があるが、今作では尻尾を生かした飛行アクションは無い。心が優しく弱気な性格、メカニックが得意。今作のテイルスは、歩行型メカ「サイクロン」に搭乗してのシューティングアクションとしての操作となっている。ステージ上ではサイクロンに搭乗しているが、チャオガーデンでのみサイクロンから降りた状態でプレイが可能。

ナックルズ

CV:神奈延年

正式名称はナックルズ・ザ・エキドゥナ。ソニックのライバルにあたるハリモグラ。今作ではダークサイドの操作キャラクターのルージュとほとんど操作仕様は同一である。ルージュとマスターエメラルドの欠片を奪い合う形で主にストーリーが進んでいく。また、今作のナックルズは前作『ソニックアドベンチャー』よりもさらに面白おかしい演出が多い。Dr.エッグマンに奪取されそうになったマスターエメラルドを自らの手で破壊したり、宇宙へ向かうロケットを焦って操作したり愉快な一面が描かれている。

シャドウ

CV:遊佐浩二

正式名称はシャドウ・ザ・ヘッジホッグ。ビジュアルがソニックと瓜二つ。天才科学者Pr.ジェラルドが創り出した究極生命体である。カオスエメラルドの力を利用して瞬間移動する「カオスコントロール」を使うことができる。

ルージュ

CV:落合るみ

正式名称はルージュ・ザ・バット。ワイルドかつセクシーな女コウモリキャラクターであり、宝石専門のトレジャーハンター。砕け散ったマスターエメラルドの欠片をナックルズと奪い合う。欠片の捜索と同時に大統領のスパイ業務も兼ねてDr.エッグマンの悪だくみに加担することになる。

Dr.エッグマン

CV:大塚周夫

本名は不明、通称Dr.エッグマン。自称悪の天才科学者。メカニックが得意で自分の企ての為にあらゆるロボットを開発する。今作では破壊兵器エクリプスキャノンを稼働させるためカオスエメラルドを集めている。また、今作から操作キャラクターとして登場することになった。性格は前作『ソニックアドベンチャー』よりシビアになっている。しかし、詰めが甘いところは変わらず憎めない悪役である。

その他キャラクター

エミー

CV:川田妙子

正式名称はエミー・ローズ。ソニックに好意を抱いてお追いかけまわしているお転婆ハリネズミ。元気いっぱいで勢いがすごい。エミーの勢いにソニックも気圧されてしまう。前作『ソニックアドベンチャー』では操作キャラクターであったが、今作では操作キャラクターから外されている。しかし、ストーリー上ソニックたちとほとんど行動を共にしている。

マリア

左がマリア(右はPr.ジェラルド)

5osrtykmr
5osrtykmr
@5osrtykmr

Related Articles関連記事

ソニックアドベンチャー(Sonic Adventure)のネタバレ解説・考察まとめ

ソニックアドベンチャー(Sonic Adventure)のネタバレ解説・考察まとめ

『ソニックアドベンチャー(Sonic Adventure)』とは、株式会社セガ・エンタープライゼスより1998年に発売された3Dアクションゲームである。1998年にドリームキャスト用に発売されたのち、2003年にはゲームキューブ用として『ソニックアドベンチャーDX』がリメイク版として発売された。ソニックシリーズとして初めての3Dゲームであり、さらにゲームキャラクターに対して声優が用意されソニックシリーズの進展を象徴する作品となった。高速で躍動するキャラクターを操る爽快感に多くの支持を得ている。

Read Article

ソニック スーパースターズ(Sonic Superstars)のネタバレ解説・考察まとめ

ソニック スーパースターズ(Sonic Superstars)のネタバレ解説・考察まとめ

『ソニック スーパースターズ』とは2023年にArzestが開発してSEGAから発売された横スクロールハイスピードアクションゲーム。自然豊かな南国の島、ノーススター諸島を舞台にドクター・エッグマンの野望を阻止すべくソニック達が疾走する。シリーズ初の4人同時協力プレイと新要素の分身や液体化などの様々な力を発揮するエメラルドパワーを楽しむことができる。対応プラットフォームはPlaystation 5、Playstation 4、Nintendo Switch等。

Read Article

ソニックフロンティア(Sonic Frontiers)のネタバレ解説・考察まとめ

ソニックフロンティア(Sonic Frontiers)のネタバレ解説・考察まとめ

『ソニックフロンティア(Sonic Frontiers)』とはSEGAより2022年に発売されたアクションアドベンチャーゲーム。ソニックシリーズの1作に当たる「縦横無尽な新境地アクションアドベンチャー」。スターフォール諸島の古代テクノロジーを狙った悪の科学者「Dr. エッグマン」だったが、電脳空間に飲み込まれてしまう。一方、仲間と共にカオスエメラルドを追って同じ島にやってきていた史上最速の「ソニック・ザ・ヘッジホッグ」も同じ事態に巻き込まれ仲間と逸れてしまう。ソニックは謎の声に導かれ疾走する。

Read Article

【ピクミン】おすすめのGAMECUBEソフトを紹介!マニアックからメジャーまで!【スマブラDX】

【ピクミン】おすすめのGAMECUBEソフトを紹介!マニアックからメジャーまで!【スマブラDX】

2001年に発売されていた据え置き型ゲーム機の「NINTENDO GAMECUBE」。低迷期でもあったため販売量はおよそ400万台とあまり振るわなかったが、対応ソフトには「マリオ」「ゼルダ」「ソニック」「ボンバーマン」など、任天堂の看板キャラクターたちのゲームが揃っている。本記事ではぜひプレイしてほしい、おすすめのGAMECUBEのソフトを厳選して紹介する。

Read Article

ソニック・ザ・ヘッジホッグの豆知識・都市伝説まとめ【あなたは知ってる?】

ソニック・ザ・ヘッジホッグの豆知識・都市伝説まとめ【あなたは知ってる?】

ソニック・ザ・ヘッジホッグは『ソニックシリーズ』の主人公で、セガの看板キャラクターである。青いハリネズミを擬人化したキャラクターであり、マッハ1を超えるほどの走行能力を有する。ボール状に丸まって体当たりすることもでき、作品によっては敵を追尾するホーミングアタック能力もついている。ここではソニック・ザ・ヘッジホッグの豆知識・都市伝説をまとめた。

Read Article

【シーマン】シュールさが売り!?ドリームキャスト用ソフトの累計売上ランキングTOP50まとめ【ソニック】

【シーマン】シュールさが売り!?ドリームキャスト用ソフトの累計売上ランキングTOP50まとめ【ソニック】

ドリームキャストとは、1998年に「セガ・エンタープライゼス」から発売された据え置き型ゲーム機である。国内では約280万台を売り上げ、ソフトに関してはセガの代表的なキャラクターである『ソニック』シリーズのアクションゲームや、謎の人面魚「シーマン」を育成するシミュレーションゲームが話題となった。本記事ではドリームキャスト用ソフトの累計売上ランキング、TOP50をまとめて紹介する。

Read Article

目次 - Contents